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【白猫】ティナ(クリスマス)・思い出

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飛行島の思い出 
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ティナ・トピア CV:釘宮理恵
最強の血を受け継ぐ少女。
幼い頃からずっと、サンタを信じている。



思い出1



みなさん、メリークリスマス♪

メリークリスマス♪ そわそわ……

どうしたの猫ちゃん?

ほら、あるでしょ。クリスマスといったら……

プレゼント?

そうそれよ! ちょうだい!

えー、ないよ。私、どっちかというともらう側だし……

それに、プレゼントするならその人が本当に望むものじゃないと。

アタシは食べものならなんだっていいのに……

そういうアンタはどうなのさ。ちゃんと望んだものもらえてるの?

もらってるよ。毎年かかさず。

ご両親から?

はい。今年はお父さんから、亀のイヤリングを――

お母さんからは鶴のイヤリングをもらいました。

一対のアクセサリーで、長寿の願いが込められてるんですって。

わざわざプレゼントをふたりで分けなくてもねえ……

ふふ、相変わらず仲良し夫婦ね。

な、なんだか照れちゃいます……

あれ? でもさ、アンタの両親って世界中を新婚旅行中だったわよね?

そんなんで、どうやってプレゼントが届いたのよ?

う~ん、わかんない。いつの間にか布団の上に置いてあったから。

たぶん、空を飛んできたんだよ。

そんなことかでき……るんだったわねアンタのご両親。半信半疑たけども。

まるでサンタさんね。

えっ!? 見たことあるんですか!

い、いえ、ないけど……

そう……なんですね……

なにその反応?

だって私……サンタさんに会うのが小さいときからの夢だから。

毎年、枕元に靴下を置いたり、メッセージを置いたりしてるんだけど……

なかなか来てくれなくて……

……今年は会えるといいわね。サンタさん。

はい。信じてます♪



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思い出2



――某所

『ほわいときゃっつ』の関係者が集まり、クリスマスパーティを行っていた。


わー、この料理美味しそう♪ これってターキーっていうんだよね。

ちょっとアンタ! さっきから食べてばっかじゃないのよ!

育ち盛りだからしかたないじゃん。

そういう問題なのかしら……


lやあティナ、楽しんでるかい?

あ、レザール座長! その節はどうも。

lあれから演技のほうは? もし、興味があれば次の公演にも……

そうですね……考えておきます。

ふふふ、すっかり女優さんね。

うぅ……ティナ、ちょっとこっちきて……

どうしたの猫ちゃん? お腹痛いの?

食べすぎたみたい……

私にあんなこと言っといてそれぇ?

ごめん……お笑いぐさよね……みんなに合わす顔がないわ……

だからその……お願い……胃薬を買ってきて……

えー……なんで私が……

こんなこと頼めるのは……大食い仲間のアンタしかいないのよ……

大食い仲間って……もう。わかったよ。

じゃあ、ちょっといってくるから。場所を教えて。


 ***


うーん……さっきもこの角を曲がったような……

もう! 猫ちゃんの描いた地図、ぐちゃぐちゃでなにがなんだか……

よっ、お姉さん。お困りかい?

へっ? あ、うん……ちょっと道に迷って……

ねえ君、<黄色い豆の木>ってお店知ってる?

あー、その店ならもう閉まってるよ。なに、プレゼントでも買いにきたの?

ま、まあそんなところ……

そう落ち込むなって。じゃあさ、サンタにでも頼んでみる?

えっ……?

実は俺、サンタに会ったことあるんだよね~。

ほ、ほんとに!? どうやったら会えるの?

ま、ちょっとしたコツがあるんだ。

なにそれ! 教えて!

へえ……あんたは疑ったりしないんだな。

ん?

はは、なんでもない。

いいぜ、教えてやる。俺についてきな。



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思い出3



じゃーん! 我が家へようこそ!

へー、けっこう広いんだね。

そりゃ、今日は俺以外誰もいないからな。

クリスマスなのに?

いつものことさ。両親はよく俺をほったらかして、どこかに遊びにいく。

俺よりも旅行のほうが大事なんだろうよ……

そんなことないよ! 子供を大切にしない親なんているはず……

…………まあいいさ。それより、サンタを呼ぶコツを教えなきゃだな。

う、うん……それでどうするの?

そうだな……まずは靴下を手で編むところからかな。

はあ? なんでわざわざ……

あれ? 靴下を単なるプレゼント入れだと思ってる? そりゃおかど違いだよ。

サンタは細かいところを見てるもんなんだ。俺たちは試されてるのさ。

そういうもんなの?

ほらほら、つべこべ言わずにやってみ。毛糸と編み針、そこにあるから。

は~い……えっと、たしかこういうのってまず輪をつくってそこに糸を通して……

ってあれ? 輪が3つに……

ああ、ダメだって! それじゃ絡まっちゃうよ!

ぐうう……あーもう無理! 私、編み物とか苦手!

女の子なのに?

うるさいなー。ねえ、これ以外にサンタさんに会う方法はないの?

うーん、だったら睡眠だな。

すいみん?

サンタは子供が寝静まったころにやってくる。

かといって、寝てしまってはサンタの姿をおがめない。

じゃあ、どうするの?

寝たふりをするのさ。バレないように、完璧にな。

なんだかむずかしそう……

それなら練習するかい? 俺がサンタ役をやるから、お姉さんはそこのベッドで寝たふりな。

うん……やってみる。よっと。

寝心地はどう?

ふかふかしてて気持ちいい~♪

よし、準備は整ったな。

それじゃ俺はいったん外に出るから窓の鍵だけは……

お姉さん?

…………すぅ……すぅ……

お~い……



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思い出4



はあはあ……待ってよ。何する気? 突然、街に連れ出して……

サンタはなんといっても良い子のもとに現れる。だからこれから……そうだな……

おっ、ちょうどいいところに丸まった紙袋が。

はい?

ゴミはゴミ箱にってね。

ほら、お姉さんもやって。良い子ポイントを稼がないと。

ああ、そういうことか。よーし……

この通りはマナー悪いやつ多いからゴミには困らないぜっと……

空きビン2本ケット。

私のほうは……痛っ!? つう……指になんか剌さった……

ガラスには気をつけなよ。ゴミ拾いきつかったら、俺が代わりに……

いい。サンタさんに会えるまで頑張る。

あはは……


「ひいいっ!? やめてくれえええ!」

「うるせえ! さっさと金をよこせ!

娘のプレゼントなら、俺たちが買ってきてやるからよ~!」


なにあれ。たったひとりを大勢で……最低ね。

良い子チャ~ンス♪

えっ? ちょっと、そっちにいったら危ないわよ!


 ***


だ、だれかたすけてくれ……

ひゃはは! 誰もこね――

やい! その人から離れろ!

あん? なんだこのガキ?

僕ちゃん、正義の味方ごっこでちゅか? 後ろにいるのはお姫様かな~?

えっ? うしろ?

まったくもう……手伝ってあげるわよ。

その代わり、良い子ポイントは半分こだからね。

ヘヘ。足引っぱるなよ。

冗談。こんなやつら、一瞬で片づけてやるわよ。

はっ、そんなか細い腕でなにができるってんだ?

――この細腕は、てめえを壁ごと彼方まで……

あ、ダメだ。そんなことしたら悪い子になっちゃう……

なにをごちゃごちゃと!

ちょ、触んないでよ! この――

いてっ!?

やーい! こっちだバーカ!

ててて、こいつは空きビンじゃねえか……なんてもん投げんだクソガキイ!

またまだあるぞ! それそれそれー!

こらてめ、やめ、いって!?

ちぃ……タンコブできちまったよお!

悔しかったら追いかけてこい!

待ちやがれええええ!!!


さっ、今のうちに。

ありがとう。君たちは命の恩人だ。

いえ、私はなにも……

そうそう。感謝するなら俺にしてよね。

君……逃げたんじゃ?

この辺は俺の庭みたいなもんさ。

大人には通れない抜け道だって知ってる。

そっ……でも、無茶はダメだよ。心配したんだから。

俺はいつでもそばにいるぜ、お姫さま。

調子にのらない。

へへへ。

それじゃあ、ゴミ拾いを再開しましょうか。

君が散らかしたから大変だよ。

あれは不可抗力だってば~。

ふふふっ♪



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思い出5



ちょうだい、ちょうだーい!

これこれキミたち、順番は守って。プレゼントは一人ひとつまでじゃからね。

あれは……? おじいちゃんがなにか配ってるみたいだけど……

お姉さん、よかったな。努力がむくわれたぜ。

えっ?

あの人がサンタだよ。

ええっ!?


ほれほれ、メリークリスマスじゃ♪

あ……

いいの? モタモタしてるとプレゼントなくなっちゃうよ。

う、うん! いってくる!


ほれほれ~……

あ、あの……!

ん? なんだいお嬢ちゃん?

その、私、あなたが夢でして、えっと……

おうおう、プレセントじゃな。

ほれ、最後の一個じゃ。運がよかったのう。

あ、いや……えっ? いっこ……

……俺のことは気にしなくていいって。

でも……

あ、<店長>いたいた。

お、おい、子供たちの前だぞ。その呼び方は……

待ってください……どういうことですか?

…………わしはのう……しがないオモチャ屋の店長なんじゃよ……

それで今日は……在庫品をプレゼントとして配っていただけなんじゃ……

そんな……サンタさんじゃ……

夢を壊してすまんのう……

いえ……



えっと……お姉さん。これは――

どういうつもり!

!?

私を……だましたんだね……

…………

なんとかいってよ!

――そうだよ! 俺はサンタに会ったことなんかない!

じゃあ今までのことは全部……

……悪かったと思ってるよ。でも……うれしくてつい……

えっ?


おっと、そろそろ撤退の時問じゃな。お嬢ちゃん、そのプレゼントは好きにしてくれ。

えっ、あっ、ちょ……

プレゼント……ね。

…………



アタシのお腹が治っちゃうくらい、帰りが遅いとおもったら……

なんとも言えない雰囲気ね……



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思い出6 (友情覚醒)



…………

…………

はい、これ。

えっ?

欲しかったんでしょ……プレゼント。

べつに……

つよがんないの。

…………でも……俺は悪い子だし……

ううん、君は正義の味方……でしょ?

…………

いいから受け取って。私のぶんはサンタさんに頼むから。

……まだサンタを信じてるの?

君が信じさせてくれたんだよ……責任とってよね。

…………ありがとう。


<そのとき、あたりはルーンの光に包まれた。>


「ま、まぶしい……なにも見えない……」

少しだけ、わしの話を聞いてくれんかのう。

「声が……聞こえる……」

この街はその昔、サンタに会えるという言い伝えがあった。

クリスマスになると必ず、子供たちは願いを書いた手紙を枕元に置き、サンタが来るのを待ったという。

……そして、その期待に応えるようにサンタは現れた。

サンタは子供たちのために毎年たくさんのプレゼントを配り、街を笑顔でいっぱいにした。

――しかし、それも長くは続かなかった……

ある年。手違いにより、ひとりの少女にだけプレゼントを配ることができなかったのじゃ…

サンタを誰よりも信じていた子じゃったのに……

「…………」

そのことでサンタは信頼を失い……姿を消した……

今ではこの街でサンタを信じる子供は、誰もいない……

そんなとき、お嬢ちゃんのような子に出会えて本当にうれしかった……

「えっ……」

サンタを最後まで信じてくれて、ありがとう。

お嬢ちゃんと過ごした時間は夢にあふれていて、久しぶりに胸がいっぱいになった……

「あなたはもしかして……」

…………そろそろお別れのようじゃ……

「待って……」

このプレゼントはありがたくもらっておくよ。その代わり、お嬢ちゃんにはこれを……

さあ、受け取ってくれ。

「いかないで……」

ほっほっほっ。お嬢ちゃんが、信じていればきっとまた会えるじゃろうて。

今度会うときはちゃんと、靴下を編めるようになっとるんじゃぞ……

「サン――」



…………

どうしたのティナ? 独りでぶつぶつと……

あら? さっさまでそこにいた男の子はどこに……

さよう……なら……

ティナ? そのプレゼントは?

サンタさんからもらった。

ううん。正義の味方から……かな。ふふ……

<ティナが何かを探すように空を見上げると、一筋の涙が頬を伝った。>

メリークリスマス……



サンタを信じる少女 ティナ・トピア


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その他


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