イベント【混沌対決】 カルファの森
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(イブリード港、王家の灯台の上。クロリスは神経を研ぎ澄まし賑やかな人の群れを見ている) | |
私 | |
王子殿下、ここは人が多すぎます、高みからでは特定がとても難しいです。 | |
クロリス | |
そうだな、風の情報も入り乱れている。 | |
私 | |
私たちには名もなき騎士団の支援もあります、心配はいりません。きっとあいつを捕まえられますよ。彼らの助け以外に、他の手段はありますか? | |
クロリス | |
彼らが船に乗って人込みを離れたら、私が見つけられるのだが……。 | |
私 | |
それならば船を一つ雇いましょう。 | |
(一人の精霊族の戦士が慌ただしく灯台に上がってくる。顔色は優れず、悪い知らせだと見て取れる) | |
精霊族の戦士 | |
殿下、ここから出港する船は全て何者かに予約されています、どうやら先回りされたようです。 | |
私 | |
ええ!?それではどうすれば? | |
クロリス | |
ちょうどいい。 | |
(周囲の者たちはなぜクロリスがそんなことを言うのか反応できずにいる) | |
クロリス | |
全ての船が疑わしい。 | |
精霊族の戦士 | |
なるほど。市民のことを気にして港を封鎖することはできませんが、全ての船が敵方が配置した囮なら、アイリ女王の勅令を使うことができますね。 | |
私 | |
今すぐ全ての船を捜索に行ってきます。 | |
クロリス | |
よし、頼む。 |
コメント (イベント【混沌対決】 カルファの森)
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