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【白猫】推参!エクストリーム忍者ガール! Story

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2017/00/00


目次


Story1 覆水フェイドアウェイ

Story2 呉越ライドトゥザシップ

Story3 油断アーチエネミー

Story4 馬耳イーストウィンド

最終話 梁上メテオストライク


主な登場人物




story1 覆水フェイドアウェイ



ミカン

潜入、かんりょーう!


リンゴ

気を抜くなよミカン。ここは敵地、それも忍者屋敷だ。どんな罠があるかわからない。


ミカン

だいじょーぶ、だいじょーぶ!えーっと、この屋敷のどっかにある秘伝のみかんを持ち帰るんだよね?


リンゴ

秘伝のみかん>じゃない。<秘伝の奥義書>だ。

奥義書を手に入れ、敵の忍術を分析できれば、我が里は優位に立てる。そのための潜入任務だ。



……あのさぁ。

そのための潜入任務>に、どーしてアタシたちがついてこなきゃいけないのよ。


リンゴ

ヒマそうだったから。


そんな理由!?

予定が空いてたのは本当だし、楽しそうだからいいんじゃない?


リンゴ

うむ、助かる。ではおまえたち、さっそく陽動として敵に捕まって我々の潜入を楽にしてくれ。


いきなりオトリ!?


リンゴ

あまり大声を上げるな、キャトラ。敵に気づかれたらどうする。


これが叫ばずにいられるかー!


ミカン

あ、なんか変な縄があるよー。なんだろ? えいっ。


ミカンが謎の縄をグイッと引くと、けたたましいサイレンの音が屋敷中に響き渡り、あちこちに赤いランプが点灯する!


ってなにこの忍者らしからぬ設備!


敵忍者

いたぞ! 曲者APPEARS!かかれ必殺デストロ──イ!!


リンゴ

気づかれたか……!


ちょっと待ってあいつらホントに忍者!? おかしくない!?


リンゴ

ヤツらはれっきとした忍者……<邪悪暗黒忍群>だ!!


ぜんぜんれっきとしてない!!


敵忍者

あいにく、すでに改名を果たしている。昨今のグローバルなリゼーションに合わせてな。


グローバルなリゼーション>とか言ってる時点でダメっぽいけど……なんて改名したの?


敵忍者

アメイジングニンジャーズ>!!


ほらダメだ────!!


敵忍者

ダメダメうるさい!ユーシャルダァ───イ!!


リンゴ

ええい、こうなれば強行突破だ!全軍、我に続けぇ────っ!


アンタもアンタで忍者のセリフじゃないっ!!


初級:大山アースハウリング
さて、ワタシはどう出るか……

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story2 呉越ライドトゥザシップ

あれ? ミカンは?


リンゴ

どうやら、はぐれたようだな。今頃、敵に捕まっているだろう。


早くない!?


リンゴ

ヤツは昔から、忍ぶのが苦手でな。どうも、潜入するとテンションが上がるらしい。


こういうの、ちょっとわくわくするものね。

遊びで来てるんなら、それでもいいけどねぇ……


リンゴ

まったくだ。ヤツには、プロの忍者としての自覚が欠けている。


敵忍者

むう、それは困った話だな。おぬしも、さぞかし大変だろう。


リンゴ

まあ、な。いつもいつも、ヤツには困らされてばかりいる。だが──


敵忍者

『だが』?


リンゴ

ヤツには、何かがある。忍者にとって、大切な……何かが、な。


敵忍者

大切な、何か……潜入する度胸であるとか、使命感であるとか、か?


リンゴ

それもある。だが、それだけではない──それらもひっくるめた、本当に、<何か>なのだ。

あるいは、それは……ついつい、ヤツを助けやりたいと思わせる、そういう部分かもしれんな。

今はまだ、ヤツは自分自身の眠れる才能に気づいてはいない。だが、もしもそれに気づいたなら──

ヤツは──ミカンは、きっと、真の忍者として、一皮むけることだろう……


敵忍者

……楽しそうだな。


リンゴ

楽しそう──?ワタシがか?


敵忍者

フ……気がついていないのか?頬がゆるんでいるぞ。


リンゴ

おっと……やれやれ。ワタシもまだまだ甘ちゃんだな。


リンゴ

ともあれ、いくら将来が楽しみだと言っても、敵に囚われてしまっては元も子もない。


敵忍者

確かに。早く助けてやらないと──だな。


リンゴ

ああ。……行くぞ!


敵忍者

おう!


行くな!!!



中級:継続ギガントパワー
とりあえずミカンは放置だ。

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story3 油断アーチエネミー

敵忍者

動くなよ、貴様ら!こちらには人質がいる!


ミカン

ごめーん!つーかまっちゃったぁ~。


縄でぐるぐる巻きにされたミカンがミノムシのように吊るされている!



たいへん!どうしよう……


敵忍者

さあ、武器を捨てて投降しろ!今なら書き取り一万回ですませてやる!''


ぬるい!?


リンゴ

──シャクリ。


リンゴは、余裕シャクシャクという表情で、りんごをかじる。


リンゴ

アメイジングニンジャーズ>と名乗っていても、そんなものか……その意味ではアメイジングだな。


敵忍者

貴様、ほめても何も出ないぞ!


アメイジングバカだ!!


敵忍者

そのりんごも捨てろ!この小娘がどうなっても──


リンゴ

小娘? おいおい、どこに小娘がいるというんだ?


敵忍者

なにっ……!?ハッ、まさか<うつせみの術>──!


忍者があわてて振り返ると……


ミカン

みかん食っべよー。ぶらーん。ぶらぶらーん。


敵忍者

ってやっぱいるじゃん!


リンゴ

スキありザッパー!!


敵忍者

げはあっ!


リンゴの投げた輝けるりんごが、忍者を吹っ飛ばして昏倒させる!


リンゴ

フフ……真ちゅう製のりんごだ。痛かろう。


ミカン

わーい、やったー!

ありがとねー、リンゴー!


リンゴ

15分23秒……捕まるまでのタイムが伸びたな、ミカン。

確かにおまえはダメ忍者だが……それでもめげずに努力する、その根性には光るものがある。


ミカン

えへへ、照れちゃうな~。ぶらぶらーん。


リンゴ

フフフ……意外と、おまえのような

タイプこそ、将来、里を背負って

立つ忍者となるのかもな……


目を閉じて語り、リンゴは、懐から取り出した新しいりんごをかじる。


リンゴ

シャクリぃぶぐはあっ!!


うわあっ!? な、なに!?どーしたのよ!?


リンゴ

ぐ、ぁああああああっ……!ま、まちがえた……!

これ、真ちゅうのヤツだぁ……!!


…………。痛かろう。


上級:口八丁ガトリングラッシュ
安心しろ、ワタシに考えがある。

story4 馬耳イーストウィンド

今度はどこの忍者屋敷よ?


リンゴ

アメイジングニンジャーズ>の屋敷だ。引っ越しました、というお葉書が届いてな。


矢文とかじゃないんだ……


あら? リンゴ、ミカン、それ、なぁに?


ミカン

これはねー、引っ越しソバなんだー!


リンゴ

忍者が新居に引っ越したときは、お祝いに引っ越しソバを届けるならわしなのだ。


ミカン

それでね、お互いに引っ越しソバを振るまって先に食べさせた方が勝つの!


相手もソバくれるの!?

ていうか勝ち負けとかあるの!?


リンゴ

どちらの忍術が上か、はっきりさせておくためだ。


リンゴ

だから、気をつけて進め。

いかにも<どうぞ>という感じでソバが置かれていても食うなよ。失格になってしまう!


毒があるからとかじゃないんだ。


リンゴ

? ソバに毒なんて仕込んだら、食べられなくなるだろう。食べ物を粗末にするヤツがあるか。


なるほど──これがブシドー……!


忍者にいらないハズのヤツね。


リンゴ

とにかく、注意してくれ。怪しいソバを見かけても喰わない。いいな?


ミカン

わかったー!

ずぞー、ずぞぞぞぞー。


リンゴ

なんで速攻で喰うとんのじゃ──!


ミカン

ずぞ────ん!


リンゴに吹っ飛ばされ、ミカンは夜空の星となった。


リンゴ

クッ、さっそく1人、脱落とは……<アメイジングニンジャーズ>め、どうやら腕を上げているな……!


楽しそうね。アンタたち。


絶級:石橋フォーリングノック
ここから先は、修行用の重りを外
して挑むとしよう。

破滅級:電光ファイアストーン
行くぞ……これが最後の戦いだ!

最終話 梁上メテオストライク

敵忍者

ここまでたどり着く忍者がいようとはな……


敵忍者

だが……このビッグマウス・コタロウにソバを喰わせられると思うなよ!


ビッグマウス・コタロウは、一瞬にして十人に分身し、こちらを取り囲んできた!


分身した!


ビッグマウス・コタロウ

ククク、どれが本物か──


バーンナップ。


ビッグマウス・コタロウ

ギャー!


範囲攻撃で一発だった!そりゃそうだ!


リンゴ

フ、打ち合わせ通り。よくやってくれた、アイリス。


いいのかしら、いろいろと……

威力は抑えたから、けがはしてないと思うけど。


リンゴ

問題ない。この男が分身の術を使うという情報は、広く出回っていた。対策を打っておくのは当然だ。


秘密の奥義じゃないのね……さすがビッグマウス……


リンゴ

あっけない……いや、それだけ、ワタシの技量が上だった、と言うべきだな。


リンゴ

事前に敵の情報を集め、作戦を組み立て、つつがなく遂行する……

この戦術眼、極めれば一軍をも翻弄する武器となろ──


スキあり!


リンゴ

むぐーっ!?


床板を割って現れたコタロウが、リンゴの口にソバを叩き込んだ!


ビッグマウス・コタロウ

どうかね、我がソバの味は!!

コシがあってうまかろう!!


リンゴ

バカな……ほどよい噛みごたえと濃厚に広がる深みのある味わい、さらにツルリといく最高の喉ごし!確かにうまい……!''


じゃなくって。


リンゴ

ハッ! そうだった。

ビッグマウス・コタロウ、

おまえは確かに倒したはず──!


ビッグマウス・コタロウ

ククク……分身を出すだけ出して、本体は床下に逃げていたのだ。

分身の術が得意だと吹聴すれば、対策を打ってくると思ってな。


リンゴ

そして、勝ったと思い油断したスキを突く……貴様、ただのビッグマウスではなかったわけか!


ビッグマウス・コタロウ

口が大きいのは本当だがな!''

わーっはっはっはっは!


ミカン

ソバ食っべよー!


ビッグマウス・コタロウ

がはあっ!?


天井から現れたミカンが、リンゴのソバを、コタロウの口にラッシュで叩き込んだ!


ビッグマウス・コタロウ

な、なぜだ……貴様は我らのソバを喰って脱落したのではなかったか!?


ミカン

へへー。アレは、あたしが持ってきたソバでしたー!おなか、空いちゃってさ~。


リンゴ

なるほど──ルール上、自分のソバを食べたなら失格にならない……考えたな。


いちおうコレ引っ越しソバだってこと、完全に忘れ去ってない!?


リンゴ

よくやった、ミカン。これで我らの勝利だ……今回はおまえに助けられたな。


ミカン

えっへん! あたしだって、がんばってるんだからね~!



リンゴ

力を合わせてヤツの策を破る、この的確な連携──

ワタシとおまえ……ひょっとすると最高のコンビかもしれんぞ──


単なる結果オーライだったでしょ。力とかぜんぜん関係なく。


リンゴ

……<結果オーライ>力?


運じゃん!!

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