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Brave The LionⅡ Story H-1

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story1-1



「――本当に、よかったのか? ダニエル……」

「こちらこそ。あんなに急だったのに、よく受け入れてくれたね。」

「まあ――そうだな。他に手がなさそうだった、ってのもでけぇが――

――オレにはなんにもねぇからさ。だったら、自分のことは二の次だ。

大切だと思う人を、そう信じられる人を、守れるなら――

自分がどうなったって、かまいやしねぇよ。」

「そうだね……」

「おまえだって、同じ気持ちだったんだろ?」

「う~ん、ちょっと、似てるような、細部は違うような?」

「なんだよ?」

「でも、大きなところは、キミと同じだったよ。」

「だからなんだよ細部って?」

「いいじゃないか。ボクとキミにも差異があった。

それって――結構、痛快なことじゃないかな?」

「まぁ……そうかもな……」

「じゃあ……みんなのこと、頼んだよ……」

「あの女の人のことは……?」

「……大丈夫。彼女は強いから。

キミはキミとして、接してくれればそれでいい。

ダグラスとして、出来ることだけをやれば、それでいいんだと思うよ……」

「……そうだな……」

「――おやすみ。」

「――ああ。」




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story1-2



『フフ……ハハハハハハハ……!』

<完全に倒したはずの『ソレ』が……再びこちらを狙ってくる――!>


……ちっ……!

この気配……!

感じる……!

あいつの中身は……!

『ククク。カン頼みの娘連中は、気づきが早いようだなあ。』

その声は……ヨーゼフ……!


クハハハハ! 初めまして!と、言っておくのも一興か!オレは生まれ変わってやったぞ!

オレは<混ざった>!究極魔獣、ヨーゼフ様の誕生だ!名前はまた考えんとなぁ!

馬鹿な……!?いったいどうやって……!?

プロフェッサー・カティア。世の中、人知を超えた力を持つお方もいるってことだよ。

さーて、中断していたタスクを再開するか!いただくぞ! 二号よ!

てめえ、自分がそうなってどうすんだ?もう実験は出来ねぇだろ?さっきの声のヤツに、いいように使われて終わりなんじゃねぇのか?

それでも構わんさ。

ほう?

人は、死ぬその瞬間まで、搾りとられる生き物だからなぁ!オレがこうなった上は、オレが研究される覚悟よ!

……ひん曲がってるくせに、根性だけはあるわよねぇ。余計にタチが悪いわ……!

さあ、ゲームを始めようじゃないか……!<>と、ミーチャと、一つになったこのオレが、オニを買って出てやるさ……!

無事にこの島を、出られるかなあ!?

あぶないっ!

――!

クハハハハハ! 上出来、上出来!だが、次はもっと良く狙うぞ!?

<膨大な闇の力が、ヨーゼフの内で高まっていく……!>

これは、アレだな。ここで戦っても分が悪いな。

じゃーどーするの?

決まってんだろ子猫ちゃん。巣の中じゃ最強の獣さんも、表じゃそうもいかねぇもんさ。

逃げるぜっ!

了解。

了解。

……了解。

ほら、あなたたちも。

はい。

ってわけだ!つまんねぇゲームは一人でやってなぁ!


……ククク。フェアーに説明しすぎたかな?

まあでも、そう簡単に終わらせちゃあ――

ゲームになりませんよねぇ、エピタフさま!?



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story1-3


ねぇみんなーーーーっ!!!
急いでるとこ。アレなんだけどさっ!!!

キャトラ!?

おめぇさんすげえな。ちっこいクセに、腹から声が出てるじゃねぇか。

ありがとねっ!で、なんだけど!見知らぬ人もいるし、チャっと紹介してくれない?

そうね、じゃあ手短に。

こちらは、バイパーさんとセラさん。退魔士……元・退魔士の先輩よ。

よろしく頼む。

……セラよ。

……元・退魔士? どゆこと?

今はこれで。

この子たちはヨシュアとミレイユ。私が昔世話した双子よ。

ヨシュアです!

初めまして。よろしくお願いします。

ええ、こちらこそ。

双子……? まあ、それも今はいっか。

よう、オレはダグラス。魔剣士ダグラスだ。

――色々あったんだが、まあ、その名前で呼んでくれ。

k私はエルフのクロエ。姉よ。――ダグラスの。

へへっ……

で、オレかい?オレはオズマ。人呼んで――

タイミングのいいちょびひげ。

サボリおじさん。

謎のアホ。

謎のおじさん。

謎の頼れるおじさん?

おっ! ミレイユ!わかってるねぇ!

あと十五年もしたら、ディナーでもどうだい?

え?

――と、言いつつ、こっちも見過ごせねぇ!お嬢さん、今夜は暇かい?

え?

どんがらがっしゃーん!

どうしたこの猫?

アタシはキャトラよっ!

よくわかった!女たらしのおじさんね!?

ふっ……そんなありきたりな表現でオレを呼んでくれるなよ?

そーね。あんたモテないし。

……『あたし以外には』と、そう思わせることが、色男の条件ってわけさ。な?

はいはい、勝手に言ってなさい……

もうちょっとおしゃべりしたいけど――

ああ、詳しい話は、この研究所を生きて出てからにしようや!



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story2-1



出口まで一直線、道を作るぜ!うおおおおおおおおお!!!!

<獅子が吠え、剣を振る!

斬撃が巨大な衝撃波となり、魔獣の波を薙ぎ払う!>

ヒュ~♪ やるねぇ~♪

力が湧いてくる……アイツ、

ダニエルがくれた、新しい力が――

――はぁッ!!

セラさんっ!?

kダグラス!?

……平気さ。本気で仕留める気じゃねぇ。だろ?

……ごめんなさい……!頭では、わかっているのだけど……!

仇とは言わないけれど!ダニエルも望んでいたけれど!それでも――!

……一人の人間を、失ったことに変わりはないから……

……わかってるさ。ダニエルは、もう――いない。

けど――その力と、<>は、託された。

無駄にはしねぇ。――欠けらもな……

……それを……彼も望むでしょうね……


「ギャハハハハ!相変わらずゥ、

ヒロイックなシーンが似合いますねェ~♪」


k! この声は――!!


初めましての方には自己紹介をば。

ワタシはルエル・サクラリッジ。<愉快な道化の影芝居>――

<シャッテンシュピール>がひとりにございます。以後、お見知りおきを……

え……女の子……?

お兄ちゃん……!見た目にだまされないで……!ものすごい<>を感じる……!


久しぶりじゃねぇか。おめぇにやられたコト、忘れちゃいねぇぜ……!

ワタシは忘れてあげてもよかったんデすが――!

<ルエルの邪悪な魔力が、大量の魔獣を呼び出す――!>

とォ~~~っても面白そうだし、ナニより、我が主もご参加されるようだしィ~♪

不肖このルエル、オニ役の一人を承りまァ~~~ス♪

ギャハハハハハハ!

中々の手前だねぇ。これだけの魔物を、造作もなく召喚するたぁ。

ここに蓄積されてた闇を利用してるのね。ホント、小賢しいわ。

よォ~イ、ドン!で、襲いかかりまァ~す♪よォ~~~~イ……

チイッ!地の利があるのをいいことによっ……!

ドン!

退くぞッ!!! 止まるなッ!!!



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story2-2



ギャハハ! ほらほら!おいついちゃいマすよォ~?


む~~~~……女の子に追いかけられるのは、オレの趣味じゃねんだよなぁ……

そうなのか?

女の『子』にはな。

贅沢な奴だ。

おじさんたち!呑気にしゃべってないでよ!

…………

や~い、おめぇなんか。こいつらから見りゃあオレと一緒なんだよ~。

……気に入らん。

えっ!?……あの、バイパーさん、悪気はなくって……

追う者が追い、追われる者がただ追われるのは、ゲームとしては駄作だな。

え……?

俺は抜ける。

あらあなた、時間を稼いでくれるってワケ?

奴らに思い知らせてやろう。なぜ俺が、バイパーと呼ばれているのかをな。

なんでなんだ?

カッコイイからだ。

答え言っちゃった!

……あたしも付き合うわ。

なんだってセラちゃん!?だったらオレも――

久しぶりに、全てを忘れて闘いたい気分なの。

――なんてことは言わねぇぜ!言わねぇのさ! それがオレよ!

賑やかな人ね……


小休止は終わりましたァ?それでは、追撃再開しまァ~す!


ちっ……! 悪いな、あんたら。

何も悪くはない。

……ええ。あなたは何も悪くはないわ。

みなさん! 追手が来ます! 急いで!

……信用してるぜ……!


……メアにも言ったが。体を動かしているうちに、思考もクリアになる。

まだ必要ないわ。お嬢ちゃんと一緒にされるのも不愉快ね。

このあたしの思考を止めてくれるほど、激しい戦闘になればいいけど。

それは心強い。

――来る!!



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story3-1



はァ~い魔獣のみなさァ~ん♪一糸乱れず突撃してくださァ~い♪

おんやァ?お一人でどうされました?時間稼ぎですカ?


そんなところね。

なるほど、いい作戦です。さて、どの程度稼げるのか、試してみようじャないでスか!

<押し寄せる魔獣の猛攻を、セラはあるいは防ぎ、あるいはかわす!>

これは賢い。倒しても新手が出るだけと見て、通路で防御する構えですか。

まさかだろ。

!?

さすがだなセラ。あの程度の数では、かすらせもさせないか。

髪が一房揺れたわ。あたしも冷静じゃあないみたいね。

貴様、どこに隠れていた!?

茂みの中、気付いたときにはもう遅い。バイパーは狙っている。その牙は容赦なく命を奪う。

まぁここは茂みでもなければ、俺も本物のバイパーではないがな。

……カッコつけてくれますねェ?負けたときの恥が倍増すると思いますよォ?

そのときは悔いている暇もないことだろう。

よくわかってラっしゃル――!

――それでは、実現してあげますねェー!ギャハハハハ!

不意打ちなんて一瞬のキラメキ!この数相手にどォするんですかァ!?

お言葉だけど、あたしたちはいつも『狩る』側でね。

はァん?

やりようならある。



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story3-1



防戦一方じゃないでスかァ~?さっきのオーグチはどーしたんですかァ~?

そんなザコどもを、いくら倒したってですねェ――

…………

…………

!!

お前は速くないな。

くっ――!?

<穿つ>!!

ぐぁあああああああっ!?

方法はいたって単純明快だ。一瞬の隙間を見抜き、そこを<穿つ>……

あたしに言わせてくれてもいいのに。

――なぁんて、ねェ?

ギャハハ♪ ざ~んね~んで~した~♪

……しぶといのね。

ちょっと違いますねェ~。

ワタシ……もう既に、一度壊れちゃってるンです。

もう壊れてるモノを……どうやって壊すんですかァ?

どういう理屈か知らないけど、簡単には仕留められなそうね。

余裕にはちゃあんと根拠があるモンなんですよ?

ギャハハハハ!



……これでは本当に、タダの時間稼ぎだな。

どうする?

どうしよう。



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story3-2



……まったく、次から次へと、楽をさせちゃくれねぇなぁ。

ゲームだかなんだか知らねぇが、一方的に押しつけるなってんだよなぁ。

……?

……?

あ~、のど渇いてきた。さっさとここを出ようぜ!

――って、なにを立ち止まってんだよ?

だって……ソッチ、来た道だから……

――なに?

ダグラスさん……?

もう、ダグラス!疲れてるのはわかるけど、そーゆーボケはいらないわ!

おう、悪い悪い……

あなたたち、あんまりボヤボヤしてる暇はないわよ。早くこの天才を、出口まで連れてってちょうだい。

? カティアもなんか、消極的ね?

実は、カティア様は、方向オン――

ヨシュア!

はい! 僕は道を覚えています! あちらです!

じゃあ行くわよ!

カティアさまって、道を覚えるのが好きじゃないみたいなんです。

へぇ。まあ、好き嫌いはひとそれぞれだからねぇ。


…………

どうした、あんちゃん?

……いや、なんでもねぇ。さあ、急ごうぜ!


…………

戻った二人が心配かい?

いいえ。出来ないことに挑む人たちじゃないもの。

ヒュ~♪ わかってるねぇ~。



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story4-1



とっとと出るわよォー!

カティア様! そっちじゃないです!

むっきィーーーーーー!!!


こっちだ!

ちがいます!

…………


まーまー、落ち着けや。出口はもうすぐだぜ。

ダグラスさん……少し、変わりました?

……かもな。

ダニエルは……瘴気と――――<>、そのものだった。

それと同化したんだ。力を得ただけじゃない。それ以外の部分も、変化するさ……


r……ダグラス。あなたの中に、ダニエルがいるの……?

……いや。ダニエルは、眠りについた。もうきっちり一体化してるよ。

一体化……? ……人、と……?

ミーチャから造られたコピーのオレと、もう一人のコピーが一緒になっただけさ。

…………

――なんつーか、ここってとんでもないトコだよなぁ。

この研究所で造られた中じゃ、オレなんかそんなにたいしたことねぇのかもな……

…………

……ねえ。ダグラスは、ダメラスのダメな部分を受け継いだの?

……ダメって言うなよ。あいつだってあいつなりに――

――!!壁から離れろ!



<――突如、通路の壁が破壊され、そこからのっそりと怪物が現れる――>


サプライズ、どうだね?

メア、カティア、あとおじさん!

あ~あ~、ホントに、どこもかしこも埃が溜まりすぎなんだよ……

演出効果を好み過ぎる科学者なんて三流よ。

なに、科学者も、エンターテイナーだと考えているものでね……!

カティア様!

あ~ハイハイ、大丈夫だから。そっちはそっちで逃げて。あとで合流するわよ!

わかりました!

バカなヤツだな、こっちを分断させておめぇになんの得がある?

その方がフェアーかと思ってね……!来い! ミーチャコピーども!

ちっ……! ここは引くぜ、姉ちゃん、

kええ!


そっちはそっちでうまくやってくれよ!

任せとけ~。オレに不可能って、なかったりするからよ~。

――ヘヘ。そういう言い方もいいな、おっさん……

そろそろ、いいかね?――やれ! コピーども!

チッ! 逃げるぜ!

またあとでな!


――ククク。演出家を自認するからには――

このくらいは盛り上げないとなぁ!




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ノーマル

   Brave The LionⅡ Story1

分岐 Brave The LionⅡ Story2 メア ルート

   Brave The LionⅡ Story3 カティア ルート

   Brave The LionⅡ Story4 メイン ルート

   Brave The LionⅡ Story5 メア ルート

   Brave The LionⅡ Story6 メイン ルート

   Brave The LionⅡ Story7 カティア ルート

   Brave The LionⅡ Story8 メイン ルート

合流 Brave The LionⅡ Story9


ハード

   Brave The LionⅡ Story H-1

   Brave The LionⅡ Story H-2

   Brave The LionⅡ Story H-3

   Brave The LionⅡ Story H-4

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~ 白猫プロジェクト ~
登場人物画像ストーリー思い出

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登場人物イラストストーリー

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