イベント【静謐な花園】 招待状
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(外にはさんさんと降り注ぐ日光。しかし屋内は真っ暗闇だ。分厚いカーテンが引かれ、光をシャットアウトしている) (枕元に座る人影が、本を片手にブツブツと何かを読み上げていた) | |
ステラ | |
あらゆる雑念を取り除き、心を落ち着け、精神を集中させる……何度も、何度も心の中で唱える……。 | |
(ステラは本に書いてある文字を読んだが、いま一つよくわからなかった) | |
ステラ | |
精神を集中させるって、どうやるの……? | |
(そこで占いの本を傍らに置き、窓を見やると、カーテンの隙間から入ってきた光が床に細い筋を作っていた) | |
ステラ | |
これを覚えれば、道がわかるようになるのかな?でも私、頭が良くないし……。 | |
(ブツブツ言いながらステラは、光の筋をうっとりと見つめた。だがすぐに顔を戻して、首を横に振る) | |
ステラ | |
余計なことを考えちゃダメ。とにかく……とにかく外に出なければ、誰からも笑われないし、道に迷うこともないもの。 | |
(そう言い、ステラは傍らに置いた占いの本を取り上げ、読み続けた) (その時、カードが一枚ページの間から落ちてきた) | |
ステラ | |
占いの夜への招待状……? | |
(カードには、達筆な文字でそう書かれていた) | |
「ここでは、大陸各地から集まった神秘的な占い師たちが、占いの秘法を伝授いたします」 「招待状は全部で五枚。不特定に身分を問わず、お送りいたします。神秘的な占いの世界を冒険したい人なら大歓迎。忘れられない夜になるでしょう」 | |
ステラ | |
占いの夜……そんなにすごい占い師が何人も来るの?もしかして……これってチャンスじゃない? | |
(ステラは招待状をギュッと強く握りしめると、密かに決意をした) (ピタリと閉ざされていたカーテンを開けば、光が一瞬にして部屋中に満ちた) |
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