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おそ松さんのへそくりウォーズ【ストーリー】非公式Wiki

第89回センバツ★〇×∴大会「4話」

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作成者: 空箱の中身
最終更新者: 空箱の中身
カラ松:センバツ
 フッ。
 勝利へのシナリオは俺が練ったが
 采配は長男であるお前に委ねた。
おそ松:センバツ
 おう、お兄ちゃんに任しとき!
おそ松:センバツ
 ・・・な~に、
 なんか言いたそうだね。
カラ松:センバツ
 フッ。
 俺はこの1年間、ありとあらゆる
 芸術的なピッチングを身につけた。
おそ松:センバツ
 うんまぁ、
 芸術的かどうかはともかく、
 ちゃんとボール届くの?
カラ松:センバツ
 そう・・・
 打者の前で絶妙に落下する・・・
 カラ松フォーク!
一松:センバツ
 打者近くで落ちる変化球。
 それがフォークボール、ね。
カラ松:センバツ
 そして・・・
 美しい軌道を描いて曲がる・・・
 カラ松カーブ!
一松:センバツ
 全部、普通の変化球だから。
 しゃべってるヒマがあったら
 ブルペンで投げ込みしろよ。
カラ松:センバツ
 ・・・ぐッ・・・たしかに。
カラ松:センバツ
 う。
カラ松:センバツ
 あ~。・・・
カラ松:センバツ
 あの・・・すいません。
おそ松:センバツ
 ・・・なに!?
 落ち着かないな!
カラ松:センバツ
 あの、その作戦メモだが・・・
カラ松:センバツ
 俺の出番が
 書いてあった筈だが・・・まだか?
おそ松:センバツ
 え~?どこ?
 ・・・え!このちっちゃい字のところ!?
おそ松:センバツ
 『3試合以上勝ち進んでいたら、
  この辺でカラ松のマウンドへの登場』
トド松:センバツ
 え~!?
 何この演劇のシナリオみたいな表現!
 イタッ・・・!
一松:センバツ
 出れば。
 ちょうど3つ勝ち抜いてるし。
おそ松:センバツ
 そんな嬉しそうに
 キラッキラした目しなくて
 いいからさ、
おそ松:センバツ
 投げてくれば?
 気が済むんでしょ?
一松:センバツ
 ・・・点取られたらブッ殺すがな。
カラ松:センバツ
 うっ、・・・勿論だブラザー。
カラ松:センバツ
 バッターボックスは
 鋼鉄のバードケージ!さ。
 麗しのチャイナガールよ、
カラ松:センバツ
 その鳥籠に、
 お前を、
 封じ込める。・・・バーン!
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