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粽・手紙

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半分風雅

主人公名:

  <便箋からイッケイキュウカの香りがする。>

  鳥は屋上に次(やど)り、水は堂下を周(めぐ)る。

  余が玦を江中に捐(す)て、余が佩(はい)を醴浦(れいほ)に遺(す)てる。



同袍同沢

主人公名:

  〇〇へ。余とよく行き来する理由は、屈原の詩が好きだからでしょうか?

  前回送った「九歌・湘君」はどう思いますか?

  ……ああ、彼が書いた湘夫人は水面に横たわって、日が昇る時から月が昇る時まで待っていたのに、湘君に会えませんでした。余は汨羅江にいたその日も……まさにある詩句を実現したのでしょう。



以心伝心

主人公名:

  友人・〇〇よ、小耳に挟んだのですが、若様は余に掲示板で伝記を連載させたいようですね?

 よくよく考えて、余はネット小説に詳しい食魂にも話を聞いてみました。餃子は『きっとお花と貝貨をたくさんもらえる』と、魚香肉絲からは『もしかしたら<字が少しぶれた>腐ったたまごを投げられるかもね』と言われましたよ。

  余は戸惑っています。腐ったものに対して、かなり敏感ですから。昔、好奇心で臭豆腐を会いに行ったとき、一ヶ月もの間、焼香しながら風呂に入らなければなりませんでしたし、外にも出られなくなりました。

  もし若様が本当に……いや、やはり無理です。その代わり、若様と共にたくさんの風景を見に行くと約束します。そのときには、余は若様のために、好きな風景を記そうではありませんか。



金蘭之契

主人公名:

  貴方様がくれた匂い袋を見たあと、龍須酥からしきりに「若様に手紙を書きましょう。これは最高のチャンスですよ」と促されました。

  <以下の内容は墨がまだ乾いていない。>

  もちろん、それだけで書いたわけではありません。そういえば、余は不思議に川辺で咲いているイッケイキュウカを見つけました……過去見たことがない花が今目の前に咲いて、風に吹かれてゆっくりと揺れています。まるで数千年前の朽木から咲いた花のようです。

  ふと思いますが、世の中の美しいものは全部汨羅江に流されたわけではなく、ただ過去の余は目を逸らしただけでした……〇〇、『死生にも契闊にも子と説を成す』。余と手を繋いで、共に美しいものを……探しましょうか?


端午節のお礼

(2021年6月14日メール配布)

  敬具

瞬く間に端午節になりましたね。今年の空桑がますます賑やかなのはきっと若様のおかげだと思います。


昨日、皆で粽をたくさん作りました。あとで蒸してからお届けします。この五色の糸は『長命絲』、『辟兵絹』とも言われて、伝説によると厄除けにもなるそうなので、皆で結びました。我が友が康健で平穏な日々を送れますように。


そうそう、余は十分に確認しましたが、粽の中に妙な味の物が混ざっているようです。例えば、辛い物や、食べたら記憶を失ってしまう物……残念ですが、我が友よ、気をつけてお召し上がりください。


<粽より>


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コメント (粽・手紙)
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