サムライ奇譚 怨の九十九「9話」
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(ザアアアアアア・・・) |
チョロ松:異能サムライ 兄上。僕が行ってきます。 |
チョロ松:異能サムライ 僕は皆みたいな不思議な力も無いから 人一倍、武芸にも 精を出してきたけど・・・ |
ダヨーン:虚無僧 まだ居たのかヨーン。 あと半分・・・まとめて来いヨーン。 |
おそ松:異能サムライ どうする? みんな、まとめて来いってさ。 |
チョロ松:異能サムライ なんで!? 次はせっかく僕が行こうと思ったのに! |
イヤミ:用心棒 シェエエエエ!?まだ同じ顔が3つ! 6つ子全員で、覗いてたんざんすか!? 覗き見はお行儀が悪いざんすーッ! |
チョロ松:異能サムライ おい!坊主! 兄弟に何をした! |
ダヨーン:虚無僧 飛んで火にいる6つ子だヨーン・・・! |
ダヨーン:虚無僧 この葛籠は、ある高貴なお方が 無念と怨みの末にかけられた 呪術(まじない)が宿っているんだヨーン! |
おそ松:異能サムライ そんな高貴なお方に恨まれるような覚え ないぞ!? |
おそ松:異能サムライ お前達は? |
チョロ松:異能サムライ 知らないよ! |
トド松:異能サムライ 知らないよ! |
イヤミ:用心棒 拙者もそんな覚え全く無いざんすーっ! ただの巻き添えざんす! |
チョロ松:異能サムライ 葛籠の中を見せろ! |
トド松:異能サムライ 兄上!葛籠を開けては駄目・・・! |
(ガサッ・・・) |
チョロ松:異能サムライ 何も入って・・・ない。 |
トド松:異能サムライ 兄上・・・ |
チョロ松:異能サムライ どこへ隠した!? |
ダヨーン:虚無僧 こんな事は初めてだヨーン。 |
ダヨーン:虚無僧 名前・・・そう。 お前達は、この葛籠の中にある 忌み名を持っているのかヨーン? |
チョロ松:異能サムライ 忌み名・・・? |
ダヨーン:虚無僧 そうだヨーン。葛籠の中に札があって ずっと不思議だったんだヨーン。 |
チョロ松:異能サムライ どこだ・・・? (ガサッ・・・!)そのお札って!? |
トド松:異能サムライ 兄上、いけない・・・! その、葛籠の中を見ては・・・! |
チョロ松:異能サムライ 「チョロ松」・・・? 僕の名前が?どうして? |
(ゴゴゴゴゴゴゴ・・・) (バタバタバタ・・・!) (ギャア、ギャアッ・・・!) |
イヤミ:用心棒 シェエエエエエエ!? 外が真っ暗になったざんす! |
ダヨーン:虚無僧 なんの音だヨーン!? 怖いヨーン!? |
(ギャア、ギャアッ・・・!) (バタバタバタ・・・!) (バタ・・・バタバタ・・・!) |
イヤミ:用心棒 シェエエ!?なんざんすッ!? なんざんすッ!?どうして天井から カラスの羽が落ちてくるざんす!? |
トド松:異能サムライ ・・・「あれ」の、羽音が・・・! |
おそ松:異能サムライ あ~あ・・・。 チョロ松・・・。 仕方のない奴だなあ。 |
コメント (異能サムライ「9話」)
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