リンレイ3-2 かつての少女
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(10年前の新暦670年) | |
リンレイ | |
ま……負けました……。 | |
シルク | |
ハハッ、また私の勝ちか。 | |
リンレイ | |
おじ様、私が囲碁苦手だって知ってるくせに…。こうなったら琴で勝負よ! | |
シルク | |
ははっ、流石リンレイ。琴なら私の負けだものな。降参だ! | |
リンレイ | |
ふふっ。そういえばこれ、新作のスカートなの。どうかしら? | |
シルク | |
おお、もう新しい服を作ったのか。どれどれ……? …………。 | |
リンレイ | |
なに?どこか変?(緊張) | |
シルク | |
袖口と襟がややもたついているが、前のよりはうんといい。糸と生地の組み合わせが目を引く、華やかで軽やかないい出来だ。 雲上の女子がみんな欲しがるぞ。リンレイ、本気でデザイナーになると決めたのか? | |
リンレイ | |
うんっ。誰かの為に服をデザインするのって楽しいもの! | |
シルク | |
その歳でここまでの事ができるんだから、将来が楽しみだな。ただ、お前の母親は寂しがるぞ。 | |
リンレイ | |
寂しい?どうして? | |
シルク | |
いいデザイナーってのは理想の作品を作る為なら、山越え谷越え、どこまでも行くものだからさ。 貴重な材料や一流のデザイナー、スタイリストと出会うことで、真の美を見つける。色んな苦労を乗り越えた者だけが、その境地に至れるのさ。 | |
リンレイ | |
真の美?……それってどんな服? | |
シルク | |
ははっ、そんな服は私も見た事がない……。お前はまだ小さい。今はそこまで考えなくてもいい。 だが、これだけは言える。超一流のデザイナーになれば、一国の王に勝るとも劣らぬ権利を手にできる。 そうだ。おじさんも雲上の祭典用ドレスをデザインしたんだ。リンレイ、私と勝負しないか? | |
リンレイ | |
私が勝ったら、何かご褒美くれる? | |
シルク | |
子供の癖に生意気だな。よし、お前が勝ったら特別ボーナスをあげよう。 | |
コーデバトル |
コメント (リンレイ3-2 かつての少女)
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