伝奇ミステリ 禁忌の六崇拝像「7話」
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チョロ松:伝奇ミステリ 今夜はこの離れを使ってください。 アイドルグッズは気にしないで。 私の趣味です。元は父の書斎でした。 |
カラ松:伝奇ミステリ 華道界に咲く異端の二世のドルオタ? クッ、なんとか記事に・・・! この生け花は?・・・地味だな。 |
チョロ松:伝奇ミステリ 私の作品です。 わびっていうか、さびっていうか。 シンプルでそういうの目指してて。 |
一松:伝奇ミステリ 茶道の方が向いてるんじゃないの? |
トド松:伝奇ミステリ ・・・電気が通る前の建造物だから 後から配線したコードが出てるんだ。 あれ?壁の隙間に何か挟まってる? |
おそ松:伝奇ミステリ なんだコレ?ゴミ箱無いからってさ? こんな所に押し込んじゃダメだよぉ? ねえ、チョロ松ゥ? |
チョロ松:伝奇ミステリ 僕じゃないよ!失敬な・・・あれ? 気がつかなかったな?なんだろう。 ・・・何かノートの切れ端みたいな。 |
十四松:伝奇ミステリ これ日記の破れてたページじゃない? ・・・歌の歌詞だ。知ってる。 「さけをのみすぎるな~」ていうの。 |
トド松:伝奇ミステリ ・・・そうです!この歌詞・・・ 僕が知っているのと同じです。 変な歌詞だなあと思っていましたが。 |
「酒をのみすぎるなおにになる ねむるな青いあかりにてらされて はなはのばすな天にむかって |
あたまかくさず尾をかくせ むだにほえるな犬じにの むやみにばかして狸にならぬ」 |
おそ松:伝奇ミステリ 俺も子供の時に聞かされてたな。 鼻の下伸ばすなじゃ、ないんだな? ずっとそう思ってたわ!だっはっは! |
チョロ松:伝奇ミステリ いや、鼻だから。鼻の下伸ばしたら 全然意味違うでしょ。ていうかコレ! よいこのお約束じゃなかったの!? |
カラ松:伝奇ミステリ 俺はてっきり、酒を飲み過ぎたり、 テレビをつけたまま寝てはいけない そういうちょっとエコな感じと・・・ |
トド松:伝奇ミステリ 僕!ずっと『イヤミを馬鹿にした狸』 かと思ってた。なんか・・・ どれも戒めてる意味だったんだね? |
一松:伝奇ミステリ 『6つ子』に『6つの禁忌』か・・・ この歌の存在自体が、何かの実体を 表す存在の証のような気がする。 |
十四松:伝奇ミステリ 僕達は今の所、鬼や狸じゃないしね。 6つ・・・6つのミイラの話と関係が あるのかな?日記の中に絵が・・・ |
カラ松:伝奇ミステリ ミイラ?どういう話なんだ? これは犯罪の臭い・・・!? まさかの大スクープ!? |
一松:伝奇ミステリ 父が調べていた中に、この村落での 偶像崇拝(ぐうぞうすうはい)に ついての話があるのです。 |
一松:伝奇ミステリ ただし、この村で祀られているのは あくまでも自然物の山とされてます。 山岳信仰(さんがくしんこう)・・・ |
十四松:伝奇ミステリ 双児嶽(ふたごだけ)の事だね。 オッパイみたいな山! |
一松:伝奇ミステリ そう。おっぱ・・・?・・・いや。 記録にも表向きはその山岳信仰の 話だけが記されている。しかし・・・ |
一松:伝奇ミステリ この地域の民間伝承や噂の中に、 くり返し出てくるのです。 『6つ』という言葉と偶像崇拝。 |
一松:伝奇ミステリ 神隠しにあったとされる子供の話。 山ではなく、山にやって来るものを 崇めていたのではないかという噂。 |
おそ松:伝奇ミステリ 何?山にやって来るものって? 怪鳥とか?・・・天狗とかかな? さらわれるって話だもんな、あの山。 |
十四松:伝奇ミステリ もっと遠い空の彼方から、とかね。 |
カラ松:伝奇ミステリ 神隠し・・・宇宙人に連れ去られた というような、そういう話か? |
一松:伝奇ミステリ まあ、一連の話を並べた印象だけど。 UFO信仰と生贄(いけにえ)の話は 世界的にも珍しくはないからね。 |
一松:伝奇ミステリ ・・・それから、埋蔵金の話です。 実は、それについて調べ始めてから、 父は失踪したのです。 |
カラ松:伝奇ミステリ 失踪した大学教授と埋蔵金・・・! どう考えても特ダネ!一攫千金!? させてくれ!独占インタビュー・・・ |
チョロ松:伝奇ミステリ 明日はこの辺りの祭の日です。 不思議な事が起きてもおかしくない。 気をつけましょう。 |
コメント (伝奇ミステリ「7話」)
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