ミニマムスタジオの『キャットガールサバイバー』、プレイヤーフィードバックを1週間以内に反映する超高速開発で話題に

ミニマムスタジオが開発したローグライク・シューティングアクションゲーム『キャットガールサバイバー』が、シングルコンソールタイトルでありながらも、プレイヤーからのフィードバックを最短1週間以内に反映する超高速開発体制で注目を集めている。
目次
パブリッシャーを介さない直接運営、最短1週~1か月早いアップデート
ミニマムスタジオは、Steam版を開発元が直接管理しており、パブリッシャーが関与する一般的なタイトルに比べて少なくとも1週間~1か月ほど早いアップデートを提供している。
特にPlayStation版に関しては、開発会社が直接運営を行っているため、Steamよりもさらに1〜3週間早い更新が可能だという。
シングルプレイ専用のコンソールゲームでありながら、こうした継続的かつ迅速なアップデートが可能なのは、開発会社自身による直接運営体制によるものだ。
PlayStation Store:https://store.playstation.com/ja-jp/product/UB1453-PPSA30915_00-0971306318878027/
フィードバックを1週間で反映した具体的な事例

ミニマムスタジオが掲げる「ユーザーのフィードバックをもとにゲームを進化させ、楽しさを発見する」という開発哲学は、実際の事例を通じて証明されている。
- 「移動速度が速すぎて操作しづらい」という意見 → 1週間後に移動速度を抑える「不思議なカメのブーツ」を開発・実装
- 無限モードでのBGM変更機能の要望 → 1週間後にパッドボタンでのBGM変更機能を追加
- 強力な装備の追加希望 → 1週間後にS級装備やサラマンダー装備など約20種を追加
- 装備が多すぎると動作が重くなる問題 → 1週間後に「一括分解機能」を実装
- レベル上限501の解放要望 → フィードバックから2日後に上限を1001レベルまで拡張
このように、プレイヤーの声を短期間で反映させる開発スピードが、同作の魅力をさらに高めている。
リリースから3か月で1000時間プレイヤーも登場

ゲームへの熱量も高く、リリースからわずか3か月で1000時間プレイしたユーザーが登場。また、25時間の生存記録が報告されるなど、その記録を破るためにプレイヤー同士の熱い戦いが繰り広げられている。
ユーザー自身による公式攻略ブログも運営されるなど、熱心なコミュニティが形成されつつある。
数百種類の装備で作る“自分だけの武器” 無限ダンジョンでの競争も白熱

本作は「ファイアーエムブレム」シリーズをオマージュした成長システムを採用している。
数百種類におよぶ武器パーツ、S級装備、さまざまな遺物(アーティファクト)を組み合わせて自分だけの武器を作ることが可能だ。
多くのプレイヤーが果てしないパーミングと強化を繰り返し、無限ダンジョンで自らの力を試している。
DLC購入者向けに新キャラクターを無料提供

ミニマムスタジオは、10月初旬に配信されたDLC購入者を対象に、11月7日に新キャラクター「ミオ」を無料で追加するアップデートを予定している。
吟遊詩人をモチーフにしたキャラクター「ミオ」は、モンスターにのみ聞こえる高音の音波攻撃で敵の動きを一時的に停止させることができるという。
「キャットガールサバイバー」の主な特徴

- 40種類以上の伝説スキル(継続追加中)による多彩な組み合わせ
- 「ファイアーエムブレム」シリーズをオマージュした成長システム
- 数百種類の武器パーツ、S級装備、遺物によるカスタマイズ
- 戦闘中に獲得したアーティファクトを即時装着できるスロットシステム
- 14のストーリーステージと日本の有名声優陣によるフルボイス演出
- 世界中のプレイヤーと競う無限ダンジョンモード
ゲーム情報
| タイトル | キャットガールサバイバー |
|---|---|
| 開発 | Minimum Studio |
| プラットフォーム | PlayStation 5/Steam(アーリーアクセス)※Nintendo Switch版開発中 |
| Steamリリース日 | 2025年9月20日 |
| PlayStationリリース日 | 2025年6月20日 |
| PlayStation評価 | ★4以上 |
| PlayStation Store | https://store.playstation.com/ja-jp/product/UB1453-PPSA30915_00-0971306318878027/ |
ミニマムスタジオについて
ミニマムスタジオは、2021年に設立された韓国のインディーゲーム開発会社。
すべてのプラットフォームと年齢層に向けた作品を開発しており、2023年・2024年の東京ゲームショウに出展して高い評価を獲得。
2025年も東京ゲームショウおよびGamescom Asiaに新作を出展し、好評を博した。
「ユーザーのフィードバックを積極的に取り入れ、より楽しいゲームをつくる」という開発哲学のもと、独自のスピード感で作品を進化させ続けている。
コメント (ミニマムスタジオの『キャットガールサバイバー』、プレイヤーフィードバックを1週間以内に反映する超高速開発で話題に)
最新トピックス



