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【白猫】Extend Horizon Story3

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最終更新者:にゃん




目次


Story13 チーム結成

Story14 言いづらい話

Story15 乱入

Story16 重たい口を

Story17 プロ同士なら

Story18 即座の歓迎




登場人物


アテル・ラナ

レディ・キラー

傭兵
協力者
アピスの元弟子


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story13 チーム結成


伝令なの!伝令なの!

お寝坊さんたちに伝令なの!起きて任務につくの!

作戦はー刻を争うの!りんりんりん!ぷんぷんぷん!

――リンプイの――

――けたたましきかな――

――島の朝――

ー句詠んでみたわ。

あなたたち、ここにいたの。

アラ、どうしたの?

同じチームだそうよ。ー緒に来てちょうだい。

チーム……?

詳しいことは、そろってから説明してくれるって。

そういえば、呼ぱれたもののぜんようは把握してなかったわ……

そろってからってことは、アタシたちのほかにも?

行けばわかるわ。


 ***


来ました。……あら、あなたたちも。

へえ……よろしく。

では早速、説明しますね。

ジョニーさんが?オズマさんじゃないんですね。

あの人だったらとっくに出発しましたよ。

大将なのに?

今回のミッションは。どちらが先に敵の大将を討ち取るかですからね。動き回ると言ってました。

ほう。

任務自体は単純です。ターゲットはサニオという男。ナーペル、エピタフなども関与の可能性があります。見つけた場合即撃破を。

みなさんの目的地はリシュール島。そこをくまなく調べてください。

何を調べればいいの?

ミもフタもなく言えば、不穏な気配。

裏は取れていませんが、相手は『兵』を使うと言っていたそうです。

それが軍隊を指すのか、魔物の比喩なのかは不明ですがね。

私たちの目的地『は』、ってことは、他のみんなは?

大小様々な10チームほどが、異なる島に同時に潜入します。

どうして?

忍者のみなさんや私なんかの諜報部隊が、先にそれらの島をざっと調べたのですが……

本拠地を特定するには至りませんでした。敵の狙いはこちらの戦力の分散。扱猪な相手ですよ。

少数対少数、ハイリスク対ハイリスクの勝負を挑んできたってわけね。

理解はえぇ……!

キャトラさんの言う通り。あちらは少数でも勝てるつもりなんでしょうね。

……あるいは……

九割がた囮で、道連れにする気かもしれないと?

はい。

うちの上司も言っていました。それだけには十分注意をしておいてください。

オッケー。深追いはしないわ。

なんと賢い猫だろうか……

そう?いろいろ修羅場をくぐってきたからかしらね?

任務了解です。出発はすぐですか?

しばらく待機を。みなさんの目的地は比較的近いので。

なるほど、全ての島を同時に攻略するんですね。

ご名答。では解散。自由時間ののち、発着場に再集合お願いします。



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story14 言いづらい話



……10からあるチームの、構成員のー人だってさ。

まあ、急に総司令にされても困ったけど……

……オズマさんとか、もうちょっと話したかったなあ。

偉い人は忙しいんだろうね。

わかるけど、若干の、こう、頭の上を飛び交っているカンジが、ね……

出世したいの?

しなきゃなしなきゃならんのでしょ?

そっか……そうだな……

まあ、ー歩ー歩じゃね?成長途上の若人が大人に頼ることは恥ずかしくはないでしょ。

まあそれは正論なんだけどもさ。


お!お前ら、まだいたか!間に合った間に合った、間ー髪だったなあ!

クロカ様、シロー様。ご挨拶しにきました。

ペルマナたちは行かないの?

はい。私たちは、アビス様とー緒に、この島で待機いたします。

確定!ってなったら、そこへ突っ込む係、いわゆるゴヅメゴヅメ。

そっスか。

心細い?

たぶん平気っス。

うんうん、いいね。それはいい『たぶん』の使い方だ、正しいね。

ほら、ジャーキー持ってきな。

ジャーキー?

師匠がいつもくわえてるヤツですな。

これ実は、魔法のジャーキー。危ない!って思ったら、ガリっとやりな。

そしたら俺がピューンて飛んでくから!ビラウとペルマナ連れてさ!

多彩な技をお持ちですなあ。

仮にも俺、大精霊だからね!まあお前らを愚展するみたいな形でもあるけど、許して!

やっぱ可愛いのよお前ら!愛弟子だもんね!ぎゃははは!

はあ。喜んどきます。

おっけおっけ、そのテンション!精霊としちゃあそのフラットさが心地良かったりもしてね!

……敵も。

ん?

師匠の弟子、なんスよね。

……元、ね。

教えちゃくれんスか?師匠的にはキツイかもだけど、情報増えるとありがたいっス。

……だよね。わかる。

あいつは……サニオは、いわゆる『天才』だった。

そんな言葉嫌いなのよ。人間、向き不向きはあれど才能なんて概念は無し。

それが俺の信条だったんだけど……そんな俺に、その言葉を使わせるくらいにね……

…………

…………

何度も聞いてるよな。この組織は、昔々のあるとき、本拠地をココに移したって。

それを主導したのが、まあ、すごい人だったらしい。俺も寝てたから見てはいないんだけど。

島の周囲の雲海って、元々あった自然を、さらに魔術で強化してあんのよ。ひらたく言えば、人払いの結界を重ねてあんの。

そんなことをしたすンごい長……文献にはちょろっと残ってんのね。

その人の再来かっつーくらい、とんでもなく優秀だったんだ。

ーを聞いて十を知るっての?基礎を教わっただけで、禁術クラスの魔術を放ったり。

古文書の薄~いヒントから、<禁忌>の再現とかもしてのけた。

それに、何より……知識欲が、パンパなかった。

それは大事なんだ。向上心と似てるから。でもさ。

サニオは……天才であるが故に、人の痛みとか、苦労とか、そういうものを理解できなかった。

あいつの思想は高尚すぎた。他者と協力する必要がなかったせいで。『ー人』で突き詰めることを何より好んでいた。

そして……そのときいた、もうー人の俺の弟子。イズネとー緒に、島を出た。十年くらい前になるかな。

何かを言い残したわけでもなかったんだよ。

だから俺は、ただ個人の研究の場を求めて、出て行ったんだと……

……そう、思い込もうとしていた。

…………

こないだ、ちょろっと話したんだ。

え?会ったんですか?

いいや。術でね。そのとき、思い知らされた。

サニオは何かしらの理由で、アテル・ラナを憎んでいる。

どうして?

胸に手を当てて考えろって。俺には……わからんかった。

…………

で、どうやらイズネとも、まだー緒にいるらしくて。

その人は?

……優しい女の子。ただ、生まれつき、付き合ってる病気があってね。

外の世界が見たくて、サニオについていったんだと思ってたけど。

……いまとなっちゃ、それも、俺の思い込みかもなあ……

…………

……すんません。

おっとお!?いいのいいの、シメっぽい顔すんなって!敵の情報、重要だし!

でも悪いな!強いってことしかわかんなかったよな!

そんなの聞くまでもなかったってな!ぎゃははは……!

……見つけたら、ジャーキー、噛むッス。

おう。頼むわ。

<――>


……アピス様は、言うべきかどうか悩まれていたと思う。

だが、少し調べれば、わかることでもある。この島にいた者なのだから。

だから、他の者の口からより、自分で言ったのだと思う。

うん。

……シロー様。くれぐれも、気をつけてくださいね……?

わかってるさ。

師匠は俺たちを……頼りにしてるんだ。

――応えなくちゃな、クロカ。

ああ。同じ師を仰いだ者同士――

決着は、ウチらの手で――



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story15 乱入


セレナさん。あらためて、同じチームとして、よろしくお願いしますね♪

こちらこそ。三人は、そっちの彼女とも知り合いなの?

ええ。メアよ。

…………


――どうして私だけ別チームなんですか?

最善だと判断した。

感知能力的なところ?

それだけではない。メア。

はい。

お前にはお前の良さがある。

珍しいですね。

茶化すな。退魔士でなくとも、お前には様々な経験がある。

それを分け合うことも、今後は視野に入れてみろ――


メア?どうしたの?

え?あ、ううん。なんでもないわ。

繰り返しになるけど、元退魔士のメアよ。よろしく。

よろしく。早速だけど、戦同時の連携について――


邪魔するでぇ。

あっ!アンタは、こないだのおっさん!

イツァークじゃ。コイツは相棒のセダン。よろしゅうのう。

イツァークさんも、私たちのチームに?

今回は間に合ってのう。飛び入りで参加させてもらうことになったんじゃ。

かなり使うみたいね。頼りにしてる。私はメアよ。

鉄砲玉とか言ってたけど、和を乱すことはしないでよ。戦場では命取りになるから。

……誰のことを言うとるんじゃか。

え?

セレナじゃな?

ええ。どこかで会ったことが?

直接は、ない。

じゃあ、ネロの知り合い?そういえば、ネロとヴァイス、遅いわね。間に合わないかな。

…………

<――>

……なに、あれ?

本当に初対面なの?

あんな濃いキャラ、会ってたら忘れないわよ。

それもそうよね。まあいいわ。時間はあるもの。あとでまた話せばいいわ。

楽観的ね、あなたって。

そんなつもりはないわ。ただ……

大事なことに限って言わなかったり、はぐらかしたり。

そういう人も、結構いるから。

へえ……メアのお仲間の話?

先輩たちの話。

いい先輩に恵まれたのね。

そうね……出会いには多少、恵まれたのかもしれない。ねえ、セレナ?

なあに?

あなたのソウル、ちょっと逸ってるみたいに思えるんだけど?

そんなことがわかるの?特殊能力?

そんなところ。力みすぎはよくないわよ?

……時と場合によるわ。あたしは、確かなー歩を――

――誰もが認めるー歩を、踏み出さなきゃいけないから。

そうして?

……託されたのよ、ある人に。

その人は……?

…………

……もしその人なら、こう言うんじゃない?『気負いと覚悟は別だ』って。

……無責任なことを言わないで。

だって、わからないから。その人のことも、あなたとの関係も。

だから私は、今この瞬間、あなたに必要そうなことを言う。それしかできないじゃない?

……ふぅ……

そうね、ありがと。気に留めておくわ。

お~い、クロカとシローも来たわよ~。そろそろ出発だって~。

はーい。……ねえ、メア。あなたって、案外普通の子ね。

そんなこと言われたの初めてだわ。いい意味?

もちろん。頼りにさせてもらうわ。



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story16 重たい口を



<アイリス、キャトラ、クロカ、シロー、セレナ、メア、主人公と、イツァークは――>

<用意された飛行艇に乗り込み、ドミティア島を出発した>


うぉぉぉ……!空トンドル……!

すげー、きもちいー!

アラアンタたち、おでかけは初めて?

実はそうで。案外蝶よ花よと、大切に育成されてたから。

温室育ちってヤツね。

まあその分、みっちり修行したんでバトルの方に不安はないけど。

昔ー回、外から来た敵とも戦ったことあるし。

島の外から?何者が?

ナーペル……でしたかね。

……会ったことあるけど、結構な相手よ。

そうね、中ボスくらいかしら。

(キャトラ……!?)

いつ会ったの?

おさなき頃に。

無事でよかったですね……!

無我夢中でしりぞけた、ってカンジでした。あと、ウチらに敬語はいらないっスよ。

こっちからも、次第に砕けちゃうかもしれないんで……

ふふ♪わかったわ♪

……こっちはこれでいいとして……

あっちは……


…………

…………

……なに?

…………

言いたいことがあるならどうぞ?隣で呼吸ばかり聞かされてもね。

……ワシャあ、アホじゃ。

ふーん。

じゃから、ーから話すしか方法が思い浮かばん。

夜までには終えて。甲板は体が冷えるし。

…………

五年前のことじゃ。ワシはある任務で、タイカンの島へ行った。

!!……五年前……

基本、アテル・ラナの人間は目立ってはならんのじゃが、ワシは小綱工は苦手でのう。

ゴロツキ同然の軍隊相手に喧嘩しまくっとったら、すぐに、あの男の目にとまった。

ケンセイじゃ。

…………

はじめは好かんかった。あんだけデカイ島を治めるには、ヒョロすぎる男じゃと。

じゃが、ケンセイは、誰よりも本気で、島のことを、人々のことを考えとった。

にしては、甘すぎる。ワシは何度か、面と向かって言うてやった。

お前のその優しさが、いずれ自分の首を絞めることになるじゃろう、と……

そんなことにはならん。そう言うてあいつは笑った。

…………

当然じゃ。あいつは覇王。ワシはただの鉄砲玉。

ワシの言うことなんぞ、本気にする方がどうかしとるんじゃ。

…………

何度か酒を酌み交わしただけ。付き合い自体は短いもんじゃ。

じゃが、あいっとワシには――言葉にはできん、絆が生まれた。少なくともワシは、そう思うとった。

…………

……結局、あいつは、この世を去った……

ワシが……!あの戦に、駆けつけることができておれば……!

そんなことにはさせんかったっ!

……それで、あたしのことを。

…………

ケンセイの死の、直接的な原因は、あたしよ。

……責めていいわ。

殴りなさい。

……おなごじゃからと、ワシが躊躇する思うたら大間違いじゃぞ。あぁ!?

わかってる。それを期待するほど安い覚悟じゃない。

――さあ!

…………

……貴様のせいで、ケンセイはッ!

!!



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story17 プロ同士なら



<――飛行艇内ラウンジ――>


甲板で、なにかあったの?

なして?

だって……

…………

…………

……空気悪くない?

……そうね。

でもごめん、ノーコメントだわ。当事者同士の問題だもの。

私は無関係じゃないわ。ー緒に戦うんだから。ねえ、あなたたち。

なにがあったかは知らないけど、連携の打ち合わせをしましょう?

経験の少ない子もいるし。私たちが手本を見せなきゃ。

…………

いらんじゃろ。

え?

後継者サマがおるんじゃ。ワシらが寝とっても勝手にやっつけてくれるじゃろ。

……言われるまでもないわ。

ちょっと。遊びじゃないのよ。

ワシとセダンは、これまでずっと二人だけでやってきたんじゃ。

戦力を最大化したいなら、ワシらには関わらんでくれ。

それがベストじゃい。

勝手なこと言わないで。

それともなんか?仲間のことは、命をかけてでも守ると言うたらええんか?

…………

それ自体は立派な宣言よ。だけど――

ワシャあ御免じゃ。本人もそんなこと求めちゃおらんじゃろ。

ええ。不要よ。

あなたたち!いい加減にして!

じゃかしいわ!戦となりゃあ体が勝手に動く!それでええじゃろが!

そもそもワシはアホなんじゃ!作戦のサの字すら覚えちゃおられんわい!

どこへ行くのよ!

見張りじゃ!いつまでも無人にしとけんじゃろが!

…………

…………

メアさん……

……思い出すわ。

え?

退魔士も、仲間とは極力関わりをもたず、単独行動が主だった……

…………

それに慣れているから。不都合はないんだけど。

……いいんですか?

うん。それにね、私もイツァークの言ってたことはわかるし。

戦闘になれば、勝手に体が勤いちゃう。

自然と連携しちゃうものよ。プロ同士に、好き嫌いなんか関係ないわ。

……ええ、そうですよね。

…………

……ふぅ。ねえ、セレナ?

なに?

ー緒にパフェでも食べない?

パフェ?

甘いものを食べると、ささくれだった気持ちもおさまってくるわよ。

……いいけど……パフェなんて、どこにあるの?

いつも携帯しているの♪

うそでしょ!?

ほら、元気でた。

うそなのね。

ううん。今日は二つ、カバンに入れてきてるわ。

……カバン大丈夫……?



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story18 即座の歓迎


着きましたね。さてさて……

まずは……

……まずは、何をすれば?経験豊富なキャトラ氏?

空から町が見えたわ。そこへ向かいましょう。

情報収集なら酒場。定番よ。

チト古い定番な気もしますな。

まーね。手段ってのは進化していくものだもの。

でもアンタたちは初めてでしょ?やりもしないで新しい手は思いつかなくない?

うお……おっしゃる通り。

ホンマに猫なんすか?

ホンマに猫だわよん。

セレナ?

なに?

ほんとに大丈夫?

平気よ。……優しいのね。

ー緒に戦うんだもの。気にするわ。

そうね。ごめん。

乗り越えてるつもり。作戦行動に支障はないわ。

……本当に乗り越えてたら、そんな風に言うかしら。

え。

落ち着いたところへ行ったら、詳しく話すわね。

私も……失ったことがあるの。それまで信じていた、全てを。

吹っ切るのには、かなり時間がかかったわ。

そんな余裕、ないの。

そうね……いつだって、環境の変化はこっちの都合を待ってはくれない。

『何か』は急に訪れる。――今だって、ほら――!

まさか、ビンゴ!?

……結論は早いわ。いわゆる並魔物よ!

並……あれが並か……

でも、甘くは見ないで。冒険家は、新人がー番命を落としているの……!

なるほどっ……!確かに、実戦は修行とは違う緊張感が……!

先輩……!ありがとうございます。背中は気にせず、全力でいきます!

それでいい――!?

おんどれああああ!!!道を開けんか、クサレボケ魔物が!

ワシを誰だと思うちょるんじゃあ!親玉に聞きに行って腰抜かせやダボがあっ!!!

突出しすぎよっ!!!

押して押して、押しまくるんじゃあ!!!

……ベテランが命を落とすなら、あーゆーときじゃねーの?

噂には聞いてたけど、マジで突っ込むのかあの人……

――ちっ!

セレナ!?アンタまで!

馬鹿じゃないの!?本当にー人で突っ込むなんて!

じゃかしい!ワシの勝手じゃあ!

ふざけないで!自殺行為よ!

こんな雑魚どもがなんじゃい!

甘く見た結果が、敗北につながることもある!

ご高説じゃのう!耳に入ってこらんわ!全滅させりゃええじゃろがい!

あーもー、なにやってるのよ……!

仕方ないわ。援護するわよ!

はい!




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