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JR東日本トレインシミュレーター

保安装置

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作成者: 貝割てんま
最終更新者: 貝割てんま

ATS-P

ATS-Pとは(NIPPON Signal 参照先リンク

ATS-Pではトランスポンダを使用し、地上子と車上子が双方向の通信を行うことで速度照査パターンを作成し、距離に応じた速度制限を行うことでより高度な列車制御を行う。

列車がトランスポンダ地上子を通過すると、停止信号までの距離や勾配などのデータが車両側に伝送されます。この情報に基づき車両側の装置で速度と距離とブレーキ性能に応じた速度照査パターンが作成されます。

基本的な動作

停止信号や速度制限に対して速度パターンを作成し速度パターンを超える5キロ手前パターン接近表示、速度パターンオーバーするとブレーキ動作表示になり、常用最大ブレーキにより速度パターン以下まで減速します。速度パターン5キロ以下でブレーキを緩解します。

なお、警戒・注意・減速信号機に対するパターンは発生しません。

停止信号に対しての速度パターンを常時作成しているため、停止信号を盲信することはありません。(自動空気ブレーキ車両および空気ブレーキ車両は非常ブレーキ動作します。)

停止信号により停車後、再起動する場合の注意点

停止信号により停車後、再起動する場合は、停止信号に対するパターンが残っているため、更新地上子を通過するまでは5キロ以下で走行してください。15キロ以上でブレーキが動作するため注意が必要です。パターンが残っている場合のガイダンスはありません。

ATS-Ps

ATS-Psとは

ATS-SN型にATS-Pのパターン速度照査機能を追加した保安システムであり、トランスポンダを使用しないで速度照査を行うことができる。地上子の並び、周波数により速度パターンを生成する。

基本的な動作

速度制限に対して速度パターンを作成する。速度パターン5キロ手前でパターン接近表示、速度パターンオーバーで非常ブレーキが動作する。信号機に対する速度パターンは生成されない。ただしATS-SNのように、停止信号手前でATS確認扱いが必要であり、停止信号直下地上子で非常ブレーキで盲信を防ぐ。

運転時の注意点

速度パターンオーバーで非常ブレーキ動作するため、制限速度に注意する。速度パターンは制限速度+10~15キロになっており余裕を持たせている。

ATS-PsはATS-Pとの互換性がないので、Ps車両でないと動作しない。

D-ATC

D-ATC(デジタルATC)とは(NIPPON Signal 参照先リンク

デジタル符号伝送を用いたパターン制御一段ブレーキ方式のATCのことである。

一段ブレーキ方式

車上装置が現在の列車位置から停止軌道回路の終端までのブレーキパターンを作成し、そのパターンに追随して運転されます。車上装置は逐次、実速度とパターンを比較し、パターンを超過していた場合に、パターンに収まる速度まで自動減速します。

これにより、『運転時隔の短縮』・『スムーズな減速による乗り心地向上』・『車種の性能に応じたブレーキ制御』を実現しています。

ATACS

ATACSとは(かまてつのページ参照先リンク

無線式列車制御システムで、これまで軌道回路による列車検知から車上装置により位置把握とし、各列車より無線によって収集された位置情報などを基に地上装置より各列車に信号情報を送信する、双方向の信号制御システムである。

基本的な仕組み

列車間隔制御は、各列車の車上装置にて速度センサ及び位置補正地上子を基に現在の位置情報を計算し、それを地上設備へ送信する。地上設備は収集した位置情報を基に各列車の停止限界点を計算し送信する。各列車は受信した停止限界点情報を基にブレーキパターンを生成し、速度超過した場合はブレーキがかかる仕組みとなっている。

ブレーキ制御はD-ATCと同じ、ただし閉塞にとらわれない柔軟な運転、運用が可能である。

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