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クッキー・エピソード

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クッキーのエピソード

本能のまま生活や仕事をする。基本的に自分の世界の中で生きている。クッキーにとって、どこにでもある原料を形作り、魂を与える過程ほど楽しい事はない。


Ⅰ.心の記念

眉、目、鼻、唇。


グリム大佐は目の前の彫像を隅々まで撫でた。瞬きもせず見つめる瞳と少し震える指先から、彼がこの彫像の美しさによって完全に征服された事が窺える。


「彼女は誰ですか?聖書の中の天使ですか?」

「いいえ、その原型は――」


答えようとした瞬間、御侍はこっそりと私の裾を引っ張った。


「私たちの彫刻の先生です」

御侍は小声でそう答えた。


「つまり、この教会は彼女の指導のもと、設計し完成させたのですね?」

「……はい。しかし、まだ完成していません。まだまだ改善する必要があります……」


御侍は目線を逸らし、俯いて彼女の分厚い眼鏡を上げた。そして慌てた様子で、取れない汚れがついた手を背後に隠した。


「この手紙を貴方達の先生に渡してください。私は彼女の設計が好きで、芸術について彼女と交流したいと伝えてください。彼女が帰ってきましたら、またお伺いします!」


グリム大佐を教会の入口まで送り届け、彼はすぐさま馬に跨って帰っていった。


視察しに来た王室の者がようやく去って、私は少しホッとした。振り向くと御侍が手紙を持ったままボーっと遠くを見つめていた。見ていたのはグリム大佐が向かった方角だった。


私は彼女の目の前で手を振った。


「御侍?」


彼女は驚き、慌ててこちらを一目見てから、すぐに俯いた。

「行こう、今日の仕事まだ終わってないし」

彼女の真っ赤な耳たぶを興味深く見ながら、後を追った。


「何故正直に言ってくれないのかしら?」

「なっ、なんの事よ……」


御侍は振り返らず小走りで進んだ。


「あなたは知っているでしょ?私が彫刻した全ての彫像の原型はあなた。他の人間の眉や目なんて、気にも留めないわ」


彼女は突然足を止めた。


クッキー……」

「何かしら?」

「私を彫像の原型として考えている人なんていないわよ、この世にはいないのよ……」


振り返った彼女は、目が赤くなっていた。


私は意味が分からず、彼女を見つめた。


「他人の意見なんて、そんなに気にする必要あるのかしら?私よりあなたの心の姿をわかっている人なんているわけないじゃない」

「……心……心って、何の役に立つのよ?もういい、あなたには永遠にわからないわよ、きっと」


彼女は口を歪ませ、手紙を握り潰して、咽び泣きながら遠くへ走って行った。

Ⅱ.審美の装飾

こうして、訳がわからないまま私と御侍はかつてない程にギクシャクし始めた。加えてこの教会の設計はもうすぐ終わるため、私は余計に出歩くのが億劫になり、毎日彫刻室の中で小さな作品を彫って時間を潰した。


ある時、「不注意」で彫ったキツネに生気を与えてしまった。それは室外に出て、ちょうど顔を綻ばせながら伝書バトを抱えて歩く御侍にぶつかった。


彼女は私の懐のキツネを見て、少しだけ喜びの表情を浮かべた。だけど何かを思い出したように、顔色が突然暗くなり、急いで離れていった。


「この手も効かないのね、前まで彼女はあなたたちの事が大好きだったのに」


私はぶつぶつと独り言を言いながら、キツネを抱え直して仕方なく息を吹いた。それはバタバタと動いて、何回か鳴いた後、すぐに目から光が消え、普通のキツネの彫像に戻った。


キツネの彫像を下ろして、思案しながら御侍の部屋に行った。彼女は机の前に座って何かを書いているようだったが、私が突然来たのを見て、急いで体でそれを隠した。


「な、何をしに来たの?」

「まだあの大佐と連絡を取り合っているの?」

「……」

「存在しない“先生”としてかしら?」

「……あなたには関係ないでしょ」


「このままじゃ、彼のあなたに対する誤解はますます深くなるけれど、本当にそれで良いの?」

「こうする以外、どうしたら良いの?もう他の選択肢なんてないわ!」

「本当のことを言ったら良いわ。彼はあなたの才能を心から認めているのだから、あなたの知己という事になる。当然あなたを理解してくれるわ」

「ダメよ、もし彼に言ったら……」


御侍は口を開いたが、全ての仮説を飲み込んで、顔を背けた。

「とにかく、彼には言わないわ」


生まれて初めて、人間のように胸中でため息をついた。


「あなたが本当に必要なら、あなたの外見をあの彫像と同じにする事も出来るわ」


御侍は勢い良く振り向いた。


「でも、あなたは生き地獄を味わう事になるわ」

「何も怖くないわ!」


Ⅲ.完璧なテーマ

私には永遠に理解できない。人間が完璧を追い求めて何の意味があるのか。


神は芸術に不完全な美しさを持たせるために、惜しまずヴィーナスの両腕を切った。どうして生まれつき余白のある人間が、不完全である事の重要性を理解してくれないのかしら。


もう良いわ、彼女の好きにさせる。いずれにしても、食霊としての最優先事項は御侍の願いを叶える事。


私は頬杖をついて、手でナイフを弄りながら、目の前でポーズをとって軽く歌を口ずさんでいる御侍を漫然と眺めていた。


しばらくして、耐えられない倦怠感がこみ上げてきて。私はナイフを置き、あくびをして立ち上がって外に出た。


「えっ?クッキー、どこに行くの?」

「疲れた、また明日にするわ」


何度も御侍に彫刻のモデルになって欲しいとお願いしてきたけれど、一度も応えてはくれなかった。今彼女が自分から望んでモデルになっているというのに、私にはもうその顔を彫りたいという気持ちはなかった。


彼女の願いを叶えた後、私と御侍の関係は改善されるどころか、ますます疎遠になった。


本当に思いがけない展開になってしまったわ。




「本当に、私と一緒に来ないの?」


教会の前、風が彼女の毛先に吹いていた。彼女は私の手を引いて、精巧な眉目で憂い悲しむ様子で私を見ていた。私は最後の引き留めをしていた。


「奥様、行きましょう、大佐が馬車で待っています。この教会はいつでも来られますから」

男の召使いが前に出て、恭しく彼女の荷物を受け取った。


「何かあったら、手紙を書いて。私はここにいるわ」

私は淡く笑みを浮かべた。

御侍は躊躇いながらも頷き、私を抱きしめた。

「ありがとう、クッキー


喉を詰まらせながら私の耳元で彼女は言った。それから振り向いて唇を噛み締めながら馬車に向かって走った。



だけど、彼女が本当に涙を落とすはずがないと私は知ってる。


風が私たちの急速に開いた距離を通り抜けてった。どういうわけか、私の心の中はかえって楽になった。


久しぶりに歌を口ずさみながら、彫刻室に戻った。


その後の時間の中でも、私には私の作る彫像達があった。それらは全て真実で、それらは決して私を裏切る事はない。私は依然として安全で悠々としていた。


Ⅳ.面白い機能

どれ程の時間が過ぎて、外の世界でどんな変化が起きたかなんて、私は気にしない。ただ、時々、何もする事がないから退屈を感じる事はある。


このような時、私は手慣れたように小さなキツネを彫る。ただの石から少しずつ生気を帯び始め、デスクから飛び降り、教会の外に走って行った。


私はそれの後について行く。私をどこに連れて行くか分からない、こんな未知こそが私にインスピレーションを与えてくれる。


この追いかけっこはとても楽しくて、飽きない。ただ最近はちょっとした意外な事が起きた。


私のキツネはまだ教会から出ていないのに、入口の人影に驚いて地面に倒れ込み死んだふりをし始めた。


来訪者はそれの首根っこを掴んで持ち上げ、それのもがく抵抗をものともせず観察をしていた。私はその者の前に行き、相手の手からそれを救い出して、慰めた。


「それは何ですか?」相手が口を開いた。


声を聞いて私はやっと顔を上げた。


ドアの向こう、雲が太陽を覆い隠しているため、逆光だった相手の正体が露わになった。


彼女は炎のように輝く赤い髪を持っていて、赤い目の下には金色の光が煌いていた。黒いドレスの裾が地面に垂れ、すらりと優美な姿を描いた。彼女は穏やかに見えるが、他者を寄せ付けないオーラを放っていた。


彼女の鼻先には赤いそばかすが点在しており、可愛らしいそれらによって独特の雰囲気を醸し出していた。


私は久しぶりにこんなにも創作欲がわき上がるような眉目に出会った。


「それは何ですか?」

彼女はもう一度聞いてきた。

「キツネよ、気に入ったのかしら?ならあげるわ」

キツネを彼女の懐に押し付けた。


だけど、彼女は首を横に振った。

「それは死物です」

「あら?」これは面白い。

「大勢の人に会ってきたけど、それに気付いたのはあなたが初めてよ」

「ミドガルに現れた死体も、同じです」

彼女は起伏のない声で話した。

「あら……それらでさえ、あなたに気付かれてしまったのね」


「往生者たちの魂をここに閉じ込めて、彼らの身体を話せる死物に変えた」

「往生者……あの人間たちの事かしら?そうよ私が作った」


私は髪を耳に掛けた。


「どうしてそうしたのか聞きたいのかしら?簡単な事よ、私は食霊だから、人を助けるためにそうしたまでよ」


話し終えるより先に、首元から灼熱を感じた。長い針が私の喉に差し掛かっていた。


顔を上げると、彼女は無表情でただ小首をかしげていた。


「原因と結果を教えてください、隠し立てしてはなりません」


私は急に笑い出した。


「あなたは誰?言う通りにして欲しいのなら、せめて理由を言ってくれないかしら?」


笑いながら私が指を曲げて誘うと、教会の両側の壁に一つずつある彫像が活性化した。天使だろうが、悪魔だろうが、こんな時はどうだって良いわ。私の役に立つのならそれで良い。


「行け、任せたわ」


大天使と大悪魔が彼女を取り囲んだ。


私はキツネを抱いて遠くのベンチに座った。


「彼女の顔を傷つけないように気をつけてよ」


Ⅴ.クッキー

ミドガル市内に神秘的な古い教会があった。


その神秘たる所以は、独特な造形と教会内に並んでいる大小様々な彫刻にある。


噂によると、若い女は自分の外見に不満があれば、ここに来て神様に祈願すると、驚くべき容姿を手に入れられるとされている。


この奇妙な能力の裏には、一つの物語があった。


この古い教会の最初の設計者は庶民の女の子だった。彼女の容貌は平凡だったが、才能に溢れていたため、グルイラオの皇室に派遣されてこの教会を建造した。


工事の進捗を視察に来た一人の大佐は、彼女の自由闊達で躍動感にあふれている設計に深く惹きつけられた。二人は会った事はなかったが、手紙でやり取りを続け、まるで知己に出会ったかのようだった。


しかし、彼女の容貌は平凡だったため、本当の自分が大佐のお眼鏡に叶うか深く心配していた。ある日、彼女は聖堂の中で神様に祈った、どうか大佐に見合う容貌を手に入れられますようにと。


なんと、神様は本当に福音をもたらした。女の子は夢にまで見ていた容姿を手に入れた。彼女はついに大佐と対面し、予想通り大佐は彼女に一目惚れした。女の子は皇室に嫁ぎ、大佐と一緒に幸せで円満な日々を過ごすようになった。


この逸話はミドガルで密かに広まった。すぐにこの教会は若い女の子が巡礼する聖地となった。


残念なことに、この物語の幕引きは美しいとは言えなかった。


女の子は大佐に嫁いで一年足らずで突然突拍子もなく失踪した。大佐は様々な力を集めて探したが、見つける事が出来なかった。


そしてその時から、古い教会で奇妙な現象が起き始めた。


礼拝の時、突然教会の中の彫像がポーズと表情を変え、笑顔から泣き顔になったのを見た人がいた。夜中、誰もいないはずの教会からコンコンと彫刻をしている音が聞こえた。極めつけは、深夜の教会で見たこともない若い女性が何か彫っているのを見た人もいたらしい。


大佐夫人が何か不慮の事故に遭い、魂がここに戻って生前のまだ終わらせていない仕事を続けているのではと、噂されている。


「……これらの奇妙な出来事が発生した後、その教会に礼拝に行く信者が少なくなり、教会も段々と荒廃していったそうよ。だけれど、ミドガルの貴令嬢の中には、美しい容貌が欲しいなら、大胆にその教会に行って祈るといいという話が広まっているの――私が知っている噂はこれぐらいですわ」


パフェはティーを一口飲んで、カップを下ろした。


綿あめは自分の鳥肌を撫でながら口を開いた。

「もしかしてあの日ターダッキンを傷つけたのは、実は大佐夫人の霊だったりして?」

「生身の人間の力と私たち食霊とでは天と地程に違いますわ。幽霊なんかでターダッキンを傷つけられると思うのかしら?」

「じゃあ……」

「あの教会は、強い霊物の縄張りのはずですわ……堕神それとも食霊かはまだ定かじゃないけれど」

「そうだ、ザッハトルテもそう言ってた!」


ターダッキンは相変わらず言いたがらないの?」

綿あめは悩まし気に頷いた。

「うん、ターダッキンはバリアは張ったって言ってた。もう誰も近づけさせないから、綿あめたちにもこれ以上追及しないでって。これからもう新しい失踪事件は起きないらしいよ」


「それなら……彼女はもうこの件を解決出来たということかしら?」



涅槃葬儀屋。


絶え間ないノック音でターダッキンは起こされた。彼女はとある夢から帰ってきたばかりのようだった。珍しく微睡んでいてしばらくしてからようやく体を起こして、のろのろとドアを開けに行った。


ドアを開けた先にあった物をもし他の誰かが見たら、きっと驚きのあまり心臓が飛び出してしまうだろう。


等身大の彫像が自分と静かに向き合っていたーーしかもその彫像は自分と同じ顔をしていた。


ターダッキンは一秒呆気にとられたが、すぐに彼女は手を上げて炎を遠慮なく「自分」の方に振るった。その瞬間、彫像は目の前でバラバラになり、黄色の塵と化して消え失せた。


彼女が戻ろうとした時、足元に違和感があった。


足元を見ると、黄色の小さなキツネがカードを咥えたまま、自分の足首を抱いて放さないでいた。


ターダッキンは仕方なく身を屈めて手を伸ばした。キツネは、すぐさま彼女の手のひらに飛び乗った。ターダッキンがカードを取った次の瞬間、キツネは姿を消した。手のひらにはキツネの形のクッキーしか残らない。


「この彫像もイヤ?なら、今度もっと良い作品を作れたら、また送るわ」

手紙にはこの一言だけ書かれていた。


ターダッキンはドアを閉め、クッキーとメモをテキトーにテーブルに投げ捨て、部屋に戻って寝始めた。


彼女は久しぶりに大量の力を使って戦ったため、この数日間はゆっくり休んで、誰にも会いたくなかった。


ベッドで横になった後、彼女は突然クッキーとの戦い終わった後の場面を思い出した。


瓦礫や残骸で溢れた教会内、二人とも息が上がっていて、クッキーは石柱にもたれかかって、風をあおいだ。


「勝てないし、もう良いわ」

「どうしてそんなことをしたのか教えてください」

彼女はザッハトルテに約束していた、今回の失踪事件の元凶を突き止めると。


「面積の多少、時間の長さに関わらず、体の一部が彫刻に変われば、その部分は全ての知覚を失う。魂と引き換えに容姿を求める人間たちが、これを知らなかった筈がないでしょう?」


ターダッキンは更に続ける。


「あの女の子たちは、美しさのもたらす良さを一旦味わってしまうと、抜け出せなくなって、あらゆる生命力を彫り尽くさないと気が済まなくなっていた。彼女たちは美貌のため、むしろ喜んで自分の本当の身体と魂を捨て、感覚がなく見た目しか取り柄のない砂礫に変わった……最終的に身体が崩壊して砂になる。これが彼女たちの運命でしょう?」


しかし、クッキーは彼女の問いかけに答えず、笑いながら聞き返した。


「人間というのはこういう生き物よ。彼らは自分たちが選んだ物しか追い求めない。あなたと私が大切にしている魂を、彼らはいつも簡単に捨ててしまうわ。それなら、私のところできちんと管理した方が……幸いにも恒久の美を咎める事はできない。私の言っている事は正しいでしょ?」


彼女たちは初対面だった。ターダッキンザッハトルテを手伝うと約束した。失踪して家に灰だけを残した少女たちの痕跡を追って、ここまで来た。


彼女とクッキーはお互いの過去を知らない、相手の身分もわからない。しかし、わずかな会話だけで、互いに相手は自分と同じ見方で世界を見ているのだと気付いた。


「これからは、貴方にそんな機会を与えたりしません」

ターダッキンは淡々と言い捨てた。

「問題ないわ」

クッキーはストールを掛け直しながら言った。


「ここ数年退屈していたのよ。あなたの顔は、あの人たちよりずっと面白いわ。そうだ、あなたの名前は?あなたもミドガルに住んでいるのかしら?時間がある時に、モデルになってくれない?私はクッキーよ、美味しいクッキーが作れるわ」


ターダッキンは悪魔の彫像の残骸を蹴って、大股で外に出て行った。


「あら、もしあなたが私のモデルになってくれるのなら、どうしてこんな事を始めたのか教えてあげるわ、どう?」


しかし、彼女はもうクッキーの過去を気にすることはない。

彼女は突然気付いた、全ての人に物語があり、その物語が始まるのには原因がある事に。ある人の物語はどう説明し尽くしても、他人には理解できない。ある人は一言二言だけで、本当の原因を察する事が出来る。


ニルヴァーナの炎は彼女の手の中で燃え、冥鳳の形になり、咆哮をあげながら教会を横切って、主人によって取引された魂を連れて行った。


ターダッキンは教会から出て、バリアを設けた。これからの長い間、人間はこの教会の入口を見つけられなくなる。


そして今――


ターダッキンは目を閉じて、教会の中の情景を忘れ、ぐっすりと眠ることにした。


この世界にこんなに長くいて、自分と似ている者を見つけるなんて、少し厄介だったけれど、とりあえず……寂しくはなくなった。



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ゲーム情報
タイトル FOOD FANTASY フードファンタジー
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2018/10/11
    • Android
    • リリース日:2018/10/11
カテゴリ
ゲーム概要 美食擬人化RPG物語+経営シミュレーションゲーム

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