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「聖剣伝説レジェンドオブマナ」22年の時を経て名作のリマスターが発売

投稿日時: 著者:pede

6/24に発売された「聖剣伝説LEGEND OF MANA(レジェンドオブマナ)」について紹介しています。本作のシステムやリマスターでの変更点などや今後の展開についてまとめています。

名作「聖剣伝説レジェンドオブマナ」のリマスターが遂に登場!

初代PSで発売された聖剣伝説レジェンドオブマナ(以下:聖剣伝説LoM)のリマスターが遂に発売されました。

聖剣伝説LoMは廉価版やPSアーカイブスくらいでしか展開していなかったため、初期の聖剣伝説内でもプレイする機会が少ない作品でしたが、聖剣伝説1~3のリメイクを経て遂にリマスターとなりました。

聖剣伝説の中でも独自システムも多く、発売当初はその異色さからシリーズファンの中でも賛否分かれる作品でしたが、後にしっかりと評価されファンも多い愛される作品になりました。

聖剣伝説シリーズとは

1991年にゲームボーイで発売された「聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝」が聖剣伝説シリーズの始まりです。

名前を見ればわかる通り最初はファイナルファンタジーの外伝として発売されています。

これは当時の事情があり、聖剣伝説として作品を発表したものの予約が伸び悩みこのままでは売れないと判断され、すでに流行っていた「ファイナルファンタジー」にあやかって外伝作という位置づけにしたという経緯があります。(※発売日で言うとFF3とFF4の間のときです)

そのため第1作では武器や防具にFFでよく見かける名前があったり、魔法がそのままFFシリーズのものになっているのもこのためです。

この結果、第1作である聖剣伝説は無事に売れ、聖剣伝説2からはFF外伝の文字も外れ晴れて聖剣伝説という独自のIPとして活躍していくことになります。

聖剣伝説LoMってどんなゲーム?

ジャンルで言えばフリーシナリオのアクションRPGです。

独自のシステムややり込み要素も多く長く遊べるゲームとなっています。

アビリティや必殺技の覚え方

RPGなのでキャラにレベルも存在しますが、行動に関するアビリティや必殺技はアビリティを使っていくことで覚えるようになっています。

初期アビリティは8種で、そこからアビリティを装備して戦闘をこなすことで最大26種にまで増えます。

また、必殺技も同じくアビリティを装備して戦闘をこなすと武器に応じて必殺技を覚えていく仕組みになっています。

武器種も短剣/片手剣/片手斧/大剣/バトルアックス/バトルハンマー/槍/ロッド/グラブ/ヌンチャク/弓と11種もあり、そこから各武器ごとの必殺技が多く用意されているのでこれを全て覚えるだけで一つのやり込みと言える要素です。

ランドメイクシステム

聖剣伝説LoMを象徴するシステムがこのランドメイクシステムです。

いわゆるワールドマップに最初は何もありませんが、アーティファクトというアイテムを設置することで設置した場所が街やダンジョンに変化します。

ワールドマップにアーティファクトをどのように置いていくかはプレイヤーの自由なので、自分だけのマップを作製することができます。

ゲームとしても非常に重要なシステムなのですが、適当に置いても問題なくゲームは進められるので初回は気にせずプレイするのがおすすめです。

サボテンくん日記

聖剣伝説LoMはフリーシナリオのゲームで多くのショートストーリーで物語が成り立っています。

各ストーリークリア後にマイホームにいるサボテンくんに話しかけることでサボテンくん日記を読むことが可能になっています。

ストーリーの総数は67個と多く1周で全てを見るのはかなり難しいです。

全ストーリー+サボテンくん日記を見たさに何度も周回プレイをしたくなる要素と言えるでしょう。

その他にも多くのシステムが存在

ここでは紹介しきれないですが、その他にも「ゴーレム作成」「楽器作成」「武器作成」といったシステムが存在します。

特に武器作成は聖剣伝説LoM最大のやり込み要素かつもっとも難しいシステムと言えます。

このような様々なシステムで飽きの来ないゲーム性が聖殿説LoMの一番の魅力です。

リマスターによる変化

ポケステやセーブデータ連動

PS版ではポケットステーションに対応しておりミニゲームを遊ぶことができました。

そのミニゲーム「リング・りんぐ・ランド」はオプション内から遊べるようになっているので、このミニゲームで手に入る素材もしっかりと入手できるようになっています。

また、メモリーカード内に一部のセーブデータがあると発生していたイベントも初期ペット変更以外は発生するようになっていると生放送で公表していました。

アレンジBGM

聖剣伝説LoMと言えば下村陽子さんが作曲された数々の名曲ですが、この楽曲がリマスターに合わせてアレンジされています。

アレンジの具合ですが、オリジナルを今演奏・編曲したらどうなるかくらいの変化でオリジナルが好きだった人には違和感なく新鮮に楽しめるアレンジとなっています。

どうしてもオリジナルが聞きたい場合はオプションから簡単に切り替え可能なので、その日の気分で切り替えるのも良いかもしれません。


このアレンジBGMは限定版を購入することでCD媒体として入手することが可能です。

DL配信でも構わないのであれば各種音楽配信サイトでアレンジサントラが配信中となっています。

フォント変更


新フォント

旧フォント

リマスターに合わせてフォントの変更も行われています。

HD解像度に合わせて読みやすいフォントに直したと思われるのですが、ファンの間では旧フォントの方が良かったとも言われていましたが、発売後に公式から旧フォント対応のアップデート告知が行われました。

21年秋ごろと少し遅くはなりますが、さらに原作そのままの雰囲気で楽しめるようになります。

OPアニメの追加

リマスターに合わせて新しくOPアニメも作製されました。

原作の柔らかい雰囲気がしっかり残ったアニメとなっています。

また、元々使用されていたOP動画もゲーム内で流れるので昔のOPが好きだった人にも安心の設計になっています。

聖剣伝説LoMアニメ化決定!

OPアニメ後の紹介でややこしいですが、アニメ制作の決定も発表されました。

まだアニメ製作をするとの発表でどの媒体で見れるのかなどは一切わかりません。

タイトルは「聖剣伝説 Legend of Mana-The Teardrop Crystal-」となっているので、宝石泥棒編をアニメ化の可能性が高そうです。

アニメでも名曲「滅びし煌きの都市」が聴けるのかと思うと嬉しいです。

聖剣伝説シリーズ30周年記念サイトも公開中

2021年の6月28日で聖剣伝説は30周年を迎えました。

それを記念して30周年記念サイトでは各聖剣伝説に携わっていたクリエイター陣からお祝いコメントや書下ろしイラストなどを掲載しています。

お祝いだけでなく当時の裏話的なコメントがあったりと面白いので、気になる方は確認してみてください。

URLは最後の製品情報に載せています。

聖剣伝説レジェンドオブマナの製品情報

タイトル聖剣伝説レジェンドオブマナ
価格DL版:3520円
限定版:14300円
発売機種PS4/Nintendo Switch/Steam
公式サイトhttps://www.jp.square-enix.com/seiken_lom/
アニメ公式http://mana-lom-tc.com/
30周年記念サイトhttps://www.jp.square-enix.com/mana30th/

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