公式プロコン「DualSense Edge」を実際に購入して試してみた
ソニー公式から発売された「DualSense Edge(デュアルセンスエッジ)」の実機レポートです。実際の仕様や使用感などまとめているので購入を迷っている方などは参考にしてください。
2023/1/26に発売されたソニー公式プロコンとも言える「DualSense Edge(デュアルセンスエッジ)」を実際に購入して使用してみました。
開封の儀
① | ② |
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まずは外観で近くにものがないのでわかり辛いですが、かなりの大きさの箱だったりします。
箱から取り出すと今度は化粧箱の登場で、この時点で高級感があります。
③ | ④ |
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箱を開けてついにご対面!と思いきや値段が値段なので、傷が付きにくいように布に包まれてしっかりと保護されています。
そして布から取り出すとついに携帯用ケースとご対面です。
ケースを開けると解説書以外のすべての付属物が収納されています。
コントローラーの比較
表 |
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上がデュアルセンスエッジ、下がデュアルセンス |
表面はボタンやタッチパッドが白から黒に変わっており、スティック周りの黒い部分が光沢を持っています。
スティック下部に付いているFnボタン以外には大きな違いはありません。
裏 |
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一方で裏面は背面ボタンを付けるための穴が開いてたり、スティック換装時に使用するボタンや、L2R2の押し込みを変化させるスライダーとかなり変わっています。
重量もデュアルセンスの時点で約280gと重かったのですが、デュアルセンスエッジは約330gと50gもさらに重くなっています。
デュアルセンスエッジの特徴
デュアルセンスエッジと言えばカスタマイズ性の高さがウリです。
一つ一つ見ていきましょう。
アナログスティックの交換
背面にあるこのボタンを横にスライドすることで表面のスティック周りのパーツが外れます。
スティック横にある銀のレバーを上に挙げてスティックを手前にスライドさせるだけで簡単に外すことができます。
こちらは別売りで購入することもできるので、もしスティックが壊れてしまっても簡単に交換することができます。
スティックキャップの交換
スティックキャップを上に引っ張ることで取り外すことができ、こちらも好きなものに換装することができます。
デュアルセンスと同じタイプのものが標準で付いていますが、画像右のような丸みを帯びたドームタイプのものに換装できます。
ドームタイプはスティックの高さ違いで2種類あるため、使いやすい高さを選ぶことも可能です。
背面ボタンの追加
背面ボタンもレバー型のものとハーフドーム型のものが付いています。
自由に付け替えられるので左右で別々のタイプを付けることも可能です。
R2L2のストップスライダー
このスライダーを下げることでR2L2ボタンをどこまで押し込めるか調整することができます。
R2L2はストロークが長く連打しづらかったり反応が遅れたりしますが、このスライダーを下げることでボタンの押し込める量を減らすことができます。
左が通常時の押し込み具合、そして右がスライダーを下まで下げた時の押し込み具合で半分も押し込めなくなります。
感覚としてはR2L2ボタンもR1L1ボタンに近い感覚で押せるようになります。
この押し込み感が苦手だった自分としてはかなり嬉しい機能です。
PS5との連携
初めてPS5にデュアルセンスエッジを接続するとツアー画面が表示されるので、コントローラーの機能や設定方法などは簡単にチェックできるようになっています。
設定>周辺機器から設定変更
周辺機器内にデュアルセンスエッジの項目が増えているのでこちらから色々と調整が可能になっています。
カスタムプロファイルでボタンやスティックの調整
カスタムプロファイルで各種ボタンの設定やスティック調整をプロファイルとして登録することができます。
割り当てできるのは4つまでですが、作成するだけなら大量に作ることもできるのでゲームに合わせて色々プロファイルを作っておくのも良いでしょう。
ボタンの設定
背面ボタンの割り当てもここから行います。
また他のボタンも入れ替えることができてプロファイルの切り替えが簡単に行えるので、キーコンフィグがないゲームをこれで対応させるという使い方もOKです。
スティックの調整
スティック感度は感度曲線のタイプを選ぶことができます。
タイプ選択後に曲線を調整可能でより極端な感度にしたり、逆に抑えたりと好みに合った調整が可能です。
またデッドゾーンを追加することで、スティックを倒しても認識しない範囲を追加することができます。
少し倒しただけでも反応してしまうスティックに一定の遊び幅が持てるようになります。
スティックがドリフト(※)してしまった時に設定して一時的に凌ぐ使い方も良いでしょう。
※スティックに触らなくても入力反応して動いてしまう現象
トリガーのデッドゾーン
R2L2ボタンもスティック同様にデッドゾーンの設定が可能です。
コントローラーを置くだけでR2ボタンが反応したという経験をした方はそれなりにいるかと思います。
少し押すだけで反応するからこそ起きるのですが、そこでデッドゾーンを設定することで一定以上押さないと反応しないようにすることができます。
ただしその分そこまで押さないと反応しなくなってしまうので、スピード勝負になる場面で不利となってしまいます。
PC利用での注意点
プロコンということでPCでの利用を考えている人もいると思いますが注意が必要です。
現状ではデュアルセンスエッジの設定はPCではなくPS5でのみ設定が可能です。
そのため背面ボタンの割り当てやスティック感度など全てPS5で設定してないとPCで反映されません。
実際の使用感
物理的なカスタマイズ部分ですが、かなり簡単にアタッチメントの取り換えができるようになっていたりと場面に合わせてカスタマイズして運用して欲しいのが伝わってきます。
背面ボタンですが磁石での取り付けになっているので、付け外しで緩くなってしまう不安もなくゲームに合わせてボタンを変更して運用することもできます。
背面ボタンは便利
当たり前と言えば当たり前ですが単純にボタン数の増える背面ボタンはやはり便利です。
特に右スティック操作が多いゲームでは○×△□が押しにくくなってしまうので、使用頻度の高いボタンを背面に設定することでスティック操作との両立ができます。
同時操作ができるというのは明確な強みと言えるでしょう。
ゲーム内でも簡単に切り替え
スティック下部に付いているFnボタンを長押しすることでファンクションメニューを呼び出すことができます。
ここから事前に登録しておいた最大4つのプロファイルに切り替えることができるので、使用しているキャラや武器に合わせて変更するといったことも簡単に行うことができます。
またヘッドホンやマイクを利用している場合はここから音量調整が可能なのも嬉しいです。
約3万円と簡単にはおすすめできない値段ですが、それ相応のカスタマイズ性と利便性は感じられました。
今はまだ入手しづらいというのもありますが、値段を気にせずゲームを快適にプレイしたい人であればおすすめできるコントローラーです。
個人的には去年発売決定したアーマードコア6は、複雑な操作の可能性が高く背面ボタンやボタンカスタマイズなど活用しやすいのではないかと楽しみにしています。
DualSense Edgeの製品情報
商品名 | DualSense Edge |
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型番 | CFI-ZCP1J |
発売日 | 2023年1月26日 |
価格 | 29,981円(税込み) |
公式サイト | https://www.playstation.com/ja-jp/accessories/dualsense-edge-wireless-controller/ |
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