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【白猫】オーバードライブ紅蓮3 Story3

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開催期間:2018/09/28 16:00 ~ 10/31 15:59


目次


Story13 狂犬と猟犬

Story14 面従腹背

Story15 クレイドル

Story16 交わされぬ約束

Story17 容疑者レクト・ラロ




story13 狂犬と猟犬



jおい。

私はデカ島の者だ。なにがあった?

爆発事故があったと通報がありまして

jなかに入るぞ。

半壊か……なにがあったんだ……

戦闘だろう……

(写真……か?

ベルナルドとつながりがあったのか?)

 「ぎゃああああ!」

jなんだ、貴様!

痛いなあ……いくら治るからって痛みがないわけじゃないんだ。死ねよ。

さがれ。

j……死ぬかと思ったぞ。

お前が死ねば、セーラも死ぬ。殺させはしない。

あ~、どこかで……見たことがありますね。資料の写真でしたかね?

思い出した!パッチワークマン!花園の戦闘員でしょう!?

…………

うん、今日はいい日ですね。強い人にたくさん会えました。いや、でも悪い日だ。逃げられてしまいましたし……

あなたを殺して帳消しです♪

(人間離れした身体能力だな……あの薬……俺の励起薬と似たようなものか?)

死ね、おるあぁぁぁっ!!

がっ!

(ダメージがない?いや、再生するのか?倒すより捕らえるほうが早いな)

<ウェルナーは注射器を取り出す――>

冥闇に揺蕩う黒衣の英霊よ。彼の者に、汝ら霊威の抱擁を。術式展開――

――オスクリタ・アルティ。

なっ!これは……!?

j捕縛したのか?拘束結界か?

影で対象を捕らえる禁忌だ。昼は使い勝手が悪いが、夜なら有用だ。

ぐぅぅっ!ぬがぁぁぁっ!!あはははは!ちぎれないや!びくともしない!!

……お前がベルナルドを殺したのか?

ベルナルド?ああ、そういえば、そんなゴミもいましたねー。

コアを手にいれたみたいだから、殺して回収しろって命じられたけど……その命令してきた奴、殺しちゃったから知らないよ。

jずいぶん余裕そうだな。返答次第ですぐに死ぬことになるぞ。

余裕だよ。こんなものピンチでもなんでもないんだから。

さがれ!

(影が溶けてる……いや、腐っているのか?)

概念使い……

あたり。だ~か~ら~……

てめぇら、まとめて死に腐れぇぇ!

jなんだ、あれは……壁が腐って……

おそらく<腐食>の概念だ。噂で聞いたことがある。

ここで戦ってもいいが、騒ぎや被害がでかくなる。どうする?

jチッ!逃げるぞ。

……了解した。俺が引きつけながら撤退する。ついてこれるか?

j一般人なんて放っておけばいいだろ。

放っておけば、被害が出る。タテマエ上、情報の隠蔽がお前らの理念だろ。

j……チッ。好きにしろ。

持てよ、パッチワークマン!!




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story14 面従腹背



「逃げ切ったか……しかし、厄介だな、クレイドルは。」

「……クレイドル?」

「……レヴナントで作られた精霊だ。セーラ・マーニが持つコード、人工精霊の上位互換だと思えばいい。

人工精霊は宿主がいなければ存在できないが、アレは単独での活動が可能だ。

そのうえ再生能力が高い。ソウルが枯渇しない限り、ほぼ不死だと思っていい。

まあ、それでも兵器としては失敗作だがな……」

「なぜ、その情報を知っている?」

「……理念は違えど、叡智に対する探究心はレヴナントも花園も変わらない。

連中にあって花園にはない知識もある。逆もまた然りだよ。適度な情報交換は有意義だ。」

「…………」

「敵であっても利用できるものは利用すべきだ。なあ、貴様だって、そうだろ?

切り裂きサリムと仲がいいそうじゃないか。」

「……ロアノク島で共闘したにすぎない。」

「そういうことにしておこう。お前もそういうことにしておけ。」

「……レヴナントが動いているのならベルナルド博士のコードを奪ったのも連中じゃないのか?」

「……かもしれん。

だが、どちらにせよ、クーリアの魔獣を生かしておくという選択はない。アレは禁忌。イングニウム・コードの一つだ。

捕縛が不可能なら殺害して封印だ。この命令は変わらんと思え。」

「…………

……了解した。」


(レジーナとベルナルドが一緒に写っていたあの写真……

二人は顔見知りなはずだ。なぜ、それをレジーナはおくびにも出さない?

……なにを隠している?)


「なんだ?私の顔になにかついてるのか?」

「ああ、目と鼻と口がついてる。」

「それがジョークなら、貴様のセンスは壊滅的だ。」


(レヴナント関連のことも調べる必要がありそうだな……)



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story15 クレイドル



……行ったか。ここなら、しばらく身を隠せそうだ。

勝手に入って大丈夫なんですか?

法的な意味で言えば不法侵入だ。まあ、誰にも迷惑をかけてないんだし、細かいことは気にするな。

さて、改めて自己紹介をしよう。

俺の名前はサリム・クーパー。レヴナントという反社会勢力のエージェントだ。

レクト・ラロです。その、ロアノク島では、お世話になりました。

今回、リネアは一緒じゃないのか?

はい。僕一人です。その……サリムさんは……いえ、なんでもないです。

(リネアとどういう関係なのか、すごく気になるけど、今、そんなこと聞く空気じゃないよね……)

それで、君がクレイドルの……

キアラ。

……ほかの兄弟姉妹は?

……もうセロだけ。

その、クレイドルってなんなんですか?

……ベルナルドの家に来たということは君もイングニウム・コードを追ってきたのか?

はい。

どこまで知ってる?

大昔の人が作ったものだとか、全部集めると願いが叶うとか……

君が求める願いはなんだ?

……もとの体に戻りたいんです。

なるほど、ヴァリアント化の術式の排除か……なら、俺と君の目的は共存可能だな。

イングニウム・コードは、ただ集めるだけじゃダメだ。

そうなんですか?

ああ、それらすべてのコードを組み合わせることで、真価を発揮する。

君も魔術が互いに干渉しあい、共鳴現象を起こすことは知ってるだろ?

当然、イングニウム・コードにもその性質がある。むしろ、ほかの魔術より顕著だ。

共鳴や変化なんて言葉では言い表せられない。進化といってもいいレベルだ。

そのイングニウム・コードを組み合わせて作られたのが、彼女たちクレイドルだ。

……そういうこと。実は人間ではありません。いえーい。

レクトくん、いえーい。

え? い、いえーい。

さて、ものは相談なんだが、協力しあわないか?

俺はイングニウム・コードのコアを回収したい。ついでにベルナルド殺害の真相も知りたい。

真相を知りたいのは僕も同じです。このままだと犯人扱いのままで……

あ、そういえば、あの家でなにかわかった?

ごめんなさい。サリム先生の魔術のせいで、わからなかった。

なんの話だ?

私の能力で過去情報を閲覧しようとしてた。真犯人がわかると思って。あなたとセロのせいで無理だったけど。

事件の真相に関しては、俺が調べよう。代わりと言ってはなんだが、セロをレクトに任せたい。

彼の力は<腐食>だ。自分の体ごと周囲の全てを腐らせていく。

俺の持ってる<切断>の概念は触れたものにしか作用しない。そのうえ、再生されやすい。

とにかくセロとは相性が悪いんだ。だが、君の力ならセロとも戦える。

でも、僕、ウェルナーさんにも追われてて……真犯人をみつけないと殺すって……

花園も動いているのか……

……わかった。ウェルナーの相手は俺がやろう。

でも、すごく強いですよ。大丈夫なんですか?

彼は禁忌の使用に励起薬を利用してる。その上、呪術文明べースの魔術は発動に詠唱が必要だ。

その点、俺の能力は触れるだけで発動する。セロよりウェルナーのほうが戦いやすい。

さあ、どうする? 俺との協力は悪い話じゃないと思うぞ。

……キアラはどうかな?

レクトくんが、いいならいいよ。

よし、話はまとまったな。これからは互いに協力しようじゃないか。

♪♪ ぐぅ~~

すみません。少しお腹が空いてて……

ピザが食べたい。デリバリーピザ。そういうの、あるんでしょ? 本で読んだことがある。

さすがに、ここにデリバリーは無理だが……俺が買ってくるよ。



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story16 交わされぬ約束



そういえば、キアラはどうして花畑を見たいの?

ソレラが見たがってたから。

ソレラって……セロって人も言ってたけど……

私の姉。ソレラは特別だったけど。

ソレラと会うまで私は生きてる意味や目的なんかもわからなかった。まあ、それは今も微妙にわからないけど。

…………

でも、ソレラは、そんな私にいろいろ教えてくれた。本や図鑑、素敵な物語、世界の広さ。

本当に優しくて残酷。でも、そんなソレラが私は嫌いで大好きだった。

……そのソレラって人は?

……もういない。ソウルに還った。

ごめん。悲しいこと思い出させちゃって……

悲しいことなのかな?普通のことだから、よくわからない。

私はソレラと一緒に花畑を見るって約束してたの。

ソレラがいないから無意味なのかもしれないけど。どのみち全部、無意味なことだから。

……無意味なことじゃないと思うよ。その、ヴィエスタの花畑は本当に綺麗だって話だし。

僕がセロをどうにかするから必ず行こうよ。約束する。

……ごめんなさい、守れるかどうかわからない約束はしたくない。

………

でも、ありがとう。レクトくんは優しいね。

 ――ガチャ。

ピザが帰ってきた!?


…………

……


これが……ピザ……? カロリーの高い健康食……

ピザってそんなイメージなの?

とにかく、冷めないうちに食べたほうがいい。

いただきます。

あれ? あれ? キアラ、食べないの?

食べるの、もったいなくて。

いろいろな色がたくさんあっていいにおいで。こんなにもキラキラしてて……

食べたらなくなっちゃうのが、もたいないくらい綺麗だから。

…………

だが、温かいうちに食べないとせっかくの味が台無しになるぞ。

……わかった。いただきます。

! おいしいよ、レクトくん! どうしよう? レクトくん!

そうだね。


…………

……


ごちそうさま。お腹、いっぱい。

食べたら、眠くなってきたな……

レクト、先に休め。ヴァリアント化の禁忌は体力を使う。

すみません……先に……休み……ます……

Zzz……


…………

…………

……あなたが私たちを作ったの?

……間接的に関わってはいる。俺がソウルイーターのコードをレヴナントに提供した。結果、君たちが作られた。

……君は、あとどれだけ生きていられるんだ?

わからない。残り数時間かもしれないし、一週間かも。一ヶ月は無理だと思う。

君は花畑を見たいんたろ?セロは俺たちに任せて行ってもいいんだぞ。

先にレクトくんを助けないと。

間に合わないかもしれないぞ。

みんなも間に合わなかった。私だけ間に合うなんて思ってない。

…………

でも、私、今、割と満足してる。

セロに殺されかけて、終わったなって思ったんだ。

でも、終わらなかった。レクトくんのおかけで。

私はみんなが経験できなかったことたくさん経験できた。レクトくんと出会えたり、空を飛んだり、ピザ食ぺたり。

全部、レクトくんのおかげ。なら、レクトくんのために私の時間使ってもいいかなって。

ただの自己満足かもしれないけどそれができるだけマシだよ。

……そうか。君が納得してるならいい。

納得っていうより諦めかな?私たちだって、もっといろんなこと経験したかった。

…………

ごめんなさい。あなたに八つ当たりした。でも、それくらいはいいでしょ?

……ああ、俺は君に恨まれて当然だ。

レクトに言わなくていいのか?

うん、言わないでほしい。

レクトくん、たぶん元気なくすと思うし、そういう顔、見たくない。最期まで楽しいほうがいいから。

……そうか。



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story17 容疑者レクト・ラロ



「レヴナントの殺人鬼が暴れまわってるわりに、連中の動きが鈍いな。あの暴走も含めて実験か……?

まあ、いい。どちらにせよ、目的はベルナルドを殺した者の排除とコアの回収だ。レヴナントが本格的に介入する前に処理したい。」

「…………

……レクト・ラロを探すにしても情報がないぞ。」

「警察を使えばいい。無能は無能なりに勤勉に働いてるだろうさ。」


…………

……


「なにかわかったか?」

「貴様にとってよくない報告だ。

ベルナルドの遺体から指紋が出たらしい。レクト・ラロのものだそうだ。」

「どこでレクト・ラロの指紋サンプルを手にいれたんだ?」

「犯行前に警官と話をしたらしい。その際、警官の持っていたペンに奴が触れたそうだ。」

「…………」

「裏切られたな、ウェルナー。」

「ずいぶん、嬉しそうだな。」

「ベルナルドを殺した犯人がわかったからな。これで貴様もおとなしく命令に従うだろ?」

「……ああ、そうだな。」

「セーラ・マーニのためにもレクト・ラロを殺せ。次はない。」

「了解した。」





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