メゾン・ド・ニートクチュール ‐パリパリ新品コレクション‐「5話」
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| ーパリパリ地区・6つ子の邸宅 |
| チョロ松:ブランドマネージャー 《プルルル、プルルル・・・》 あ、母さん？住所が変わったから。 パリパリ地区6-6。・・・うん、大丈夫。 |
| チョロ松:ブランドマネージャー みんな元気。・・・仕事は変わった。 僕はチームのマネージャーをしてる。 うん、任せて。じゃあ・・・（ガチャ） |
| チョロ松:ブランドマネージャー なんだか急に暮らしぶりが変わって、 混乱するなあ。家が広すぎる。ふう。 僕がしっかりしなくっちゃ。 |
| おそ松:ファッションデザイナー なんだか、みんな意外と普通に このパリパリ地区のハイソな雰囲気に 入り込んでるのなっ！？チョロ松。 |
| チョロ松:ブランドマネージャー そ、そう？何だか落ち着かないよ。 やる事はしっかりやるけどさ！？ 僕以外に出来る人いないでしょ。 |
| おそ松:ファッションデザイナー あらら～！そんなパリッパリのスーツ 着ちゃって、眼鏡までかけて、 やる気満々だろ？チョロ松。 |
| チョロ松:ブランドマネージャー うるっさいな！喋ってる暇が あったらさっさとデザイン画、 描いてっ！！ |
| おそ松:ファッションデザイナー そんなに描け描け言われたって、 ホイホイ描けるもんじゃないぞ？ チョロ松！ |
| チョロ松:ブランドマネージャー チョロ松、チョロ松、うっさいよ！！ あー！もう！そうやって、 耳の上に鉛筆はさむのヤメテっ！ |
| おそ松:ファッションデザイナー これはさあ？俺がやってたら、 パリパリでも流行るかもって 思ってやってんのよ？ |
| チョロ松:ブランドマネージャー え？そうなの！？大丈夫なのかなあ。 本当に。 |
| （ピンポーン） |
| 十四松:ファッションモデル あ、たぶん僕の荷物だ！ |
| チョロ松:ブランドマネージャー そういえば母さんが、 梨を送るって・・・ |
| 十四松:ファッションモデル わー！みてみてー！僕の本！ |
| カラ松:フォトグラファー フッ。駆け出しのファッション フォトグラファーの俺が撮った 著者近影もなかなかイイだろう？ |
| 十四松:ファッションモデル うん！ありがとう、カラ松兄さん！ すっごくイイ！！ |
| トド松:ショープランナー なんか・・・ちょっと十四松兄さんの 後ろの鏡に写りこんでるけどね？ カメラを構えてるカラ松兄さんも。 |
| 一松:チーフパタンナー いいんだよ。著者がここのブランドの メゾンを仕切る6つ子の一人っていう 雰囲気が伝わる所もねらってるから。 |
| チョロ松:ブランドマネージャー いつの間に本なんか！？・・・って何の本？ まさか・・・ 野球物の個人誌じゃないよね？ |
| 十四松:ファッションモデル 詩の本だよ。工場で働いてた時、 僕が書いてたメモを一松兄さんが 工場長に見せたら、すっごく喜んで！ |
| 一松:チーフパタンナー 知り合いの出版社の社長に見せて、 すぐに本にするって話になってね。 肉体派の詩人って、大絶賛。 |
| チョロ松:ブランドマネージャー 肉体派・・・？ 『午後一時。僕の班の昼食休憩。 何を食べよう。楽しみだ。』 |
| チョロ松:ブランドマネージャー これ！単に朝書いた、 昼食の予定のメモじゃないの！？ |
| 一松:チーフパタンナー 何を食べようって、書いちゃってる 所がいいんじゃない。ほら。 労働者の気持ちを代弁してるやつ。 |
| チョロ松:ブランドマネージャー そうか。こう無心にやっている事が、 人の心に響く事って確かにあるよね。 アイドルの懸命さが、僕らに響く様に。 |
| カラ松:フォトグラファー フォトグラファーとしての腕と感性を 俺は磨く。勿論、被写体は・・・俺。 あらゆるアングルとポージング！ |
| チョロ松:ブランドマネージャー メゾンのスタジオでの変態行為は、 絶対にやめてッ！！通報されるから！ それ！！本当に！！ |
| トド松:ショープランナー 僕はコレクションのコンセプトと演出を練って 手を貸してくれるクリエイターと 横の繋がりを作るね！ |
| トド松:ショープランナー という事で！とりあえず・・・！ パーティへ行ってきま～す！！ 何かあったら携帯に連絡して～！ |
| チョロ松:ブランドマネージャー トド松、すっかりパリピ気取りだな。 えーと、僕は今日この後は・・・ テキスタイルメーカーの視察か。 |
| チョロ松:ブランドマネージャー 確かにおそ松兄さんや十四松にしか、 出来ないポジションがあるんだよな。 僕らは脇を固めよう。 |
| 一松:チーフパタンナー そうだね。 |
コメント (ファッション「5話」)
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