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氷糖湘蓮・物語

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一 湘蓮の気持ちの行き先・壱

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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余腥蟹

「――!」


氷糖湘蓮

「洞庭蓮池の中に人を傷つける怪物がいただと!?」

【選択肢】

・人を助ける

・人を助けない

選択肢

人を助ける

氷糖湘蓮は全力で氷属性の術を撃ち出し、攻撃は食魘に命中したーー


余腥蟹

「ぐあーー!」


氷糖湘蓮

「怪物はもういない、しっかりしろ!」


漁師

「おぉ、あ、ありがとう!えっ、あなたはもしかして仙人ですか?銀色の髪、うわーー私は仙人に会いました!」


氷糖湘蓮

「違う、私は仙人などではない!」


氷糖湘蓮はショックで一歩後ろへと下がった。すると、突然無数の蓮灯が彼の前に現れたーー

彼はさっと向きを変えて洞窟に戻ろうとしていて、混乱しているのか蓮の実を入れたかごを彼は捨てていったーー

そして、無数の蓮灯も彼の後ろを追うように、洞窟の方へと飛んでいったーー!!

人を助けない

氷糖湘蓮

「あの頃、あの漁師を助けたから、人々に「蓮花仙人」よ呼ばれていた。それ以来いつも蓮灯に悩ませれていた。

だから今度は……」


呂洞賓

「自分を騙すことはやめなさい、あなたが本当に選びたい選択肢を選びなさい。」


氷糖湘蓮

「呂仙人!?洞庭湖仙島に戻ってきたのですか?


呂洞賓

「いいえ、これはあなたの夢。

氷糖、あなたの心は外見ほど冷たいものではない。いつかきっと誰かがそれをあなたに証明してくれるだろう……

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氷糖湘蓮

「――!!!

……ああ、夢だったのか。

外が……騒がしいな。」


糖酢源白

「若、若!今日は洞庭湖の蓮花会だ。話によれば、今日願ったことは必ず叶うらしいよ。

さっき蓮灯に願い事をしたから、今度は一緒に蓮灯流しをしない?」

【選択肢】

・コホン、もし徳州にバレたら……

・コホン、仙人が怒るよ……

選択肢

コホン、もし徳州にバレたら……

青団子

「いやだ!日直はやりたくないよ。」


春巻

「若様、流した蓮灯を取り戻せませんか?」


コホン、仙人が怒るよ……

春巻

「わたしたちは欲張りすぎるから、蓮花仙人を怒らせてしまいましたか?」


青団子

「いやだ、青、仙人を怒らせたくないよ~。若さま、その流した蓮灯を隠してくれない?」

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糖酢源白

「蓮灯流しをやめるか……いいよ。今日は村の皆に洞庭湖の「蓮花仙人文化」を宣言するために、僕は湖見の「蓮花旅行ツアー」に参加してるんだ!

一緒にお寺に行って線香を上げない?願いを叶えたいなら誠意が必要なんだ!君達も一緒に行かない?」


青団子

「うんうん~青は行きたいよ~!」


春巻

「わたしも参加したいです!」


ドウジャオ魚頭

「願いを叶えられるなら……僕も行く!」


糖酢源白

「よし!じゃあ、午後に蓮花寺で集合しよう!」


人々がだんだんとその場から散っていく……

ずっと木の上で人々を静観していた氷糖湘蓮は静かに川の下流に飛んでいった。彼は手を上げ召喚するーー

【選択肢】

・ミサゴマークの蓮灯を召喚した

・よれよれの蓮灯を召喚した

・クローバーが描かれた蓮灯を召喚した

選択肢

ミサゴマークの蓮灯を召喚した

「この蓮灯を見て!僕の大好きな蓮花仙人が大好きな蓮花会に参加してほしい!仙人よ、この願いを叶えて!」


氷糖湘蓮

「見るだけでめまいがする。却下だ。」

よれよれの蓮灯を召喚した

「ああ、ムカつく!!!もう三回も折れた、なんで綺麗に折れないんだ!ああ、頭がまた飛び出すところだった。

蓮花仙人よ、僕、怒ったら頭がすぐ飛び出すんだが……なんかいい方法はないか?」


氷糖湘蓮

「頭と首の連結部分を凍り付けて欲しいのか?……おかしな願いだ。」

クローバーが描かれた蓮灯を召喚した

「ああ、熱い~青はアイスを食べたいよ~!仙人はその願いを叶えられる?」


氷糖湘蓮

「アイスは若の冷蔵庫のあるだろう?それを食べなさい。」

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蓮灯を読み飽きた氷糖湘蓮は蓮灯を川ごと凍らせ、流れている蓮灯を止めた……

蓮灯を探す人が来たことに気付けば、彼はひらひらと岸辺に降り、手を上げていくつかの蓮灯を召喚したーー


氷糖湘蓮

「○○(主人公名)、これを探しているのだろう?」

【選択肢】

・やばい、一歩遅れたか……

・大丈夫!蓮灯のことは任せてーー

選択肢

やばい、一歩遅れたか……

氷糖湘蓮

「前回のように、空桑の蓮灯を隠したいのか?

数日間で何十個も蓮灯を隠すなど、貴方は疲れないのか?」

大丈夫!蓮灯のことは任せてーー

氷糖湘蓮

「前回のように、空桑の蓮灯を隠したいのか?

まあいい、貴方の経営理念は理解できない。ただこのまま続ければ、貴方はきっと過労で倒れてしまうだろう。」

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氷糖湘蓮

「「天下の食魂の家を建て直す」という夢があると知っているが、貴方がどんなに頑張っても、私のような変な奴がいる限り…その夢は叶えられないだろうな。

私一人欠けても、貴方の夢を妨げることはない。だからーー

私は洞庭仙島に戻る。

何と言ったーー!貴方と『食物語』の契約をしたから、ここを離れてはいけないだと?

た、確かに貴方とそのような契約をしたが。

………………」


氷糖湘蓮は最初に出会った時の記憶を辿った……


話によれば、洞庭湖の湖心にはある仙島があり、そこには不思議な洞窟が隠されている。入り口はいつも冷気で満ちていて、一般人が近寄ることはかなり難しい。

洞庭湖のあたりに住んでいた人の話によると、「蓮花仙人」はこの洞窟に隠居しているという。


糖酢源白

「蓮花仙人!僕は本当に空桑に行くよ!本当に一緒に行かないの?

うう、友達として、貴方を一人に置いていけないよ!

だから今度は空桑の若を連れてきたよ!彼に会ったら、君もきっと僕みたいに彼を好きになっちゃうよ!」


氷糖湘蓮は手を上げ、無数の氷の花を召喚すると洞窟の入り口を塞いだ。

まるで糖酢源白の口を塞ぐように。


氷糖湘蓮

「外のやつ……騒々しいな。

貴方の体から、珍しく静かでのんびりとした感覚を感じた……

私が貴方を凍り付けにする前に、あと一回チャンスを与えよう。」

【選択肢】

・あなたも食魂だよ、一緒に帰ろう

・あなたの心は外見ほど冷たいものじゃない。

あなたも食魂だよ、一緒に帰ろう

氷糖湘蓮

「糖酢源白よりもしつこいやつだな。

貴方達が言っていたあの「食魂の家」、空桑と言ったか。

そこには私のような……人もそこに住んでいるのか?

いいだろう。」

あなたの心は外見ほど冷たいものじゃない。

氷糖湘蓮

「……!?

これが私を洞窟から連れ出そうとする理由か?

フン。」

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氷糖湘蓮

「少なくとも空桑に行けば、もうこの洞庭湖の蓮灯に悩まされることはないだろう。

サイン?筆は……使ったことがない。

直接私の手を握って、霜焼けするのが怖くないのか?

いや、貴方は変わった人だな。

行こう、貴方と源白が言っていたあの……「空桑」へ。」


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二 湘蓮の気持ちの行き先・弐

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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氷糖湘蓮

「……」

「契約はどうすれば解除できる?」

【選択肢】

・貴方を連れ帰ったから……

・その考えは、却下だよ

選択肢

貴方を連れ帰ったから……

氷糖湘蓮

「な、何をするつもりだ?」

その考えは、却下だよ

氷糖湘蓮

「……??!」

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氷糖湘蓮

「洞庭仙島まで連れていく?時間を引き延ばすつもりではないだろうな」

「その必要はない。私には仙術があるから、即刻洞庭仙島に帰れる」

「なに?また『食物語』で私を脅したな!……ふん、いいだろう、我が主!」


今日、洞庭湖で盛大な蓮花会を開催した。

人々は自分の家族を莲花庙に連れ、「蓮花仙人」への敬意を持って線香をあげた。そして、彼らは全員かごいっぱいの貢ぎ物と蓮灯を持っている。


氷糖湘蓮

「人が多すぎる……煩わしい……」


氷糖湘蓮はそう呟いた後、すぐその場から姿を消した――

【選択肢】

・氷蓮……どこにいるの?

・寒い場所に近寄る

選択肢

氷蓮……どこにいるの?

氷糖湘蓮

「……うるさい」


ある冷たい手が僕の手を捕らえた――

寒い場所に近寄る

氷糖湘蓮

「――!いたっ……」

「○○、貴方……私の胸がぶつかっちゃった……」

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氷糖湘蓮

「トラブルを避けるため、私は貴方がくれた身隠し呪符を使った。今は誰も私の姿を見ることはできない、私の声が聞こえる人は貴方だけだ。」

「私の姿を見れないから不安だと?

 ……貴方との契約を解除しない限り、私は逃げないよ」


突然蓮花寺から糖酢源白一行の騒ぐ声が聞こえた――


糖酢源白

「若、若だ!みんな、見て、あれが僕の若なんだ!

 若も早くこっちに来て蓮花会に参加しようよ!」


青団子

「やった~小旦那さまも青たちの旅行団に入ったね!」


氷糖湘蓮

「○○、仙島への道はどこだ……?」

「おい……なぜ私まで自分を崇拝するために開催された祭に参加しなければならない?」


糖酢源白

「みんな、よく見てくれ、僕たちの真正面にあるのは、洞庭の村民達が共同出資して作った「蓮花仙人」の白玉像だよ」

「話によれば、今日仙人に願ったことは全部叶えられるらしいよ。さあみんな、誠意を持って「蓮花仙人」にお祈りをしよう!」


村人たちは源白の話を聞き、像の前にひざまずいて、手を合わせ心の中で願い事をした。

【選択肢】

・仙人がずっとそばにいますように

・像にお祈りをしよう!

選択肢

仙人がずっとそばにいますように

村人A

「誠意があればきっといい報いを受けられる。もし仙人がみんなの真心がこもった祈りを聞いたら、きっと感動するだろう!」


氷糖湘蓮

「……」

像にお祈りをしよう!

氷糖湘蓮

「……私はここにいる、「彼」を拝む必要はない」

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仙人像の向こうから、口論をする声が聞こえる。


村人B

「おい、その首巻きを巻いた変人。さっさと仙人像を拝むのに最適な場所からどきなさい!」


ドウジャオ魚頭

「な、な何を言っている!あああ、僕の首巻きを放せ!」


ドウジャオ魚頭が怒って頭を投げ出そうとした瞬間――


春巻

「わたしの見間違いでしょうか?

 さっき、魚頭兄さんの頭が一瞬凍りついて、氷の結晶がまた一瞬で砕けたような……」


ドウジャオ魚頭

「うう!何があった?頭が一瞬で冷えたぞ……」

「えっ、頭が外に飛んでいない!?願いが叶った!?」


春巻

「あれ、若様、髪に何かついていますよ……

 氷の花です!わたしが見たかった氷の花です!」


青団子

「それにアイスも!冷たくて美味しいアイスだよ!もぐ――」


人々は頭を上げ――

寺で一番高いガジュマルから氷の花が散り始めた、そして数もだんだんと増えてきた……


糖酢源白

「氷でできた蓮花!氷で作られたアイス!

 全部空から落ちてきた!!!蓮花仙人だ!みんな、早くお祈りを続けよう!」


糖酢源白は目を閉じて心の中で願い事をした――

「蓮花仙人がここに来ますように! 村人たちの情熱と愛を感じてくれますように!」

氷糖湘蓮は軽くため息を吐くとガジュマルから降りた。


氷糖湘蓮

「貴方達の願いはもう全て叶えた……もういいだろう!」


糖酢源白

「うわわっ!仙人だ!蓮花仙人だ!蓮花仙人が来たよ!みんな、ほら早く!」


村人たち

「本当だ!蓮花仙人だ!どうぞ私をお守りください――」


氷糖湘蓮

「――?!!待ってくれ、貴方達、私が見えるのか?」

「まさか――身隠し呪符の効果が切れたか?」

【選択肢】

・うわ、仙人が来たよ!

・仙人はアイスも作れるんだね!

選択肢

うわ、仙人が来たよ!

氷糖湘蓮

「貴方まで私をからかうつもりか!」

仙人はアイスも作れるんだね!

氷糖湘蓮

「全て貴方の冷蔵庫から取ったアイスだ」

「そんなに驚くな。安心していい、貴方が夜中にアイスをこっそり食べていることはあの郭という執事には言っていない」

「○○……今はアイスのことを言っている場合ではない」

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村人B

「蓮花仙人!これは私からの貢ぎ物です!どうぞ受け取ってください!」


村人丙

「ううう!去年、仙人が私の願いを叶えてくださったので、今日は妻と息子を連れて願解きに来ました!

 仙人、こっちを見てください――!!」


村人と観光客は氷糖湘蓮の前に並び、貢ぎ物として果物を入れたかごと蓮灯を彼の前に置いた。


氷糖湘蓮

「――!!!」


氷糖湘蓮はショックで一歩後ろへ下がると、逃げようとしていた。

【選択肢】

・大丈夫、任せてくれ

・声を出さずに「食物語」を言う

選択肢

大丈夫、任せてくれ

氷糖湘蓮

「……」

「○○、手を離してくれないか?」

「私を安定させるために、手を凍り付けられても構わないか?」

声を出さずに「食物語」を言う

氷糖湘蓮

「貴方は――!ふん」

「もう他の手はないのか?」

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氷糖湘蓮

「今度身隠し呪符を贈るならもっと効果の長いものをくれ!」


蓮花寺の接客室の机の上には山ほどの貢ぎ物が置かれている。

その中には、果物やお菓子、料理、お茶などがあった……


青団子

「うぅ……よだれが。この蓮花の形の蒸しケーキは美味しいね……」


春巻

「だめですよ、これは村人が「蓮花仙人」に贈った物ですから。食べては……」


氷糖湘蓮

「……」

「食べたいなら食べていい」


糖酢源白

「あれ?蓮花仙人と若はどこに行くんだ?料理はまだまだあるよ――」

「まだ他にやることがあるのか。じゃあ、終わったらまたこっちに来る?」

【選択肢】

・必ず彼を連れて帰るから

・うん、そして一緒に空桑に戻ろう

選択肢

必ず彼を連れて帰るから

糖酢源白

「やった!夜は曲芸があるよ、いい席を取っておくから、絶対に帰ってきてね!」

うん、そして一緒に空桑に戻ろう

糖酢源白

「うん、蓮花会が終わったら一緒に空桑に戻ろう!」


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三 湘蓮の気持ちの行き先・参

◆主人公【男性】の場合◆

(逆の場合の差分は募集中)

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氷糖湘蓮

「ようやく……静かなところに来た」


ここの湖畔は人が少ないが、湖の水面にはまだ多くの蓮灯が漂っている……

【選択肢】

・湖を見ないで、こっちの顔を見て――

・湖を見ないで、そっちの仙島を見て――

選択肢

湖を見ないで、こっちの顔を見て――

氷糖湘蓮

「――!!顔が近い!」

「もう見たから、遮らなくてもいい。こんな多くの蓮灯、貴方一人ではどう遮っても無駄だ」

「……○○、彼らがどうして「真心が込めて願ったことはきっと叶えられる」と言っているのか、今日、初めて知った」

「彼らはこんなに多くの蓮灯を流していたから、その中の一つや二つが洞庭湖を出て、仙島への川に沿って私の洞窟に漂ってくるだろう」

「私はきっとそれに気付き、書かれた願い事を叶えてあげる。そして願いが実現されたこともきっと彼らは広く伝えていくだろう……」

「儚い願いのために、「蓮花仙人」を無条件に信じるなど」

「そのような考えは……理解できない」

湖を見ないで、そっちの仙島を見て――

氷糖湘蓮

「ここから仙島が見える?こんな広い湖面と濃い霧なのにか?冗談はよせ」

「私の洞窟に行きたいのなら、必ず洞庭湖を渡り、濃い霧を通り抜け、仙島への川に沿って、洞窟の外の寒さに耐えなければならない。しかも途中で食魘に遭遇する可能性もある……」

「幻想的な伝説のために、「蓮花仙人」を全力で探すなど。そのような気持ち……理解できない」

「結局、洞窟の入り口に着いた初めての人は糖酢源白だった。その次も、3人目も……」

「だが、中に入り、私を連れ出せるのは、貴方だけだ」

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「……今日は多くの話をした、なぜだろうな」

「○○、船に乗って仙島へ行こう」




小舟は長い間湖上を漂い、空もだんだんと暗くなってきた。

湖面に漂い光っていたいくつかの蓮灯が道を導いていた。

ひっそりとして寂しい雰囲気と氷糖湘蓮の体から発せられる冷気を感じた船頭はぞくぞくと体を震わせた。

【選択肢】

・氷蓮、ありがとう

・氷蓮、焦りすぎて、ごめんね

選択肢

氷蓮、ありがとう

氷糖湘蓮

「――!?」

「な……なにがだ?」

氷蓮、焦りすぎて、ごめんね

氷糖湘蓮

「私を仙島から連れ出したことを後悔しているのか?」

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「貴方は私が人々に溶け込んで、空桑で暮らせるようにと。沢山努力をしただろう……」

「貴方も、願い事をした村人と同じ、何らかの理由で何かにしがみついている……だが今少し分かったような気がする……」


船頭

「前方の霧が濃すぎるから、ここで一旦休憩しよう」

「もしよかったら、暇潰しとして洞庭湖の昔話をしてあげようか!」

「八百里の洞庭湖は君山七十四峰が取り巻いている。ここはたくさんの仙家話があるよ。娥皇女英の泣きとか呂洞賓が鯉に乗って旅に出るとかそれと今の蓮花仙人の話も……」


伝説のほかに、まだ語られていない物語がある。

霧の向こうの島、洞庭湖の水、船頭の話は氷糖湘蓮の封じていた記憶を呼び起こした――


(回想)

化霊したばかりの氷糖湘蓮がまだ自分の存在をよく理解できていない頃、かつて島の洞庭湖を訪れていた呂洞賓と出会った。

呂洞賓の助けのもと、彼は徐々に島での生き方を学んでいった。やがて残念なことに修行のために仙人は次の洞窟を探すことを決めた。


氷糖湘蓮

「呂仙人、ご指導ありがとうございます。今はもう体内の氷の力をコントロールできるようになりました」

「ただ、普通の人と違って私は銀髪に冷たい肌をしている。私は人間なのか? または仙人なのか? それとも妖怪か? 貴方が去った後、私はどこに行けばいい……」


呂洞賓

「あなたは仙人ではなく妖怪でもない。人の気持ちによって化霊した魂だから、行き場もきっと人がいるところだろう」

「私は偶然ここを訪れ君と出会い、君を点化したが、君を連れていくことはできない。君は人間界に属するものだ、本当に君と縁のある人はきっといつかここを訪れ、君を連れて行くだろう」


氷糖湘蓮

「私と縁のある人……それは誰なんでしょう?」


呂洞賓

「君を理解し大切にしてくれる人だ、また君が従いたい人でもある」


呂洞賓は言い終わるとすぐ鯉に乗って離れていった。

彼は手に持った払子をさっと振って洞庭湖に消えていった。

(回想終わり)


船頭

「ここの霧はなかなか消えないね……お客さん、今日はもうダメだ、戻りましょうか?」

「えええ!?あの2人は?まさか、私は本当に仙人に出会ったのか!?」




氷糖湘蓮

「……」

「着いた、もう降りていい」

【選択肢】

・彼にしがみついて行かせない

・もう言ったよね、最後までついて行くって

選択肢

彼にしがみついて行かせない

氷糖湘蓮

「……貴方は一体いくつなんだ」

「霜焼けになっても離さないのか?」

もう言ったよね、最後までついて行くって

氷糖湘蓮

「術を使えばどこへでも行けるというのに」

「船に乗ってここまで来て、徒歩で洞窟に行くというのはまったく意味のない送別だ……ここまでする理由はなんだ?」

「もう少し私のそばにいるため?」

「……くだらない」

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「○○……もういいだろう、『食物語』を出して、私の名前を……」


毛筆が紙に触れる前に――

【選択肢】

・あなたの願いを、尊重します!

・空桑は……あなたの帰りをいつまでも待ってるからね!

選択肢

あなたの願いを、尊重します!

氷糖湘蓮

「ちょっと待ってーっ!」


突然、氷のかけらが筆に当たった――


氷糖湘蓮

「「蓮花仙人に化霊した後、沢山の蓮灯を受け取り、沢山の人に拝まれ、沢山の願いを叶えた……」

「でも、「蓮花仙人」自身の願いは?」

「貴方は初めてこの世で、「蓮花仙人」を理解してくれる、大事にしてくれる人……」

「さっきの話は本当か?」

空桑は……あなたの帰りをいつまでも待ってるからね!

氷糖湘蓮

「ちょっと待ってーっ!」


突然、氷のかけらが筆に当たった――


氷糖湘蓮

「「蓮花仙人」に化霊して以来、いつも洞庭湖の孤島に住んでいた。そこで十年も、五十年も、百年も過ごした、ずっと外の世界とは関係がないと思っていた。

 外見と性格のせいで、ずっと外の世界に溶け込めなかった……

 でも、ある日、彼は自称彼の「家族」だという少年が孤島から連れ出した……」

「若、貴方が言う「空桑は食魂たちの最高の家」という話は本当なのか?」

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「いいか、私の今の願いは……」

「貴方の「天下の食魂の家を建て直す」という願いを実現させることだ」

【選択肢】

・もちろん本当だよ!

・と言うことは……

選択肢

もちろん本当だよ!

氷糖湘蓮

「ふん、その言葉、最初に出会ったあの日にも言ったことがあるな」

「でも、今回は……」

「私は空桑に戻りたい。貴方はそれが私の居場所だということを証明してくれないか?」

と言うことは……

氷糖湘蓮

「行くぞ」

「貴方が言っていたあの家に……戻るということだ」

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水の流れが盛んな茫々たる洞庭湖で、蓮花仙人は彼と縁のある人と出会った。

凍った蓮芯は心の温もりで溶けていく……


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