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湯円・物語

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一 一家団欒・壱

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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花がゆらゆらと暗い空から落ちてゆく。

じめじめした森の道で、難儀しながら進む二人の姿がある――


湯円

「こ、ここはどこ?万象陣はまた……

 雪が降る森は暗くて静かなのです……。ばっ、化け物が出てきたらどうしますか?」


湯円

「うわーっ!!」

「地面がつるつるしてます……ぐぅ……転んじゃいました、痛いです……!」

体の任意の位置に触れる

触れ合い

頭に触れる(あたまを撫でる)

湯円

「あれ?おにいさんの手には魔法があるんですか?

 なでなでされたら、痛くなくなりました!」

「す、裾を掴んでもいいですか?そうしたら転びにくくなります……」

「へへ~ありがとうございます、おにいさん~」

体に触れる(抱き上げる)

湯円

「ひゃっ!だ、抱っこされちゃいました……。こうすれば転ばないですね……」

「おにいさんの腕の中は、暖かいのです。もう寒くなくなりました~!」

手に触れる(手を握る)

湯円

「て、手を握りますか?

 そうですね、そうすればきっと転ばないのです」

「わあ!お、おにいさんの手、冷たいです。わたしの息で温めてあげます!」

「ふぅ~ふぅ~

 えへへ~す、少し暖かくなりました?」

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湯円

「おにいさん、ほら、前に小屋がありますよ!

 え?も、もう遅いから、あそこに泊まるのですか???」

「うぅ、知らない人に会うんですか?き、緊張します……

 でも、おにいさんがそばにいてくれれば、怖くないのです!」




趙ばあさん

「ほらほら、二人共、まずはほかほかの湯円でも食べて体を暖めな!」


湯円

「趙おばあさん、あ、ありがとうございます。たっ、湯円が大好きです……」


趙ばあさん

「ははは、何照れてんだい?

 ちょうど余った部屋があるからね、金柱にキレイにしてもらうから、夜はそこでゆっくり寝るといいさ!」


趙ばあさんはそう言い終えると、ぼんやりと湯円を見て、凹んだ両目に優しい光が瞬かせる。

最初は、彼女は笑っていたが、しばらくしてから、涙がぽろぽろと落ちてきた――


湯円

「もぐ、もぐもぐ……」

「え?えと、趙おばあさん、どうして泣いているの?

 わ、わたし、食べ過ぎました?」


趙ばあさん

「ち、違うよ。

 食べたいなら、もっと食べて……いっぱい食べていいんだよ!」

「ばあさんはただ思い出したことがあってね……

 坊や、あなたの顔を触ってもいいかい?」


湯円

「大周にいさんのようにつねらないなら……いいですよ!」


枯れた枝のような両手が震えながら湯円の頬を優しく触る。

湯円はくすぐったそうに身をよじらせたが、だんだんその優しさに解された――


金柱

「母さん、もしかしてまた――」


趙ばあさん

「はあ、思い出さないわけないじゃないか?」

「似てる……とても似てる……

 湯円を食べる時にほっぺたが膨らんでいるその様子は、末の息子の玉柱とそっくりなのさ!」

「彼は私が作った湯円が大好きでねぇ!

 町の店に売ってる湯円にはない特別な味だって……」


湯円

「趙おばあさんの小さな息子さんってわたしと同じくらいの歳なんですか?」


趙ばあさん

「はは!二十年前なら……あなたと同い年かもしれないね!」


湯円

「あ、あれ?じゃあ彼のことをおじさんと呼ぶべきですか…?」


趙ばあさん

「あの子はあなたのお兄さんくらいの歳で家を出て、町に行って見識を広めたいと言ってたんだ」

「はじめは私と金柱に手紙を書いて、自分の近況を知らせてくれてたね。

 たまにも家に戻って、街のものを見せてくれた」

「5年前、彼は突然私たちと連絡とらなくなったんだ。町に探しに行ったら、商売に失敗したと聞いたよ。

 彼の行方は誰も知らない。思いつめて自殺したと言う人さえいる……」

「私はそれを信じたくなくて、毎年彼を探しに町に行くけどね……

 ここ数年は体調が悪くなって、金柱に探してもらってるけど、結局毎回失望して戻ってくる……」

「あの子は昔よく言ってたのさ――

 「母さん、俺が出世したら、母さんと兄さんを迎えにくる。そのときは一緒に町で暮らそう」って。だけど……」


金柱

「母さん……」


湯円

「趙おばあさん、な、泣かないで……泣いちゃだめです…!

 うう、おばあさんが泣くから、わたしも悲しくなってきました――」


湯円

「おにいさん、おばあさんが末の息子さんを探すのを手伝いましょう!」


趙ばあさん

「二人共、こんな寒い日に森に来るなんて、もしかして家出でもしたのかい?

 明日晴れたら、金柱に家まで送ってもらおう。家族は心配するはずさ!」

「なに?町に用事があるのかい?

 それは良かった。おばあさんはね、あなたたちに手伝ってもらわなくて大丈夫だから、用事が済んだら早く家に帰るといい。こんな寒い日に何かあったら……」

「はあ、本当はお金や地位なんてどうでもいい、家族が無事に団らんできれば十分さ!

 でもあの時は、若者の足を引っ張りたくなかったから、こんな話、玉柱に言わなかった。

「うんざりかもしれないけど、あなたたちには話しておきたいね……」


湯円

「……」

「ほ、本当は、わたしの願いは皆が団らんすることです!」

【選択肢】

・素敵な願いだ

・もう別れを経験したくない

選択肢

素敵な願いだ

湯円

「おにいさんもそう思っているのですか?」

「じゃあわたしはおにいさんとずっと一緒にいて、永遠に離れません!」


湯円は小さな手をあげて、幸せそうな笑顔を見せてくれた――

もう別れを経験したくない

湯円

「どうしておにいさんもそんな顔するんですか?

 わたし、何か言い間違えたの……おにいさんを落ち込ませたくないです!」

「え?わたしのせいじゃないですか?」

「そ、それでもしんみりさせたくないです!」


牛乳の香りがする小さな手におでこを撫でられて、心の中にあった焦りは一瞬消えた――

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趙ばあさん

「どうやらお兄さんは暖かい家族を持っているようだね。こんなに優しい弟もいるし!

 いいね……ずっとこのまま幸せに暮らせますように!」

「よし、もう遅いから、早く休むんだよ!」




湯円

「趙のおばあさんと金柱おじさんは布団を用意してくれましたね、暖かいです~

 外はあんなに大雪が降っているのに、布団をかけたら全然寒くないですね~」

「……雪がこんなに激しく降っていて、趙のおばあさんの末息子さんは大丈夫でしょうか……」


少年は寝返りを打って、起き上がった――


湯円

「おにいさん、もう寝ました?」

【選択肢】

・寝たよ

・寝てないよ

選択肢

寝たよ

湯円

「あっ、おにいさんはもう寝たんですね……

 部屋が暗くて、ちょっと怖いです……」

「って違う、寝たのになんで喋れますか?」

「わたしね、どうしても寝れないです……。

 もう羊肉泡饃にいさんに言われた通り羊さんをいっぱい数えてたのに…!」

「でもすぐ趙おばあさんのことを考えちゃいます……」

寝てないよ

湯円

「おにいさんも眠れないですか?」

「え?趙おばあさんと末息子さんのことを考えているんですか?

 それは以心……以心……えっと……」

「あれ?「以心伝心」と言うんですか?

 やった、新しい四字熟語を覚えました!」

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湯円

「手伝いはいらないって趙おばあさんは言ったけど、やっぱり手伝いたいです……!」

「私は団らんから生まれた食魂だから、他人に力を貸して団らんをもたらすのが私のやるべきことです!」

「え?わ、わたしと一緒に趙おばあさんを手伝ってくれますか?や、やったぁ!」


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二 一家団欒・弐

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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湯円

「わー、街に人がいっぱい!ふ、踏まれちゃいます!」

【選択肢】

・手を握る

・おんぶする

選択肢

手を握る

湯円

「うん!ここれで人混みに流されません…」

「ちゃんとおにいさんの手を握って、絶対に放しません!」

おんぶする

湯円

「うわ――!!」

「大周にいさんはいつもこうやってわたしをおんぶするけど、言えてないことがあるんです……

うう、実はおにいさんの背中が硬くて、おんぶされたら毎回痛くなるんです!」

「えへへ~おにいさんの背中は、気持ちいいです~」

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湯円

「金柱おじさんは肖像画と玉柱おじさんが昔働いていた場所の情報をくれました!麻婆豆腐にいさんが必要な食材を買い終わったら、玉柱おじさんを探してみましょう!」

「どうしましょう……?聞ける場所を全部聞いたのに、どこにも玉柱おじさんの情報がないなんて……」

「うう、お腹が鳴ってます……」

「え?おにいさんは私を店に連れて行って、美味しいものを奢ってくれるのですか?」

「実は……金柱おじさんが趙おばあさんが作った湯円をくれたのです。あれが食べたくて……」

「なんだか超おばあさんが作った湯円を食べると、暖かい味がします。おにいさんのと似ているのです~」

「あそこのぼろ家で火を起こして湯円を茹でるのはどうでしょうか、ピクニックみたいに!」

「おにいさんとピクニックするのは久しぶりです、懐かしい……」

「いいんですか~やった!干し草と薪を拾ってきます~」


湯円と焚き火の前に座り、昼ご飯を茹でる。

お湯がぐつぐつと沸いて、湯円の顔が湯気で真っ赤になっている……


湯円

「うわ~いい匂いです~おにいさんは先に食べてください~」


湯円はにこにこしながらお椀を手に持つ。

そこで何か思い出したようで、陰がそのきらきらした瞳を覆った――


湯円

「趙おばあさんはこの湯円を末息子さんに食べさせたかったんだと思います……

なのに、彼を見つけなかった……」

「道理で金柱おじさんはこのことを超おばあさんに教えたくなかったんですね……

おばあさんに希望をあげて、より大きい失望をもたらすのが怖いっておじさんが言っていました……」

「考えましたが、余湘にいさんからおにいさんが空桑に帰るって言われたのに……」

「どんなに待っても、おにいさんが帰ってこない。こんな状態と似ていますか?」

「そうだとしたら……考えるだけで悲しくなってしまいます……

うう!また泣きたくなってきました……」


???

「……。」


湯円

「あれ?だ、誰かに見られていませんか?」

【選択肢】

・食いしん坊だね

・こんな真昼間に

選択肢

食いしん坊だね

湯円

「食べ物の匂いに引き寄せられたってことですか?」

「わたしも食べ物から化霊しましたが、鍋にある湯円が食べられたら、そのあとはわたしも食べられちゃいますか?」

「うう、こ、怖いのです!」

こんな真昼間に

湯円

「そ、そうですね、今はお昼だし、おにいさんもそばにいますし……」

「だから、だ、大丈夫ですよね!」

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湯円

「ひゃ――!!」


草むらから物音がして、身なりがぼろぼろで、顔が垢だらけの放浪者が出てきた。

白髪交じりの長い髭のせいで野蛮人にも見える。湯円はびっくりして大声をあげて、隣にいる人の腕の中へと潜り込んで行く――


放浪者

「……。」


放浪者は二人を見ず、鍋に真っ直ぐに向かってきて、鍋にある湯円を見てぼーっとする。

湯円はそっと隣の人の腕から顔を出して、恐る恐る放浪者の動きを見ている……


湯円

「あ、あれ?おにいさん、あ、怪しいに見えるけど、悪い人じゃないみたいです!」

「……。」

「おじさん……ううん。髭がとても長いから、おじいさんですか?

お腹がすいたのですか?た、湯円を食べますか?」


放浪者が変なことをするつもりがないと気付き、湯円はお椀に湯円を入れて、勇気を振り絞って放浪者に渡した。

放浪者は躊躇しながらもお椀を受け取った。中身を取って一口食べたら――


放浪者

「この味……この湯円を作った人は……」


湯円

「あれ?おじいさん、趙おばあさんのこと……知っていますか?」


放浪者

「ああ。でも今はこんな姿で、それに過ちを犯したし、彼女に合わせる顔がないんだ……

彼女は今元気か、ただそれだけが知りたいんだ……」


湯円

「そ、そんなに会いたいなら、会いに行きましょう~」


放浪者

「……」


湯円

「わ、わたしはうっかり、おにいさんが大好きな花瓶を割ったとき、おにいさんに合わせる顔がないと思ったけど。

でも本当は、すごい会いたかったです……」

「最後は耐えられなくて、おにいさんに過ちを認めました。だから分かっている……

会いたい人に会えないなんて、とても悲しいことなのです!」

「「合わせる顔がない」よりずっと悲しいです!だから……」


放浪者

「……。」


湯円

「うぅ、へ、変なことを言いましたか……

そ、そうだ!おじいさん、趙おばあさんの末の息子さんを見なかった?」


放浪者

「……。」

「見てない!

あの、ものにならない息子は、多分どこかで死んだはずだ……」


湯円

「ダメ、ダメです――そ、そんなこと言っちゃダメなのです!」


湯円

「――!!」


湯円

「ご、ごめんなさい、大声を出すべきじゃありませんでした……」

「でも、趙おばあさんは本当に末の息子さんのことが心配で……

昨日。息子さんのことを話したとき、彼女は泣きすぎて目を腫らしていました!」

「夜におしっこする時に、おばあさんが息子さんの名前を呼ぶのが聞こえてきました、とても大声でした!」

「だから、おばあさんに会いに行きましょう!もし何か間違ったことをしたら、謝ればいいのです!古い友が会いに来たら、おばあさんも……元気になれるはずです!」


放浪者

「……。」


湯円

「泣いちゃだめですよ~」


湯円は白くて丸々とした手で放浪者の涙を拭いた。

流れる涙が放浪者の顔の汚れを落とした……


湯円

「あれ?おじいさん、どこかで会ったことがありますよ。お、おじいさんは――」


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三 一家団欒・参

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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湯円

「分かった、あなたはおじいさんじゃないですね。あなたは……!」


放浪者はまるで突然やけどをしたかのようにいきなり飛び上がった。

湯円は突き進み、逃げようとする放浪者にとびかかった。

漢は足掻いて起き上がろうとしたが、湯円は彼の太ももを抱きしめた――


湯円

「玉柱おじさん、あなたは肖像画の玉柱おじさんでしょう!行かないでください!」

「ち、趙おばあさん……あなたのおかあさんとおにいさんは本当にあなたに会いたがっています!」


玉柱

「坊や、離してくれ!今こんな境遇に落ちぶれて、彼女と金柱に合わせる顔なんてない!

前は彼女と金柱を町に迎えて、大きい家に住んで、豪華なものを食べるなど大口叩いて……」

「家に…は…まだ金柱がいるだろう?あいつは母さんの面倒を見るから……

兄貴はいつも頼れるから、俺なんかと違って……俺はいつも家に迷惑をかけてた……」


湯円

「……。」

「違う!違いますよ!

趙おばあさんは……大きい家や豪華な食べ物なんていらないんです!」

「おばあさんは富貴や地位なんていらないって、家族が団らんできれば十分だって言ってました!」

「おばあさんのそばに帰って、おばあさんが茹でた湯円を食べたら、おばあさんは幸せだって思います!」

「だ、だから……早く家に帰っておばあさんに会いに行きましょう、玉柱おじさん!」


玉柱

「……。」


それを聞き、玉柱は力を失って、地面に座って、顔を両手で覆って激しく泣き出した――


玉柱

「ぐぅ、うう……ううぅぅ……!」

「俺だって母さんと兄貴に会いたいさ!彼らと一緒に机を囲んで座り、母さんが作った湯円を食べる夢を何度も見た。

あの湯円は美味しかった、町の店が作った湯円よりずっと美味しい!」

「母さんの笑顔は目の前にあったのに、手を伸ばしたら、冷たい壁触っただけだった……

目が覚めたら、何もないぼろ家しかなかったんだ。あれは俺が身を寄せる場所だった……」

「すまん!家に帰りたい……いや家に帰らなきゃならない!

俺は母さんと兄と団らんして、一緒に暮らすんだ!」


湯円

「うん!玉柱おじさん、一緒に……一緒に行きましょう!家に帰るのです!」



湯円

「う、痛い……!」

「え?大丈夫です。さっき玉柱おじさんに飛びかかった時に、うっかりして膝を怪我しちゃいました……

擦り剝いてないですよ。ちょっと痛いだけです。心配しないでください!」

「しーっ!おにいさん、後ろに歩いている玉柱おじさんに聞かせちゃダメです!

じゃないと、彼は恥ずかしい思いをしてしまいます!」


【選択肢】

・湯円は勇敢になったね

・今回は泣かなかったね

選択肢

湯円は勇敢になったね

湯円

「本当ですか?これが「勇敢」なのですか?

急におにいさんに褒められて、恥ずかしいです……」

「だって、本当に趙おばあさんを助けて玉柱おじさんと団らんさせたいから、怖さなんてわからなかったです!」

「こんな湯円が好きなんですか?

じゃあこれからはもっと勇敢になります!」

今回は泣かなかったね

湯円

「えっと……えっと……だって玉柱おじさんを逃すのが怖くて……

本当に趙おばあさんを助けて玉柱おじさんと団らんさせたいから、痛いのを忘れてました!」

「私、そんなによく泣きますか?

う、うう……気をつけますからぁ!」

「涙が落ちる前に教えてください、頑張って涙を堪えます!」

「あれ?い、今はもう落ちそうなのですか?」

「ズビッ」


男の子は眉を寄せ、力を入れて鼻水を啜った――

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金柱

「母さん、また湯円を作ってるのか?

家の湯円は多すぎて、もう食べきれないだろ!」


趙ばあさん

「こうしてれば、あなたの弟が帰ったらすぐ新鮮な湯円が食べられるから……」


金柱

「じゃあ……手伝うよ!」


趙ばあさん

「もういいのさ、まだ用事があるでしょ?

母さんは一人で大丈夫だから……行って!」


金柱が行った後、趙おばあさんは机の上の白玉粉を見つめて、しばらく経ったのち、ため息をついた――


趙ばあさん

「金柱と玉柱は子供のころ、湯円を作るのが大好きだった。手伝いをするって言ったけど、本当は遊びたいだけだったね。

二人は毎回手や顔中白玉粉まみれになって、それを見たら笑っていいんだか、怒っていいんだか分か」

「はぁ、あの時は幸せだった……」


戸がぎいと開いて、足音が聞こえた。

趙おばあさんは頭を上げずに笑った――


趙ばあさん

「もう、毎回途中で戻ってくるねぇ!

母さんのことは心配しないで。言ったじゃないか、一人でも大丈夫だって――」

「……。」


相手は返事もせず、ただ荒い息をつく。

趙おばあさんはようやう頭を上げた。戸の外から差し込んできた光のせいで彼女は一瞬よく見えなくなった。

しばらくして、彼女はようやく目の前の人の正体がわかった――


趙ばあさん

「……!」

「あなたは……わ、私は夢でも見ているのか?」

「玉柱……私の息子!」


玉柱

「母さん!俺だ……

これは夢じゃない、俺があの、ものにならない息子の玉柱だ!う、うぅ……」


趙ばあさん

「もう!そんなことを言うんじゃないよ!

母さんはそんなふうに考えたことはないよ。家族が無事で団らんできれば十分さ!」


玉柱

「ああ!母さん、分かってる……もう分かってる!

全部俺のせいだ……前は母さんの気持ちが分からなかったんだ!」


???

「お前は……玉柱?」


金柱が戸を開け、部屋に起きたことを確認した瞬間、彼の目が血走った。

彼は急いで玉柱の前に来て、彼の胸倉を掴んだ――


玉柱

「兄貴!俺だ……殴ってくれ!

罵ってくれ!兄貴と母さんに心配をかけた!」


金柱

「……。」

「もういい……いいんだ!お前が帰ってくれれば……それでいいんだ!」


玉柱

「商売に失敗して、二人に合わせる顔がなかったが……

白い服を着た丸々とした男の子の話を聞いて、俺はやっと分かったんだ!」

「家族にとって、大切なのは団らんすることだと、そして母さんが作った湯円を俺に食べさせてくれたんだ……」


趙ばあさん

「えっ……もしかしてあの日うちに泊まった男の子かい?玉柱、彼に会ったの?

これはご縁だ……彼が湯円を食べる時の様子は子供の頃のあなたとそっくりだったね!」


玉柱

「俺を送ってきたのはあの男の子と彼のお兄さんだ。見れば分かる!」

「あれ?さっきまで外にいたのに、……消えた?」


三人は家の外を探したが、男の子とそのお兄さんの姿はどこにもいなかった。


金柱

「もしかして……彼らは団欒を見届ける仙人なのか?」


趙ばあさん

「金柱、玉柱、母さんは今すぐ湯円を茹でてあげるから……

あの団らんをもたらした仙人さんにも茹でてあげなきゃね。ちゃんと感謝しないと!」


玉柱

「よし、頑張ろう!」



湯円

「へへ~やりました~玉柱おじさんはやっと家に帰って、家族と団らんしましたよ~」

「……。」

「なんか、わたしもちょっと空桑に帰りたくなってきました……

うぅ、ちょっとじゃなくて、とても帰りたいです。みんなに会いたいのです!」


【選択肢】

・余湘兄ちゃんに騙されても?

・大周兄ちゃんに顔をつねられても?

選択肢

余湘兄ちゃんに騙されても?

湯円

「余湘にいさんはよくわたしをからかうし、毎回わたしは本気にするけど……」

「彼は面白い人で、彼が大好きです。」

「でもおにいさんの方が好きですけどね!

でも余湘にいさんに会えないときは、やっぱり会いたいのです……」

大周兄ちゃんに顔をつねられても?

湯円

「大周おじさんの手は金鋏みたいに、毎回わたしの顔を痛いほどつねってきます!

うぅ、今思えば、やっぱり痛いのです!」

「でも会えないと、やっぱり会いたくなります。おじさんのらっぱの音のような笑い声が聞きたいのです!」

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湯円

「えっと、やっぱり、み、皆が団らんするのが一番なのです!」

「ねえ、おにいさん、わ、わたしたちも早く帰りましょう~

来る時のように、手を握ってくれますか?」


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