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吉利エビ・梅影探踪

最終更新日時 :
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最終更新者:時雨

物語添い遂げる
ステージ手毬泥棒
ステージ蝶々を守る使者
  お楽しみに

添い遂げる

広間から騒がしい音がしたかと思えば、吉利エビがハイテンションで台所に入ってきた、何かいいことでもあった?

◆主人公【女性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

共通

「あれ?広間が賑やかだね、何かあったの?」


吉利エビ

「若〜、若〜。」


吉利エビ

「先ほど料理を出したとき、素敵な出来事に遭遇しました。

あんなことは久しぶりでした……とても興奮しています。

なぜだかドキドキして、落ち着きません!」


「吉利エビ、どうしたの?とりあえずお茶でも飲んで落ち着いて……何があったか教えてくれる?」


吉利エビ

「先ほど、うちの餐庁でプロポーズした殿方がいましてね。結果、大成功!

一組のカップルが誕生しました。彼らの幸せそうな笑顔を見てると、ボクも思わず未来の恋人について考えずにはいられなくなりました……」


吉利エビ

「ああ、恋とは本当に素晴らしいものです!

ボクはテーブルに花を添えるとか……このカップルに、何かしてあげたいんです!」


【選択肢】

・春巻にお祝い花を用意してもらって、贈るのはどう?

・吉利エビを作ってあげよう!

・四喜団子に踊りを踊らせたりとか?

選択肢

春巻にお祝い花を用意してもらって、贈るのはどう?

吉利エビ

「お花ですね……」


吉利エビ

「恋人たちが互いに花を贈り合うのを見る度、満開の美しい花こそ恋を賞賛するのにふさわしいと思っています。」


吉利エビ

「一番キレイに咲いている花をボクが選んで、ボクがこの手でカップルにあげるんです!」


「それじゃあ、私はしばらく料理を出しとくから、早く春巻を探しに行って!」


吉利エビ

「若、ありがとうございます!今すぐ行きます!」




吉利エビを作ってあげよう!

吉利エビ

「そうだ!ボクはもともと素敵な恋の物語から生まれて、そして多くの人たちの恋を見てきました。ボクは恋より楽しいものなんて無いと信じています。」


吉利エビ

「ボク自らの手で作った吉利エビをあのカップルにあげましょう、永遠に離れずに、一緒にいられますように───これはボクが捧げられる一番素敵な祝福かもしれません。」


「そうだね。それに美味しいもので幸せをもたらして、人々の味蕾と心の中で暖かい思い出を残すのは、空桑が存在する意義なんだよ……」


「それじゃあ、料理を出すのは私に任せて。」


吉利エビ

「若、ありがとうございます!今すぐ作ってきます!」




四喜団子に踊りを踊らせたりとか?

吉利エビ

「四喜団子は張九齢の結婚式で生まれたと聞きましたが、あの輪踊りも恋への賛美を含んでいることでしょう。」


吉利エビ

「彼に頼んであのカップルに踊りを捧げれば、ボクの祝福はきっと伝わると思います!」


吉利エビ

「今すぐ四喜団子を探してきます。彼はこういう賑やかなことが好きだから、きっと喜びますよ。」


「それじゃあ、私はしばらく料理を出しておくから、早く四喜団子のところに行って!」


吉利エビ

「若、ありがとうございます!今すぐ行きます!」




共通

吉利エビ

「一目惚れした時のような速さでこの祝福を届けますから!」





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手毬泥棒

吉利エビの手作り手毬が盗まれた、彼と一緒に泥棒の跡を追ってたら───

◆主人公【女性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

吉利エビ

「若、見てください、手毬をまた一つ作りましたよ!」


吉利エビ

「もっと多くの赤い糸と刺繍で飾った方がいいでしょうか……結局、どれほど飾り付けても、恋の素晴らしさは謳歌してもしきれません!」


吉利エビ

「ふむ……そうですね、オシドリを二羽縫い取りするのはどうでしょう?」


そのとき、陰から一本の長い触手が伸びてきて、「さらり」と吉利エビが作ったばかりの手毬を奪った。


「あれは───」


吉利エビ

「わあ!と、止まりなさい!この泥棒、早くボクの手毬を返してください!」

戦闘

VS 麺玉

吉利エビ

「ああ!逃げられました!」


吉利エビ

「……ボクの手毬。あれは僕がこの世の恋人にあげるつもりの大事な印だったのに、それを勝手に……」


「焦らないで、とりあえず追いかけてみよう!」


力を振り絞って手毬を引きずるヌードルの化け物が草むらに飛び込み、消えた。

私の前を走る吉利エビが、草むらをかき分けて、頭を前に突き出して見たら───


「吉利───」


吉利エビ

「しーっ!若、見てください……」


私は吉利エビの合図に従いそっと前に近寄った。そこでは、私たちに追いかけられていた麺の化け物が手毬をもう一匹にあげていた。ボールを受け取った方は恥ずかしそうに頭を下げた。


「手毬を持って行く理由って……このためだったんだ!」


吉利エビ

「ラブラブですね!どんなものでも、そこには愛があるのですね〜」


吉利エビ

「この子がこんなことで手毬を持っていったなんて思いもしませんでした。物を盗むという行為は認めませんが、なんだかんだ、ボクの手毬は最も最適な場所に贈られたと思いますよ!」


吉利エビ

「えへへ!縁というのは、奇妙なものですね、縁がボクのそばに来る日を楽しみにしています!」


▷ページトップへ

蝶々を守る使者

吉利エビと一緒に菜畑で働いてたら、ふと親密そうに飛ぶ白い蝶々のペアを見かけた──

◆主人公【女性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

吉利エビ

「○○、見て。あそこに二つのチョウがデートしてるよ〜。

梁山伯と祝英台じゃないの〜」


「えっと、これは……モンシロチョウだね。

だからデートじゃない、菜園の野菜を食っているだけ。」


吉利エビ

「あ〜、愛があれば白菜でも一番美しい春花になれるよね〜。

いいないいな〜」


「ちょっと!私の話、聞いてる!?」


糖葫芦

「ララララ〜、ラララ〜♪」


「あれ?糖葫芦、すごく嬉しそうだけど、何してるの?」


糖葫芦

「あははっ!今日は天気がいいから、チョウチョを捕まえるんだ〜」


吉利エビ

「えっ?あなたが……チョウチョを捕まえるの?」


糖葫芦

「そうだよ!もう彼らのおうちも用意したんだよ、そして野菜の葉もね!」


糖葫芦

「ほら!二匹のチョウが野菜の葉に止まったよ。わたし、ちょっと行ってくるね!」


吉利エビ

「違うよ〜のれは光へ、自由へ飛んでいくカップルだよ〜

このまま世間に囚われるのを見ていられない。助けにいかなくっちゃ〜」


吉利エビ

「ちょっと待ってよ!葫芦ちゃん、彼らのデートを邪魔しないで───」

戦闘

VS 糖葫芦

吉利エビ

「飛んで〜、飛んで〜!」


吉利エビ

「あ〜!愛し合う二人がようやく現実の束縛を打破して、幸せ探しに行ったよ〜!

なんと素敵な恋だろう〜♪」


糖葫芦

「わぁっ!きみ、私のチョウチョを逃がしたね!チョウチョ、返してよぉ!」


吉利エビ

「あぁっ!それは……」


糖葫芦

「うわああああんーっ!!」


吉利エビ

「葫芦ちゃん、泣かないで……。

絹花とリボンで、さっきのチョウチョよりも、たくさんのキレイなチョウチョを作ってあげるからさ!それで許して!」


糖葫芦

「ううう……」


糖葫芦

「し、しかたないな!」


吉利エビ

「「柳の梢頭に月は上り、人は約す黄昏の後を」 今は……恋人たちがデートするいいタイミングですよ!

そして、あの対をなしたチョウチョは───」


吉利エビ

「───!!」


吉利エビ

「あっ、○○、け、ケガしちゃったよ!」


「大丈夫?ちょっと見せて!ん……幸い傷は深くないみたい。血ももう止まってる……。

それで?チョウチョはまだできてないの?」


吉利エビ

「うぅ、あともう少しかかりそう───」



吉利エビ

「ずいぶん時間がかかったけれど、

愛し合う対をなしたチョウチョは恋人として結ばれました!嬉しいなぁ!」




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