【鈴蘭の剣】新ストーリー『天秤上の鈴蘭』を先行プレイ!貿易で目指せ平和な世界!
新ストーリー「天秤上の鈴蘭」先行プレイレポート![PR]
今回、筆者は2024年9月13日(金)のアップデートでシングルモード「運命の螺旋」に追加されるDLCストーリー「天秤上の鈴蘭」を先行プレイさせていただきました!
本DLCでは新勢力の「エラマン帝国」、新キャラの「ココア」や「アカンベ」、そして本シナリオ独自の「商会」システムが追加され、今までのストーリーとは違った体験が楽しめます。
本記事では新ストーリーと、その中でも特徴的な「商会」システムや新キャラの使用感を中心に紹介していきます。
私も日頃から遊んでいるプレイヤーとして感想を述べていきますので、既に鈴蘭の剣をプレイされている方も、これから始める方も是非参考にしてください!
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「運命の螺旋」とは?
鈴蘭の剣のメインストーリーモードと言えるのが「運命の螺旋」です。
「運命の螺旋」は完全なシングルプレイモードになっており、最初に指定したキャラクター以外は使用できない、シナリオモードのような要素です。
このモードは全編無料で遊ぶことができ、今回追加されるDLC「天秤上の鈴蘭」も無料で遊ぶことができます。
これまでの運命の螺旋
▲ウェーブラン事件、通称「ウェーブランの惨劇」。 兵士だけでなく、多くの民間人が命を落とした。 |
「運命の螺旋」のストーリーは、一度は命運の尽きた主人公が再び運命をやり直すところから始まります。
主人公は傭兵団「鈴蘭の剣」の団長補佐として、ロディニア大陸に位置するイリヤ王国、ウィルダ部族、騎士諸国連合、ロディニア法皇国の間の争いに巻き込まれていきます。
明日の敵は今日の盟友
そうした戦いの中で傭兵団「鈴蘭の剣」はイリヤ王国、騎士諸国連合、ロディニア法皇国のいずれかに協力を要請することになります。
どの勢力に加勢するかによってストーリーが分岐することとなり、戦いの日々の中で、それぞれの国が抱える問題や人種、信仰を巡る争いに巻き込まれ、更なる選択と決断を迫られることになります。
新ストーリー「天秤上の鈴蘭」
胡散臭いおじさんとの出会い
今回追加となる新ストーリー「天秤上の鈴蘭」は、前述した3つのエンディングとは異なる「ウェーブランの惨劇」後の新たな分岐となります。
舞台は既存のストーリーと同様にロディニア大陸、鈴蘭の町を中心に展開していきます。主人公率いる傭兵団「鈴蘭の剣」の活動もある程度軌道に乗り、日々鈴蘭の町周辺の治安維持に努めています。
▲明らかにトラブルのニオイ。 |
そんな最中、盗賊団に襲われている商人、アカンベを救出するところから物語は始まります。
アカンベは新たな通商路を開拓するため、貿易の発展のために遠方の地域「エラマン帝国」から隊商を率いてやってきたのでした。
▲主人公を商いの世界に導く明らかに怪しい男、アカンベ。 怪しいイケおじ、私は好きです。 |
アカンベは主人公ら鈴蘭の剣に感謝の意を示すとともに、鈴蘭の町の発展のために自身の商材である生活物資をかなりの好条件で提供することを約束します。
背に腹は代えられない
鈴蘭の町は、騎士連合とイリヤ王国軍の交戦から逃れた難民が大量に避難しており、傭兵団や医療ボランティアの活動で何とか維持している状態でした。
医療品や食糧をはじめとした生活物資は依然として不足しているギリギリの状態、アカンベの提案はまさしく渡りに船。また、アカンベは今後の鈴蘭の町の発展と自立のために、「鈴蘭商会」の設立を提案。主人公は鈴蘭商会の会長として、各国と交易をしていくことになります。
目先の平和、広がる戦禍
貿易のスタートラインに立った鈴蘭商会ですが、イリヤ王国に広がる戦火と混乱、人々の不安や苦しみに乗じて悪の宗教組織「闇の光」が勢力の拡大を図るなど、世界情勢は穏やかではありません。
▲イナンナなら大歓迎。 |
ストーリー序盤では、商売によってイリヤ王国の問題解決を図るルトフィ王子や、自らウェーブラン事件の真相を探るイナンナ、主人公と同じく難民と共にマインシティを立ち上げるエダとの協力などイリヤ王国の小さな範囲で物語が進んでいきます。
しかしストーリーが進み、貿易によって知名度が上げるにつれ、ウィルダ舞踏団による殺人事件とエラマン帝国による奴隷売買の問題、アカンベの素性と目的、悪化するイリヤ王国と騎士連合の関係性、それに便乗する闇の光の勢力など、各国の情勢や思惑がカネと資源を中心に絡み始めます。
▲善行と悪行のイタチごっこ、希望を捨てずに立ち向かえるのか…。 |
戦火を逃れる人々を救うために始めたことが、いつしか火中に身を投じることになるのは何とも皮肉なもので、幾度となく降りかかる災難と平和のための商売に対する尽きない悩みは見ているだけで心苦しいものです。
そんな苦境に対しても平和的な解決を決して諦めない主人公、そして鈴蘭商会がいかにして平和を勝ち取るのか、勝ち取れるのかはぜひ自分の目で確かめてください。
無料で遊べてボリューム満点
新ストーリー「天秤上の鈴蘭」は、前述の通り「運命の螺旋」の既存の3つのルートとは異なる新ルートになっています。
プレイ時間の目安としては、「天秤上の鈴蘭」だけでおよそ10時間前後でクリアできます。既存の全てのルートでエンディング回収する場合は40~50時間遊ぶことができる大ボリュームとなっており、本DLCを含めると60時間以上も遊べます。
同じプレイ時間のコンシューマーゲームの値段がおおよそ6,000円~9,000円であることを加味すると、無料で遊べるのはかなり異常事態(褒め言葉)です。
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新ストーリーはすぐに遊べる
▲2章から派生する独自のルート。 |
「天秤上の鈴蘭」は、運命の螺旋の第1章終了後、道標を選択すると遊ぶことが可能です。
しかも既存のルートを遊んでいなくてもプレイ可能です。
新しいおもちゃを購入したら「大量のセロハンテープに硬い梱包、丁寧に巻いてある針金を取り外し、ようやくお目見えかと思ったらシールを貼る作業と電池を買いに行く必要がある」みたいな歯がゆい事態にはなりません。
まだ運命の螺旋に触れられていない方、気になるけど時間がかかると聞いて躊躇していた方でも簡単に触れる、むしろ運命の螺旋の入り口としてふさわしいカジュアルなルートになっています。
既に他のルートで遊んでいる方も、天秤上の鈴蘭に切り替えてすぐに遊ぶことができるので安心です。
難易度は全体的にカジュアル
戦闘は手ごたえ抜群、でもスキップ可能
ガチャで加入したキャラが使用できる「愚者の旅路」や既存の「運命の螺旋」のルートでは戦闘がメインになる場面も多く、時には絶望感漂う戦いも強いられることがありました。
▲戦闘ごとにクリア条件は異なる。 パターンも多く、追加報酬といったやり込み要素もある。 |
「天秤上の鈴蘭」の戦闘では「敵を全滅させる」、「ボスを倒す」などのお馴染みの条件から「8ターン耐える」や「物資を防衛する」といったやや特殊な内容のものまであり、選択によって難易度が変化するため、好みに合わせて歯ごたえ抜群の戦闘も味わえます。
▲報酬は減るが、破棄してもクリア扱いになる。 時には退くことも大事。 |
一方で、戦闘が好きではないという人もいるでしょう。「天秤上の鈴蘭」はどちらかと言うと経営シミュレーションがメインのため、一部を除いて戦闘を破棄(スキップ)できます。
戦闘を破棄するとどうなるの?
「破棄」と聞くとリタイアのように聞こえますが、デメリットとしては交易の最低評価分の報酬になるのみで、それでも十分な報酬に加えて、派遣したキャラの経験値も貰えるため、恐れずにどんどん交易をおこなうことができます。
▲戦闘中倒されたキャラはスタミナが大きく減少する。 「勝てばよかろうなのだ」とはいかない場面もある。 |
破棄をした場合でも勝利したことになり、サブストーリーなどは進行するので、時間がない場合は破棄してストーリーを進めるのも手段のひとつです。
しかし、ストーリーを進めるうちに大量の資金が必要になる場面も出てくるので、戦闘で勝利するメリットがきちんとあります。
「無駄遣いを控え、破棄でキャラのスタミナ消費も抑える」のか、「追加目標まで欲張って豪勢に立ち回る」のか、危険性とリターンを天秤にかける必要がある訳です。天秤上の鈴蘭だけに
ストーリーも明るめ
展開されるストーリーも、イリヤ王国での紛争や奴隷問題、不正な転売や市場への武力干渉など、様々な問題が大きく絡んでくるため単純に楽しい話ではありません。
▲力で示すことだけが人間の対話ではない。 |
しかし、「貿易」という武力に依存しない解決方法の選択や、貿易の世界に導き、度々相談に乗ってくれるアカンベ、人々の安全と平和を願うエダやグロリアをはじめとした多くのキャラが協力してくれます。
既存のルートと比較すると明るく気軽に読みやすいストーリーになっており、希望を捨てずに力を合わせる展開は主人公のみならずプレイ中の筆者も前向きな気持ちにさせてくれました。
シンプルなのに達成感が気持ちいい商会システム
▲受注した後、利益を考えて商品を積み込み、送り出す。 |
「天秤上の鈴蘭」では、特訓や鍛造など、既存のルートでも利用できるシステムの他に、このストーリー独自の「商会」システムが最大の魅力となっています。
今回はその「商会」システムについて紹介します。
商会では、商材や特産品を選択し、隊商を貿易する地域に送り出します。危険な場所や大事な商材には護衛も付けましょう。
▲戦闘の発生は基本ランダム。 赤い剣のアイコンなら遭遇戦発生、緑なら戦闘なしで報酬を貰える。 |
「時間を進める」でゲーム内時間を進めると隊商が貿易対象の地域に到着し、報酬が得られ、接敵した場合は遭遇戦に突入、勝利すると報酬が得られます。
▲戦闘に参加したキャラのスキルが取得可能。 「破棄」しても貰えるのでいろんなキャラを派遣させておきたいところ。 |
貿易の報酬では、資金のほかに商品の販売価格を上げる選択肢や、アイテムや武器の鍛造に必要な素材、戦闘が発生した場合はキャラのスキルなども入手できます。
▲「時間を進める」と次の週の初めに最初に状況を確認できる。 みんなで頑張っているこの感じがたまらない。 |
キャラを育成して護衛を強化、無事に物資を送り届けて報酬を獲得し、更に販路を拡大させる、といった流れで商業を発展させていきます。
経営シミュレーションって難しくない?
画面だけ見ていると一般的な経営シミュレーションですが、実際にプレイすると操作の簡単さや目的の分かりやすさに驚かされます。
また、こうした経営シミュレーションゲームでは、何とか資材をやりくりする手腕を問われがちですが、基本的にそうした場面はなく、販路を拡大する楽しさを味わいつつストーリーにも集中できたのはバランスの良さを感じました。
戦闘狂への貿易のすゝめ
▲左が「商会資金」、右が傭兵団の「資金」。 お財布を分けられる大人は偉い。ぼくにはとてもできない。 |
「戦闘が好きではない人」については戦闘の破棄がある、と書きました。
では、戦闘が大好きな人は楽しみがないのかと言うと、そのようなことはありません。
▲虹色の輝きを放つレジェンドおじさん射手が酒場の募集に! しかし資金が足りず断念…。 |
傭兵団の資金は商会資金と違ってなかなか貯まらないため、どのキャラを訓練させるのか、団員の増加が先なのか?と多少悩みながら資金繰りをすることになります。
▲「貨物が破壊されない」という追加目標を達成したことで結果が「大儲け」に変化。報酬の量を見てニヤニヤしてしまう。 |
しかし、傭兵団の資金も貿易や護衛によって増やすことができるため、貿易をどんどん行うことで、次第に余裕が出てきます。
戦闘で追加目標が達成できれば報酬も増えるので、貿易をする上でも強さは必要になります。戦闘のためにも貿易をするメリットがあるのは非常に良いシステムだと思いました。
新キャラ「ココア」「アカンベ」の使用感と評価
先行プレイで新キャラ「ココア」と「アカンベ」も操作させてもらえたのでその使用感やスキルの一部を紹介したいと思います。
※先行プレイ時の性能のため、実装時には異なる場合があります
ココア
▲ロップイヤーっぽい垂れ耳が特徴のイリヤ人とウィルダ人のハーフの少女。父と母の消息を探るため、一人で旅をしている。かわいい。 |
「天秤上の鈴蘭」に登場するちょっと変わった耳を持つ少女。自身の出自と両親の手がかりを探す旅をしています。
回復性能が高く、パッシブや回復スキルで自身や味方の生存能力を底上げできます。また、選択式スキルで状態異常やバフを使い分けるなど、器用に立ち回れる強力なキャラになっています。
通常攻撃:こっち来ないで!
単体攻撃。100%のダメージを与える。背面攻撃時、70%の確率で[スタン]を付与する。 |
ココアの通常攻撃、背面から攻撃すると一定確率でスタンを付与できます。ココアの単騎性能の高さを生かして背後に回り込むのもありです。
スキル1:鍋を喰らえ!
単体攻撃。120%のダメージを与え、3マスノックバックする。[▽物防Lv.2]、[▽素早さLv.2]を付与する。 |
ココアが使えるスキルの1つで、単体にデバフを付与しつつノックバックさせられます。純粋にダメージも期待できるうえにノックバック距離も長いので、地形効果も活かしやすい強力なスキルです。
スキル2:ココアのポケット
▲ココアの特徴的な選択式スキル。今回はその中でも2つのアイテムを紹介。 【弾力包帯】 即時、単体回復。回復はスキル発動者のHPの25% 【幻覚性キノコ】 単体攻撃。HPの30%の[貫通ダメージ]を与え、[睡眠]と2スタックの[感染]を付与する。 |
選択式スキルになっており、それぞれ回数制限があるものの、回復からバフ、デバフまで幅広く対応することが可能なスキルです。
特に、睡眠は敵の行動を阻害できるほか、ある程度なら高所にも投げ込めるので高さが違う相手に一方的に射撃される状況を打開し、接近する時間を稼ぐなどの使い方もできそうです。
個性:朝食の幸福感
ココアの特徴的な個性で、とにかく回復性能が高いです。
ターンの開始時に回復できる[朝飯]効果を付与し、近くに味方がいる場合は最もHPの低い味方に[朝飯]を付与できます。また、[朝飯]や、別のスキルで付与できる[弁当]の効果が発動した場合、対象に一定確率で全スキルの消費ENとCDを-1する[幸福感]を付与できます。
純粋に回復性能も高いので、しぶとく立ち回れるほか、味方や自身のスキルを支援することで戦況を覆すきっかけにもなります。
パッシブ:もう少し頑張って!
敵の攻撃を受けると発動するリアクションスキルになっています。単体攻撃を受けた際に、HPを回復し、周囲に味方がいる場合は最もHPの低い味方を回復します。
1ターンに2回発動可能なので、前述の個性と相まってかなりしぶとく立ち回れます。
アカンベ
▲最初から登場する大商人、アカンベ。全身から漂うゴージャスさと怪しさ。 |
ストーリー序盤から登場し、主人公を商業の世界に導いたアカンベ。
EN上限が高く、ENを大量に消費するまさしくリッチな戦い方が特徴のキャラです。親衛隊を複数召喚し、一気に範囲攻撃させるスキルや、敵のパッシブとリアクションを阻害するデバフでトリッキーですが手堅く戦うキャラになっています。
スキル1:暗影の親衛隊
即時。[暗影の親衛隊]を1体召喚し、1回の行動で最大2回発動できる。 |
親衛隊ユニットを召喚するスキルで、1ターンに2回まで使用可能となっています。
親衛隊は自身から一定範囲に召喚でき、通常のアサルターのように使えますが、一定ターンで消滅します。基本的に後述のスキルを使用するために召喚しますが、純粋に手数を増やせる優秀なスキルです。
スキル2:極闇の波動
範囲内の敵に70%の[範囲ダメージ]を与え、[×パッシブスキル]、[×リアクション]を付与する。 |
範囲攻撃スキルです。シンプルな性能をしていますが、一定範囲に[×パッシブ]と[×リアクション]を付与することができ、後述の特徴的なスキルを防がれにくくなります。
また、普段使いにおいてもブロックや先制、反撃持ちをまとめて牽制できるので、味方の被ダメージを抑えつつ、戦局を有利に進めることができます。
スキル3:杯投げの指令
フィールド上の全ての[暗影の親衛隊]を命じて、即座に[殺戮の刃]を1回発動させる。 |
アカンベの特徴的なスキルで、召喚した親衛隊に同時に範囲攻撃をさせます。
スキルの範囲はステージ内全域になっており、ステージ内に配置した親衛隊全員が同時に範囲攻撃をすることができます。指示を受けた親衛隊は自身を中心に[×被回復]を付与できる範囲攻撃を放ちます。
親衛隊は多少離れた位置にも配置可能なので、敵陣に親衛隊を送り込み、一気に範囲攻撃したり、敵の接近に合わせるように親衛隊を配置したりと、自身を守るような動きができます。
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高難度クエストに挑戦(ネタバレ注意)
「天秤上の鈴蘭」では戦闘が発生しない場合もありますが、ストーリーを進める上で必ず発生する戦闘もあります。全体的に難易度は緩く、詰まる部分はほとんどありませんでしたが、その中でも印象深いクエストを紹介したいと思います。
人の好奇心の恐ろしさと因果応報、選択肢で難易度が変わる要素を存分に体感できる面白いクエストでした。痛い目には合いましたが戦略性が高く、非常に楽しかったので自分でプレイする時にも性懲りもなく挑むと思います。
※ストーリーを進める上でのネタバレを含みますので、ご了承ください。
路上検査
順調に販路を拡大する鈴蘭商会に対し、イリヤ王国軍が高額な税金を課してきました。また、要求に応じられなければ大事な積荷を没収するとまで言い始めます。
貿易で平和的に解決するストーリーですが、理不尽な徴収や武力による圧力と市場への介入は看過できません。こちらも鈴蘭の剣として立ち向かいます。
▲『明らかにカツアゲじゃないか!(激怒)』。 これが地獄の始まりであることをこの時の筆者は知る由もなく…。 |
このクエストはそもそもの難易度が高めですが、冒頭の選択肢で検問官として立ちふさがるザビエルを「煽る」ことで更に高難度へ変化します。
とにかく強いザビエル
▲思いのほかご立腹…。 |
▲『どうやら、やるしかないようだ』(この後痛い目に合います)。 |
煽られた怒りからか、ザビエルの体からは青黒いオーラが出ています。
攻撃力が大きく増加しているのでかなり危険。また範囲攻撃をバンバン打ってくるので1人で5人分くらいのパワーがあると言っても過言ではありません。
怒っているのに堅実な男、ザビエル
▲こうやってちまちま進軍するのが好き。 |
筆者は籠城作戦みたいな戦い方が好きなので、ブレイカーが弱点ではありますが、レベル差で何とかなるだろうと思い、マイサとイナンナの召喚したブロッカーのユニットで入り口のゲートを封鎖、後ろから回復、タンクを盾に縦列を組んで敵が動くまでジワジワ前進する作戦でした。
しかし彼にそんな作戦は通用せず…
なんと彼も籠城作戦の真っ最中、奇しくも同じ構え。こちらから攻撃しない限り歩くことすらしません。
▲「怒らないから報告しなさい」と言われた時の気分でジワジワ詰め寄る。 |
痺れを切らしてマイサだけ微速前進、それでもザビエルは動きません。
妙だな…
追加の兵士まで召喚、本当に怒っている?
▲地の利を得たぞ!(敵が) |
こちら側がある程度侵攻し、ザビエルを攻撃すると、合図を出して周囲に兵士を召喚して包囲してきます。まさに四面楚歌、正面から突入する部隊と別にアサルターを側面に出しておけばこんなことにはならなかったのでしょう。
指揮官としての能力の違いを身をもって教えられました。
こちらも援軍と共に抵抗
▲「それがお前のやり方か!?」みたいなセリフと共にグロリアとティードンが加勢。 |
ザビエルによる包囲が完了し、こちらは大ピンチ、しかしこちら側にも援軍が駆け付けます。
騎士連合からグロリアとティードンが加勢します。ザビエルは鈴蘭商会が騎士連合と密接な関係なのではないかと疑います。めちゃくちゃ冷静じゃん
しかし、グロリアはそれを否定、状況はやや混乱しますが援軍はありがたい限りです。
▲加勢は2名、多勢に無勢。 しかし駆け付けたグロリアとティードンは壁越しの攻撃も使用してくれるのでとても頼もしい。 |
グロリアとティードンはプレイヤーの操作ではなく、自身の判断で動きます。ステージの左右には柵がありますが、2人とも柵を無視して攻撃する手段を持っています。
特にティードンは耐久力もあるので頼りになりました。
圧倒的強さの前に敗北
▲味方がまとめてやられていく地獄の風景。 |
冷静な判断力を持ちつつも煽られた怒りで目覚めたザビエルの攻撃はまさに一騎当千、範囲攻撃で次々に味方が蹴散らされます。援軍に来たグロリアも倒され、残った自分のグロリアも虫の息と絶望的な状況です。
▲頑張って削ったものの力及ばず敗走。 |
ザビエルを優先的に攻撃していたのでHPももう一削りといったところでしたが圧倒的な力の前に敗北。
煽って見事に敗北するのは逆に芸術点高めです。
煽らずに挑戦、それでも苦戦
その後、巻き戻し何度か編成を変えて挑戦したものの、圧倒的なパワーの前に連戦連敗。
勝ってドヤ顔したいところですがここはもう一つの展開も確認したいので煽らないで戦闘に突入します。
決して怖気づいた訳ではありません。煽らない展開を確認したかっただけですからね。
▲さっきと陣形違くない? |
煽らないで戦闘開始するとそもそも陣形が違い、ザビエルもその周りの兵士も最初からアクティブになっています。
ザビエルを煽った時の「王国軍・長槍兵」のHP ザビエルを煽らなかった時の「王国軍・長槍兵」のHP |
攻撃力、耐久力も普通の戦闘のラインまで低下しており、ザビエル以外の敵のHPは半分くらいに低下しています。
敵の撃破が現実的になったほか、耐久面でも不利なマイサで攻撃を受けられるようになるなど難易度の違いが目に見えます。
▲耐えられる!私でも攻撃に耐えられるぞ! |
マイルドになったとは言え、相変わらずザビエルは強力。無双状態ではなくなりましたが、範囲攻撃でこちらのHPを一気に削り、一進一退の攻防が続きます。
地道に数を減らして勝利
▲側面から侵入したアサルターでチャージ中の魔術師を引き寄せて撃破!つまり、ハサミ討ちの形になるな…。 |
しかし筆者も学んでいます。今回は予め脇道にアサルターと自分のグロリアを移動させ、弓兵を処理しつつ侵入させていました。
酒場で加入させたアサルターにフックのスキルを覚えさせていたため、固まって行動するザビエル達を分離させて各個撃破し、見事勝利できました。
▲見事に全員生存でクリア!もう喧嘩なんて売るんじゃないぞ(懇願)。 |
次のプレイングではアサルターやデストロイヤーを複数雇用、育成しておいてザビエルに一泡吹かせたいと思います。
ゲームの基本情報
タイトル | 鈴蘭の剣:この平和な世界のために |
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対応OS | iOS / Android / Windows |
リリース日 | Android・iOS版・Windows版・steam版・Tap Tap版:2024年8月1日 |
メーカー | XD Entertainment Pte Ltd |
公式HP | https://soc.xd.com/jp |
公式X(旧 twitter) | https://x.com/SuzuranKen |
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