イベント【空の境 心の海】 意識世界
最終更新日時 :
1人が閲覧中
| あらすじ | |
|---|---|
| 雪の舞う中現れた、日夜思い慕った影。城は星空と光の道となり、銀河にはニキと仲間たちの思い出と、無限の力が秘められていた……。 | |
![]() | |
![]() | ![]() |
| エリス | |
| 助けなくちゃいけない人?それって誰なの? | |
| ニキ | |
| ……リンレイ……よ。 | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| リンレイ……ボクも会いたい……けど……。 | |
![]() | ![]() |
| サクラ | |
| だけどリンレイは……彼女の夢もあるの? | |
| ニキ | |
| あるとしても、どこにあるのか……。 | |
![]() | ![]() |
| エリス | |
| そういうことなら、リンレイ本人の夢の中で探す必要はないんじゃない? | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| つまりどういうこと? | |
![]() | ![]() |
| エリス | |
| 彼女との思い出があれば十分ってことよ。 | |
| ニキ | |
| エリスの言う通りね!リンレイと一緒に行った場所に行けば、思い出を蘇らせることができるかもしれない! | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| よーし!今すぐ出発だ! | |
![]() | ![]() |
| サクラ | |
| どこへ? | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| うーん……雲上の花畑と月下城? | |
| ニキ | |
| 花畑も月下城も、リンレイとの楽しい思い出の場所だけど……ても私はそうじゃないと思うの。 | |
![]() | ![]() |
| ニキ | |
| やっぱり、凌雲城に行くべきじゃないかな。 | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| 凌雲城……悲しい思い出しかないよ……。 | |
| ニキ | |
| リンレイが命懸けで守ろうとした場所……そして最期の場所。凌雲城には、リンレイの思いや、言い残した言葉が残っているかもしれないわ……。 | |
| モモ | |
| リンレイが言い残した言葉……。 行けば悲しくなるけど、ボクもリンレイがどんな思いや言葉を残したのか知りたい!行ってみよう! | |
![]() | |
![]() | ![]() |
| (雲上帝国、凌雲城) | |
| (ニキの心に悲しみが深く刻まれたあの日と同じく、凌雲城には雨が降り、憂鬱な雰囲気が漂っていた) (雨に混ざった冷たい空気が服や髪の毛に染み込んで、遥かな天空までも綺麗に洗い流すようだった) (ニキたちは通りを歩き回った。時折目を閉じて感覚を研ぎ澄ましたが、この冷たい街に思い出はなかった) | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| 何も……収穫はないね……。 | |
| ニキ | |
| まだ行っていない場所があるわ……。 | |
| (一同は押し黙った) (無意識のうちに避けてしまったのだろうか。あの日、真っ赤な鮮血が流れた城壁を、ニキはまだ直視できなかった) (沈黙の後に、ニキは口を開いた) | |
![]() | |
| ニキ | |
| 城壁に上がってみましょう。 | |
![]() | |
| (城壁に続く階段は、一段ずつがまるで古傷を抉るようで、一歩上がるごとに苦しい思い出を呼び覚ましていく) (だがニキは歩みを止めることなく、急いで何かを追いかけようとしているようにすら見えた) | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| ニキ……ボク、泣きそうだよ……。 | |
| ニキ | |
| モモ……あなたたちはここに残って。私一人で上がってくるわ。 | |
| モモ | |
| 本当にリンレイの思い出なんてあるのかな?辛い思い出をいくつか見つけたところで、何になるの? | |
| ニキ | |
| わからない……だけど上に行けばきっと何かある、そう感じるの!リンレイが呼んでる……行かなくちゃ! | |
| モモ | |
| リンレイが呼んでる……?ボクも行くよ! | |
| (城壁の上に着く頃には、ニキとモモの顔は涙でぐしゃぐしゃだった。乱れた呼吸に嗚咽が交じる) | |
![]() | |
| ニキ | |
| もうすぐ……よ! | |
| (最後の一段に足を踏み出した瞬間、大雨は突然空いっぱいに舞い落ちる雪となった。辺りの景色はかすみ、まるで別世界に来たようだ) | |
![]() | |
| (雪は一瞬で長い城壁を覆い、ニキの手足にも降りかかる) (ニキは驚いて足元に積もり始めた雪を見つめた。そして、得体の知れない力が内側から湧いてくるのを感じる) (雪の粒が風に吹かれてニキの体に落ちてきた。だが、冷たいという感覚はなかった) (ゆっくりとその足音が近づいてくると、途端に雪が止んだ) (ニキが顔を上げれば、傘を差している人物がそこに) | |
![]() | |
| リンレイ | |
| ニキ、久しぶりね。 | |
![]() | |
![]() | ![]() |
| ニキ | |
| ……リンレイ? | |
![]() | ![]() |
| (ニキの目尻にどっと溢れる涙。無数の言葉が胸に込み上げてきた) | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| リンレイ?本当にリンレイなの? | |
![]() | ![]() |
| リンレイ | |
| えぇ、そうよ。ずっとここで、あなたたちを待っていたの。 | |
| (リンレイの微笑みは昔のままで、まるで生きているかのようだ) | |
| ニキ | |
| 私……また夢を見ているの? | |
| リンレイ | |
| いいえ違うわ。ここはあなただけの意識世界。 | |
![]() | ![]() |
| ニキ | |
| ……意識世界?凌雲城じゃないの? | |
| リンレイ | |
| ここはもう凌雲城ではないのよ。 | |
![]() | ![]() |
| リンレイ | |
| マーベル大陸からも、世界のどこからも隔絶された、あなただけの記憶の宇宙。あなたの記憶によって構築され、思い出の形によって姿を変えるの。 あなたが私を思っていてくれたから、私はここに現れることができたのよ。 | |
| ニキ | |
| まだ……よくわからないわ……。 | |
| リンレイ | |
| "あなたの頭の中だと思えばいいわ。私はあなたに記憶され、時々思い出してもらっているから、ここに居場所を貰えたの。 私もこの場所からあなたを応援しているのよ。辛いことがあっても乗り越えられるように、そして同じ轍を踏まないように。 | |
![]() | ![]() |
| ニキ | |
| ひょっとして……私がニーズヘッグと戦った時も? | |
| リンレイ | |
| ええ、もちろんよ。 | |
| ニキ | |
| ありがとう……リンレイ。私に力をくれて。 | |
| リンレイ | |
| いいえ、これは私たちの思い出。つまりあなたの力なの。 | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| まだ信じられないよ。リンレイにまた会えるなんて……元の世界に帰りたくないよ! | |
![]() | ![]() |
| リンレイ | |
| 残念だけどそれはできないわ……現実世界に思い入れや思い出がなくなってしまったら、ここも崩壊してしまう。 | |
![]() | ![]() |
| (リンレイの言葉にニキは慌ててリンレイの手を取るが、リンレイは落ち着いた様子だった) | |
| リンレイ | |
| あなたたちがどうしてここへ来たか知っているいるわ。もちろん、力を貸すわね。 | |
![]() | ![]() |
| ニキ | |
| リンレイ、ありがとう……。 | |
| リンレイ | |
| 当然よ。ニキ、目を閉じて。ここをかつての姿にしようと念じてみて。 | |
![]() | |
| (ニキが目を閉じると、すぐに長い城壁と積もった雪は消え、星空は光の道になった) | |
![]() | |
![]() | |
| (流れ星は空中で動きを止め、美しい放物線を描き出している。遠くでは代わる代わる輝きを放つ星々) | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| わぁ!どういうことなの!?ボクたち空の上に来ちゃったよ! | |
![]() | ![]() |
| リンレイ | |
| これが、あなたの意識世界の本来の姿よ。 | |
![]() | ![]() |
| サクラ | |
| "ニキ、おかえりなさい。 | |
![]() | ![]() |
| ニキ | |
| サクラさん!?みんな、どうしてここに? | |
![]() | ![]() |
| エリス | |
| リンレイと同じように、あなたが思っていてくれたからよ。 | |
![]() | ![]() |
| サクラ | |
| 今見えている私たちは、思い出を具現化したものなの。 | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| 具現化って……なにそれ? | |
![]() | ![]() |
| ニキ | |
| つまり、ここにはリンレイだけじゃなく、あらゆる人との思い出があるってことね? | |
![]() | ![]() |
| エリス | |
| そういうことよ。 | |
| ニキ | |
| つまり私の夢の力は……。 | |
![]() | ![]() |
| サクラ | |
| ここで生まれるのよ。 | |
![]() | ![]() |
| ニキ | |
| あの空の、綺麗な星雲は? | |
![]() | ![]() |
| リンレイ | |
| 一人一人、そして思い出一つ一つに対するあなたの思いよ。つまり、あなただけの意識のしるべ。 | |
| (ニキが顔を上げると、星たちもそれに応えるかのように瞬いた) | |
![]() | ![]() |
| リンレイ | |
| あなたが今見つめているのは、私の星雲よ。 | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| リンレイの?不思議だね……本当にリンレイっていう感じがするよ! | |
| ニキ | |
| じゃあ、隣のあれはサクラさんの星雲かしら? | |
![]() | ![]() |
| サクラ | |
| ええ。 | |
![]() | ![]() |
| ニキ | |
| あっちはエリスのね! | |
![]() | ![]() |
| エリス | |
| そうよ。 | |
![]() | ![]() |
| ニキ | |
| あそこのは……。 | |
![]() | |
| (ニキはその小さくて暗い星雲を見て、急に黙った) | |
![]() | ![]() |
| モモ | |
| 懐かしい感じがする……。 | |
| ニキ | |
| うん……ポポだよ。 | |
コメント (イベント【空の境 心の海】 意識世界)
新着スレッド(【速報】ミラクルニキ攻略アンテナ)

























