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マスターデュエル2回目の制限改定!V.F.D.や抹殺の指名者が禁止に

投稿日時: 著者:pede

遊戯王マスターデュエルの8/31に行われる新しい制限改定についてまとめています。制限改定による影響や今後の環境の変化について考察しています。

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8/23(火)、遊戯王マスターデュエルでのリミットレギュレーションの適用(制限改定)が発表されました。

適用日は8/31(水)と月末に行われ環境も大きく変わっていきそうです。

今回は制限改定されるカードの紹介とともにどういった影響があるのかを紹介していきます。

禁止となるカード

真竜皇V.F.D.

OCGでは禁止カードに指定されているですが、マスターデュエルも今回で禁止となりました。

やはり問題になったのは着地した時の制圧能力の高さと言えるので、妥当な禁止指定だと思われます。

主に使用していた電脳デッキでは先攻の制圧力が下がるため、現環境よりも使用率は下がっていきそうです。

王宮の勅命、虚無空間

こちらもOCGでは禁止指定されているカードです。

元々先攻が有利と言われていましたが、この2種のカードは先攻盤面に添えるだけでより突破されにくい盤面が形成できていました。

先攻ゲーを助長しているカードだったので、この2枚も妥当な禁止指定のカードです。

適用後は相手がついでに引いていた勅命や虚無空間で詰みという状況がなくなるのは嬉しい限りです。

D-HERO ディバインガイ

OCGなどでは禁止されていませんがマスターデュエル独自の規制で禁止となったディバインガイです。

多くのデッキに採用されている「D-HERO デストロイフェニックスガイ」が原因ですが、こちらを規制してしまうとHEROデッキへの影響も大きいと考えられ、デスフェニ召喚後に行われる2ドローによるリソース回復も強力だったのが原因と思われます。

ディバインガイ以外にも代用候補あるので、デスフェニ出張自体は問題ありませんがその後のリソース回復に頼っていたデッキには影響がありそうです。

No.75 惑乱のゴシップ・シャドー

こちらもマスターデュエル独自の規制となった禁止カードです。

主に幻影デッキが使用していた「No.86 H-C ロンゴミアント」のエクシーズ素材を増やす用途で使用されていたため、H-Cデッキの着地地点ではなく他でも使える中継点のゴシップシャドーが禁止になったと思われます。

幻影デッキでロンゴミアントが使用されることは少なくなっていたので影響としては少ないカードだと思われます。

制限となるカード

抹殺の指名者

OCGでは今年に入って制限カードに指定された抹殺の指名者が同じく制限カードとなりました。

先攻、後攻どちらでも使用できますが先攻が握っている時の拒否能力が高かったための規制と言えます。

制限カードとなったことで抹殺の指名者を抹殺の指名者で無効化する動きもできなくなります。

色々なデッキに入っていたため影響力が大きく、素引きしにくくなるので先攻の展開を増殖するGやニビルで止めやすくなるでしょう。

金満で謙虚な壺

OCGでは準制限ですがマスターデュエルはさらに重い制限カードとなりました。

他の壺系カードに比べ除外するカードを選べること、最大6枚の中から1枚を選べるため欲しいカードを引き込みやすいことが強みです。

EXデッキへの依存度が少ないデッキはもちろん、ある程度使うデッキでも使いやすかったので採用率が高かったのだと思われます。

環境としてはふわんだりぃずデッキに採用されていたため、ふわんだりぃずは安定しにくい初動がさらに不安定になるはずです。

ただしふわんだりぃずは「ふわんだりぃずと旅じたく」という初動カードの追加が確定(実装タイミングは未定)しているので、それを見越しての規制という側面もありそうです。

プランキッズ・ミュー

OCGでも制限されているカードです。

プランキッズを1枚初動できるようにしているカードで、その後の墓地効果も優秀なための制限と言えます。

1枚は使用できるので展開に問題はありませんが、一度止められたり返しのターンでの動きが鈍くなります。

フュージョン・デステニー

前回の改定で準制限になりましたが今回の改定でOCGと同じく制限カードとなりました。

理由はもちろん「D-HERO ディバインガイ」と同じ理由でデスフェニの影響と言えます。

1枚になったことで素引きする確率が下がり、最終盤面にデスフェニを添えられることも少なくなります。

またディバインガイも禁止のため出張セットの内訳が変わり、デッキによっては出張セット自体が不採用となるので、以前よりもデスフェニを見る機会は減るでしょう。

準制限となるカード

オルターガイスト・マルチフェイカー、転生炎獣ガゼル

OCGでは過去に環境テーマだったカードが現環境では問題ないと判断され制限→準制限と緩くなりました。

どちらもまた環境に返り咲くかは怪しいですが、テーマとして好きな人には嬉しい緩和となります。

スキルドレイン

スキルドレインは強力なカードということもあり準制限となりました。

スキルドレインは直前で行われたマスターデュエルのバトルコロシアム…で話題にもなりましたが関係はないと思われます。

OCGではBO3(3本先取)でサイドデッキと入れ替えることで対策できるカードでしたが、BO1(1本先取)環境では対策しづらいことが考慮されての判断だと思われます。

王宮の勅命や虚無空間と合わせてスキルドレインを使用していたデッキは一気に複数の罠が制限改定されてしまったので、構築を考える必要がありそうです。

炎舞-「天璣」

獣戦士族の便利サーチカード、炎舞-「天璣」も準制限となりました。

鉄獣だけでなく十二獣などでも採用されている便利なカードのため準制限になったと思われます。

どちらも環境トップではありませんが、いまだに見かけるテーマなので規制が入る形となりました。

獣戦士族中心のデッキは初動カードが1枚減るため、初動の安定性が落ちてしまいます。

制限解除となるカード

深淵の暗殺者

元々は2枚の「深淵の暗殺者」でループが可能だったため制限となっていましたが、エラッタが入り自身と同名のカードを対象に取れなくなりループが出来なくなったため制限解除となりました。

8/31以降の環境

1回目の制限改定に比べURカードや発動演出持ちのカードにも手が加わり、大きくメスが入った印象を受けます。

内容としては幻影勇者や電脳デッキなど環境にいたデッキに規制は入りましたが、現在主流となっている勇者関連は手付かずのままとなっています。

また同じく環境にいる天威勇者の天威部分も手付かずなため、勇者GSや天威勇者が環境候補となる可能性が高いです。

9/9には新パック追加もある?

現在販売中の「ワンダリング・トラベラーズ」が9/9までの販売となっています。

今までの傾向としてセレクションパック終了と同時に新弾が追加されているので、ここで新たなカードが追加される可能性は高いです。

そうなると8/31に制限改定、9/9に新カード追加と約10日間で環境が大きく動く期間になると思われるので、今からどう戦っていくか楽しみです。

遊戯王マスターデュエルの情報

タイトル遊戯王マスターデュエル
対応OS・Nintendo Switch
・PlayStation 5 / PlayStation 4
・Xbox One / Xbox Series XS
・iOS / Android
・PC(Steam)
ジャンルデジタルカードゲーム
運営会社KONAMI
公式サイト遊戯王マスターデュエル

©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI

©Konami Digital Entertainment

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