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ヴァンパイアブラッド

運命聖戦第二十章 あらすじ

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運命聖戦開幕

黄泉
はぁ、はぁ…体が、熱い…。
神が私に力を与えてくれてるのね…そう、これは神も望んだ戦いなの…。
志稀
黄泉…あなたが宿している力は神の力ではありません!
あなたが悪魔と共鳴し、宿してしまった魔力…人間であるあなたには強すぎます!
神は争いを望んでいません…どうか、元の黄泉に戻ってください…。
黄泉
うるさい!!!あなたは私を騙した!!!!!!
私は人間のふりをした非道の種族のいう事なんて信じない…!!
志稀
きゃっ!
ララ
志稀さん大丈夫ですか!?
あなたは前世の記憶を持って生まれた事で苦しんできたんだと思います…。
だからこそ、こんな哀しい戦いは終わりにしなくちゃいけないんです!!
黄泉
…ふっ、あはははは…。
ララ
黄泉、さん…?
黄泉
ララさん、本当にあなたは綺麗事ばかり…。
戦いを終わりにするとか共存の世界とか…また人間は怯えて暮らさなきゃいけないの?
血を求めるヴァンパイアの為に、私達人間はこの身を捧げ続けなければならないの!?
ララ
私はそんな事…ッ!
黄泉
じゃあどうするのよ!!力のない人間はあなたたち種族に頼るしかない…。
でもあなたたちは見返りとして私達の血を求める…どうすれば良かったのよ…。
ララ
黄泉さん、黄泉さん…!!
志稀
黄泉!…彼女は生気をだいぶ失っています…このままでは…。
ララ
…私、何も分かっていなくて…。
ローラ
泣いている場合じゃないわ。
ララ
ローラさん!
ローラ
共存世界を受け入れる人ばかりじゃないのはあなた達が一番分かっているでしょ?
ララ
……。
志稀
そうです。ばらばらだったヴァンパイアたちの心を繋ぎとめてくれたのはあなた達ですよ。
ローラ
人間もヴァンパイアも心は同じ…しっかりと向き合えば何か変わるんじゃないの?
ララ
みんな…ッ!…ありがとうございます。
ララ
急ぎましょう、黄泉さんの元へ…!!

完全封印

黄泉
……ッ、ここは…
ララ
黄泉さん!…良かったです…。
黄泉
…私、ヴァンパイアになったの…?
志稀
あなたの体はサタナキアの強い魔力に侵され…救うにはこの方法しかありませんでした…。
黄泉
結局、私には何の力もなかった…。
悪魔と共鳴し、自分を正当化する為に神なんて作り出して…馬鹿みたいね…。
ララ
黄泉さん…私、あなたを救いたくて、ごめ…
黄泉
謝らないで。…謝られたらヴァンパイアになった事が間違っていたみたいじゃない。…間違いで人間を捨てたなんて思いたくないの…。
志稀
黄泉、今はゆっくり休んでください…あなたが嫌じゃなければ、私の屋敷へ案内します。
黄泉
……連れて行って…もう、何も考えたくない…うっ、ひっく…うぅ…。
ララ
黄泉さんにとって残酷な選択だったのかもしれません…ですが、私は後悔はしていません。
心も体も傷付いたままの彼女を放っておくなんてできません。
サタナキア
思った通り面白い女だな、ララ。
ララ
サタナキア…!!!!
サタナキア
そんなに熱くなるなよ。ただでさえ弱いのに、力を使い果たしたお前らじゃ俺には勝てない。
ララ
…っ、あなたのせいで黄泉さんは…!
サタナキア
人間なんかどうなったって良いんだよ。俺はヴァンパイアにしか興味ないからな。
そんな事より傷の具合はどうだ?
ララ
あんな傷、あっという間に…ッ…血が…。確かに治っていたはずなのに…。
何か魔術をかけたんですか!?…っ、いない…。



サタナキア
…目が覚めたのか。
???
僕に何の用?この鎖もはずして。重いんだけど。
サタナキア
お前に自由の翼を与えてやろうと思ってな。
???
はぁ?…ぷっ、あはは!何言ってんだよ。僕は自由だよ。むしろ今が自由を害されてる。
サタナキア
普通の悪魔はあんな場所を自由とは言わねーよ。
…ああ、お前はツギハギだから普通の悪魔、なんて分からないよな?
No.666
お前、むかつく。

to be continued...

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