【ミラクルニキ】白鳥の舞浪漫の恋 ストーリー
ミラクルニキのイベント「白鳥の舞 浪漫の恋」のストーリーです。
目次 (【ミラクルニキ】イベント 白鳥の舞 浪漫の恋 ストーリー)
白鳥の舞 浪漫の恋
開催期間:2月8日5:00-2月14日23:59
1 発表会への招待
バレンタインデー当日連邦アパレルグループの新製品発表会があり、ニキはサクラから招待を受けた。今回の新製品シリーズは演劇「スワンの恋」からインスピレーションを得ており、白鳥と黒鳥のようなパーティードレスがデザインされた。
(680年ウィルトンシティ広場) | |
(パテール連邦アパレルグループの新商品発表会で「スワンの恋」という名前の高級シリーズがお披露目された) | |
(会場には湖のセットが作られ、ドレスを着たモデルが観客の横をゆっくりと歩く。純白の首元と華麗なスカートは高潔な白鳥を連想させた) | |
(特に最後に登場したモデルの二人組は、それぞれ白と黒のドレスに身を包み、対照的に互いを引き立て、観客の目を釘付けにした) | |
ニキ | 本当に華やかで上品なドレス……サクラさん、招待してくれてありがとうございます。 |
サクラ | どういたしまして。今回の発表会でお披露目したのは私たちがバレンタインデーに合わせて発売する高級シリーズ「スワンの恋」よ。 |
ニキ | スワンの恋……確かにモデルがドレスを着てキャットウォークを歩く姿は白鳥のように上品でしたね。名前はそこから来てるんですか? |
サクラ | そういうわけでもないの。このシリーズは演劇とのコラボ作品で、インスピレーションも同名の演劇から得ているのよ。 |
ニキ | 演劇? |
サクラ | ええ、劇の主役が白鳥と黒鳥なの。だからシリーズ全体も白と黒を基調にして白鳥のようにエレガントなパーテイー・ドレスをデザインしたの。 |
ニキ | そうなんですね。シンプルな白と黒だけど、ドレスはちっとも単調になっていない……流石はパテール連邦アパレルグループの作品ですね。 |
サクラ | ありがとう。今夜「スワンの恋」の初回公演があるの。カーテンコールで役者もこのシリーズドレス着るはずよ。よかったら一緒に見に行かない? |
ニキ | 行きたいです!サクラさんの説明を聞いたらその劇のことも気になってきちゃった! |
サクラ | あの二着のドレスを役者が着たら、プ口のモデルとは違った雰囲気になるんじゃないかしら? |
ニキ | 役者はモデルと違ったオーラがあるはずですよね。 |
サクラ | ニキがこのシリーズのドレスをどう思っているのか知りたいわ。よければスワン恋をテーマとしたドレスをコーデしてくれない? |
ニキ | わかりました、やってみます! |
2 寝る前の楽しみ
「スワンの恋」の初回公演を見るために劇場へ向かう途中、ニキはジョブ・ルーニーとサクラの子供時代について話していた。ジョブ、ルーニーは可愛いパジャマを着て毎晩枕元でのお話を楽しみにしていたサクラの姿を思い出さずにいられなかった。
ジョブ・ルーニー | お嬢様、ニキ、あと30分ほどで劇場に着きますよ。 |
サクラ | わかったわ、ありがとう。 |
ニキ | 楽しみだなぁ……「スワンの恋」ってどんな物語なんですか? |
サクラ | この劇は「小島の白鳥」という童話を改編したものなのよ。 |
ニキ | 童話が元なら、きっとロマンチックなお話ですよね? |
サクラ | 人間になれる二羽の白鳥が時間の呪いを破ろうとする不思議な物語よ。 |
ニキ | 時間の呪い? |
サクラ | 物語の中には二羽の白鳥がいて、一羽は夜明けに少女になり、もう羽は黄昏時に少年になるの。 |
ニキ | それじゃあ二羽は出会えないんじゃ? |
サクラ | 本来はそうなのよ。でも、ある黄昏時の舞踏会で人間になった二羽の白鳥が出会い、お互いに深く惹かれあうの。 |
ニキ | 運命の出会いですね……それで? |
サクラ | その後の話は…………公園を見て自分で確かめてちょうだい。 |
ニキ | それもそうですね。事前に知ってしまったらドキドキしないもの。 |
ジョブ・ルーニー | お嬢様は小さな頃からこの物語を聞くのが好きで、いつも寝る前に奥様が呼んであげていたんですよ。 |
サクラ | コホン!そういう関係のないことは言わなくていいの! |
関係ないですか?ニキもお嬢様の子供時代に興味があると思いますけど。 | |
ニキ | サクラさんが子供の時に好きだったお話……。 |
ジョブ・ルーニー | そうなんです。昔のお嬢様はこのお話を聞いた次の日には、動物園に白鳥を見に行こうとしたんですよ。 |
ニキ | 動物園に?どうして? |
ジョブ・ルーニー | お嬢様は、どの白鳥も全て人間になると思っていたんです!だから黄昏時まで動物園から帰ろうとしなくて、大変でした。 |
ニキ | ふふ……子供時代のサクラさん、可愛いですね! |
サクラ | そんなことあったからしら?。私は覚えてないわ。 |
ジョブ・ルーニー | 毎晩奥様のお話をお嬢様が楽しみにしていたことを思い出しますね。そうだ、ついでに可愛らしいパジャマでコーデパドルされてみてはどうですか? |
3 スワンの恋
(舞台では、白鳥と黒鳥を演じる役者たちが呪いを打ち破って元の姿へ戻った。二人は星空の下でロマンチックなダンスを踊る) | |
(舞台の幕がゆっくりと下りる。熱烈な拍手の中、再び幕が上がり「スワンの恋」のドレスに着替えた役者たちがお辞儀をして感謝の気持ちを示した) | |
ニキ | 黒鳥を演じていたのは女の子だったんですね! |
サクラ | ええ、だからこそ白と黒の女性向けドレスのデザインにして、、このシリーズのメインに据えたの。 |
ニキ | やっぱり、役者が着るとモデルが着ていた時とは違った感じがしますね! |
サクラ | 役者は服のデザインコンセプトをよく理解しているから、物語性を表現できるのでしょうね。 |
ニキ | 劇を見てからこの服を見ると私もまた違った思いがしてきます。 |
サクラ | そうなの?ちょっと話してみてくれない? |
ニキ | 最初はシンプルに美しさという観点で二着のドレスを見ていたけれど、この物語を観た後は、人生への憧れが表現されていることがわかりました。 |
サクラ | その通りよ。二人は呪いによって白鳥になったけれど人生への情熱を捨てることはなかった。流石はニキね。デザイナーの考えまで見抜くなんて。 |
ニキ | そんなことないです……ただ、私はそう思っただけなんです。 |
サクラ | あなたの理解は間違っていないわ。でも、今こうやって舞台から二着のドレスを見ていると、当初のコンセプト以上の気持ちが湧いてきたわ。 |
ニキ | 例えば? |
サクラ | この二着が舞台で童話のようなファンタジーを表現したから、少しインスピレーションが湧いてきたの。これをテーマにしてコーデバトルしてみない? |
ニキ | もちろんいいですよ! |
4 終幕の後
劇が終わり、ニキとサクラはグッズ販売をしているショップへやって来た。ニキが見つけた可愛らしい白鳥と黒鳥のアクセサリーは、劇中の人物を模して作られエレガントで可愛らしかった。サクラはすぐにこのペアアクセサリーを・買ってニキにプレゼントした
(劇場内のショップでは、余韻に浸っている観客たちが劇の関連グッズを買い求めている) | |
(パンフレットが置かれた棚の横では劇のメイキング映像が流れている。壁には役者のポスターが貼られ、白鳥と黒鳥のぬいぐるみが売られていた) | |
ニキ | サクラさん、劇の背景を紹介しているこのパンフレットにステラの星占いコーナーがありますよ!? |
サクラ | ステラ……?あのいつも迷子になってる子? |
ニキ | ええ!ステラは方向音痴だけど、占いの能力はすごいんですよ! |
サクラ | どれどれ……「白鳥と黒鳥の導きによって、あなたの内なる一面を明らかにする」ですって。 |
ニキ | 面白そうですね!帰る時に一緒にやってみませんか? |
サクラ | いいわよ。 |
ニキ | あ!サクラさん、見てください。この白鳥のペアアクセサリー、すごく可愛いですよ! |
(掌サイズの白鳥と黒鳥が首をぴったり寄せ合っている。そのデザインに、二羽の白鳥の仲の良さが見てとれた) | |
サクラ | 確かに可愛いわね。一人一個ずつ持たない? |
ニキ | いいですね!バッグにつけたらピッタリな気がする。 |
サクラ | そう言えば、今回のシリーズには白鳥と黒鳥のクリスタルペンダントもあるのよ。でも、アクセサリーの発表会は来月なのよね。 |
ニキ | ……来月も呼んでくれますか? |
サクラ | もちろんよ!パテール連邦アパレルグループはどんな発表会でもあなたの来場を歓迎するわ。 |
5 白鳥と黒鳥の導き
白鳥と黒鳥の導きは、あなたの内なる一面を明らかにするという。今の自分の心境に合ったコーデを選択すると、白鳥が運命の湖にあなただけのキーワードを映し出してくれるという。