糖葫芦・手紙

最終更新日時 : 2021/11/09 17:43

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半分風雅

主人公名：

　　＜この筆跡は誰かが代筆したようだ。＞

　　やっほー！　私は誰でしょうか？　青団？　春巻？　湯円？　それとも…鍋包肉のお兄さんかな？

若には教えないよ！

主人公名：

　　＜文字が鳥の足跡みたいに汚い。＞

　　若、この間出したメールの質問は正解だったよ。今回はかくれんぼをしようよ！　手紙を見たら、すぐ私を探して〜。

　　10分以内に見つけたら、ギューって抱きしめてあげるよ！

糖葫芦

主人公名：

　　やっほー、○○！　さっきまで庭に雪ダルマを作ってたんだ！　随分と念入りに、完璧な作品を作ったのに、審判の陸吾は叉焼が作った雪猫が優勝だって。

　　不公平だよね、贔屓だよっ！　わたしが作った若が一番よかったよ……でもね、誰も若だって見分けることができなかったの。どうして？

　　太陽がまだ昇らないうちに外を見て。若の部屋の窓の外まで運んだよ！

糖葫芦

主人公名：

　　よお、○○！　太陽が昇ってきたら、白雪のような若は空に飛んでしまうよと酢魚のおじさんが言ってたよ！　じゃあ、もしわたしが白雪の若を強く抱きしめて、まるで赤砂糖がサンザシを包むようにしたら……白雪の若は飛べなくなるかな？

　　けどおじさんに笑われたよ。若を強く抱きしめるほど、空に飛んでしまうのが早くなるって！　だったらもう、雪ダルマなんていらない！

　　待っててね、本物の若をしっかり抱きしめるの、永遠に手放さないからね！

葫蘆は、今から会いにいくの！

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