イベント【星空の世界 思い出の扉】 魔法少女の魔法陣
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(再び目を開けると、小舟は静かに海面を漂い、江川南の姿も見えなくなっていた) | |
ニキ | |
え?江川南はどこへ行ったの? | |
ニナ | |
さっき『宿敵を探さなきゃ』とか言ってたような……? | |
モモ | |
ねえ、あっちに大きなテントがある。見に行ってみよう! | |
(太陽が徐々に沈もうとしている中、海岸には人目を引くテントがあった) (テントの前にやってくると、不思議な服装の少女が木の枝で砂浜に何かを描いていた) | |
モモ | |
わあ!マルルじゃない? | |
ニキ | |
マルル!何をしてるの? | |
マルル | |
魔法陣を描いてるのよ。 | |
ニナ | |
魔法陣? | |
モモ | |
恐ろしい怪物を召喚するんじゃないよね? | |
マルル | |
ふふ、まさか。そうだ、魔法陣の材料が足りないの……集めるのを手伝ってくれない? | |
ニキ | |
マルルのラッキーアイテムの一番柔らかい砂? | |
マルル | |
ううん、それよりもっと凄いのよ! | |
モモ | |
なんだよ、もったいぶらないでよ! | |
マルル | |
星の光を含んだ砂よ! | |
モモ | |
それって、魔法世界にしかなさそうだよね……。 | |
マルル | |
見て、ここは砂浜が星の砂でできているの。 | |
(太陽は完全に地平線に沈み、月光に照らされた砂浜のあちこちに星が光っている) (ニキは光る砂を手のひらですくってみた。よく見てみるとそれは柔らかい光を放つ宝石だった) | |
ニキ | |
神秘的……。 | |
モモ | |
わぁ!魔法世界みたいだ! | |
ニナ | |
これを集め終わったら、どうするの? | |
マルル | |
この星の砂を私の描いた魔法陣に敷き詰めてくれればいいわ! | |
(みんなの努力で、魔法陣に星の砂が敷き詰められていく) (魔法陣はまるで本当に魔力を注入されたかのように、不思議な光を放っていた) | |
マルル | |
ここからが私の出番ね! | |
(マルルはみんなを魔法陣の中央に立たせ、自分は目を閉じて呪文を唱えだした) (最初はそよ風が砂粒を吹き上げるだけだったが、風は次第に強くなり、やがて旋風となって、魔法陣を囲んだ) | |
マルル | |
あ、忘れるところだった!これから行く場所はとても寒いの、暖かい服に着替えるのを忘れないで! | |
ニキ | |
でも、私たち会えたばかりじゃない! | |
(ニキの視界はぼやけていき、全ての景色が完全に消えてしまう瞬間、マルルの声が聞こえた) | |
マルル | |
心配しないで、星がいってるの。また会えるって! | |
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