灯影牛肉・手紙

最終更新日時 : 2020/11/24 13:23

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最終更新者：miran

半分風雅

主人公名：

　おっと、花に麗しい風景、水に映る月＿＿＿こんなにもたくさん、可愛らしいものがある。だが、それだけじゃない……君もいる。

灯影

主人公名：

　君は最近、あちこち駆け回って、オレが悪い奴じゃないとみんなに弁解しているらしいな。影絵人形からそう聞いた。辰影閣の主になって以来、オレは、世間によくチャラ男だの不審者だの言われて、みんなに怖がられ、避けられている。誉め言葉を言ってくれたのは君が初めてだ。

　なぁ、君にとってオレはどんな風にいいヤツなのかを教えてくれないか？

灯影

主人公名：

　君に会うのは前回返信を受けた以来だな。もしかして照れてるのか？そうだ、今夜はオレの部屋でゆっくり話すのはどうだ？それとも、佛跳牆みたいに対面でモーニングコールをしてやるか？

　君の要求なら、オレは絶対に断らないぞ！

灯影

主人公名：

　オレの性格に問題があるのか、君はいつでもオレの言うことを冗談だと思って、信用をしてくれないな。困ったことがあってもオレには相談してくれない……とても悲しいことだ。

　今日は冗談も一切なしで、もう一度この手紙でオレの本心を伝える。君の望みを全部言ってくれ。どんな要求だって断らないからさ。

　どうか……信じてくれ。

灯影牛肉

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