Gamerch
白黒wiki

【黒ウィズ】フェアリーコード2 Story3

最終更新日時 :
1人が閲覧中
最終更新者:にゃん


目次






TOP↑

story1 白のクラッド


あー、おいしかった。あの店、ほんとに評判通りだね。見つけてくれてありがとう、ハビィ。

 どういたしまして、とハビィが答える。あと、お昼休憩の終了時刻まで、残り15分だよ、と。

え、そんなに経ってた!?間に合うは間に合うけど、あんまりゆっくりしてられないね。

 その言葉を待っていたように、ハビィが会社までの近道ルートを検索提示した。

あ、すごい、こんな道あったんだ。ちょっと行ってみようか。

 ハビィの道案内に従い、細い道を通っていくと、行く先に、細身の男性が立っていた。

ハビィが警告音を鳴らした。ミホロは、びっくりして足を止める。

えっ……?どうしたの、ハビィ?

〈HEARTBEAT〉だから、ハビィか。なるほど、呼びやすい。

――!

 男は、すっと目を細め、ターンテーブル状の機械を取り出して、円盤をスクラッチした。

きらめく翅音が広がり、男の身体を覆っていく。

情念装甲――〈スピリットクラッド〉。心の音色で織りなされた鎧となって。

それを造ったのは、我々だ。半ば偶然の産物ではあったが、所有権はこちらにある。

渡してもらおう。いや――返してもらおうか。

 男が、1歩を踏み出した。

装甲が擦れ、がしゃりと重い音を立てる。ミホロは息を呑み、思わず後ずさった。

ハビィが電子音を鳴らした。その音から、激しい怒りと強い恐れを感じ取り、ミホロはハッとした。

ハビィは、生まれてすぐに、自分が造られた研究所を飛び出したという。だから、そこで何が行われていたかはハビィも把握していない。

だが――

……ハビィは私の友達です。

 ミホロは、きっと相手を睨み返した。

怒りと恐れは、ミホロの中にもある。しかし、それ以上の音色が、彼女にこれ以上後ずさらせることを許さなかった。

ハビィは、あなたを怖がってます。だから、あなたの言うことは聞けません!

 ミホロは、そっとハビィに手を添えて、円盤状のパーツをスクラッチした。

ふたりの音色が交わり、澄んだ音色の翅音となる。怒りと恐れ――そしてそれ以上の強い気持ちが、ふたりのための鎧に変わる。

互いを守るための――そして、手を取り合って立ち向かうための鎧に。

H行くよ――ハビィ!


 ***


はあっ!

 男が手にブレードを抜き放ち、斬りつけてくる。

音の刃だ、とハビィが警告する。翅音をブレード状にして、超音波メスのように高速振動させている、と。

男は背部から〝音”を噴射し、その勢いで猛然と迫る。

Hえいっ!

 振り抜かれる刃を、ミホロはかいくぐってかわし、相手の懐に飛び込んで拳を撃ち込んだ。

ハビィが計算提示した最適な動き。本来ならミホロには不可能な動きでも、音を重ねた今なら、瞬時に実行できる。

む――

 拳打を叩き込まれ、男がよろけた。

ハビィは追撃を推奨。ミホロは即座に従い男に詰め寄る。

SG02!

 男の胸部から、〝音”の衝撃が放たれた。

 至近距離。かわしきれない。ミホロは強烈に弾き飛ばされた。

Hあうっ……!

 ハビィの警告。逆に男が追撃してくる。翅音のブレードが、頭上に迫っていた。

Hひっ――避けなきゃ。そう思っても、身体が動かない。ハビィが動きを示してくれないからだ――さっきの音が、ハビィの音を乱している。

ハビィの助けがなければ、ミホロはただのOLだ。迫り来る刃を前に、なすすべなどない。

翅音のブレードが、ミホロの左肩から右脇腹までを、袈裟懸けに通過した。

……ふたり分の音色を重ねているのは、面白いやり方だが。それぞれが半人前ではな。

 男の身体から翅音が剥がれ落ちていくのを、ミホロは茫然と見つめた。

ミホロの身には、傷ひとつなかった。斬りつけられた瞬間、翅音のブレードから敵対の意志が失せ、無害な音になっていた。

kだが……君たちの意志はわかった。その音色で。君は本当に、私利私欲のためではなく、〈HEARTBEAT〉を守っているんだな。

 小さく微笑み、男は頭を下げた。

kすまなかった。君の心の音を聞きたかったんだ。心の音は嘘をつかない――戦いの中で発する音は、特に。

えっと…じゃあ、ハビィを連れ戻す気はないんですか?

k私の音は、そう言ってなかったか?

 確かに――戦いの中で聞こえた彼の音色は、何かを見極めようとするような冷静なもので、こちらに対する強い害意はなかった。

だからって、完全に信じられるわけじゃないよ、とばかり、ハビィが不機嫌な音を鳴らす。だって、いきなり襲いかかって来たんだもの。

k人間くさい音を出すじゃないか。研究所のみんなが聞いたらびっくりするぞ。

 冗談めかした物言いでハビィの声を受け流し――男は、ふと真剣な表情になった。

k〈HEARTBEAT〉を連れ戻す気はない。その代わりというわけじゃないが、君たちに協力してほしいことがある。

協力――ですか?

kそうだ。我々は今、ある問題を抱えている。きっと、君たちにとっても、放っておけないはずだ。

ひとまず、話だけでも聞いてくれないか?

 どうする?とハビィが聞いてくる。

ミホロは、はあ、とため息を吐いた。

(早退の言い訳、考えなきゃ……)



TOP↑

story2 天へ


おまえ、どっから来たんだ?名前は?

名前は?

Kひょっとして、日本語わかんねーんじゃねーの?あ、そうだ。じゃあこれは?ナイストゥーミートゥ!

ないすとぅーみーとう。

Kあ、こりゃ英語も知らねーな。知ってたら、ナイストゥーミートゥトウ!だもんな。

(……結局、おうむ返しにしゃべるだけか。心の音色も、うまく感じ取れねーし……自分の意志があるわけじゃないのか?)

Kうーん、どっか外国から来た迷子かな、やっぱ。こりゃ警察行きじゃね?

……先生に相談してみるか。

Kお、それだ!それがいい!こういうの大人の役目だもんな!

で、誰先生?

紅鬼だ。奴の家に連れてく。

K紅鬼センセね!いーねいーね!落ち着いてっし、頭よさそーだもんな!

あれ、なんで自宅知ってんの?

知ってんの?

 タツマは答えず、無言でソウヤにメッセージを飛ばした。


 ***


……事情はわかったけど、ウチに連れて来られてもね。

どうせあんた、今日は学校休みなんだろ。

そういう日は、家で作曲の仕事をしてるんだよ。

 ソウヤは、ちらりとリビングのテーブルに視線を向けた。

タツマの連れてきた少年が、そこに座っている。

何を見るともなく、ただ、ぼうっと宙を見つめているだけだった。

確かに、意志があるようには見えない。彼もユリカみたいに、誰かに音を喰われたんだろうか?

どうかな。あいつは暴走妖精をー撃で倒した。ただの被害者ってわけじゃなさそうだ。吸血鬼のツテかなんかで調べられねーか?

どちらかというと、妖精の領分じゃないか?ルミスフィレスなら何かわかるかもしれない。鶴音くんを通じて頼んでみたら?

あいつか……あんま借り作りたくねーんだよな。ああいう偉そうな奴に。

彼女も、君に言われたくはないだろうね。

 そう言って、ソウヤはスマートフォンを取り出す。

……ん?グループメッセージが来てる。鶴音くんからだ。

なんだ、また厄介な暴走妖精でも出たか?

 そのとき、リビングの扉を開けて、ユリカが中に入ってきた。

ああ、ユリカ。喉が渇いたのかな?

 ユリカはうなずきもせず、歩いてくる。心の音色を奪われた彼女は、ふたりの客にも興味を見せることはない。

ユリカがテーブルの脇を通り過ぎようとしたとき、席に着いていた少年が、ふと立ち上がり、彼女の前に立った。

ユリカは足を止めた。目の前に障害物が現れたから、止まった。そんな動きだった。

少年が、茫洋とした表情のまま手を伸ばす。

スッと――無造作に。ユリカの小さな頭へと。

ちょ――ちょっと待った!

 ソウヤはあわてて駆け出し、少年の指先がユリカの髪に触れた瞬間、ユリカを抱きしめるようにしてかっさらった。

すまないが、その、ユリカは人見知りなんだ。あまり近づかないでもらえると――

wパパ、いたい。

あ、痛かった?ごめ――

……え?ユリカ?今――え?

w……パパ。

 ソウヤは、ぽかんと口を開いた。

腕の中のユリカは、相変わらず、感情を感じさせない目でこちらを見上げている。

だが――吸血鬼としてのソウヤの感覚は、確かに感じ取っていた。

ほんのわずかに、音が聞こえる。人の気持ちが鳴らす、感情の音が。

ユリカ……音が……音が……!

まさか……。

 タツマは少年に目を向けた。

少年は、手をかざした姿勢のまま、無言で佇んでいる。

おまえがやったのか……?どうやって――

 少年は答えず、窓の方に歩き出した。

おい、そっちは――

 少年の身体が、ガラス窓をすり抜ける。

は?

 少年は幽霊のように、何の抵抗もなくガラス窓をすり抜け、外へと踏み出し――ふわふわと空を歩いていく。

――ほんとになんなんだよ!

 タツマは苛立ちを吐き出し、外に出るため玄関口へと向かった。



TOP↑

story3 過去の叫び



 いつしか、雨が降っていた。

打ち下ろすように雨が降り、激しい風が吹き荒ぶ。

まるで空に拒まれているようだ――そんな思いが、タツマの苛立ちを増幅させる。

(空こそ龍の棲み処――我が領分だ)

 なのに、自分は拒まれ――あいつは、悠々と空を渡っている。

ふわり、ふわりと。翅音ひとつ広げていないのに、まるで彼自身が羽であるかのような歩みで、風雨ざわめく空をゆく。

その仕草が、無性に癇(かん)に障(さわ)った。

くそっ!

 タツマは翅音から音を噴き出し、加速した。

ー気に少年に追いつき、その手をつかむ。

止まれ!おまえは――

 瞬間、何かが流れ込んできた。

音。

炎のように熱く、雷のように雄々しく、雨のように激しく、風のように爽やかな音が、ドッとタツマの心に押し寄せる。


「許さぬぞ――ラプシヌプルクル!断じて許さぬ!

我を――地上の塵芥どもなぞのために、我を!」

「我が火を受けよ――断魔守(たつまのかみ)!」


これは…!

(これは――この音は!あのときの音だ俺が、俺が龍でなくなったときの!

俺を墜とした――〝奴”の音色だ!)


 タツマは、カッと眼を見開いた。

タツマの内側からも、音があふれた。激しい怒り、無念と屈辱、そして悲しみ……。

制御しがたい激情が、行き場を失った雷のように、自らの内側で荒れ狂い、跳ね回るのを感じた。

かつての自分が、墜ちながら抱いた音。自分を墜とした相手に向けた音――

おまえが……。

 タツマは吼えた。胸に轟く音色のままに。


おまえが敵か!俺を墜としたのは、おまえなのか!!

 そのとき、猛烈な音が天から轟き、翅音の刃となって降り落ちた。

くっ――

 咄嵯に後退するタツマの眼前を、ガラスのくちばしのように鋭く尖った戦鎚の先端がかすめていく。

竜というのは、やんちゃで困る。

 それを手にした男が、楽しげに微笑む。

タツマと少年――その深い因業を断ち割るように両者の間に立ちはだかって。

まだだ。まだ、早い。

天に昇るには、まだ、な。


 ***


くおおぉおおおおっ!

 杖と戦鎚が交錯し、互いの音がぶつかり爆ぜる。

荒ぶり猛る音色を込めた、渾身のー撃。しかし男は、これを軽やかに撃ち払った。

この感じ……おまえも竜か?だが、それにしては音が弱い。

ほざけ!羽虫ごときが!

近頃の竜は羽虫に負けるのか?

 蹴りが来た。

がっ……!

 ぐらりとよろけるタツマの頭部に、無慈悲な戦鎚の先端が馳せる。

早苗!

 紅い軌跡が割り込んだ。振り上げられた大鎌が、戦槌の一撃を受け止める。

すんでのところで教え子を救ったソウヤは、キッと目の前の男を睨みつけた。

貴様……暴走妖精――いや、悪魔か!

そちらこそ、ただの人間じゃないな。身体に音が巡っている――吸血鬼か?珍しいものがよく揃う。

 ラファールは、興味深そうに笑った。

その後ろでは、少年がゆっくり大地に降りようとしていた。

待て!

 追いかけようとするタツマを、戦鎚が襲う。頭を吹き飛ばされる直前、タツマは辛うじて杖でみれを受け止めた。

行かせてやれ。あれには求めるものがある。

 タツマは歯噛みし、ラファールに向き直る。

悔しいが、これはどの音を持つ悪魔を振り切る力はタツマにはない。

何を企んでいる?あの子はおまえの差し金か!?

そんなところだ。まあ付き合ってくれ。

あいつが去るか、おまえたちが死ぬか。どちらにしても、すぐ済むさ。


 ***


 球状の翅音と蝸蟻状の翅音が、挟み込むように男を狙う。

対して、男も翅音を切り離し、射出した。ガラスの羽のような細かい音の刃が、タツマとソウヤの麹音に突き刺さる。

双方の音が弾け、激しい衝撃が空を揺るがす。

体勢が崩れたところへ、疾風が来る。戦鎚の先端が、雷のごとくタツマを襲った。

早苗、翅音を広げろ!

 ソウヤが割り込み、己の翅音を楯にした。タツマも自らの翅音を前面に展開し、二重の障壁で戦鎚を受け止める。

――弾けろっ!

 そのまま、ソウヤは自分の翅音を散させた。純粋なる音の詐裂が、両者の間で弾ける。

音の衝撃が、両者を大きく突き放した。

機転の利くことだ――

 男は後方を見やった。

少年の姿は、もはやどこにもない。

なら、いいか。

 つぶやいて、男は身を翻し、疾風の速度で飛翔した。

逃げるか、肺抜け!

追うな。あれぽどの相手だ――僕らだけでは勝てない。

龍たる我が、物の怪風情に敵わぬなどと――!

今の君は完全ではないんだろう。

 タツマは激しく顔を歪めたが、それ以上抗弁することはなく、ただ唸るような苛立ちの声を吐き出した。

(そうだ――昔の俺なら――龍であった頃なら、勝てたはずだ……)

 だが、今は勝てない。龍ではないから。

勝てるはずの敵に勝てない――その屈辱は、龍の尊厳を胸に抱くタツマにとって、耐えがたいほどの苦しみだった――



TOP↑

story4 龍の残響



 君たちは、いつものファミレスに集まった。

新たな敵、悪魔ラファールが現れたことをソウヤたちにも知らせたのだが――

驚いたわ。すでに奴に出くわしてたなんてね。しかも、別のイレギュラーのおまけつき。

 ルミスは、ちらりと見慣れぬ男性に目を向けた。

金森――そう名乗った男性は、熱い緑茶で喉を潤している。

僕にとっても、驚くことばかりだ……正直、今はユリカについていてあげたいが――この状況を放っておくのもまずい気がする。

ユリカちゃん……その、どうなんですか?

……返事をするんだ。呼びかけると。こんなの、久々で……すまない、混乱してる。

とにかく、少しだけど、ユリカの音が戻った。あの少年がユリカに触れたことで……。

kそれが、あのエコー体の力だ。あれは、人に音を与えることができる。

……なんだ、エコー体ってのは。

kフェアリーコードの残響だ。稀に、強い感情……つまり強い心の音が、エコーとなって残り続けることがある。

幽霊なんかは、たいがいそれね。死後も『うらめしや~』って音が残って、憎い相手の枕元に夜な夜な現れたりするの。

死者の魂そのものじゃなくて、気持ちだけが残るってことにゃ?

そう。それ自体はままあることよ。ただ……実体を持つほど強いエコーなんて、あたしでも見たことないわ。

k希少な存在だ。だから価値があった。奪われた音を取り戻す研究――その実験材料として。

〈HEARTBEAT〉に心の音色が生じたのも、エコー体を使った実験の成果だ。実際には偶然の副産物だが。

 ハビィが、驚いたような電子音を発した。

k心の音を失った者――そして、その音を取り戻したいと願う人間は、世界中にいる。私もそうだ。大切な人の音を取り戻すため研究を続けている。

あのエコー体を手に入れたことで研究は加速した。逆に言えば、エコー体なしには、治療法の糸口すら見つけられない。

なんとしても、エコー体を取り戻さねばならない。だから、頼む。確保に協力してほしい。

……そもそも、エコー体はなぜ外に?あの悪魔――ラファールの仕業ですか?

kそうだ。奴は研究所を襲い、エコー体を奪った。何を企んでいるのかはわからないが……。

暴走妖精を増やそうとしているのでは?他者に音を与えられるなら、妖精を暴走させることもできるかもしれない。

そういえば……変な暴走妖精がいたんです。ウオオオ、アオオオ、しか言わなくて、ぜんぜん話通じないようなのが。

アオオオとは言ってなかったけど。

 暴走妖精が増えたら、フェアリーコードが乱れやすくなるんだよね?と君は言った。

放っておいたら、前みたいに街中の音が外れてしまうかもしれないにゃ。

そしたら、悪魔にとってはやりたい放題。それが狙いっていうのは、ありえるわね。

じゃあ、早くエコー体を捕まえないと。

そうね。うさんくさい研究所とやらに返すかどうかはさておいて――まずはエコー体の確保が優先事項ね。

……確保だと?

ふざけるな――彼奴は我が敵!我を天の高みから墜とした憎き仇だ!余さず微塵に砕かねば、我が雪辱は果たせえぬ!

彼奴は我が始末する――あの忌まわしい音色を乱離粉灰と砕き尽くし、かけらも残さず消してくれるわ!

 落雷のような叫びを放ち、タツマは身をひるがえした。

あっ――タツマくん!

 席から走り去っていくタツマを、ミホロが追う。リレイが、困ったような顔でソウヤを見た。

……早苗の説得は、織機さんに任せよう。このなかで、彼のことをいちばんよくわかっているのは、彼女だ。

あなたの教え子なんでしょ。仲いいんじゃないの?

どうかな。距離は近づいたと思うけど、まだ、わかりかねているところがあるよ。龍であるというのが、どういうことかはね。

 ソウヤは嘆息し、おもむろに立ち上がる。

こちらは、エコー体の捜索に専念しよう。早苗に見つかって破壊されてもまずいし――

……このままここにいるのも、気まずい。

…………ソウデスネ。

 タツマの叫びを聞いたファミレスの客たちが、君たちのテーブルになんとも言えない視線を注いでいた。




next






Fairy Chord

00. Fairy Chord Prelude
  序章前編後編
2019
01/17
01. Fairy Chord
  序章
2019
03/14
02. ルミス編(GP2019)08/30
03. リレイ編(GP2019)09/12
04. フェアリーコード2
  序章
2019
11/26
05. フェアリーコード3
  序章
2020
07/14

コメント (フェアリーコード2 Story3)
  • 総コメント数0
新着スレッド(白黒wiki)
注目記事
ページトップへ