餃子・手紙

最終更新日時 : 2020/12/07 02:59

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最終更新者：ユーザー57294

半分風雅

主人公名：

くこの手紙は怪しく苦い匂いがする。>

　　やあやあ、若！私は、また新しい薬湯を開発したよ。これは甘草と梅、それと氷砂糖で作ったよ。もしちゃんと作れてたら、きっと目に良い美味しいスープになってるからね。

　　若者は目を酷使しがちだからね。早くこれを飲んで、目を大事にしてほしいなあ。

餃子

主人公名：

　　やあやあ、若！昨夜はベッドに寝転がって、貴方がくれたスマホで「美食夢工場」で遊んだよ。それで、無料召喚を10連して、『御』が五つが出たんだよ〜。

　　しかし興奮すると、薬研よりも重たいスマホを落として、鼻に当たってしまってねぇ……

　　はあ、これってもしかして『運動量保存の法則』かな？若もスマホをいじるときは気をつけてねえ。

　　〈陸吾:とにかく横たわってスマホをいじるのはやめろにゃ！〉

餃子

主人公名：

　　あいやや〜。週に一回は、琳狼幻境に行って、新しい薬湯を開発するために薬を採集しているよ。

　　先日、薬湯を煮てくれたとき、火傷しましたよね。数日経っても治らないから、明日蓮菜仙島の東麓に行って、紫草を採集しようと考えている。紫草で作った軟膏はヒヤッとして気持ちいいし、きっと奇効があるよ。

　　もし気が向いたら、一緒に行こうかねえ。そのときはおとなしく手を出してほしいなあ。薬を塗ってあげよう〜。

餃子

主人公名：

　　若は知ってるかな？貴方の手は、冬の作りたてのスープみたいに温かいよね。貴方の可愛い目と耳とツヤツャした黒い髪……その全てを見るだけで気持ちが良くなるよ〜。

　　どうか私のために、傷をつけないよう、自分を大事にしてくださいな。万が一怪我をしても、どうぞご心配なく。私はいつでも薬箱を持参して、貴方の傍で見守っているからねえ。

餃子

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