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名星会版カモメ・思い出

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名星会版カモメの思い出とボイス

思い出1

カモメ

お久しぶりです!

キャトラ航海士、アイリス機関長!

○○船長!


キャトラ

アラアラ、また現れたのねえ、

カモメってば。


カモメ

ま、またってなんでありますか?


キャトラ

またはまたよ。それよりも――


キャトラ

…………


キャトラ

まったく同じやりとりを

まえにした気がするわ……


キャトラ

ぎぎぎ……

ぎにゃー!!


キャトラ

アンタってば、ホントに

飛行島が好きなのねー。


カモメ

えへへ……もはや、

私の第二の故郷であります!


アイリス

カモメさん、

お仕事の方は順調ですか?


キャトラ

なんか、またちょっと

フンイキが変わった気がするわ……


キャトラ

……さては、

また階級があがったわね!?


カモメ

はい!
少尉>から<中尉>に
昇進しました!


アイリス

えっと……確か、

帝国の<海軍飛行部隊>に

所属していたんでしたよね?


キャトラ

存続があやういとか

なんとかって話だったけど……


カモメ

……ふふふ、それがですね……


カモメ

とある作戦で私の活躍が

認められまして、今もまだ

部隊は残ってるんです!

しかも――


カモメ

私……艇長になったんですっ!


キャトラ

……ていちょう?


カモメ

私が以前乗っていた、

艦載艇<ガルボード>……


カモメ

帝国海軍がその技術を応用して、

新しく戦闘艇を造船したんです。


カモメ

そのうちの一隻を、

私が任されることになって。


アイリス

という事は、部下もたくさん

増えたんじゃないですか?


カモメ

はい!みな、荒々しい

海の男たちであります!

色々と大変ではありますが……


カモメ

私は、彼らの命を預かっている身。

責任は重大なのであります。


キャトラ

……なるほどねー。

そりゃフンイキも変わるわけだわ。


アイリス

立派です、カモメさん。

思い出2

キャトラ

それにしても、

アンタが中尉ねえ……

一等兵だったころが懐かしいわあ。


アイリス

よろしければ、

詳しく聞かせてくれませんか?


カモメ

そうですねえ……


キャトラ

部下がいっぱいふえたんでしょ?

どーなのよ、艇長どの?


カモメ

任務遂行中は、それはもう

厳しく統率しているでありますよ?


カモメ

一瞬の判断の迷いやちょっとして

ミスが、乗組員全員の命を危険に

さらすことになりますからね。


キャトラ

こーいっちゃなんだけど、

カモメのそんな姿、

あんまりイメージできないわね。


カモメ

私も最初は緊張しましたが……

すぐに慣れました。


カモメ

巡洋艦に所属していた時から

ずっと、艦長や砲術長が指揮を執る

姿を見てきましたから。


アイリス

それにカモメさん、ずっと

頑張って勉強していましたしね。


カモメ

でも船を降りている時は、彼らには

できるだけ優しく接するように

心がけているんですよ?


カモメ

ご飯をおごってあげたり、

悩んでいることがあれば

相談に乗ってあげたり……


カモメ

ふふ、これぞ

アメとムチ>であります!


キャトラ

カワムキは?


カモメ

え?


キャトラ

イモのカワムキは、

やっぱりもうしてないのよね。


カモメ

え、ええ……

特務少尉になった時から、

それはとっくに……


キャトラ

……砲弾運びも、よね。


カモメ

……はい。


キャトラ

……くぅ……


カモメ

……すごく残念そうですね、

キャトラ航海士……


キャトラ

アタシたちのカモメは、

いつのまにかずっと遠いところへと

いってしまったんだわ!


カモメ

あ、でもですよ?

なんと……いたんですよ!

砲弾運びを出来る者が、クルーに!


キャトラ

あら……

よかったじゃない、仲間がいて。


カモメ

それがですね。

あれって、はたから見ると……

こう……すごい、ですよね。

色々な意味で……


カモメ

私、あんな風に甲板を
駆け回ってたんだ
』って……

なんかこう、変に冷静に

なってしまったというか……


カモメ

……なのでそのクルーにも、

ちゃんと台車で運ばせるように

しました……


アイリス

でも、そんな風に思うってことは、

カモメさんが成長していると

いうことなんだと私は思いますよ。


キャトラ

中尉になって、船もまかされて、

……考えなきゃいけないことも、

たくさん増えたでしょ。


カモメ

……はい。


カモメ

私が心血を注ぐべきは、

イモのカワムキや砲弾運びでは、

もはやないんです。


カモメ

いかに戦闘艇を効率よく運用するか、

いかに多くの敵を撃破するか。


カモメ

――いかに、部下を死なせないか。

それを考え抜かなくては

いけないんです。


カモメ

……このような立場になり、

帝国海軍のある程度深い部分に

ついても、知る機会が何度か

ありました。


カモメ

そして知りました。

……私の所属する組織は、

決して一枚岩ではないのだと。


カモメ

……考え抜かなくては

いけないのです。

私の理想とする軍人像に、

私自身がなりたいのなら。


キャトラ&アイリス

…………

思い出3

カモメ

……これでよし、と!

準備完了であります!


キャトラ

よーやった、カモメ中尉!


アイリス

……あ!きましたよ!


カモメ

アヤメ大尉!トモエ大尉!


直立不動になったカモメが、
アヤメとトモエに敬礼する。


アヤメ

久しぶりですね、カモメ中尉。


カモメ

お久しぶりであります!


トモエ

初めまして。

陸軍大尉のトモエと申します。

本日はティーパーティーにお招き

いただき、ありがとうございます。


カモメ

サー、お初にお目にかかります!
海軍飛行部隊、戦闘艇
オルキヌス>艇長、
カモメ中尉であります!サー!


トモエ

あなたのうわさは、

アヤメから聞いておりました。


アヤメ

出世しましたね、カモメ。

大変よろこばしく思っております。


アヤメ

……ふふ。その調子ですと、

いつか私がサーをつけて話さねば

ならない時が来るかもしれませんね。


カモメ

そ、そんなことは……!


キャトラ

……ねえカモメ、そろそろ

敬礼といていいんじゃない?


カモメ

え……は、はい!


アヤメ

そんな固くならずに。

今日は軍人としてではなく、

ただのお茶飲み友達として

やってきたのですから。


トモエ

もっとフランクに

接してくださって結構ですよ。


カモメ

イェッサ――

……はい、わかりました!

アヤメさん、トモエさん!


アヤメ

そうそう、その調子です。


キャトラ

えーっと、アヤメとトモエは

友達同士なのよね。


トモエ

はい。共に切磋琢磨して剣技を

磨いてきた、いわば戦友です。


キャトラ

で、アヤメとカモメは……

……そういえば、なんで二人は

知り合いなのか、聞いてないわね。


カモメ

アヤメさんには、私がまだ

海軍の訓練所にいた時から、

色々と目をかけて

いただいていたんです。


アヤメ

カモメのお父様とは、

当時から面識がありまして。

どんな様子かと、いつも

気になっていたのですよ。


アイリス

なるほど……


カモメ

……あ、すみません!

お茶がまだでしたね。

すぐに淹れますからね!


カモメ

お待たせしました!

アヤメさんには

ラ・デルテ>の紅茶を……


カモメ

トモエさんには<季寿園>の

緑茶をご用意いたしました!

どうぞお召し上がりください!


アヤメ

…………

ああ、いいですねえ……

この香り、この味……


トモエ

いいですねえ……

このふくよかな香りと味わいこそ、

季寿園>のお茶です。


アヤメ

……トモエ。

紅茶の方も飲んでみますか?


トモエ

……アヤメこそ、今日ぐらいは

緑茶も召し上がってみては

いかがですか?


アヤメ

今日ぐらいはと言いますが、

私だって時には緑茶も飲みますよ。

トモエこそどうなんです。


トモエ

私だって帝国軍人たる身。

御国の名産品を嗜むこと

ぐらいはします。


アヤメ

本当かどうか怪しいものですね。


カモメ

あ、えと……その!

お茶菓子も、用意してるんですよ!

クッキーに、おせんべいに――


トモエ

ちょっとアヤメ?いくら

帝国では紅茶党が多数派とはいえ、

調子に乗らないでくれますか?


アヤメ

私がいつ調子に乗りましたか?


カモメ

…………


トモエ

いまに緑茶ブームが来ます。

せいぜい震えて待つことですね!


アヤメ

いいでしょう。時代がどちらを

選ぶのか、見届けるとしましょう。

……まあ、きっと紅茶が――


トモエ

いいえ緑茶です!


カモメ

うわ~~~ん!
○○船長、
どうしましょう!?


キャトラ

…………

中尉になっても、

ティーパーティーマスターには

まだまだほど遠いわね……

思い出4

帝国>のとある領海。
海軍飛行部隊>の軍艦が、
整然と陣形を組みながら
ゆっくりと前進している。


帝国海軍による、
軍事演習が行われていた。


カモメが指揮する戦闘艇
オルキヌス>は沿岸部の
哨戒に当たっていた。
出現する敵を迎撃するためである。


カモメ

……いいか!

今回の仮想敵は、

海に潜む大型の魔獣だ!


カモメ

また、今回は新しく開発された
演習弾を使用する。
勝手が少し違うため、
早めに慣れるように!


乗組員

イエッサー!!


乗組員は、てきぱきと
作戦準備を開始する!


キャトラ

アラアラ、

みんないそがしそーねー。


カモメ

……みなさんは、あまり動かずに

じっとしててくださいね。


カモメ

ハリボテの敵を倒す演習とはいえ、

やる事は実践と変わらないので……


アイリス

すみません、

無理に乗せてもらっちゃって……


キャトラ

だいじょーぶ、じゃまに

ならないとこにいるから!


船務士

ルーン・バイタル・レーダー>、
目標を探知!
45度に3体っ!!


カモメ

攻撃よぉぉぉい!


目標に対し、
迎撃態勢を取るオルキヌス。
そして――


カモメ

撃て!


カモメ

…………


砲術士

命中を確認!

……目標は完全に沈黙!


その時!


船務士

<新たな目標を探知!
90度に5体、
225度に……8体!
――待ってください!


船務士

全方位に、敵多数出現!

こちらを囲むようにして

前進してきます!

……どうしますか、艇長!?


カモメ

最初の3体はオトリだったか……!


船務士

て、艇長!


カモメ

慌てるな!

まずは敵の層が最も薄い

ポイントを叩き、突破する!


カモメ

面舵いっぱい!


乗組員

面舵いっぱい!


カモメ

アークキャノン砲>、準備急げ!


船務士

…………
装弾完了!
いつでもいけます、艇長!


カモメ

できるだけ引きつけ、

まとめて排除する!


カモメ

……まだ……まだだ……!


カモメ

……撃て!!

思い出5

軍事演習は無事に終了し、
カモメたちは基地のある港へと
進路を向けていた。


キャトラ

カモメったら……

ホントに立派になって!


アイリス

とっても格好よかったです、

カモメさん。


カモメ

ありがとうございます!

……でも、まだ任務は

終わっていません!


キャトラ

家に帰るまでが遠足
ってやつね!
遠足ではないが!


アイリス

ないが……?


カモメ

その通りであります!


船務士

艇長、ちょっといですか。


カモメ

何だ。


船務士

レーダーに反応が。

わが軍の艦艇ではありません。

こちらに向かって来ています。

……小型船、か……?


カモメ

この海域は封鎖中のはずだが……

どこかから迷い込んだのか?


船務士

…………!

反応、さらに増えます!

船を追うように前進中!

このバイタルは……魔獣……?


砲術士

……演習、実はまだ

続いてるんですかね?


カモメ

――違うっ!!


カモメ

これは、演習ではない……!


船務士

……あの船は……

本物の魔獣に襲われているんだ!!


アイリス

なんてこと……!


キャトラ

カモメ!

早く攻撃を――


カモメ

それは……不可能です。


カモメ

いまの<オルキヌス>の兵装は、

すべて演習弾――


カモメ

魔獣……特に大型相手には、

ほとんど効果がありません!


船務士

て、艇長……!

どうしますか!?


カモメ

決まっているっ!


カモメはむんずと操舵輪を握る!


カモメ

全速前進で助けに行くっ!
……全責任は私が取る!


カモメ

貴様ら!


カモメ

私についてこぉぉぉいっ!


乗組員たち

サー!イエッサーー!!


戦闘艇はその進路を変え、
矢のような速さで
海面を進んで行く――!

思い出6


戦闘艇<オルキヌス>は、
港へと帰還していた――


漁師

本当に……本当に、

ありがとうございました!


漁師

皆さんが助けてくださらなければ、

私は今ごろ、魔獣の腹の中に

収まっとりました……!


カモメ

礼には及びません。

これも我々の任務でありますから。


カモメ

貴様らっ!!


乗組員

はっ!!


カモメ

……よくやったな!

今日は私がおごってやる!

好きなだけ食っていいぞ!


乗組員たち

サー!
ありがとうございます!
サー!


カモメ

○○船長!


キャトラ

そうね、○○。

一番すごかったのは、

やっぱりカモメよ。


キャトラ

魔獣にふねごと体当たりからの、

目をおおいたくなるほどの

アナログな退治方法は見事しか

いいようがなかったわ。


カモメ

あ、あの時は無我夢中で……


カモメ

……それに、みなさんにもたくさん

助けていただきましたし……


カモメ

本当に……

ありがとうございました!

サー!


カモメは、
見事な敬礼を三人に送る。


その時。一人の男性が
遠くから近づいてくるのが、
カモメの目に入った。


カモメ

…………!


カモメ

お父さん……!?


父親

カモメ。


カモメ

お父さん、どうして……!?


父親

たまたま、近くに来ていてな。

……部隊長から、話は聞いた。


父親

――成長したな、カモメ。


カモメ

…………


父親

…………


父親

誇りに思う。


カモメ

……!


父親

おまえは……

私の自慢の娘だよ。

カモメ……


カモメ

お父さん……ありがとう。


やがて、カモメのはにかんだ
少女らしい顔が、誇り高き軍人の
それへと変わる。


カモメ

……色々なものを見ました。

色々な事を聞きました。

色々な事をしりました。


カモメ

帝国海軍という、海をも飲み込む

巨大なうねりの中で。


父親

…………


カモメ

……もしかしたらいつか、

抗う時が来るのかもしれません。

私の愛する、海軍のためにです。


父親

…………

太く根付いた信念は、貫き方を

誤れば自身をも食らい尽くす。

残るものなど何もないのだ。


カモメ

覚悟はできております。


父親

……そうか。


父親

それでこそ、私の娘だ――

ボイス

状態ボイス
キャラ詳細画面
Lvアップ訓練の成果です!
スキル
AS1
AS2
交代時(入)
交代時(出)
クエスト開始時
クエスト中放置
クエストクリア時
戦闘不能時
タウン1
タウン2
タウン3
タウン4
タウン5
攻撃1
攻撃2
被ダメ1
被ダメ2
被ダメ3
手を振る/お辞儀
バンザイ/ハイタッチ
土下座/頭を抱える
温泉

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ゲーム情報
タイトル 白猫プロジェクト
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2014/07/25
    • Android
    • リリース日:2014/07/13
カテゴリ
ゲーム概要 【[リコリス・リコイル]コラボ  4月12日より開催!】

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