洞谷さんにまったりクラブ運営についてインタビューしてみた!
洞谷さんの紹介
現在洞谷西洋加留多倶楽部のクラブリーダーを務めていらっしゃる洞谷さんにインタビューさせて頂きます。経緯はまったりクラブだけど、メンバー自体のやる気を上手くコントロールしながら尚且つ楽しんでやっているというクラブなのでその実態調査したいという考えでインタビューさせて頂きます。
かくいう私も、洞谷西洋加留多倶楽部で3シーズンも所属していてこのメソッドが気になったのでインタビューした次第ですね!
ということで、洞谷さんインタビューよろしくお願い致します!
質問
①
ークラブ設立の経緯はどのようなものだったのでしょうか?
洞谷さん
ボクが「クラブマッチしたい!」と個人的に思い立ったのが始まりです。
遡ることクラブマッチプレシーズン当時の令和6年3月。
この時にはまだ自前のクラブは立ち上げてはおらず、ましてやクラブマッチ導入前までのクラブ制度には懐疑的な姿勢だったのも強かったです。
いざクラブマッチが導入されると、ブロンズからレジェンドまでのランク帯が入り乱れる乱戦状態になる可能性もあったことから、「こんなに強い人達と戦えるのなら、クラブマッチしてみたい!」と思えるようになったワケであります。
しかし同時に「とは言えこんな単純な動機だけで入れてもらえるかどうか……」という葛藤もあり、シーズン1開始までの間にクラブに所属するか自ら立ち上げるかを考えます。
そして迎えた設立日の3月11日。全体チャットでクラブ入るか立ち上げるかまだ悩んでいることを呟いていた時、ある方から「悩んで答えが出ないままになるくらいなら、思い切って作っちゃいなよ」といったニュアンスでハッパをかけられたこともあり、思い切って立ち上げた。
それが我が「洞谷西洋加留多俱楽部(トウヤトランプクラブ)」の始まりであります。
②
ークラブ加入時に仮会員のシステムを導入した理由はなんですか?
洞谷さん
「規則導入」に伴う措置
これでは話が違いますので、シーズン2に導入した規則に盛り込んだのが始まりです。いわゆる仮会員と本会員の制度ですね。
加入翌日から3戦以内(およそ1週間前後)にクラブマッチに参戦するか否か。これでクラブマッチに対しての意欲を図っているのもあります。
ここで1戦でも参戦すれば、ウチでクラブマッチする意欲を持っていることの証明として本会員昇格、3戦目まで一度も参戦しなかった場合は残念ながら理由を問わず追放としています。
③
ー最初にクラブ方針として掲げていたものはどのようなものでしょうか?
洞谷さん
誰でも歓迎で、兎にも角にもクラブマッチしたい人!
前者の「誰でも歓迎」はただただクラブマッチが出来ればいいと思っていましたがクラブマッチをサボるプレイヤーが散見されたため変更しました。
そこから、承認制となった以上は意味を為さなくなり、現在の「ワイワイ」切り替え時はメンバー全員から現在の方針についてアンケートを取った結果であります。
後者の「兎にも角にもクラブマッチしたい人!」は設立当初から変わらないウチの原動力となる根っこです。
これを変えようものなら崩壊待ったなし。最悪の場合はボクを含めたメンバー同士の関係悪化をも招きかねない事態に発展することを危惧しています。
④
ークラブマッチは永遠にシーズンが繰り返されますが、クラブメンバーのやる気維持で心掛けていたことはなんでしょうか?
洞谷さん
兎にも角にも無理な参戦は控えてリアル優先の徹底
体調不良や大怪我といった要因1つが、ポーカーの不調に陥ることもあるものです。
この場合は身体と要相談にはなりますが、まずは完治を目指してもらってからの参戦を促すようにしています。それでも参戦したいのであれば無理はしないようにと釘をさす程度になっちゃいますが……
かく言うボクもCovid-19に起因する体調不良が重なりましたので、あまり人のことは言えませんがネ……
またリアルの方で楽しいイベントと被ってクラブマッチの時間を取るのが難しい場合、基本的にはそちらを優先させています。
クラブマッチはいつでもできますが、リアルイベントはその時でしか体験できないことを体験できる機会であればリアルイベントの方を優先させて、是非とも楽しい思い出作りをして欲しい。これだけでもかなりの気分転換になるハズです。
⑤
ークラブ主催フレンドMTTはやっぱりクラブの知名度が大きく上がるものですか?
洞谷さん
開催時期次第では上がることは上がるかも分かりません。但しウチは今のところ知名度の大小は必要とは限らない状態です。
まず知名度を気にするということは、それだけクラブの存在を知らしめたいという野望を抱いているということ。
ウチは気が付いたら何故か知名度が上がっていたような感じになっちゃってます。
例えFMTTの開催で知名度が上がったとしても、今のウチではそこまで気にする理由が見当たらないのが現状だったりします。
それもそのハズ、行き過ぎた勧誘で相手を疲弊させたり、メンバーに常勝を強要させることで疲弊させてしまえば元も子もないですし、ましてやそれで悪評という名の知名度が付こうものなら本末転倒
故に勧誘するにしても、あくまでも選択肢の一つとして提示する形に留めて当人の選択を尊重する。
メンバーのポーカーに対する思いを尊重し、その為に何が出来るか最善を尽くす。
たったこれだけのことをしていたのですが、恐らく知名度の上昇は卒業生からの影響も大きく響いているかもしれません。
⑥
ークラブマッチでクラブリーダーとして苦労した場面はどのような場面でしたか?
洞谷さん
根拠の提示なき批判をするメンバーとの大ゲンカ
とあるSnGのリプレイを共有したメンバー(A)。Aはアンラッキーなオールイン負けを喫してしまったのですが、そのリプレイを見たもう1人のメンバー(B)は、その相手(C)に難癖をつけては、暴言を吐いてウチの雰囲気を見事に悪化させたことに怒りを覚えたものです。
CがラッキーしてAに勝てたことが許せなくてBが暴言したそうですが、到底許せるものではありません。
次にこのようなことが起きれば容赦なく追放する覚悟で接していることをここにお伝えしておきましょう。
ポーカーに限らず、全てのオンラインゲームやボードゲームは相手がいてくれるからこそ成り立つもの。
マッチングしてもらえただけでも感謝すべきところを、これが当たり前である、常識であると思い込んだら傲慢と偏見だらけにならざるを得ないと自戒出来ていない以上はただただ腐るのみ。
このことはポーカーに限らず、全てのオンラインゲーム上級者、ボードゲーム上級者なら当然のように頭に叩き込んであるハズなんですがねぇ……(呆)
⑦
ークラブ内チャットはどのような雰囲気でしょうか?
洞谷さん
ポーカーやそれ以外の雑談・リプレイ共有・クラブマッチの告知メイン 時々トナメやメインFMTT紹介も
今は賑やかになったクラブチャットですが、当時はボクだけがコレで挨拶や告知をする程度に留まっていた時期もありました。
これがクラブチャットにリプレイを共有できるようになってから大きく様変わりした、そんな気がしています。
時には真剣に討論したいリプレイで議論を出し合ったり、時には悪ふざけアリのフレマでネタプレーに走ったリプレイで爆笑をかっさらったり、
但しネタプレーにあるまじきガチのダメ出しが入ろうものなら、そのダメ出しをやらかしたメンバーは顰蹙を買うことになるとお伝えしておきます(笑)
またある時はポーカー以外の話題で盛り上がったりすることも。野球の話だったりその他ゲームの話だったり、なんならその土地でしか味わえない名産だったり、ジャンルを探せばキリがない程です。
なお、ウチには戦略会議はありません。それもそのハズ、ウチの根っこは「クラブマッチしたい!」という思い1つ。
例えどのような順位になったとしても、参戦してくれるだけでも有難いのです。
⑧
ー洞谷西洋加留多倶楽部のここはすごいと自慢出来るポイントを教えて下さい。
洞谷さん
ボクも含めて、メンバー全員がリーダー!
倶楽部を立ち上げた当時は万年シルバーだったボク。
クラブチャットの会員からポーカーにまつわるアドバイスを貰いながら新たなる成長の段階に突入し、そして今ではレジェンドにまで到達することが出来たからです。
そんなボクがメンバーに自信を持ってアドバイスできることと言えば、何かしらの要因で行き詰ってポーカーに対するモチベーションが下がった際の気分転換。
この有無次第でモチベーションを回復させることが出来るのであれば御の字です。
ポーカー以外にも各メンバー毎に得意ジャンルが全然違うが故に、互いに教えたり学んだりする機会が多い。
故にウチはリーダーの権限やサブリーダーの権限があったとしても、主にノートの編集をしたりメンバーの管理に使うに留めて居る程度。
それぞれの強みを活かせるなら、状況に応じてリーダーを変えていけばいいと思っていたりしているのです。
⑨
ークラブメンバーに対して何か一言はございますか?
洞谷さん
今も昔も変わらず、ボクが言うはただ一つ。目一杯クラブマッチを楽しみましょう!
兎にも角にもクラブマッチを楽しむだけでなく、
時にはランク戦やトーナメント、リングで当たることもあるかも分かりません。
その際にボクが言うべきはただ一つ。「ガチンコで打ちましょう!」
これは例え顔見知りであったとしても、その場限りとなるかもしれないテーブルで真剣勝負に興じてほしいという思いからであります。
逆にフレンド戦で悪ふざけアリとなれば話は別物です。
こうなるとお祭り騒ぎ! 時には顔見知りであるが故の爆笑をかっさらう罵倒合戦をも繰り広げることもあるほどです。
その分、爆笑をかっさらうまでのネタを考えるのが大変ですがネ(笑)
⑩
ークラブマッチでクラブリーダーとして嬉しかった場面はどのような場面でしたか?
洞谷さん
ウチから巣立ったメンバーが、他所様のクラブで大活躍!
これを語る前にウチで導入している脱退時の制度について語らねばなりません。
まずは空き枠の確保。これはちょうどウチから1人ポーカー修行をされている方がいらっしゃいますので説明しやすいですが、
将来的にウチに戻りたいということが確定している場合の措置で、主に他所様のクラブで何かしらの理不尽で追放された際の警戒として確保しているものです。
続いて「卒業」。これは将来的にウチに戻らないことが確定している場合の制度で、加入日から4戦以上参戦してくださった全ての任意脱退者が対象となります。
現在まで9名が卒業され、リアル優先でポカチェのログインが難しくなったり、強豪クラブでの活躍を目指したりと、様々な形でウチを巣立っていく人たちを見送りました。
これらの制度もあり、新天地で活躍してくれている卒業生や修行者の朗報を聞くたびに胸が躍るワケであります。
特にクラブマッチで優勝とあらば、クラブの垣根を越えて祝福したくなるものであります。
また、当時万年シルバーだったボクも今やレジェンドになりました。
このレジェンドロードを完走した今、ボクに何が出来るだろうかと考えた結果がコレです。
レジェンドを達成したメンバーやレジェンドロードを走っているメンバーはそれぞれ得意ジャンルが違うが故に、その時々でリーダーが入れ替わるのがウチの最大の特徴。
であればそれぞれの強みを活かしたアドバイスを送り、それを新たな成長の糧にしてもらえたらと思っているんです。
そういうメンバーが次のクラブへとステップアップできる状態まで成長させるのは思いですね。
学校みたいな運命の入学と悲しい卒業のあるクラブ設計にしていきたいです!
終わりに
ー洞谷さんありがとうございました。
求めているのはポーカーの実力ではなく、クラブマッチを楽しむ心を持ち合わせているプレイヤーですね。
クラブ自体もアットホームなクラブ運営をしてクラブを学校のようなスタイルにしてこれからのクラブスコアよりもクラブとしてどう楽しむのかを念頭に考えているのが印象的でした。
クラブマッチに疲れた方の癒しの場にもなりますし、成長の場としてあり続けて欲しいという洞谷さんの強い思いを感じました。
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読んでいただきありがとうございました。