ヴィータ ストーリー ソフィア
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ネタバレ注意
1セントヴェラ奇譚
(新暦680年カルファ王国) | |
ポポ | あの交差点を過ぎれば、セントヴェラ大聖堂よ! |
モモ | ポポが教会に詳しいなんて意外だにゃ。 |
ポポ | セントヴェラ大聖堂はカルファ王国の国宝級三大聖堂一つな。聖堂のてっぺんの鐘楼に登れば、町全体が一望できるんだって! |
モモ | じゃあ早く大聖堂に入ってみようよ! |
通行人 | お嬢さんは知っているかな? |
セントヴェラ大聖堂の鐘楼が有名なのは、あの鐘の示す時間が正確で永遠に狂わないからだよ。何十年間も、特別な保守や調整をしなくていいんだ。 | |
ニキ | え?でもあの鐘はもう止まっているんですよね?あれはただの鐘楼の装飾品だとばかり……。 |
9年前セントヴェラ大聖堂の鐘楼が一夜にして倒壊したんだ。今見えている鐘楼は復元されたものだが、かつての精巧な工芸は再現できなかったのさ。 | |
ポポ | 一夜にして?....。大聖堂で何か事故でもあったの?火災とか? |
通行人 | その日は風もなく雨も降っておらず、何も異常はなかったんだ。だが、鐘楼は倒壊した。大聖堂に封印された亡霊の祟りだという者もいるね。 |
ポポ | 嘘でしょ?大聖堂の中に亡霊なんてぃるわけないわ! |
通行人 | ハッハッハ、いい加減な噂話さ、気にすることはない。 |
3時の歯車
(オルガンが鳴り響き、聖歌の合唱が始まる。時間は9年前のセントヴェラのコンサートにさかのぼる) | |
カルファのダンサー | (新暦671年セントヴェラ大聖堂) |
ソフィア | ソフィア、あなた本当にすごいわ!今日の公演は大成功よ。あの拍手と喝采が聞こえる?みんなあなたを讃えているのよ! |
セントヴェラ大聖堂のクリスマスイブコンサートに出演できるなんて、考えたこともなかったわ。 | |
カルファのダンサー | 謙遜ねえ!プリマが急病で出演できなくなってどうしようかと思ったけど、あなたが報酬はいらないと助けてくれて、本当に助かったわ! |
あなたのダンス、基礎がしっかりしてるわ。プロの先生に習ったの? | |
ソフィア | ええ、小さい頃に少し。あ、ごめんなさい、もう行かなきゃ!イブはいつも家族と一緒に過ごすの。皆さんも早く家に帰ってね! |
カルファのダンサー | そうなの?残念……打ち上げに来て欲しかったんだけど、どうやら無理みたいね。あなたには感謝してるわ。メリ-クリスマス! |
(ソフィアはドレスを脱ぎ、怪盗の姿になると巡回中の守衛の目をくぐり抜け、鐘楼にもぐり込んだ) | |
ソフィア | 情報は正しかったわ。セントヴェラ大聖堂の構造は複雑だから、宝の隠し部屋と仕掛けを造るにはもってこいね。 |
後継者試験の最後の標的は「危ういワルツ」きっと大聖堂の鐘楼に隠されているはず | |
毎週日曜日に、セントヴェラ大聖堂でコンサートが開かれてるよ。自分で噂の真相を確かめてみてはどうかな。 |
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コメント (ヴィータ ストーリー ソフィア)
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