松鼠桂魚・梅影探踪

ほほえみ

◆主人公【男性】の場合◆

（逆の場合の差分は募集中）

共通

松鼠桂魚がヒヨコやアヒルの毛を梳いている、いつも固い彼の顔に、優しい微笑みが浮かんだ――

若

「春巻、何を見ているの？」

春巻

「しぃ――若様、あっちを見てください……」

松鼠桂魚

「……こちらへ来てください……」

鴨兵甲

「グワグワ、グワグワグワ、グワグワグワ！」

若

「松鼠桂魚？それに白雲に北京ダックのアヒルたち……これは何をしているのかな？」

春巻

「え？鶏やアヒルの毛繕いをしているんですか？」

「松鼠桂魚兄さん、こういう時は優しい顔をするんですよ……

　いつもはしかめっ面で、笑顔で話したりもしないんです、でもそんな彼がこんな風に笑うこともあるんですね……」

松鼠桂魚

「……」

「何者だ！？」

若

「松鼠桂魚、僕だよ、取り敢えずナイフを納めてくれないかな」

松鼠桂魚

「わ、若！」

「若の気配に気付けず……申し訳ありません……」

選択肢

またいつもの顔に戻った！

松鼠桂魚

「どういうことでしょうか？」

若

「さっきのあなたの笑顔はね、まるでその靡く髪のように柔らかかったの……」

髪を触らせて

松鼠桂魚

「何故急にそのようなことを？な……あ、あの…」

若

「……」

「あなたの髪って柔らかくてもふもふで、白雲やアヒルたちよりずっと気持ちいい。

　さっきの笑顔も、その髪と同じくらい柔らかいんだ……」

共通

松鼠桂魚

「まさか先ほどの姿を見られていたんですか！」

若

「ふふ、かわいいと思うよ！

　あんな風にもっと笑ってくれれば嬉しいのにな……」

松鼠桂魚

「あ……」

「それが任務と仰るなら、成し遂げてみせます……」

▷ページトップへ

一休み

◆主人公【男性】の場合◆

（逆の場合の差分は募集中）

共通

若

「松鼠桂魚、部屋にいるなんて珍しいね、何をしているの？」

松鼠桂魚

「若、自分は……」

若

「あれ？この前あげた羊毛フェルト？もう半分もなくなったんだ……」

「うぅ、あなたがしているところを見ると、僕もしたくなった！一緒にやってもいい？」

松鼠桂魚

「どうぞご所望のままに、元々は若からいただいたものですから」

若

「できたよ。ふう、意外と難しいね……」

松鼠桂魚

「俺もできました」

若

「これリスなの？……このもふもふのしっぽ、かわいいじゃない！」

松鼠桂魚

「若、言いながら俺の頭を撫でるのをやめていただけませんか……」

「……」

「気に入っていただけたのなら、差し上げます」

選択肢

交換しよっか！

松鼠桂魚

「交換、ですか？」

若

「ほら、僕もリスを作ったんだから、このリスとそのリス交換しない？」

松鼠桂魚

「俺がさっき言ったように、元々若のものですから、交換も何もないですよ……」

「俺が口下手なばかりに、失言しました」

「元々若がくださったものですから、お好きなようにすればよいかと」

若

「待って、ちょっと大げさじゃない？

　親友同士の付き合いでしょ！」

松鼠桂魚

「親友……俺のようなものを親友と呼ぶのですか……」

若

「あなただけじゃない、空桑のみんなも親友よ、みんなみんな僕の大好きな人なんだから、僕は……」

「……」

松鼠桂魚

「若？」

若

「大丈夫……

　前みたいな事は、もう二度と起こさせないから、今度こそ必ず――」

遠慮する……

松鼠桂魚

「俺がさっき言ったように、元々若のものですから――」

「俺が口下手なばかりに、失言しました」

「元々若がくださったものなのですから、受け取るのも受け取らないも若の自由です」

若

「そんなつもりで言ったんじゃない！あなたにあげたものを

　また僕がもらうのは、なんか僕だけが得をした感じ……」

ありがとうね！

松鼠桂魚

「俺がさっき言ったように、元々若のものですから――それに」

「若が受け取ってくれるなら、俺も嬉しい限りです」

「あ、俺が口下手なばかりに、失言しました」

若

「ううん、嬉しいよ……もっと「失言」してくれればいいのに！」

松鼠桂魚

「……」

共通

若

「ああっ！」

「その指！どうしたの、傷だらけじゃない！まさかさっき……」

松鼠桂魚

「お恥ずかしながら、自分は

　刀はうまく扱えますが、こういうことはあまり器用ではなく……」

若

「まだ血が出ている箇所もある……」

松鼠桂魚

「いえ、これぐらい、大したことはありません、俺は既に――」

若

「大したことあるの！感染したらまずいから、餃子に診てもらおう！」

▷ページトップへ

▷松鼠桂魚へ戻る

▷一覧へ戻る