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【白猫】爆炎の料理人 Story

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最終更新者:にゃん

爆炎で炒めた超激辛な大冒険に、千客万来熱烈歓迎!

2015年5月13日



目次


Story1 刺激と怪奇の邂逅

Story2 炎が俺の調味料

Story3 カニを食うなら手を汚せ

Story4 食うか食われるか

Story5 たこ焼きの呼ぶ声

最終話 俺たちのフルコース



登場人物


ラーウェイ・レッドバーン
激辛にこだわる料理人。刺激を求め、自ら危険に飛び込んでいく。
タコパス・オクトーバー
どう見てもタコのたこ焼き屋さん。深海よりの八本足の使者と称される。
ガブリー・ハングリー
食欲のままに何でも飲み込む空腹少女。マナーを身につけるために旅をしている。
ブランシュ・ロザリウム
ステキな建物を創るお姫様。平和を築くために奮闘中。




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story1 刺激と怪奇の邂逅


へえ、あんたらが俺たちの取材をねえ。

本を作ってる島からの依頼よ。お料理の雑誌の特集向けに変わった食材をつかった料理の記事が欲しいんだって。

食材をとるところからレポー卜したほうが、もりあがるでしょ?

ダッタラ、イッショニ<ショクザイ>サガスデチュー。

冒険家ギルドってのは、いろんな仕事を受けてるんだなあ。

俺もいちおうライセンスはあるが、食材を探すためにもらってるようなもんだからな。

未開の島への立ち入りが許可されますものね?

イロンナ<サポート>モウケラレルデチュー。

ベンリよね。まーいろいろとガメツイけど。

それじゃあ、さっそく取材をさせてください。

わかったぜ!俺は爆発料理人のラーウェイ!

タコパスデチュー<タコヤキ>タベルデチュー。

自己紹介からなのね。

<アイリスはメモをとりはじめた。>

<ー方主人公はギルドから借りてきた最新の道具ルーンカメラを取り出す。>

<主人公はカメラで二人の料理人を撮影した。>

お二人は、どうしてかわった食材をさがしているんですか?

俺は激辛料理を世界中に広めたいんだ。それにはまず、目立たねえとな。

だから、かわった食材を使った激辛料理で、目立ちたいっていうことですか?

身もふたもないわね。タコパスは?

<タコ>イガイモヤイテミタクナッタデチュー。

シンプルな理由なんですね。

えーと、新進気鋭の料理人ラーウェイ氏は語った。

未発見の食材をつかうことで新たな創作料理を生み出し、料理界に新風をまきおこしたいと。

モノはいいようね。

ちゃんと激辛料理にこだわってるって書いてくれよ?フ

ー方、老舗たこ焼き店の職人タコパス氏は――

たこ焼きというポピュラーな料理に新しいテイストをくわえるべく、今回の食材探しの旅に同行したという。

<タコ>ガナクトモ<タコヤキ>デチュー。

なにしろタコが焼いてるんだもんね?

よーし、まず海岸で食材を探すぞーっ!!みんなついてこーい!

こうして我々は食材探しの旅に向かったのだった……



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story2 炎が俺の調味料



アンタたち、本当にこんなの前菜に使うの?これ触ったらシビレルやつよ!

私たちは、奇怪な海の幸を目の当たりにしていた。

ああそうだとも、クラゲは辛味によく合うからな!

しびれと辛味のハーモニーだ!これはいけるぞ!

シビレル<夕コヤキ>……イヤ、<クラゲヤキ>ッチュカ。イケルッチュカネ?

この触ったらダメージが入るウニもいけそうだ。

ウニハ<タコヤキ>ニモ アウッチュ!

<主人公は食材を撮影した。アイリスはペンを走らせる。>

ー見したところ食欲をそそるとはいいがたい食材であるが、料理人たちはどんな料理にしあげてくるのだろうか。

どうせ辛い料理かたこ焼きだわ。

オイシケレバ モンダイナイデチュ!

次は手羽先だ!辛味といえば手羽先だからな!

ハイハイ。どうせ普通の鳥じゃないんでしょ。

このあたりに、手羽先に最適な鳥がいるんだが、かわった習性をもっていてな。

普段は首から下が地面に埋まっているんだが、獲物が来ると全力で殴り掛かるんだ。

嫌な鳥ね……でもなんだか、知っているような気も……

<トリ>ッチュカ。<タコヤキ>ノ ダシニイイカモッチュ?

ダシって、生地にまぜるダシのことね?

アジノ<キメテ>ニ ナルッチュ。ジュウヨウナモノッチュ。

ちゅうわけでこれから特殊な鳥を狩りにいくぜ。しっかり取材してくれよな。

<アイリスはペンを走らせた。>

手羽先……鳥の手羽先はたしかに辛い料理としては定番である。

鳥だしスープをつかったたこ焼さも珍しいものではない。

どんな料理になるかは食材のポテンシャルにかかっているのだ。

なんだか盛り上がってきたわ。

そりゃいいが……期待されるとけっこうプレッシャーだな……

メンタル弱いわねッ!



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story3 カニを食うなら手を汚せ



<アイリスは、ペンを走らせる。>

我々は首尾よくかわった手羽先の入手に成功した。

かなり巨大な手羽先である。普通の調理方法では太刀打ちできないだろう。

アタシは食べないからね!なんかツッコミが封印されそう!

おいしいかもしれないでしょ?

これに超激辛スパイスを使えばラーウェイ特製ファイアーウイングの完成だ!

ダメージをうけそうな名前ね。

アマッタ<トリガラ>デ<ダシ>ヲ ツクッテミルッチュ。

タコパスのほうがやってることはマトモだわ。

<主人公は食材を解体する料理人たちの姿を撮影する。>

つぎはいよいよメインの食材だ!

なんだろうね、主人公。

牛肉?羊肉?馬肉?それとも熊肉かしらね?

チッチッチッ。カニだ!!

カニ!?ちょっと興味わいたけどアンタが料理するんじゃねえ。

にゃにおう!?まあ見てな。俺のカニ料理を見たら、腰をぬかすぜ!

カ二……カニイリ タコヤキ、ジュルル……

カニ好きなのね、タコパスさん。

イメージ的には、カニに食べられそうだけどね……

でも、カニって……

いままでのパターンだと……見覚えのあるヤツかもね。

我々はカニの調達に向かうため、海辺の洞窟にむかった。

料理人たちは高級食材の予感に目を輝かせている。

カニタベタイ。チューチュー。

食材を手に入れたいってゆーか食欲にかられているような。



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story4 食うか食われるか



うーん、いかにもカニがいそうな洞窟なんだが、いねえなあ。

イカニモタコ?

たしかにアレが出そうなカンジはするけど、いないわねえ。

泡をとばしてくるアレね……

もしかして無駄足だったか……?

クンクン……クンクン……

チュチュチュ……!<カニ>ノ ニオイッチュ!コノオクニ<ゴクジョウ>ノ カニガ!

そうかい相棒!ようし、だったら行くしかねえな!

我々の目前にひろがる広大な闇。その奥に……目指す食材があるのだろうか。

食材をもとめる料理人たちの執念は、はたして実るのであろうか。

……ちょっとオーバーかな?

壮大な感じで、いいんじ壮大な感じで、いいんじゃない?

あれ?こんなところに看板があるわ?

……なになに<ハラペコ少女に注意>……だとお!?


ガブるぅ!!

突如、我々の目の前にハラペコ少女があらわれた!

たしかにハラペコ少女だわーってアイリスがメモしながらしゃべってる!?!

こいつには、これだーっ!

……その時料理人は、荷物から肉の塊を出して、猛獣に投げつけた!

にく!!ガブる!!…………ぐ……ぐぎぎ前かけがしまるー!!

見ればハラペコ少女の首を、前かけがしめつけている!

いまのうちに脱出だ!

ツッコミたいのはやまやまだけど、逃げるしかなさそうねっ!



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story5 たこ焼きの呼ぶ声



<キョウボウ>ナ<オンナノコ>ダッタッチュ……

野生のハラペコ少女だ。このあたりに出るとうわさになってたんだ。

ハラペコ少女は凶暴だが、メシをたべるときにマナーをまもらないと、前かけがしまる。その隙に逃げるんだ。

<オソロシイヤツ>ダッタッチュー。

……ところでココ、どこ?

<アイリスはペンを走らせた。主人公も次々にシャッターを切る。>

我々がたどり着いたのは遺跡であった。洞窟は地下遺跡へとつながっていたのである。

へえ、ここってこんなトコにつながってたのか。

まー、よくあるっちゃよくある展開だわ。

チュッチュッチュッ……

タコパスさん?

どうしたの?

……そのとき、たこ焼き職人の目が、はげしい光を発した!!

チュチュチュチュチュ……チュチュチュー!

たこ焼き職人の体は、ふわりと宙にうかんでいく。ー体何が起こったのだろう。

どうしたんだタコパスーッ!?

……どうしよう。このへんお料理とはあんまり関係ないかも。

ここのくだりはあとで別にまとめたら?

あんたら余裕だなッ!?

それにしても……今のタコパスさんを見てたら、なんだかたこ焼きが食べたくなってきたわ。

タコ……ヤキ……?……そういえば、さっきから急にたこ焼きが食べたく……

<主人公も、なぜかたこ焼きが食べたくなってきた。>

どういうこった。急に俺も……頭がたこ焼きのことでいっぱいに……

<アイリスは、ペンを走らせた。>

たこ焼きたこ焼きたこ焼き……

<そのとき遺跡の奥で、何かが激しく光った。>

あれって……タコツボ?

とにかくメモしなきゃ。……光っているのは巨大な夕コツボだった。

チュチュチュチュチュ……イマコソ スベテヲ<タコヤキ>二……!

もう我慢できないガブるー!!

<突然あらわれたガプリーが、夕コパスにかぶりついた!!>

チュッチュー!!イ、イタイッチュー!!

<主人公はとつぜん正気にもどった!>

<いただきます>を言うの忘れてた……の、のとがじまる……ぐぎぎ。

はっ!?

ハッ!?コレハ<ツイホウシャ>ヲ フウジタ<タコツボ>!?

<チジョウ>ニ セメコモウトシタ<タコ>ノ<イタンシャ>タチ!

タコパスノ<イシキ>ヲ ノットッテ<フウイン>ヲ トコウトシタッチュネ!

えっと……あのタコツボ、タコパスの仲間が入ってんの?

ムリヤリ<タコヤキ>ヲ ヒロメヨウトスル コマッタヤツラッチュ!

コノママデハ ヤツラガチジョウニ!

その時……タコツボから魔物の群れが這い出てきた!

やるしかなさそうだな相棒!!

<タコパス>ハ<タコヤキ>ノ<アジ>デ ショウブスルッチュ!

俺の激辛をッ、喰らわせてやるぜ!



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最終話 俺たちのフルコース



タコツボから出現した魔物たちは、どうにか撃退された。いや、料理された。

……で、アンタたちこの夕コツボ、どうするつもり?

<キョウドウタイ>ノナカマニタノンデ<フウイン>スルッチュ。

タコパスさんの故郷の人ですね。

なかなかのデンジャラスだったな。このあとのメシが、さらに旨くなりそうだ。

あいかわらずのキケンマニアね。

危険を冒したからこそ、こんなに見事なカニが採れたんだぜ?

……ねえアイリス?アタシのいつも食べてるカニカマってもしかしたらこのカニ?

違うと思うけど……

そうよね、違うわよね?

ありがとうよタコパス。お前さんを信じてよかったぜ。

<タコパス>モ<ラーウェイ>二タスケラレタッチュー。

<二人は握手をかわした。>

料理人たちは、がっちりと互いの手を握り締める。いまここに種族の垣根をこえた友情が生まれたのだ。

二人の友情はいかなる化学反応をおこすのだろうか。我々は料理の新しい世紀が開かれるのを目撃しているのかもしれない。

こんな感じでいいかな?

エエット……ソンナニたいした話じゃない気がするケド。


…………

……


本日は国立劇場完成式典においでいただきありがとうございますっ!

お料理も用意させていただきました。みなさま是非どうぞ!

<激辛料理をふるまわれ、人々は火を吐きながら舌つづみをうった。>

みんなよく食べるわね。こんな辛いの。

パーティーのお料理を、ラーウェイさんとタコパスさんにお願いしてたんですね。

みなさん絶賛されてますよ?ありがとうございます、ラーウェイさん、夕コパスさん。

この島に激辛がうけいれられてよかったぜ。

<カニ>イリ<タコヤキ>モウレテルッチュー!

ところでアイリス、取材の記事はどうなったんだ。

今度出る雑誌にのるわ。アンタたちにも見本誌を送ってあげるから。

楽しみだぜッ!激辛ブームはもうすぐだな!

チュチューッ!<夕コヤキ>タベルデチュー!

ところで主人公アンタの写真の件でいろんな人が質問したいって。

どういうこと?

…………光る夕コツボの件じゃないかしら。








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