Gamerch
白黒wiki

【黒ウィズ】キシャラ・オロル

最終更新日時 :
1人が閲覧中
最終更新者:にゃん

キシャラ・オロル CV:
2014/11/14






バックストーリー



もし夜空を見上げたときに、星屑がキラキラとしぶきを上げたら、それはキシャラとお友だちが、戯れているのかもしれません。


どこまでも広がる氷の異界、その北にポポラと呼ばれている場所があります。

そこにキシャラという魔法使いの女の子が住んでいました。

成績はとてもいいのですが、一つだけ周囲を困らせていることがありました。

それは、魔法をみんなのためには使わずに、自分が楽しく遊ぶためだけに使うということでした。


彼女のお気に入りの遊び――それはオーロラに乗って、"星くじら”と一緒に遊ぶこと。光の波に身をゆだね、どこまでも漂うのです。


ある夜、ちょっとした事件が起こりました。

「今日はもっと大きな波を作らない?」

悪戯っぽく提案したキシャラは、オーロラに向け魔法をかけました。

そしていつもより大きくなったオーロラは、大きなうねりを作り、二人をずっと遠くまで流してしまったのです。

そこは普段は決して近寄らない、ゴツゴツした星屑の岩場でした。

怖くなった彼女の表情からは笑顔が消え、それと同時に魔法の力までも失ってしまいました。

「なんで魔法を使うの止めてくれなかったのよ!」

その言葉を聞いた星くじらは悲しそうに目を潤ませ、彼女の前から姿を消してしまいました。


「星くじらさん、怒っちゃったのかな?」

一人ぼっちになったキシャラは、魔法が使えなくなった事よりも、友達を失った事のほうが悲しいと感じました。


それからずっと、星くじらは現れませんでした。

仕方なくー人で“星けんけん”をして遊んでいた時です。彼女の耳に聞き覚えのある声が飛び込んできました。

「げんきになったかい?」

「あっ! もう~、いなくなっちゃのかと思って心配したんだから……」

拗ねたふりを見せて振り向いたキシャラは、眼前にある光景に目を疑いました。

「ど、どうしたの?」

そこには星くじらの仲間が、何十匹、いや何百匹と浮かんでいたのです。

「ぼくのともだち、つれてきたよ」

驚くキシャラの目の前で、星くじらたちは一か所に集まり、一斉に背中から潮を噴き上げました。

そして宙に舞った星の潮は、キラキラと輝くオーロラヘと変わったのです。


それ以来、キシャラは元気を取り戻し、再び魔法を使えるようになりました。

またいつもの日常が戻ってきたのです。

ただ以前と違ったのは、キシャラが『魔法を自分以外の人のために使おう』と心に誓ったことでした。





キシャラ(謹賀新年2016)

キシャラ(ゴールデン2018)





聖なる空のエステレラ mark

  聖なる空のエステレラ   
聖なる空のエステレラ2016
11/30
イタズラ女神とうさぎのおはなし
ピピア・ショトワの演奏紀行 (3700万DL記念)2016
02/18
ピピア(バレンタイン2017)Story
神殿のお掃除大願の巻2017
08/31
ピピア編(バレンタイン2017)
キシャラ編(謹賀新年2016)Story
キシャラ編(ゴールデン2018)Story





コメント (キシャラ・オロル)
  • 総コメント数0
新着スレッド(白黒wiki)
注目記事
ページトップへ