EPISODE 8-38 式典エキサイテッド!

ナイトレイブンカレッジ スタジアム
式典エキサイテッド!
excited : 興奮した、活気のある、ワクワクする、胸の高鳴る、血が騒ぐ
登場人物
- アンブローズ63世
- クロウリー
- 1年生(エース、デュース、ジャック、エペル、オルト、セベク)
- ヴィル
- ネージュ
── 特設スタジアム ──
アナウンサー :
続いて、選手宣誓です。
ロイヤルソードアカデミー、シャルブランシュ寮
寮長、ネージュ・リュバンシェ選手。
ナイトレイブンカレッジ、ポムフィオーレ寮
寮長、ヴィル・シェーンハイト選手。
ネージュ・ヴィル :
はい!
エペル :
あ! ヴィルサンだ!
セベク :
くうっ! なぜ代表が若様ではないのだ!
ジャック :
伝統として、両校の一番古い寮の寮長がやるんだよ。
去年の大会の中継、観てなかったのか?
オルト :
どうせマレウス・ドラコニアさんが出てないところは
観てなかったんでしょ。
エース :
小説とか漫画の巻数読み飛ばすとキレるくせに、
自分はそういうことしちゃうんだぁ〜、セベクくん。
セベク :
こ、これからは全て観る!
オルト :
そこは素直なんだ……。
ネージュ・ヴィル :
宣誓!
ネージュ :
僕たち選手一同は、
ヴィル :
磨き上げてきた魔法と、
ネージュ :
仲間との絆を信じて、
ヴィル :
正々堂々と競い合うことを……
ネージュ・ヴィル :
ここに誓います!
アナウンサー :
それでは、両校の学園長による開会宣言です。
アンブローズ63世 :
ロイヤルソードアカデミー学園長、
アンブローズ63世です。
クロウリー :
ナイトレイブンカレッジ学園長、
ディア・クロウリーと申します。
この度、伝統ある大会が大きな節目を迎えます。
記念すべき100回目……古き物語に
終止符が打たれ、新たな物語が幕を開ける。
アンブローズ63世 :
仰るとおり!
我がロイヤルソードアカデミーがついに
100連勝を達成し……
次の栄光へと歩みを進める記念すべき節目です。
クロウリー :
は?
アンブローズ63世 :
まさに、新たな物語の幕開けですな!
クロウリー :
御冗談を。そんな退屈な展開は、
会場の皆さまも望んでいませんよ。
今年こそ、我がナイトレイブンカレッジが勝つ。
鮮やかな逆転劇をご覧にいれましょう!
アンブローズ63世 :
ほっ。そのセリフもいい加減聞き飽きましたなぁ!
一度も優勝できていないから、
わからないのかもしれませんが……
奇をてらった逆転劇など邪道。
約束された王道こそが、人の心を打つのです!
クロウリー :
ぐぬぬ……言わせておけば!
今の発言、絶対に後悔させてみせますよ!
アンブローズ63世 :
後悔などありえません。
私は未来に語られる王の名を、既に知っている。
その名は……
アンブローズ63世・クロウリー :
ロイヤルソードアカデミー!!/
クロウリー :
……ゴホン! いいでしょう。
決着は試合でつけてやります。
アンブローズ63世 :
望むところです!
返り討ちにして差し上げましょう。
では…………
クロウリー :
ここに、だい100回
『魔法士養成学園対抗競技会』の開会をーー
アンブローズ63世・クロウリー :
宣言いたします!

