第13章 ストーリー
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目次
13-1「ウェイストランド共和国到着」
モモ | ニャ~、長いこと列車に乗ったなあ!車窓の景色を眺めるのは楽しかったけど、それにしてもなっがい! |
近衛兵 | ここはパテール連邦・カルファ王国・ウェイストランド共和国の三国が接する国境に建てられた駅です。 |
どの出口から出るかによって、別々の国に着くようになっています。お間違えなきよう。 | |
我々兵士はウェイストランド共和国に入ることはできません。護衛できるのはここまでです。 | |
ニキ | ありがとうございます。おかげで無事にここまでくることができました。 |
近衛兵 | それが勤めですから。では、我々はこれよりリリス王国に帰還し、ロイス王子に報告します。くれぐれもお気を付けて。 |
ポポ | 大丈夫ですよ、剣士様が守ってくれるから!心配いりませんって! |
エリス | 長年マーベル大陸を渡り歩いてきたけど、私もウェイストランドに来るのは初めてだわ。 |
神秘的で独特の文化の国だそうだから、慎重に行動したほうがいいわね。 | |
モモ | ウェイストランド共和国には、古い歴史や文化を持つ集落がたくさん残ってるって聞いたにゃ。 |
うっかり彼らのタブーを犯してしまったら、取って食われるかもしれないニャ~~~~! | |
ポポ | ええ!?やだー食べられたくないよ! |
ニキ | 何だかこわいところみたい…。この服じゃ目立っちゃうよね。旅人に見えるようにボヘミアン風}の服に着替えよっか。 |
コーデバトル |
13-2「灼熱の辺境」
ニキ | ここはまだ他の国にも近い国境沿いの集落だけど、それでもリリス王国とは全然違うんだね。 |
エリス | そうね。建物がみんなテントか木造の平屋だなんて思わなかった。初めて見たわ。 |
ポポ | ここの人達って、みんな健康的でセクシーな小麦色の肌をしてるんだね。うらやましいな! |
し・か・も、薄着だからイケメンの割れた腹筋が見放題!これも狩猟生活の賜物なのかしら……。ああん、目のやり場に困る! | |
モモ | ポポ、イケメンばかり眺めてないで! |
それにしても、暑いところだにゃ~。どこか涼しい場所を探して休憩しない? | |
ポポ | そういえば、私も疲れたし暑くてのどかわいちゃった! |
ニキ | 気温が高くて乾燥した国なんだね。服装も薄着だし、野生的でナチュラルな感じがすてき。 |
モモ | じゃあボクたちも彼らの涼しい服を見習おう!これじゃ奇跡の巻物を見つける前に、ひからびて死んじゃうよ! |
コーデバトル |
13-3「篝火音楽会」
ニキ | あれ?あっちからなんだか楽しそうな音楽が聞こえてくるみたい。 |
ポポ | ああ!これってウェイストランドの伝統的な篝火音楽会だよ!実際に見られるなんて、ラッキー! |
エリス | 待ちなさい!状況がはっきりしないうちは近づいてはダメよ! |
ウェイストランド共和国にはたくさんの民俗宗教があって、信仰深い人が多いの。 | |
これも神聖な祭典や儀式だとしたら、むやみに近づいては…… | |
ポポ!?まだ話は終わってないわよ! | |
ニキ | あぁぁ!ポポもう行っちゃったよ!危ないの?食人族に食べられちゃう!? |
モモ | もぉ~ポポってばホンットに軽率なんだから!急いで追いかけよう! |
(篝火の周辺) | |
モモ | ふう……取り越し苦労だったみたいだね……。 |
エリス | ほんと人騒がせなんだから……。 |
ポポ | ニキ!モモ!エリス!こっち来てみて!はやくはやく! |
ニキ | ポポ~、びっくりさせないで。みんな心配したんだよ? |
ポポ | へ?心配?何を?それより聞いてみなよ、この情熱的な曲。身体中から力が湧いてくるみたい! |
さあ、ニキ。ロック歌手の衣装に着替えて!民族楽器とロックミュージックの熱いコラボだよ! | |
コーデバトル |
13-4「ウェイストランドのポタ村」
エリス | はるか遠くの地に、こんなに素朴で情熱的な部族が住んでいるなんて思わなかった。今回の旅の収穫は大きいわ! |
ニキ | うん、マーベル大陸にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだね。 |
ポポ | はぁ~、踊り疲れちゃった。あ、ねえ、ねえ、さっき一緒にダンスした腹筋ばきばきのイケメンに聞いたんだけど、 |
ここはウェイストランドの東の端で、ポタっていう集落なんだって。 | |
なんかちょっとおせんべいみたいな名前だよね。お腹すいてきちゃった! | |
モモ | ボクのお腹もずっとグウグウ言ってるにゃ~! |
ウェイストランドの暮らしは狩猟が中心なんでしょ。それなら、ご当地の焼肉とかあるかにゃ? | |
ニキ | そうだね、みんなお腹ペコペコだよね。この先のテントがレストランみたいだよ。 |
まずはそこで焼肉を食べて、ひと休みしてからウェンどデール集落に行こうか。 | |
モモ | いやっふー!焼肉だ~!あ、そうそう。焼肉を食べるなら汚れてもいいエプロンに着替えるのを忘れずにね! |
コーデバトル |
13-5「ウェイストランドの少年」
モモ | にゃっふ~ん!さすがは獲れたて新鮮な肉!他とは全然比べものにならないよ。 |
ニキ、ニキ、お土産に肉1年分を包んでもらおうよ! | |
ニキ | モモ、がっつきすぎだよ。床にこぼしちゃってるじゃない、も~……え!?テーブルの下に男の子が!? |
ポポ | え、ちょ、この子、床に落ちたお肉を食べてる!?やめなよ、汚いよ!? |
少年 | は……腹減った……。 |
ニキ | え、えっと……お肉はまだたくさんあるから、お腹空いてるんだったら、一緒に食べる? |
少年 | うん……。 |
エリス | 相当お腹が空いていたのね、モモよりすごい食べっぷりだわ……。 |
モモ | ボクはもっと優雅に上品に食べてるにゃ! |
ニキ | キミの名前は何ていうの?一人なの? |
少年 | …。 |
ポポ | 長いこと何も食べてなかったんでしょ?家の人はぐれてしまったの? |
少年 | …。 |
エリス | だいぶ警戒されてるみたいね。何も話そうとしないわ。 |
顔にタトゥーが彫ってあるけど、この土地では何かの身分を示しているのかしら? | |
ニキ | 私たちもウェイストランドの集落風の服に着替えてみたらどうかしら。その子の警戒も少しは和らぐかもしれない。 |
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13-6「雲上の伝統スタイル」|
ニキ | どうかな?これなら何か話してくれないかな? |
少年 | …。 |
モモ | ボクの焼肉をあんなにたくさん食べたくせにだんまりなんて、まったくとんでもにゃいガキだな! |
少年 | お前ら……誰だ? |
ニキ | そっか、自己紹介をしてなかったね。私はニキ。こっちは親友のポポ、エリス、モモだよ。 |
私はスタイリストで、ウィンドデール集落に行くためにこの国へ来たの。 | |
少年 | お前ら…よその国のスタイリストか? |
ポポ | そうよ。ニキのコーディネート力は抜群なんだから! |
少年 | ふん、信じないぞ!あの女の仲間かもしれない。悪者じゃないって証拠を見せてみろよ! |
モモ | むむむ、偉そうなガキだにゃ! ニキ、古風な雲上帝国衣装のコーディネートを見せてやりなよ。ここは暑いから、涼しくてシンプルなスタイルのほうがいいにゃ。 |
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13-7「部族の息子トータ」
少年 | こんなおしゃれな服、見たことない! |
ポポ | どう?これで私たちが怪しい者じゃないって信じた? |
少年 | ふ、ふん!綺麗なことは綺麗だけど、俺たちウェイストランドの服にはかなわないな! |
モモ | ニャにを~!このガキんちょ、黙って聞いてりゃ……! |
ニキ | いいじゃないモモ、相手は子供だよ。ねえキミ、これで私たちを信じてくれるかな? |
トータ | え…あ…うん……俺はトータ。 |
実はその……、おれはこのポタ集落の族長の息子なんだ。 | |
モモ | 族長の息子?行き倒れかけてたガキんちょが?。ただの家で少年なんじゃないの~? |
トータ | いっ……家出なんかじゃねえよ!本当に族長の息子なんだ。この顔のタトゥーが何よりの証拠さ! |
このあいだランサーっていう怪しい女が他の国からここへやってきたんだ。 | |
ランサーはすぐにコーディネートの能力を父上に認められて、集落の大祭司まで任命された。 | |
でも、あの女の目的はこの集落の支配だったんだ。 | |
父上はあいつにこっそり怪しい薬を盛られて眠ったまま目を覚まさない。 | |
それをいいことに、あいつは大祭司の地位を利用して好き放題さ。 | |
俺も……軟禁状態だったんだ。やっとのことで隙を見て逃げ出してきて。 | |
エリス | それであんなに警戒していたのね。こんなに幼いのに色々と苦労して……。 |
トータ | 俺一人の力じゃ、まだ皆の前であの女の正体を暴くことはできない。手下も大勢いるんだ。 |
……おまえらも他の国から来たんだよな。本当にランサーの仲間じゃないのか? | |
ポポ | まだ疑ってるの?もしあたし達がそのランサーって奴の手の者だったらとっくにあんたを捕まえてるわよ! |
モモ | ニキ、もう一度リリス王国風の少女スタイルのコーデを見せてやればいいにゃ。そしたらこの子も納得するだろうから! |
コーデバトル |
13-8「部族のセレモニー」
トータ | ま、まあまあだね。女の子らしくていいんじゃないの。 |
……おれは、す、好きだな。 | |
モモ | やっぱりお子ちゃまだな~、こういうカワイイ系が好きなんだろ?オトナの魅力はまだ早いにゃ。 |
ポポ | いいじゃない、カワイイ系!えっちなことばっかり考えるモモとは違うんだよ。 |
モモ | ニャに~~!? |
ニキ | もう、喧嘩しないの!それよりトータ君を助ける方法を考えるべきでしょ? |
エリス | やれやれ、側近の裏切りだなんてニーズヘッグの時と同じね。最近流行ってるの? |
ポポ | 首相さまが裏切ったなんて、わたし信じてないから!きっと何か事情があるに違いないよ! |
モモ | ニーズヘッグの件は置いといて、そのランサーって奴は絶対に怪しいにゃ。安心しろ、ガキんちょ。このモモ様に任せるにゃ。 |
トータ | ありがとう、みんな。でも急がないと間に合わなくなるかも。あの女の正式に父上の代理になるための儀式が、もうすぐ始まるんだ。 |
集落のみんなの目の前で儀式が完了してしまえば、もうあの女には誰も逆らえない! | |
ニキ | 今すぐ行って儀式を止めなきゃ! |
(集落の儀式現場) | |
トータ | ランサー!この悪党め!父上の解読剤を寄こせ! |
ランサー | あらあら、かわいいトータ坊ちゃん。何のことかしら?それよりここ数日どこへ行っていたのですか?ずっと心配していたのですよ。 |
トータ | しらばっくれたってムダだ!何もかも知ってるんだぞ!この集落をお前みたいな悪者に渡すもんか! |
ランサー | あ~ら、何をおっしゃるかしら。 |
あなたの父上、族長様はいま病に臥し、とてもじゃないけど集落を治められる状態じゃないわ。 | |
大司祭である私が族長の代理を務めるのは当然のこと。何もおかしなことはありませんわ。 | |
トータ | 族長の息子として、おまに決闘を申し込む! |
もし俺がお前に勝ったら、父上の解毒剤を寄こせ。そしてこの集落から出て行け! | |
ランサー | おっほっほ~、笑わせるわ。 |
あなたのような子供のコーデ能力で私に勝てるとでもお思い?じゃあ、遊んであげるわ……! | |
トータ | よし、決まりだな!お前が得意な妖艶で大人っぽい司祭の衣装でコーデバトルしてやってもいいぜ! |
でも確かに俺は子供だから、集落から1人を選んで代理を立てさせてもらうよ。 | |
ランサー | ふぅ、あれこれ注文の多いお坊ちゃんですこと!ふふ、いいでしょう。受けて立ちますわ。 |
ニキ | ニキ、任せたよ!あんたなら、きっと勝てる! |
コーデバトル |
13-9「アイアンローズのバッチ」
ランサー | くっ…!そんなバカな! |
トータ | ランサー、約束したからには負けを認めろよ!ここにいるポタ集落の全員が証人だ! |
ランサー | ふっ!今回はしくじりましたが、次はこうはいきませんわよ! |
(ランサーは解毒剤を残してどこかに去ってしまった……) | |
トータ | 父上!お願い、目をあけて! |
族長 | ト、トータ……お前、成長したな。 |
トータ | 俺一人の力じゃランサーには到底敵わなかったよ。ニキたちが助けてくれたおかげで、この集落を取り戻すことができたんだ! |
ニキ | いいえ、私たちは大したことはしてないんです。トータ君が勇気を持って、ランサーと渡り合ったおかげですよ。 |
族長 | そうか、全てわしのせいじゃ……。 |
すっかりあの女を信用してしまっていた……もっと慎重になっていれば…… | |
トータ | 父上、そんなに自分を責めないで。無事でいてくれただけで十分だよ。 |
ランサーはこの集落にいる間、ずっと何かを探しているようだったんだ。きっと秘密の目的があるに違いない。 | |
族長 | そういえばランサーが何か徽章を落としていったぞ。何か手掛かりになればよいが……。 |
エリス | これは……アイアンローズのバッジ? |
モモ | あっ!?見たことあるにゃ!メイラやブランシェのバッジと同じだ! |
ニキ | もしかして、ランサーもアイアンローズの一員なのかな。ウェイストランドに来たのはデザイン図を探すため? |
エリス | だんだん、事件が繋がってきたわね…。 |
ニキ | できるだけ早くウィンドデール集落に行って、奇跡の巻物を見つけないと。 |
トータ | もう出発するの?…ねえ、ニキ。俺、今回の一件で少し成長できた気がするんだ。 |
俺もマーベル大陸中を渡り歩いてコーデの実力をつけることにするよ。 | |
まずはウェイストランドとは正反対のノーザンに行ってみようと思うんだ。ニキ、北欧風の民族衣装のコーデを手伝ってくれない? | |
コーデバトル |
13-SP1「部族の要望(1)」
トータ | ニキ、集落を取り戻してくれて、本当にありがとう! |
ニキ | ううん。集落を取り戻せたのは、トータ君の勇気と知恵のおかげだよ。 |
トータ | へへっ、俺なんてまだまだだよ。 |
あっそうだ、ニキにひとつお願いがあるんだ。部族のみんなのリクエストを聞いてあげてくれない? | |
ニキ | どんなリクエスト?私にできることなら、喜んで。 |
トータ | うちの部族のみんなは異国の衣装がとても好きなんだ。 |
でも、集落にいると実際に見る機会が少なくて。だから、みんなが好きなスタイルの衣装をコーデしてあげてくれない? | |
ニキ | もちろん。いろんな国にコーデスタイルを広めることができるなんて光栄だな。 |
トータ | この娘は清純で可愛いパテール連邦風少女スタイルが大好きなんだ。ニキ、まずはこの娘の夢を叶えてあげて! |
ニキ | うん、まかせて! |
コーデバトル |
13-SP2「部族の要望(2)」
トータ | あははっ。普段着なんてニキにとっては朝飯前みたいだね。 |
ニキ | ふふっ。実をいうとパテール連邦の服と私の故郷の服はとてもよく似てるから、コーデも慣れてるだけなんだ。 |
トータ | そうなんだ。じゃあ、こっちの娘のリクエストはちょっと難しいかな。この娘はとても想像力豊かで、未来感のある服が好きなんだ。 |
ニキ | じゃあきっと前にロイスから聞いたルインアイランドの衣装スタイルが似合うかな。うん、やってみる! |
トータ | さっすがニキ!おれももっとがんばらなきゃ。 |
コーデバトル |
13-SP3「部族の要望(3)」
部族の少女 | こんにちは!あの……おねえちゃんがニキさんですか? |
ニキ | うん、私がニキだよ。あなたは? |
部族の少女 | トータ兄さんからあなたがコーデの夢を叶えてくれるって聞いたんだけど、ほんとう? |
ニキ | ほんとだよ。あなたはどんなお洋服が好きかな? |
部族の少女 | 前におねえちゃんたち篝火音楽会で見たことのない楽器を使ってたでしょ。すごくかっこよかった! |
ニキ | あれはポポのアイディアね。ぶっつけ本番だったけど上手くできたと思う。 |
部族の少女 | それで……ろっく風?の衣装をコーデしてほしいの。大人のおねえさんみたいな、せくしーな服が着たいの。 |
ニキ | え、うーん……。あなたにはまだ早いんじゃないかな……。 |
部族の少女 | う……だ、だって……トータ兄さん、いつも私を子供扱いするんだもん! 私だって大人っぽくてでセクシーになれるってことを見せてあげたいの!お願い、ニキおねえちゃん! |
ニキ | そうゆうことだったんだ。うふふ。わかった、任せて! |
コーデバトル |
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