イベント【次元戦場】 名もなき騎士団
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(暖かい海風が吹き寄せる。船は補給地点を離れ、エテルノ海域に入り、南下を続けた) | |
私 | |
本当に不思議ですね。先程まで突き刺すような寒さを感じていたのに、今はまるで冬から春になったみたいです。 | |
ルイ | |
イブリード港に着いて船を乗り換える時になったら、あそこの気候はもっと快適だと分かるはずさ。 | |
私 | |
私たちはルインアイランドに行くのではないのですか?どうしてまずイブリード港に行くのですか? | |
ルイ | |
ノーザンの港には大きな船を泊められないから、小さな船で定期的に補給する必要があるんだ。 | |
私 | |
この船には数百名の戦友が乗っているのに、これでも小さい船なんですか? | |
ルイ | |
お前はきっと内陸で育ったから雲上の宝船やカルファの遠洋大型船を見たことないんだろうな。あれこそ海の中で長時間移動できる交通手段だ。 ルインアイランドに向かう航路はとても複雑で、海の上で数ヵ月航行しなければいけないかもしれない。幸いカルファの友人が船を貸してくれたがね。 | |
私 | |
知っています。精霊の一族ですよね? | |
ルイ | |
ああ、かなり偶然なんだけどな。ルインアイランドの人工知能に関する情報……私が今回ルインに行く理由だ。 | |
私 | |
ルインアイランドの人工知能!何だか凄そうですね! | |
ルイ | |
彼らの文明は私たちには想像できないくらいだ。敵側にはグレイクロウのようなルインから来た人間もいる。あの国がどちらの味方かわからない。 だが、今はまだ同盟を結んではいないようだ。直接私たちが出向けば協力を仰げるかもしれない。少なくとも、ニーズヘッグへの妨害となるはずだ。 | |
名もなき騎士 | |
団長!今雲上の巡視船が手旗信号を送ってきました。補給港は現在封鎖されていて、我々は入港できません。 | |
私 | |
雲上で補給しなかったら次の補給地点まで行けませんよ!? | |
ルイ | |
今の潮の流れなら……動力を最小に落とすんだ!そうすれば遅くはなるが、リリスの領海までは持ちこたえられるはずだ。 | |
名もなき騎士 | |
分かりました、団長。 | |
ルイ | |
それから、見張りに北の方角に注意するように伝えるんだ。特にノーザンから来た船にな。ニーズヘッグが我々の邪魔をするかもしれない。 | |
私 | |
分かりました、私が行きましょう。 |
コメント (イベント【次元戦場】 名もなき騎士団)
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