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ディラン(茶熊)・思い出

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アレス流剣道部員
ディラン・アレス CV:立花慎之介
茶熊学園に入学した元アレス騎士団長。
剣道での得意技は飛び込み面。
2018/10/31


茶熊学園2018
飛行島の思い出 
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思い出1



「*@十□!」



なに、この叫び声!

行ってみましょう!


 ***


きいぅおあぁぅい!

ディランさん!?

ちょっとちょっと!大声出して、なにしてんのよー!

おっと、うるさかったか?悪かったな。

これは竹刀だ。俺、剣道部に入ったんだよ。

とにかくうるさかったわ!

悪い悪い。掛け声には気合が大事なんだよ。

それはわかったけど、さすがにうるさすきるわね。

そうか?イサミ先輩には、まだ気合が足りないって言われるんだけどな……

イサミさんって、剣道部の部長をしてるんですよね?

ああ、そうだ。さすがは鬼退冶の一族の末裔でな。かなりの腕前だ。

あら、嬉しそうね。

強い奴は好きだからな。敵でも味方でもいい刺激になる。

あら、敵でもいいの?

騎士として戦場で強者と出会ったら死ぬだろ?だから、強い奴に負けないよう努力しないといけない。

けっこうハードなのね。

ま、大概どうにかなるけどな。そもそも親父がクソ強かったんだよ。あの親父相手に稽古してたら強いって思える相手も少なくなる。

イサミはお眼鏡にかなったってこと?

当然。まあ、イサミ先輩だけじゃないぜ。さすがは冒険家育成のための学校。粒ぞろいだ。

いい刺激になる。

よかったじゃない。

ま、有意義に楽しんでるよ。



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思い出2



「ちぇい!っしゃあ!!」

「…………」

「メェェェェェン!」

「コォォテ、コテコテコテェェェ!」


……

…………


「出小手か……見事に取られたな。」

「危ういところでしたが……ここ数日でずいぶんと腕をあげましたな、ディラン殿。」

「そうか?これで二十五連敗だぞ。

正直なところさ、純粋な剣の腕なら勝ちはしなくとも、負ける気はしてなかった。」

「そうですね、確かに身体能力や技術という意味でディラン殿が私に劣っているとは思えません。」

「……でも、勝てない。どうしてだ?」

「私もまだまだ修行中の身、教えられることはありません。

ですが、師がこんなことをおっしゃっておりました。

勝つのではなく負けるのでもなく互いに相抜けるのか、至高だと。要するに引き分けです。」

「それじゃあ、相打ちで死んじまうだろ?」

「双方死んでしまうなら、最初から剣を抜く意味などありません。争わずにすれ違えばよいのです。」

「……意味がわからん。剣ってのは、相手を倒すための手段だろ?」

「そうですね。否定はいたしません。

流派によって剣理(けんり)は異なります。私の師の言葉と私の発した言葉の意味もまた違うのでしょう。」

「ダメだ、なに言ってるか、ぜんぜんわかんねー。」

「答えはおそらくディラン殿のなかにあります。」

「そういうもんかね……」

「焦らず、ゆっくり己の道を作ればよいのですよ。」

「ま、いい勉強になったよ。ただ一つ問題があるとすれば……

このコテ、くさくないか?鼻が曲がる……」

「部の備品ですからね。体験入部や見学者、学園の授業で使われてきたものですので。」

「マジか……自分の防具、買うかな……」

「かまいませんが、防具を買うと簡単には辞められなくなりますよ?剣道の防具は高級品ですからね。」

「ちなみにおいくら?」

「そうですね、だいたいの相場は……」

「たっか!けっこうするんたな!」

「クジョウやアオイの鳥でしか作られませんからね。

アラマキ島で買おうとすると現地の倍以上の値段になります。」

「直接、現地で買ったほうがいいな。しばらくは備品でがまんするよ。」



イサミ、ディラン殿、少しいいか?

お、どうした?ゲオルグ先輩。

実は武鼓学園から交流試合の申し出があってな……受けてしまった。

しかし、都員は私とディラン殿しかいないが……

ああ、人数が足りないことも理解している。すまない、こちらの手違いだ。だが、今更断ることもできない。

自分も及ばずながら力を貸す。頼まれてくれないか?

ゲオルグ、気にするな。人数さえ集まれば、問題はない。

そう言ってもらえると助かる。

足りないのは二人か……わかった。俺が助っ人を探してくるぜ。

おお、助かる!ディラン殿!

困った時はお互いさまだろ、先輩。今度、一杯おごってくれたらそれでチャラさ。

ああ、約束しよう。

楽しみにしてるぜ。


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思い出3



ダメだ、誰もやりたがらねえ……

ああ、どこかに強い奴、いないか……?

「ああ?つえー奴、探してんのか?

lいいぜ、面白そうだな。遊んでやるよ。

あんた……

(身のこなしや雰囲気。かなり強い……助っ人としてかなり有望だな)

俺はディランだ。あんたは、たしかルカと一緒にいた……

lレインだ。つーか、クソ天使とセットで覚えてんじゃねえ。

その名前、噂で聞いたことがあるぞ。<悪魔殺し>の悪魔だろ?まさか、裏側の奴と会うとは思わなかった。

lあ?テメーもこっち側か?おっもしれえ!

見てわかるぜ。オメー、強えんだろ?俺とケンカしねーか?

ああ、俺は強いぞ。これでもバウンティハンターとして悪党をちぎっては投げ、ちぎっては投けてきたからな。

lへえ、そいつは楽しめそうだ。

そんな俺でも手を焼く連中がいる。俺はそいつらを倒すために準備しなきゃいけないんだ。

あんたと腕試ししたいが、今は忙しくてな……

lなんだ?そんな強い奴らと勝負すんのか?

ああ、かなり強いらしい。そのうえ、こっちは人数も足りなくてな。助っ人を探してるんだが……

l面自そうじゃねーか。俺も混ぜろ!

いいのか?いろいろと大変だぞ。痛いし、つらいし、臭いぞ?

lかまわねえよ。強い奴らとやれんたろ?

助かる!よし、この入部届けに名前を害いてくれ!

lおう!任せろ……ん?剣道部……なんだ、そりゃあ?まあ、いいわ。

おらよ。それと、忘れんなよ。そのつえー奴らとやったら次はお前だからな。

(勝負する約束はしてないんだかまあ、いいか……)

あともう一人か……



ダメだ、やっぱり断られる……

yなにか?

あんた、絵を描いてるのか?

y紋章だ。俺は紋章画家でね。君はたしか新入生の……

ディランだ。ディラン・アレス。

yユキムラだ。ユキムラ・サイオンジ。

それにしても、あんたは武芸のたしなみでもあるのか?

いや、紋章描いてる時のあんたはスキがなくてな……

y冒険家もしているから最低限のたしなみはあるよ。君たち騎士ほどじゃないけどな。

それにしたって達人の風格ってもんがあったぞ。やっぱり一芸を極めようとするとどこかでつながるのかもな。

なあ、あんた、剣道に興味ないか?

y剣道……イサミがやっている武道か?

なんだ、知り合いなのか?今度、試合をすることになったんだが人数が足りなくてさ。

頼む!手を貸してくれないか!?

y……かまわないか、俺は君たちのように武術専門の人間じゃないぞ。

おそらく足を引っ張ると思うし、美術部で指尋もしているし……

本当、いるだけでいいから!とにかく頭数を揃えたいんだよ。他の助っ人がみつかったら大丈夫だからさ。

yまあ、参加することで、なにか新たな発見もあるだろうし、俺はかまわないが……

戦力として当てにはするなよ。

大丈夫!団体戦は三勝したらいい!俺とイサミ先輩、ゲオルグ先輩で三勝は固い!

yそういうことであれば、協力しよう。

恩にきる!助かったよ。


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思い出4




「おるぁぁぁぁっ!

「だー!竹刀をぶん回すな!

メン、コテ、ドウ!あと、ツキ!この四つしか有効打じゃないって言ってんだろ!

「ああ?当たれば、どこでもいいだろ!

「そういうルールなんだよ!ったく、素人と試合すんのが一番おっかねー。


「…………

「きえぇぇぇっ!

「…………

「きえぇぇぇっ!

「き、きえぇぇ……

「ユキムラ、もう少し声を……

「ああ、わかった……き、きええええっ!


「よっしゃああ!一本とったぞ、おるぁっ!

「だからガッツポーズすんじゃねぇ!

「ああ?なんでたよ?

「剣道ってのは礼にはじまり礼に終わるんだよ。反則もらうぞ。

「意味わかんねぇな。ケンカだろ?勝ち誇ってなにが悪い?

「だから、ケンカじゃなくて武道であってスポーツなんだよ!

「窮屈だな……



やっているようだな。自分も参加しよう。

lおっ!おめーともやりたかったんだよ。遊ぼうぜ!

まあ、待ってくれ、レイン。とりあえず、最初はディラン殿と手合わせ願いたい。

lかまわないぜ。俺も竜の国の騎士団長の腕前、見ておきたいからな。


 ……

 …………


黙想!

やめ!正面に礼!お互いに礼!

「「「ありがとうございました!」」」


lなかなかおもしれーじゃねえか。剣道もよ。

yそうだな、普段出さない声を出すし……

いい稽古になる。ディラン殿、どうでしたか?

予想どおりゲオルグ先輩は強い。三勝は固いと思う。

レインは気合があるし、覚えもいい。ルールさえ守ってくれれば勝てるかもな。

ユキムラも悪くありません。動きに無駄かない。なにかつかめば化けるでしょう。

ああ、そうだな。それで、試合のオーダーはどうする?

普通は三番手の中堅、五番手の大将に実力者を置きますね。勝敗を決める大事な役割なので。

また一番手の先鋒も重要です。最初に勝ちを得ると流れを作れますから。

ここはそのセオリー、あえて外してみないか?

いくらレインやユキムラ先輩に素質があるとはいえ、確実に勝ちを狙えるのは俺やイサミ先輩、ゲオルグ先輩の三人だ。この三人は負けられない。

絶対負けられない中堅だけはイサミ先輩を置く。で、次鋒にゲオルグ先輩。副将が俺だ。

先鋒はレインだろうな。大将はユキムラ先輩にして、大将に行く前に勝負を決める。

勝ちを狙いに行くのでしたらたしかに妙案ですね。

なんかひっかかる言い方だな。

いえ、反論はありません。これで行きましょう。

よっしゃ!なんか勝てる気がしてきたな!


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思い出5



<そして……試合当日。>


kはいはい、それでは、武装学園と茶熊学園の交流練習試合をはじめますねー。

みなさん、スポーツマンシップにのっとって正々堂々勝負してください。



アンタら、がんばんなさいよ!応援してるからねー!


lまずは俺だな!

はじめ!

lおるぁぁぁぁっ!

どうよ!

やめっ!反則だよ。注意するからね。

lああ?


バッカ!言っただろ!!相撲じゃないんだ!強引に押し出したら反則もらうに決まってんだろ!

l誰がバカだ!?つーか!こいつが、すぐによ!

やめなさい!これ以上、態度が悪いと警告が入りますよ。

lチッ、わかったよ!!

おるぁぁぁぁっ!!

やめ!


 ……

 …………



lどうして、俺の負けなんだよ!納得いかねぇ!

まさか、押し出しで反則負けたなんて……ゲオルグ先輩、次は頼むぞ。

……ディラン殿、自分の対戦相手を見てくれ。

まさか男女混合戦だったとは。見落としていた……不覚……

でも、試合は試合だ。そういうルールなら手を抜く必要はないだろ。

……すまない。

なぜ、謝る?

竹刀とはいえ、見ず知らずの女性を叩くことは自分にとってハードルが高すぎる。努力はするが……。

え?


 ……

 …………


すまない。

lストレート負けしてんじゃねぇよ。もう後がねぇだろ。

(当初の予定が……クソ、この時点でユキムラ先輩の出番が決まった)

ディラン殿。

なんだ?

まだ諦めるには早いですよ。いってまいります。


 ……

 …………


さすがイサミ!あっという間に二本先取したな!

lやるじゃねーか……オメーとも遊びてーな。

いえ、運がよかっただけです。ディラン殿……

ああ。


はじめ!

きええええっ!

ちぇいさぁぁぁぁっ!!

(ここで俺が負けるわけにはいかない。絶対に……)

メェェェェン!

コォォテコテコテコテェェェ!!

(なっ!出小手だと?マジか?もう一本取られたのか?)

開始線に戻ってください。

(ぜんぜん読めなかった。どうする?このままだと負ける……)

はじめ!

ちぇいああああっ!

(どうする!?どうしたらいい!?)


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思い出6 (友情覚醒)




メェェェン!

(逃げるので精一杯だ。実力はどう考えても俺のほうが上だ。なのに……)

キェェェェッ!

(負け……)



ディランって、あんなにもっさりした動きだったかしら?

緊張……してるのかな?


がんばれ!ディラン!アンタならやれるわ!!



 ――勝つのではなく負けるのでもなく

 互いに相抜けるのが、至高だと。――

 ――要するに引き分けです。――


コテェェェッ!


(マジあぶねー。負けたと思ったわ。運良く相打ちにもってけたわ)


 ――答えはおそらくディラン殿のなかにあります。――


(俺のなかに……か……)


ちょりゃさあああ!きえい!きえい!きえぇぇぇい!!

(けっこう必死に叫んでるな……呼吸もあがってるみてぇだし……

なんだ、全然見えてなかったな……どうしてだ?

勝たなきゃって気負いすぎてたのかもな……

オーダーにしたって、勝つこと第一に考えて、あいつらのこと信じてなかったし……

てめぇ一人で勝てるわけないのにな……ったく、そりゃガチガチになるわ)

メェェェン!!


 …………

 ……


やったじゃねーか、一年!

途中から明らかに動きが変わったな。なにかあったのか?

いろいろ反省したんだよ。俺一人で勝つのは無理だし勝ってもおもしろくない。

yなるほどな、我執を捨てたのか。たしかに無我夢中でやる時はなにも心に迷いはない。

俺にはよくわかんないが、なにかつかめた気もするな。

yそうか……俺もかんばってくるよ。


 ……

 …………


「「「「かんぱーい!」」」」

まさか、ユキムラが一瞬で勝負を決めるとはな。

yディランの言葉を真似てみたんだ。どのみち、俺にできることは限られていたからな。

だ~っひゃっひゃっひや!俺は見抜いてたぜ~!ユキムラの才能をよ~!

おい、イサミ先輩になにかあったんだ?

いろいろと難儀な体質なのだ。さあ、霊酒だぞ、イサミ。

……もともと素養はございましたからね。ディラン殿もお見事でした。

いい経験だったよ。おい、レイン、お前も飲んでるかー!

lうるせーな。ツマミ作ってんだよ!!

やっぱり祝勝会で飲むのが一番楽しいよな!


 ……

 …………


聞いてくれ、イサミ!自分のあとを継げる器を持った者が現れたのだ!

ゲオルクは大変だったからな。

y俺もいつの間にか先輩だしな。時が経つのは早い。レイン、飲んでるか?

l飲むヒマねーだろ!少しは料理作るの手伝えよ!

レイン!お前の料理はさすかだ!姫様にも食べさせたいほどだ!宮廷料理人としてどうだ!?

y就職先が決まったな。

l誰が科理人になんかなるかよ!

あっはっはっは!楽しいなぁ~!


「団長!飲み比べっす!今日こそ俺が勝ちます。

「上等だ!負けたら、ここの支払い、お前持ちな!

「いいっすよ!今日は体調がいいんで!


「おっ!ジョフリーのおごりだってよ!

「まだ決まってねえだろうが!団長!負けませんからね!


(仲間……か……こういう感覚、久しぶりだな)

どうかされましたか?ディラン殿?

いや、レインの科理を俺の仲間たちにも食わせてやりたいと思ってな!

lおらよ!エビのアヒージョだ。

これは……

うまい!

yいけるな。

l当然だろ、俺が作ったんだからよ。おら、一年、オメーも食えよ。

ああ、いただくよ。


(……新しい仲間か。でもな、忘れちゃいないぞ。お前たちのことも……

お前らの墓標に、いつか新しいアレス王国を建ててやる。必ずな……)


ディラン殿、自分の話を聞いているのか!?

聞いてる、聞いてる!

よっしゃあ!今日は朝まで飲みあかそうぜ!!


「「「おー!」」」


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