結社 身喰らう蛇
結社・身喰らう蛇の構成です。まだ判明していないのが多いので今作までに登場したメンバーについてまとめています。
目次 (結社 身喰らう蛇)
盟主(グランドマスター)
《身喰らう蛇》を統べる存在で、名前を含め、その全
てが謎に包まれている存在。《蛇の使徒》たちにとっ
ては唯一にして絶対とも言える存在で、全ての魂を導
く至高の存在として絶大な忠誠を受けている。
名前 | 役職 |
---|---|
? | 盟主(グランドマスター) |
創の軌跡の表紙は盟主である。
結社身喰らう蛇のトップであり、蛇の使徒(アンギ
ス)や執行者を束ねている。顔は見えなかったもの
の、閃の軌跡Ⅳの真エンドルートで登場した。声や
姿から女性だと思われる。また、那由多の軌跡に登
場するクレハに姿が似ていることから一部のファン
の推測では、盟主はクレハなのでは?と言われてい
る。ただ似ているというだけで根拠は今のところな
い。
蛇の使徒(アンギス)
《結社》の最高幹部たち。第一柱から第七柱までの7
人で構成されている。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
? | 第1柱 | ? |
正体については不明だが声から男性であることが判
明。盟主への忠誠心が強く、蛇の使徒のなかでまと
め役を担っている。盟主の代わりに報告を聞くこと
もある。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
ヴィータ・クロチルダ | 第2柱 | 深淵 |
魔女の里出身であり、エマの姉。結社身喰らう蛇の使
徒・第2柱。「蒼の深淵」の名を持ち、「グリアノ
ス」という鳥を使役している。閃の軌跡で登場し、導
力ラジオ番組「アーベントタイム」の人気パーソナリ
ティ、オペラ歌手「蒼の歌姫(ディーバ)」というふ
たつの顔を使い分けながら結社の「幻焔計画」のため
に活動を続けていた。今は正体を明かしている。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
ゲオルグ・ワイスマン | 旧第3柱 | 白面 |
結社身喰らう蛇の旧第3柱。空の軌跡で登場し、ケビ
ンに教会の呪具【塩の杭】を打ち込まれ塩の結晶とな
り、最後は結晶となった教授をカンパネラに破壊され
て死亡。人格面に問題があり、執行者のルールも順守
していないため結社での人望が皆無。ハーメル村を襲
うよう仕向け、百日戦役に至る流れの原因を作った人
物でもある。そうして、ハーメルの遺児であるヨシュ
アを拾い研究対象にして、自身の研究成果である<聖
痕>を組み込むことで肉体の強化を施した。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
マリアベル・クロイス | 第3柱(二代目) | 根源 |
ワイスマンに代わる、《蛇の使徒》の2代目の第三
柱。今作で登場したディーター・クロイスの娘であ
る。クロスベルの運命の日、ミシュラムワンダーラン
ドの鏡の城に突入してきた特務支援課に正体を明かし
つつ、《零の至宝》を完成させる。《碧の大樹》を出
現させ、《大いなる秘宝(アルス=マグナ)》を手中
にするも、特務支援課に食い下がられ、最終的には計
画は失敗に終わる。転移術で立ち去る際、自分が見捨
てた父ディーターの処遇について、クロスベルの役に
も立つはずだから極刑は避けて欲しいとロイドらに頼
む。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
? | 第4柱 | 破戒 |
詳細不明。空の軌跡で台詞のみ登場。粗野な話し方か
ら男性であると思われる。
名前 | 役職 | 呼び名 |
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? | 第5柱 | ? |
詳細不明。空の軌跡で台詞のみ登場。古風な口調で話
す。
名前 | 役職 | 呼び名 |
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F・ノバルティス博士 | 第6柱 | ? |
《蛇の使徒》の第六柱。《身喰らう蛇》の研究機関
《十三工房》の統括者。今作で登場し、研究のため
なら自身を含む全てを犠牲にしても構わない。今作
一連の事件に加担した協力者である。自身はあくまで研究の
ために協力しているに過ぎないと発言。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
アリアン・ロード(リアンヌ・サンドロット) | 第7柱 | 鋼、 槍の聖女 |
《蛇の使徒》の第七柱で《鋼の聖女》の異名を持ち、
《鋼》とも呼ばれる。その正体は250年前の帝国で
起きた獅子戦役を終わらせようと動いた《槍の聖女》
リアンヌ・サンドロット。《星の霊場》にて行われた
《第三相克》でリィンと対決して全力の戦いの末に敗
れ、そしてドライケルスの魂を継ぐリィンたちに後を
託して消滅しようとしたが、リィンやデュバリィたち
に諭され、自らも彼らとともに戦う道を選ぼうとする
。しかし、突如現れたルーファスの《金の騎神》エル
=プラドーによって背後からアルグレオンを貫かれ、
騎神の力を奪われる。これにより消滅するほかなくな
り、デュバリィら《戦乙女》たちと、ローゼリア、ラ
ウラ、リィンに最期の言葉をかけ、残されたわずかな
力を《灰の騎神》と《剣》(ミリアム)に託し消滅し
た。
執行者(レギオン)
盟主によって見出された結社の最高位のエージェン
ト。いずれも常人を上回る戦闘能力と機知を誇って
おり、それを裏付けるさまざまな過去を持つ。基本
的に《蛇の使徒》の手足として動くことが多く、作
戦を提案する立場にはいない。ただし行動の制限を
されることなく自由に動き回ることができ、たとえ
オルフェウス最終計画の妨げになるような行動を起
こしても組織としての制裁を受けることはない。そ
のため、ヨシュア、レン、シャロンのように作品に
よってはプレイヤーキャラとして主人公たちに協力
することもある。 執行者に選ばれるには、戦闘能力
はもちろんのこと心に何かしらの闇を抱えているこ
とも条件だという。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
カンパネルラ | No.0 | 道化師 |
《道化師》の異名を持つ執行者No.0。炎や幻術を使う。
『閃』までに登場している《結社》の執行者たちの中
でも特に得体のしれない人物で、姿や言葉遣いは少年
のものだが、何年もの間で容貌が変わっていない。各
計画に「見届け役」として関与し、「計画の全プロセ
スを把握し、一片の例外なく《盟主》に報告するこ
と」を役目にしている。《盟主》の代わりに計画の見
届け役を務めているほか、《星辰せいしんの間》で使
徒たちとの会話に加わるなど、ほかの執行者たちとは
立場を異にしているらしい描写がされている。単純な
戦闘力では、執行者の中でもヨシュアと互角くらい
で、シャロンよりは下というあたりになるとされる。
名前 | 役職 | 呼び名 |
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マクバーン | NO.Ⅰ | 火焔魔人 |
《劫炎》および《火焔魔人》の異名を持つ執行者
No.I。念じれば焔を出せる異能を持つ。その正体
はゼムリア大陸の外の世界からやってきた魔神
《メア=ク=バルウド=ルアウング》。元々は
ゼムリア大陸の存在する世界の人間ではなく、
「閃IV」の50年前(1150年代)に外の世界から
飛ばされてきて、その際にゼムリア大陸のある世
界の人間と衝突し、融合して不可分なほど混じり
合ったことで人間の姿を得る。気まぐれな性格で
、ほぼ常に気だるげにしており、強者を目の当た
りにした時のみ高揚した姿を見せる。強力すぎる
力を持つがゆえに(自身の目的もあって)強い相
手と本気で戦いたいという望みを持っている。宿
敵同士の対決が行われる際は加勢せず空気を読ん
で様子を見守るに留めるなど、執行者の中では比
較的常識のある行動を取る。やる気を見せること
はほとんどないが、その実力は執行者の中で最強
と言われており、使徒第七柱《鋼の聖女》アリア
ンロードに匹敵すると言われている。本人はアリ
アンロードとは手合わせしたことはあるものの、
負ける気はしないが勝ちきれる気もしないと語る。
リィンの「鬼の力」が混じっている度合いが
(彼の心臓を中心とした)「一部」であるのに
対して、マクバーンは「ぜんぶ」混じっている。
名前 | 役職 | 呼び名 |
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レオンハルト(レーヴェ) | No.II | 剣帝 |
《剣帝》の異名を持つ執行者No.II。彼を知るものの
ほとんどからは「レーヴェ」の愛称で呼ばれている。
常に冷静であり、感情を表に出すことはほとんどな
い。無駄な殺生は好まないが、一方で自らを「人を
捨て修羅となるがため」に剣を振るう者と称し、必
要とあらば女子供でも容赦なく斬ると豪語する。力
なき正義はただ空しいだけという考えを持っており
、その点はアリアンロードとも共通している。結社
ではアリアンロードに次ぐ剣の腕前を持っており、
よく手合わせをしたデュバリィ、結社最強のアリア
ンロードやマクバーンからも一目置かれている。ヨ
シュアに一騎討ちを挑まれそれに応じる。ヨシュア
に一瞬の隙を見せたことで剣を落とされてしまう。
ヨシュアに敗北を認めたレオンハルトは、彼が出し
た答えを受け入れて結社と決別する意思を固めるが、
それを見とがめたワイスマンの不意打ちを受けて昏
倒させられてしまう。ワイスマンから攻撃を受けて
致命傷を負ってしまったため死に瀕し、ワイスマン
を破ったエステルにヨシュアのことを託しつつ、カ
リンの死に際の心境に思いをはせ満ち足りた感情を
覚えながら死去する。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
? | No.III | 《黄金蝶》 |
執行者No.III。詳細は不明。
かつてはシャロンや第四柱《千の破戒者》と同じ暗
殺組織《月光木馬團》に所属していた。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
ルシオラ | No.VI | 《幻惑の鈴》 |
《幻惑の鈴》の異名を持つ執行者No.VI。扇を使って
風を操り、宙を舞うように戦う。戦闘時には風と炎を
伴う攻撃を主に使用し、さらには強力な式神まで召喚
する。オーブメントに頼らず、鈴と扇を使った舞によ
る鈴の音を利用した《幻術》を得意とする。
《福音計画》でワイスマンの計画に従ったものの、彼
とはそれほど親しくない。わけあって故郷を捨て、
旅芸人のハーヴェイ一座の一員となり、
歳の離れた座長からは娘のように大切にされる。
「SC」の8年前(1194年頃)、ハーヴェイ座長を
崖から突き落として殺害した上で《幻術》により事故
死に見せかける。座長を失ったことで一座は解散したが、
結社からの誘いがあり、自らの闇を見極めるためその
誘いを受けて結社に加入する。尚、ハーヴェイ座長を
殺害した動機は、座長を愛していることを告白するが、
彼女のことを娘同然に思っていた座長からは「一時の
感情に流されず、相応しい相手を見つけるといい」
と諭される形で拒まれる。拒まれたことにショックを
受けると同時に、座長が自分から離れていってしまう
ことに恐怖を覚え、彼を永遠に自分のものにするため
に殺害した。
名前 | 役職 | 呼び名 |
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ヴァルター | No.VIII | 《痩せ狼》 |
《痩せ狼》の異名を持つ執行者No.VIII。リュウガ・
ロウランに師事して《泰斗流》の功夫(クンフー)
を修める。師リュウガの門下で一番弟子と目されて
いたが、師から流派の継承者として素質も才能もジ
ンのほうが上だと告げられ納得できず、ジンとの一
騎打ちを師に要求するが、リュウガはジンにはヴァ
ルターに対しての遠慮があるということを理由にそ
の要求を退け、自らが仕合の相手となることを申し
出る。その仕合でリュウガの命を奪って一門から出
奔し、その直後に結社《身喰らう蛇》からスカウト
され、執行者となる。尚、ヴァルターは戦闘狂であ
り、《銀》(リーシャ)と交戦して引き分けたこと
がある。戦いを通じて精神を高め合う「活人拳」を
基本理念とする師リュウガの精神は伝わらず、武術
の闇に引きずられ、相手の命を刈り取ることだけを
目的とした「殺人拳」に走り、己の圧倒的な力に酔
いしれながら更なる力を貪欲に追い求めるようにな
る。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
シャロン・クルーガー | No.IX | 《死線》 |
《死線》の異名を持つ執行者No.IX。
ダガーと鋼のワイヤーを武器として戦い、
《死線》の異名は鋼のワイヤーを使うことから
取られている。表向きはラインフォルト家のメイドで
あり、長い時間をともにしているアリサからは実の姉
のように慕われている。メイドとしてイリーナやアリ
サの身の回りの世話をしているほか、ラインフォルト
社会長としてのイリーナの秘書としての業務も行う。
常に笑顔を絶やさないおっとりとしたメイドで、その
可憐な所作と完璧な仕事ぶりからラインフォルト家の
スーパーメイドと呼ばれている。イタズラ好きな性格
をしており、たびたびVII組メンバーの行動の先回り
をしては(特にアリサを)驚かせている。尚、結社に
所属する前は暗殺組織《月光木馬團》に所属し、
《死線》という忌み名と《クルーガー》という号を与
えられ、感情を持たぬ暗殺人形として任務を遂行する
日々を送る。《月光木馬團》と当時は新興の勢力だっ
た結社《身喰らう蛇》が水面下で全面衝突し、アリア
ンロード、マクバーン、レオンハルトという圧倒的な
強者を擁する結社の前に団は総崩れとなり消滅してし
まう。敗北したクルーガーは団に所属していた
《千の破戒者》、《黄金蝶》とともに結社に吸収され、
執行者No.IXとなる。F・ノバルティスからの要請で
帝国の鋼都ルーレに赴き、研究成果受け取りのため
フランツ・ラインフォルトのもとを訪れた際、
偶然《黒》のアルベリヒとして覚醒していた彼と
相対することになり、交戦の末、瀕死の重傷を負い、
フランツも「死亡」してしまう。彼の妻である
イリーナにより救われて一命をとりとめ、
「シャロン」という名前とラインフォルト家の
メイドとしての立場を与えられ、それ以降は結社に
所属したままラインフォルト家にメイドとして
仕えている。アリサに護身術や弓の使い方、
貴族の子女並の礼儀作法などを教えたのは
シャロンである。
名前 | 役職 | 呼び名 |
---|---|---|
ブルブラン | No.X | 《怪盗紳士》 |
《怪盗紳士》の異名を持つ執行者No.X。
「美の崇拝者」を自称している。
ゼムリア大陸中に「怪盗B」の名で
知れ渡っている怪盗で、正体を隠すためか、
目元のみ隠した仮面と白マント姿の奇抜な
格好をしている。古代遺物や戦術導力器に
頼ることなく、炎を操るマジックや、
影縫いなどの術を使うことができる。
「怪盗B」として各作品の主人公たちに
挑戦状を送りつけて盗品を探させており、
間接的なものもあわせれば軌跡シリーズ全作に
登場している。オリヴァルト皇子のことを好敵手と
認めており、なんだかんだと気が合う様子を
見せつつ張り合っている。ブルブランと
オリヴァルト皇子のこの対立について、
ミュラーは「同類」同士によるものと
みなしており、エステルは
「ヘンタイ王座決定戦」と呼んでいる。