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一品鍋・梅影探踪

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物語山の楽しみ
物語登山道中
物語蓴羹鱸膾
  お楽しみに

山の楽しみ

一品鍋と裏山で散歩中、彼は道端の何かを見入っている、何を見ているだろう――

◆主人公【男性】の場合◆

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一品鍋:……。

一品鍋:……城中の桃李は雨風に愁い、されど川辺の菜花が咲き誇っている……

若:一品鍋、何を見ているの? 描きたい景色でも見つかった?

一品鍋:……野菜。

若:野菜?

一品鍋:見ろ、これは芹、押し豆腐と一緒に炒めたら美味しい。そこのスベリヒユは和え物に合う。あそこにあるナズナとコヨメナは、餃子の具に使える……

一品鍋:ん?なぜ笑う?

【選択肢】

・山に来たら口数が多くなったから!

・なぜ野菜にそんなに詳しいの?

選択肢

山に来たら口数が多くなったから!

一品鍋:……響きのいい鳥の鳴き声を聞き、花や草、土の匂いを嗅ぐと自ずと心境が変わってくる……

一品鍋:ここの野菜は、徽州の山岳部でよくあるものばかり…… それを空桑の裏山で見れるのは、幸せだ……

なぜ野菜にそんなに詳しいの?

一品鍋:……深い理由はない。ここの野菜は、徽州の山岳部でよくあるものばかり……それを空桑の裏山で見れるのは、幸せだ……

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一品鍋:それに、あなたは食神さまの子だから、野菜のことを少し詳しく知っていた方がいい。「素朴な愉しみもまた人の悦び」という詩のように、味がシンプルな野菜もまた美味しい一品になるさ……

若:そう言うなら、野菜の見分け方をもっと教えてくれない?

若:それで少し取って帰ろう……今夜は野菜コースってどうかな!

一品鍋:……。

一品鍋:もちろん、ご自由に。


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登山道中

一品鍋と山を登るが、彼は官家のお坊ちゃんと思えないほどに足が早い、とても追いつかない――

◆主人公【男性】の場合◆

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若:……一品……

若:……もうちょっと速度を落としてよ…… もう……ついていけない……

 曲がりくねった山道がずっと先まで続いている。文房四宝が入った書箱を背負い僕の前を歩いている一品鍋の姿は、全く官家の坊っちゃんには見えない――その歩き方はまるで長年に渡って山道を歩き慣れた樵夫のようだ。

 僕の全く力がこもってない呼びかけが聞こえなかったのか、彼は振り返ることなく歩き続ける。この美しい山景色に酔っているようにも見える。

一品鍋:……

【選択肢】

・速度をあげて追いつく!


・大声で止める!

・その場に座り込む……

選択肢

速度をあげて追いつく!

一品鍋:……

若:うぅ――!!

 目一杯走る兎が誤って木にぶつかるように、頑張って歩く速度を早くした僕は、前を歩いていて急に足を緩めた一品鍋の背中にぶつかった。

 彼の体から草木と墨の匂いが漂ってくる。いい匂いだが、その代わり鼻骨が折れたんじゃないかと思うくらい痛い。

若:あいたたたた……どうして急に足を緩めたのさ!

一品鍋:……

若:あっ……もしかして僕が追いつかないと気づいてわざと遅くした?

一品鍋:……

一品鍋:いや。ただ、さっきは確かに早すぎだと思った。

一品鍋:「空を飛ぶ者、峰を探し心を休める者。世にいる者は、谷を窺い、振り返ることを忘れている」と言われている。山や川に酔心している私が、こんなにも急いで歩いてどうするんだ?

一品鍋:せっかくの山景色だ。ゆっくり味わって、できるだけ長く留まる方が得策だろう。

 彼はいきなり一歩下がり、僕と並んで歩き始めた。

一品鍋:山道は広いからな……この速度で進むとしよう。

大声で止める!

一品鍋:……そんなに経ってないがもうへばってるのか? ではなぜ、頑なに私と共に来たのか気になるな。

若:いや……それは……あなたがあんなに早く歩くと思わなかったから。駅伝に出たっておかしくないレベルだよ!

一品鍋:……

 一品鍋は何も反論しなかったが、目に見えてわかるほど歩く速度を緩めた。

一品鍋:たしかにそうだな。「空を飛ぶ者、峰を探し心を休める者。世にいる者は、谷を窺い、振り返ることを忘れている」と言われている。山や川に酔心している私が、こんなにも急いで歩いてどうする?

一品鍋:せっかくの山景色だ。ゆっくり味わって、できるだけ長く留まる方が得策だろう。

 彼はいきなり一歩下がり、僕と並んで歩き始めた。

一品鍋:山道は広いからな……この速度で進むとしよう。

その場に座り込む……

 置いていかれて、もうこれ以上歩けない。

 僕はキレイな石に腰を掛けて少し休むことにした。そうしていると、後ろから物音が聞こえてくる。振り返って見れば、一品鍋もそこに座った。

若:一品鍋、どうして――

一品鍋:勘違いしないでくれ、私は……あなたのために止まったわけではない……

一品鍋:さっきは確かに早く歩きすぎた――「空を飛ぶ者、峰を探し心を休める者。世にいる者は、谷を窺い、振り返ることを忘れている」と言われている。山や川に酔心している私が、こんなにも急いで歩いてどうする?

一品鍋:せっかくの山景色だ、ゆっくりと味わって、できるだけ長く留まる方が得策じゃないか。筆と墨を持ち歩くのもそのためだ。ここで筆を走らせ、この景色を絵にした方が楽しいだろ?

一品鍋:あなたは……ここで少し休むといい。小包の中に水とお菓子がある…… 描き終わったら、また山頂に向かって出発しよう……


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蓴羹鱸膾

食事中、一品鍋は食卓上の毛豆腐と問政山笋をじーっと見つめている……もしかして、私が作った安徽料理は本場の味と違うのかな?

◆主人公【男性】の場合◆

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一品鍋:……

一品鍋:この毛豆腐と問政山筍は――

若:何……? もしかして――

一品鍋:……「張翰が洛陽に滞在する間に秋風が吹き始め、思わず呉の地のマコモダケ、ジュンサイの吸い物、スズキの膾が恋しくなり、『人は心地良く生きるべし。千里の道を辿り名利を得たとて、なんになる?』と詠え、車夫に命じて故郷へと戻ったという。」

【選択肢】

・故郷が恋しい?

・これがいわゆるグルメの本望か?

・この安徽料理が本場の味と違うの?

選択肢

故郷が恋しい?

一品鍋:……確かに、思郷の情が湧いてきたかもしれないな。

一品鍋:この毛豆腐と問政山筍こそが、私のマコモダケ、ジュンサイの吸い物、スズキの膾なのかもな。親族たちと別れてもう何年、彼らは元気だろうか?故郷の景色が相変わらずだろうか……

これがいわゆるグルメの本望か?

一品鍋:……

若:その張翰という人は、ジュンサイやスズキが食べたさに官位を諦めたなんて、とんだグルメ人間だね?

一品鍋:まあ、そうとも言えるな。私は、ここにある安徽料理を見ていると、故郷を思い出し、一度帰ってみようと思うようになる……

一品鍋:ああ……これがあなたが言った「グルメの本望」というものか? この毛豆腐と問政山筍こそが、私にとってのマコモダケやジュンサイの吸い物、スズキの膾なんだな……

この安徽料理が本場の味と違うの?

一品鍋:いや、紛れもなく本場の味だ。

一品鍋:あなたが心を込めて作ったのは食べればわかる。

一品鍋:ただこの二つの故郷の味に、思郷の情が掻き立てられただけだ。この毛豆腐と問政山筍こそが、私にとってのマコモダケやジュンサイの吸い物、スズキの膾なんだな……

一品鍋:親族たちと別れてもう何年、彼らは元気だろうか? 故郷の景色が相変わらずだろうか……

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若:じゃあ明日徽州に帰ってみない? 万象陣の力を借りれば、別に難しくはないよ!

一品鍋:あ……

若:ちょうど僕ももう一度そこの景色と美食を堪能したいし、旅行のつもりで行こうよ!

一品鍋:いいな。では私が案内して、績渓、石台あたりに行くとしよう。績渓は「安徽料理人の里」と言われた場所だ。今の安徽料理は、そこの郷土料理が発展し、進化したものだ。そこでゆっくり料理を研鑽するといい。


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