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【白猫】呪術廻戦 Story

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最終更新者:にゃん


2021年2月27日

呪術廻戦

呪術廻戦 Story0

呪術廻戦 Story1

呪術廻戦 Story2

呪術廻戦 Story3



登場人物


thkgn




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story


tあれ、俺らカラオケ行こうとしてなかった?

kしてたっつーか、来たんじゃ……アレ?

hここ、高専だぞ。……いや。似ているが――

t……微妙に違う?……アレ?

kなにやってるのかしらね。あんな人らいたっけ?

hやっぱり、違くないか?

ここ、高専じゃないぞ。似てるだけだ。

kはぁ?どういうこと?

hわからん。それに――

記憶がない。どうしてここに立ってるのか。

tたしかに。さっきまで電車乗ってたような……

h言われてみれば……

wきゃあああああ!!

k悲鳴!?

h森の方だな。

t行くぞ!!

w_oJよしなさい。

w凶暴な魔獣が住んでおります。今から行っても、手遅れでしょう。

t手遅れかどうかはわかんないだろ。

w_N島長、よそ者ですよ。放っておきましょう。

どうせ助からない。聞き分けのない者から死ぬんですよ。

kチッ、聞くだけ無駄ね。

そもそも魔獣ってなによ!?

hわかるわけねえだろ。

tワケわかんねえけど、とりあえず助けにいくぞ!



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story 少女を探して



k子どもが襲われてる!

t助けるぞ!!

h玉犬「渾」

その子を守れ!

kはぁ!!

tなんだったんだコイツ!!

h呪力を感じない。まさか今のが魔獣か?

k魔獣って……意味わかんないんだけど。

てかちらっと海が見えたわよ!海!

地形も高専と微妙に違うし!?なんなの!!

tわかんねえよ。もしかして、術式とか?

h可能性はゼロじゃねえな。

P…………

t大丈夫?

P悲しんでるの。

森が、自然が。自分勝手な、島の人間たちに。

k頭打ったのかな?

hおい……

P種を撒いたの。でも芽を出すことも、彼らはしないのね。

k彼らって誰?

P呼んだのはアナタたちじゃない。それより、まだ、いるよ?

thk


だいじょぶ!?アンタたち、ケガない!?

気をつけてください。このあたりの魔獣は凶暴ですから!

呪術、こわくないよ。だ・か・ら――

邪魔じゃコラァァアアア!!!


…………

……


hこれで全部か。

kみたいね。たぶんだけど。

tマジで助かったよ。ありかとな。えっと……

気にしなくていいわ。アタシはキャトラよ。

こっちは主人公とアイリス。

よろしくお願いします。

t俺は虎杖悠仁。よろしく。

k釘崎野薔薇。紅ー点よ。

h伏黒恵。

よろしくね!あと、この禍々しいのはメリド。

呪術、こわくないよ。メリドです。呪術師だよ、よろしくね♪

tおたくも呪術師なの?

おや?ということは君たちも、なのかな?

h待て、さっきの子どもはどこだ?

子ども、ですか?

t俺たち、女の子を助けるために戦ってたんだ。

女の子なんて見てないけど。

kもしかして魔獣ってやつに……?

h玉犬に守らせてた。それはない。……急に消えたみたいだ。

tどういうことだよ……

よくわかんないけど、女の子を捜せばいいのかしら?

tだな!




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story



g七海、目の前に何が見える。

n海です。絶海の孤島ですね。

gなんで?

nこの状況が理解できるなら、苦労はしませんけどね。

呪術でしょうか?何かの術式か、生得領域でしょうか?

gだったら僕が見逃すと思うかい。

nまあ、そうですね。

gおもしろいことになってきたね。

nこの状況がおもしろいで済むアナタがうらやましいですよ。

gおや?


はっ!

ねえ、ここって良い肥料があるだけの島じゃなかったの?

うん、そのはずなんだけど……

せっかくの旅行が台無しね。

ごめんね、カスミ。旅行、楽しみにしてたのに。

気にしないで。ひとりで来させないでよかったわ。それより、どう切り抜けるか考えましょう。


g危なかったね。

あなたたちは……

n通りすがりの者です。

気を付けてください。まだまだいます。

g大丈夫。僕、強いから。ってことで、サクッと片付けちゃおうか。

nサクッと片付くかはさておき、賛成です。

私たちも!



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story 村へ



gこれで全部かな。

nそのようですね。怪我はありませんか。

gあるわけないじゃん。

n誰がアナタの心配を?

gあはは。お嬢ちゃんたち、大丈夫かい。

はい。助けていただきありがとうございます。

助かったわ。私はカスミ。この子はフローリアよ。

n七海建人です。

g五条悟だよ。よろしくね。

正直、危なかったわ。こんなに凶暴な魔獣がいるなんて、思ってもいなかったから。

n……魔獣ですか。

gくくく。

ー度、ここを離れましょう。どうやらこの島の魔獣は人に敵意があるようです。

草花が私たちに<逃げて>と……

nまるで植物の声が聞こえるような言い回しですね。

フローリアは草花の声が聞こえるの。

gさて、どうする七海ィ。思ったよりも愉快な状況だね。

n本当に……頭が痛くなりそうですよ。

gまぁ、何がなんだかなんだけど、人を襲うヤツらをほっとくワケにはいかないしね。

nそれは同意です。

方針としてはさきほどの魔獣……というものを処理しつつ現状の把握に努めることになりそうですね。

gだね。

話の途中でごめんなさい。

お互い知らないことを共有しませんか。

この島にも人が住んでるわ。何か悪いことが起こっているなら、見過ごせないもの。

gいいね。それは助かるよ。

nでは落ち着いて話せる場所にでも移動しましょうか。

この先に村があるはずです。そこに行きましょう。




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story





t女の子、そっちいた?

いいえ、見つからないわね。

k魔獣ってやつにやられた形跡はないし、無事だとは思うけど……

h捜すしかないか。そっちはどうする?

僕たちは呪物を探してるんだ。

とはいえ、その子のことも心配だね。手伝うよ♪

tそりゃ助かる。ありがとな!

そういえば君たちも呪術師と言っていたよね。もしかして同じ呪物を?

kそれどころじゃないわ。ちょっと分からないことが多すぎて。

アタシらでよかったら知ってることなら教えてあげるわよ。


…………

……



h別の世界……?

kそんな漫画やゲームみたいなこと……

tマジ?ドッキリとかじゃなくて?別の世界なの、ここ?

ときどきいるのよ。理由は千差万別だけど。

たぶんだけど、僕たちが追ってる呪物のせいで、この世界にやって来てしまったんじゃないかな。

聞いた感じだと、この島の建築様式も、キミたちの言う<高専>と似ているみたいだ。

呪物がキミたちを呼び出した要因のひとっとして地理的条件の重なりも否定できないね。

tその呪物っていうのは?

<エリニュエスの手鏡>。

効果は、呪物の使用者が復讐を成し遂げるために必要な呪いを生み出すこと。

復讐のための道具だね。

hそれがこの世界の呪物か……

ねえねえ、今さらだけど呪物ってなーに?

危険な道具を回収するってことは頭に入ってるんだけど。

h呪物は、呪いを込められた物体のことだ。込められた呪いの強さでランク分けがされている。

もっとも、この世界の呪物が同じものだとは思えないけどな。

まったくの別物と考えたほうがいいだろうね。

要は呪いのアイテムってことね。

そういうことだね。

k話戻すけど、つまりその呪物のせいで私たちがここにいるってこと?

t……なあ、それって変じゃないか。

だって俺たちは呪術師だろ。どうして復讐のための呪物で、俺たちがこの世界に来ることになるんだ?

kんなこと私が知るか!

tなんでキレてんだよ!?

h……まあここが別の世界ってのは、理解はできるけどな。

実際、さっき戦った魔獣も呪いとは違う。呪術師としての在り方もメリドさんと俺たちは違う。

そして呪物も、俺たちの知る呪物とは違う。

kそうね。そんな特性の呪物なんて、聞いたこともないし。

呪術、こわくないよ?

kさっきからそればっかね。

呪術のイメージアップを図りたいのよ、メリドは。

そういうことさ。フフフフ……

kその怪しい空気醸し出すのやめたほうがいいと思うけど……

h話の続きは後だな。

また!?わんさか出てくるわね。

みなさん、気を付けてください。

h「鵺」

kったく、休む暇もないわね。

tま、やるしかねえか。



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