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【アナデン】サイラス Story

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「なあところでサイラス。なんだってまたカエルのかっこなんかしてるんだ?

「実はワタシも非常に気にナッテオリマシタデス!

「拙者も好きでこのような格好をしているわけではござらん。まあちょっと複雑な事情があるのでござるよ。

それよりそなたらの方こそかなり面妖な格好でござるぞ?海の向こうから渡って来たでござるか?

「まあそんなもんだよ。海っていうか時の河だけどね実際は。

「トキノ河?はて……そのような河、どこぞにあったでござろうか?

まあよいでござるが。ところでアルド。拙者久しぶりにシャバに出たのでちと肩慣らしがしたいところなのだが……。

「肩慣らし?

「さよう。刀荒らしではござらんぞ。どうも少し腕が鈍ったような気がしてならんでござるよ。

「ひとつ簡単な仕事でもかたづけて調子を取り戻したいのでござるが?

「ああ別に構わないけど。

「ではアクトゥールの鍛冶屋に寄ってみるでござる。あそこには知り合いがおるでござる。

「知り合い?わかった。じゃあ行こうか。


 ***


??????

「うむ……それがどうも今ひとつ本調子でござらんでな。困っておるのでござるよ。

「……ま、巻きワラがしゃべった!?

「いやアルド。彼はただの巻きワラではござらんぞ。

なかなかの情報通でござってな。お知らせと愛や幸運を運ぶ東洋の縁起のいい置物なのでござるよ。

「……思いきりうさんくさいぞそれ。

「ワタシのデータベースでもソノ情報の信憑性はカナリ低いと判断セザルヲ得マセンデス!

「サイラスキミの仲間かも知れないがなんか失敬な連中だな!

やい。この体に刺さった聖なる釘はいまだかつて誰も引き抜くことができない伝説の釘なんだぞ!

「まあまあ両者ともそう目くじらを立てずに……。

「フン……。でサイラス。今日はどういった用件なんだい?

「いつものように国の方から何か知らせでも届いてないかと思ったのでござるが?

「うーん東方のニュースは特に入ってないね。キミの弟弟子の情報もさっぱりだね。

ああ、そう言やあ人喰い沼のおそろしい緑の魔物がちまたで話題みたいだよ。

「人喰い沼の緑の魔物でござるか?

「うん。そいつがアクトゥールで悪さをしてみんな困ってるってさ。どうにかしてやったらどうだい?

「はて?拙者の家の近所にそのようなおそろしい魔物などすみついていたでござろうか?

「なあサイラス。思うにそれって……

「ワタシの計算では74%の確率でその魔物というのは………

「うん?なんだ?どうかしたでござるか?

「いや……まあともかく実際に自分で確かめるのが一番だし。

「百聞は一見に如かずと言イマスノデ!

「なにが言いたいのでござる?しかしそういうことであればちょっと調べてみるでござるか。

皆がそれほど恐れているというのならよほどおそろしい魔物なのでござろう。

「………。

なあやっぱりこの依頼を引き受けるのはめちゃくちゃまずい気がするんだが……。

なんかアンタッチャブルというか……。

「何を言うでござるかアルド?そういう危険な依頼を引き受けてこそ我らの面目躍如というものでござるぞ。

リイカも拙者と同じ意見でござろう。なあリイカ?

「……機能停止中。

「いずれにせよこの件はしかと引き受けたでござるぞ。

「それなら宿に泊まってる行商人に話を聞いてみるといいよ。

その魔物に襲われて大変な目に合ったって話だよ。

「宿屋の行商人でござるな。早速行ってみるでござるよ。

「ああ、わかった。じやあ行くとするか。


 ***


「こ、こいつ!こいつですよ!このカエル男です!

「……?いったいなんの話でござるか?

「しらばっくれるな盗人野郎!俺の大事な商売品一切合切まきあげたくせに!

「まきあげた?拙者がでござるか?これはまた異なことを。

「おまえがうわさの人喰い沼の魔物か。最近沼から上がってきていろいろと悪事を働いてるそうだな。

「いろいろと悪事?いや拙者にはまったく身に覚えがないでござるが。

「嘘つけ!おまえみたいなカエル男見間違えるわけないだろ。絶対に間違いない!


「やっぱりそうだったのか……。サイラスここは素直に謝っといた方が……。

「アルドさん。それはおかしいデス。サイラスさんはワタシ達と合流シテからずっと一緒デシタ。

「ワタシ達に知ラレズイロイロナ悪事を働クコトは物理的に不可能デス。


「フン。おまえ達このカエル男の仲間か?おまえ達もなんだか妙な格好をしてるな。

ははあ。実はグルになって悪さしてるんじゃないのかおまえ達?ああ?

「なんだと!?ふざけるな。オレ達がそんなことするわけないだろ!

「ええ。確かに俺を襲ったのはカエル男だけでしたよ。

「その時はたまたま別行動だったのかもしれん。

「よかろう。であれば拙者達がそのカエル男というヤツを退治してやろうではござらんか。

「ああそうだな。どうせもともとそのつもりだったんだ。やってやろうじやないか。

「異議ナシデス。

「フン。そんなことを言って逃げるつもりじゃないだろうな?

カエル男は人喰い沼を棲みかにしているという。沼の底で合流するとしよう。

そこで自分達の無実をちゃんと証明してみせるんだな。

「わかった。じゃあ早速人喰い沼に行こう!サイラスの偽者をとっ捕まえてやる。


 ***


「遅かったな。逃げ出したかと心配していたところだぞ。

「誰が逃げ出したりするか。

「しかし拙者の偽物とやらはどこに潜んでいるでござるか?見当たらぬようでござるが……。


「ワシならここにいるでおさるぞ。


「うわッ!?出たッ!ほんとに別にいたのか!

「こ、こいつが人喰い沼の緑の魔物!?

うぎゃあッ!!ひいッ!お助けッ!


「きさま!

「おまえでござるか拙者の名をかたって悪事を働いているというのは?

「うむ。1.5倍サービスでフンパツしておさるぞ。

ありかたく思えでおさる。バカも休み休み言えでござる。

そなた何者でござるか?何のためにこのような真似を?

拙者ムダな殺生は好まぬが事と次第によってはただではおかぬでござるぞ?

「フン。カエル野郎レプティレス様の話のとおりとんだ腰抜け野郎でおさる。

おまえみたいなチキンなカエルがこの俺様に刃向かえるものかよでおさる。

「でかブラームゴブリンデス。

「その方いまなんと言った?レプティレスと確かに言ったでござるな?

「言ったとしたらどうしたよカエル野郎?

この近くに遊びに来てレプティレス様の昔の話を思い出してな。

ちょっと遊んでやろうって気になったのよ。

「よかろう。気が変わったでござる。レプティレスの手下となれば話は違う。

でかブラームゴブリンあらため人喰い沼の緑の魔物!

このサイラスが成敗してくれるから覚悟するでござる。

「けッ。でかい口きいて吠え面かくなよ。行くでえッ!!


 ***


「ぐげえッ!やられた……!

「レプティレスはいまどこでござる?

「さあなあ……知っていても教えると思うか?

まああせらずともいずれおまえがレプティレス様に殺られる日はやってくる……。

カエル野郎せいぜい楽しみに待ってるんだな………

ククク……ハハハハハ……!


「………。

「おいサイラス?

「うむ。いや何でもないでござる。古い知り合いでござってな。

「ズバリ因縁の方。デスカ?女性デアルと推定サレマスガ。

「まあそんなところでござるよ。さあそれでは帰るとしようでござる。

宿屋の商人の方にはさっさと逃げ出した衛兵が事の真相を知らせてくれるでござろう。

拙者らは鍛冶屋の方に参ろうでござるぞ。

「ああ、わかった。ひきあげよう。

「了解デス。


 ***


「へえレプティレスの手下がねえ。そいつは大変だったね。

まあいずれ彼女とは決着をつける時がくるさ。あせらず待つんだね。

でもこれでキミヘの疑いも晴れたんだし良かったじゃないか。

「拙者への疑い……?それはなんのことでござるか?

「いやそれは別にどうでもいいと思うよサイラス。小さいことは気にするな。うん。

「知らぬが仏。デス!

「二人とも急にどうしたでござるか……?

「目的も達成できたし終わり良ければ全て良しだ!そうだろ?サイラス。

「良い運動になりまシタ。デス!

「……?まあちょっとした肩慣らしにはなったからよしとするかでござるよ。

さあそれでは行くとしようかでござるぞアルド。

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