新作狩りゲー「ワイルドハーツ」発売から2週間がっつりプレイしてみた感想

狩りゲーというジャンルが確立されて色々なゲームが出ていましたがここ数年は新規IPも出ていませんでした。

そして2023/2/17ついに久々の狩りゲー新規IP「WILD HEARTS(ワイルドハーツ)」が発売されました。

待望の新規IPということで2週間プレイした感想と良かった点と気になる点をまとめていきたいと思います。

次世代の狩りゲー誕生

まず対応ハードですがPS5、XBOX X|Sの次世代機+PCのみとなっています。

次世代機のみに絞られているのでまず単純にグラフィックが非常に綺麗です。

また今作の舞台は四季をテーマにした和風のエリアとなっているので、四季折々の自然が美麗なグラフィックで再現されています。

とにかく「自分好み」に作れるゲーム

狩場を自分で作成していく面白さ

青い幕屋のマークが自分で設置したファストトラベルのポイント

ワイルドハーツには「龍脈からくり」という狩りを有利に進める施設などを設置できる機能があります。

普通であれば決まった位置にファストトラベルのポイントが増えたりストーリーを進めていくことで便利な機能が解放されていきますが、ワイルドハーツではそこからさらに踏み込んで「龍脈からくり」を自分好みに配置していくことで自分だけの狩場を作成していくことができます。

ゲームを始めた当初はキャラの走りやスライディングのみでの移動となるので窮屈さを感じていますが、少し進めるとこの「龍脈からくり」がどんどんと解放され積極的に設置していくことで快適な移動ができるようになっていきます。

移動の基本となる飛蔓(ジップライン)も好きな場所に設置可能

このからくりの再配置は簡単に行えるので不要になったルートをなくして新たなルートを増やしたり、ここにあった方が便利だったと更なる改善をしたりと狩場の導線を考えるだけでも非常に楽しいです。

個性的な武器の数々

空中を自在に飛び回れる飛燕刀

ワイルドハーツで使用できる武器はからくり刀、野太刀、弓、槌、傘、大筒、飛燕刀、変形棍の8種類で、定番の刀や弓から一風変わった傘や変形棍など様々な武器が使えます。

どの武器にも狙いたくなるような派手な大技があるのもポイントで、如何にして大技を狙って敵の体力を削っていくか考えるのも楽しみの一つです。

変形棍の大技は大剣での叩き付け

個人的におすすめしたい変形棍は一つの武器種で棍、トンファー、手裏剣、槍、巨大な剣の5種の武器を組み合わせて戦う武器で、扱うのは難しいですが各種変形を組み合わせつつ戦えるようになると見た目もスタイリッシュで動きの映える武器です。

武器強化システムも自分好みに

狩りゲーと言えば一つの武器種でも多くの武器が作成できますが、最終的にどうやって差別化していくかというのが難しい部分でした。

ワイルドハーツの武器強化は派生ツリーがあみだくじのように複雑化しており、また武器にスキルが付いていて武器固有のものと強化していく際に引継ぎできるスキルに分かれています。

武器本体としては使いづらい武器でも引継ぎスキルが強ければそこを作成していく必要があり、自分好みのスキルを付けて最終的な武器に着地していくことになります。

武器作成のルートを含めて考えることも多く非常に面白いシステムです。

プレイして気になった点

敵の攻撃範囲が広い

他のアクションゲームだと立ち回りや回避動作だけで避けられる攻撃ですが、本作ではそれだけで避けられない攻撃も多数存在します。

特に後半は周囲攻撃の数も増えてくるので、からくりを利用した避け方をしっかりと把握しておく必要があります。

ただしこの部分も「からくり」が重要なゲーム性なので「からくり」を踏まえた立ち回りをすることで一気に楽になることも多いです。

敵の攻撃が対処しづらい場合は「からくり」を色々試してみるのが良いでしょう。

エンドコンテンツは少なめ

装備の強化で言うとクリアした段階で全て出揃っているため、クリア後のコンテンツに触れる必要はありません。

エンドコンテンツとなっているのは外衣という重ね着の仕様で、装備の見た目だけ変える機能のために高難易度クエストをクリアしていくことになります。

現状ではエンドコンテンツとして寂しい状況ですが、毎月のアップデートで新しい獣の追加などが決定しているので今後やり応えのある要素が増えていく可能性が高いです。

発売から何度か細かいアップデートも入り発売当初は不満になっていたゲームの最適化なども行われ、オンラインプレイや重かったフィールドも改善されプレイしやすくなっています。

まだまだこれから新しい獣や武器などの追加も行われていくので気になった方は是非触ってみてはいかがでしょうか？

WILD HEARTSの製品情報