氷淵の残響 あの日の雪
あの日の雪Ⅰ
ハロッズの歩哨所で、哨戒兵を手伝ってあげよう
監視所
哨兵 | |
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急いでデザイナーセンターに行かなくてはならない。でも今は忙しい。私の代わりに行ってきてくれるかな? | |
選択肢 | |
わかりました | |
哨兵 | |
まずデザイナーセンターに行ってダリアを探してきてくれ。次に何をすればいいか君に教えてくれるはずだ。 | |
私 | |
わかりました。 | |
哨兵 | |
デザイナーセンターはノーヨウー河の対岸にある。 |
デザイナーセンター
ダリア | |
---|---|
いらっしゃいませ。ハロッズのデザイナーセンターへようこそ。 |
ノーヨウ河辺
(ノーヨウー河の表面は厚い氷で覆われていた。氷の下では時折、魚が泳ぐのが見える) |
あの日の雪Ⅱ
デザイナーセンターのダリアを訪ねよう
監視所
哨兵 | |
---|---|
デザイナーセンターのダリアを訪ねてくれ。何をするのか教えてくれる。センターは、ノーヨウー河の対岸だ。 |
デザイナーセンター
ダリア | |
---|---|
いらっしゃいませ。ハロッズのデザイナーセンターへようこそ。 | |
選択肢 | |
ダリアを探している | |
ダリア | |
私ですけど、何かご用でしょうか? | |
私 | |
歩哨所の哨兵から急ぎの用があると言われて、頼まれて来ました。 | |
ダリア | |
アガータ様のための装備が出来上がりましたの。それをアガータ様まで届けてくれる人が見つからないんです。 これは信頼できる人に頼む必要があります。ノーヨウー河畔まで行ってアンナの試練を受けていただけませんか? | |
私 | |
わかりました。 |
あの日の雪Ⅲ
ノーヨウー河畔でアンナの試練を受けよう
監視所
哨兵 | |
---|---|
ハロッズはアガータ様が私達にくれた第二の故郷なんだ。私達はここを大切に守っていかないとね。 |
デザイナーセンター
ダリア | |
---|---|
ノーヨウー河畔でアンナの試練を受けてください。クリア後は、ここに戻ってきてくださいね。 |
ノーヨウ河辺
(河辺で魚釣りをしている人がいる。彼女の服は分厚い。氷に穴を開け、そこに釣り糸を垂らしていた) | |
選択肢 | |
行ってみる | |
アンナ | |
こんにちは、見たところこの辺の人じゃないようね。ここに何の用かしら? | |
私 | |
試練を受けるよう、ダリアに言われて来ました。 | |
アンナ | |
ん?彼女はあなたに、騎士の装備をアガータ様に届ける役割をさせたいようね。 それでは始めましょう。テーマは「エレガントな冬」よ。 |
あの日の雪Ⅳ
ノーヨウー河畔でアンナとコーデバトルをしよう
ノーヨウ河辺
アンナ | |
---|---|
それでは始めましょう。テーマは「エレガントな冬」よ。 | |
コーデバトル |
あの日の雪Ⅴ
デザイナーセンターに戻って、ダリアを訪ねよう
ノーヨウ河辺
アンナ | |
---|---|
確かにあなたは信頼できるようね。デザイナーセンターに戻ってダリアを訪ねてちょうだい。 |
デザイナーセンター
ダリア | |
---|---|
クリアおめでとう!では、私のお願いを聞いてくれますか?この騎士の装備をアガータ様に届けて欲しいのです。 | |
選択肢 | |
はい | |
ダリア | |
ありがとうございます。感謝のしるしとして、こちらをお納めください。 アガータ様は黒水城にある王城騎士団駐屯所にいらっしゃいます。 |
あの日の雪Ⅵ
黒水城の騎士団駐屯地に行き、騎士の装備をアガータに渡そう
デザイナーセンター
ダリア | |
---|---|
アガータ様は黒水城の王城騎士団駐屯地にいます。 |
王城騎士団駐屯地
王城騎士 | |
---|---|
ここは王城騎士団駐屯地。用のない者は去れ。 | |
選択肢 | |
アガータを探している | |
王城騎士 | |
アガータ様を探しているのか?何の用だ? | |
私 | |
ハロッズのデザイナーたちから騎士の装備を彼女に届けるよう頼まれて参りました。 | |
王城騎士 | |
そうか。アガータ様は今朝早くから国王に謁見されている。王宮入口で待つのがいいだろう。 |
王宮門
(王宮入口の道は華麗だった。両側の兵士は斧を持って立ち、神々しい雰囲気だった) |
あの日の雪Ⅶ
王宮入口でアガータを待とう
王城騎士団駐屯地
王城騎士 | |
---|---|
アガータ様は今朝早くから国王に謁見されている。王宮入口で待つのがいいだろう。 |
王宮門
(王宮入口の道は華麗だった。両側の兵士は斧を持って立ち、神々しい雰囲気だった) | |
選択肢 | |
待つ | |
(少しして、アガータが1人で王宮入口から出てきた) | |
アガータ | |
あなたは誰? | |
私 | |
ハロッズのデザイナーたちから騎士の装備をあなたに届けるよう頼まれて参りました。 | |
アガータ | |
私の執務室まで、ついて来てちょうだい。ここでは都合がよくないわ。 |
あの日の雪Ⅷ
アガータと一緒に騎士長執務室に行こう
騎士団長執務室
アガータ | |
---|---|
ここが私の執務室よ。装備を渡してちょうだい。しまっておくわ。 | |
選択肢 | |
彼女に渡す | |
(アガータは騎士の装備を受け取り、執務室に入った) (真昼の風はすでに寒さが和らいでいる。風が吹き、テーブルにあった日記が数ページめくれた) | |
新暦670年2月10日大雪の3日後、やっと黒水城に着いた。黒水城の門は私の想像より遥かに大きかった。私は夜明けを待って騎士団に志願した。まだ私たちの約束を覚えている?ナーシャ、私は今でも信じることができない。あなたが雪原の中を永遠に彷徨っているなんて…… | |
新暦670年2月11日王城騎士団は私の入団を拒否した。若すぎるからなんて理由は納得いかない。だけど幸運にも騎士団長に会えた。彼は騎士団の訓練への参加を許可してくれた。私が優秀なら選抜試合に参加させてもらえる。明日からの騎士団の訓練はハロッズのより厳しいと思う。でも覚えている?ハロッズの時は一度も訓練でへこたれなかったのよ。今回もなんとかする。ナーシャと一緒に訓練していた日々を、思い出してしまったわ。 | |
新暦670年8月27日8月末に、年に一度の王城騎士団選抜試合が開催される。申し込み初日に、私は申請を済ませた。今の実力で勝ち進めるかはわからない。でも騎士団長、いや、今は先生と呼ぶべきね。彼に、きっと優秀な騎士になれると言われたわ。これは私たちの約束ための第一歩よ。 | |
新暦670年8月31日選抜試合では、何度か負けそうになったけど、幸い、最終試合に勝てた。ナーシャ、今日から私は騎士よ。この大陸に平和をもたらすため、私は馬にまたがり武器を手にすることになる。私たちの約束通りに。 | |
新暦670年9月1日先生が私にニーズヘッグの面影があると言っていた。彼も私と同じように13歳で騎士団員になったのね。ただ彼は文句なしの首席で、私とは大違い。彼と試合をした人たちは、きっと彼の「相手」ではなかった。いつか彼と手合わせできる日が来るのが楽しみだわ。 | |
新暦670年9月5日騎士たちの話から、ニーズヘッグの境遇を知った。6年前、あちこちを彷徨って黒水城へと辿り着いた彼を先生が養子として引き取った。先生は彼を気に入って実の息子であるルイと同じように接したの。でも彼らはニーズヘッグを好きではないようだった。彼とルイの友情でさえ「騎士長の機嫌を取るため」と言っていた。 私はそれには賛同できない。ニーズヘッグの実力は誰の目にも明らかだし、ルイとは兄弟のようだわ。それに陰口をたたくのは騎士道に反してる。いずれにせよ、私も、もっと頑張るわ。ナーシャも応援してくれるでしょ? | |
新暦670年9月15日訓練の時、ニーズヘッグと手合わせをした。彼は明らかに手加減していた。見くびらないでと言ったけど、彼は「私の相手になるにはまだまだだ」だって。本当にムカつく。いつかきっとそんなことは言えなくしてやる。 | |
新暦670年10月10日騎士団長の跡継ぎを誰にするのかで揉めて、ニーズヘッグとルイが試合をすることになった。彼らの実力は先生にはまだ及ばないけど近い将来、王城騎士団の主力になるのは間違いない。そして私も、私たちの約束のために努力するわ。あなたの分もよ、ナーシャ。 (また風が吹いて、日記のまだ何も書かれていない空白のページが開かれた) | |
(窓の外は小さな白い雲が漂い、よく晴れていた) |
あの日の雪
【アガータの日記】
新暦670年2月10日
大雪の3日後、やっと黒水城に着いた。
黒水城の門は、私の想像より遥かに大きかった。
私は夜明けを待って騎士団に志願した。
まだ私たちの約束を覚えている?
ナーシャ、私は今でも信じることができない。あなたが雪原の中を永遠に彷徨っているなんて……。
新暦670年2月11日
王城騎士団は私の入団を拒否した。若すぎるからなんて理由は納得いかない。
だけど幸運にも騎士団長に会えた。
彼は訓練への参加を許可してくれた。
私が優秀なら選抜試合に参加させてもらえる。
明日からの訓練はハロッズの時より厳しいと思う。でも覚えている?ハロッズの時は一度も訓練でへこたれなかったの。今回もなんとかする。
ナーシャと一緒に訓練していた日々を、思い出してしまったわ。
新暦670年8月27日
月末に年に一度の王城騎士団選抜試合が開催される。
申し込み初日に、私は申請を済ませた。今の実力で勝ち進めるかはわからない。
でも騎士団長、いや、今は先生と呼ぶべきね。彼に、きっと優秀な騎士になれると言われたわ。
これは私たちの約束ための第一歩よ。
新暦670年8月31日
選抜試合では何度か負けそうになったけど、幸い、最終試合に勝てた。
ナーシャ、今日から私は騎士よ。
この大陸に平和をもたらすために、私は馬に跨り武器を手にすることになる。
私たちの約束通りに。
新暦670年9月1日
先生は私にニーズヘッグの面影があると言っていた。
彼も私と同じように13歳で騎士団員になったのね。
ただ、彼は文句なしの首席で、私とは大違い。
彼と試合をした人たちは、皆きっと彼の「相手」ではなかったのね。
いつか彼と手合わせできる日が来るのが楽しみだわ。
新暦670年9月5日
騎士たちの話から、ニーズヘッグの境遇を知った。
6年前、あちこちを彷徨って黒水城へと辿り着いた彼を、先生が養子として引き取った。
先生は彼を気に入って、実の息子であるルイと同じように接したの。
でも彼らはニーズヘッグを好きではないようだった。彼とルイの友情でさえ「騎士長の機嫌を取るため」と言っていた。
私はその考えには賛同できない。ニーズヘッグの実力は誰の目にも明らかだし、ルイとは兄弟のようだわ。それに陰口を叩くのは騎士道に反してる。
いずれにせよ、私ももっと頑張るわ。
ナーシャも応援してくれるでしょ?
新暦670年9月15日
訓練の時、ニーズヘッグと手合わせをした。
彼は明らかに手加減していた。
見くびらないでと言うと、彼は「私の相手になるにはまだまだだ」だって。
本当にムカつく。
いつかきっと、そんなことは言えなくしてやる。
新暦670年10月10日
騎士団長の跡継ぎを誰にするのかで揉めて、ニーズヘッグとルイが試合をすることになった。
彼らの実力は先生にはまだ及ばないけど近い将来、王城騎士団の主力になるのは間違いない。
そして私も、私たちの約束のために、あなたの分も努力するわ、ナーシャ。