導かれし愛の戦士
最後の戦士は、なんと流牙の幼馴染であり、UMA研究会立ち上げメンバーの桃ノ葉 愛子だった。
愛子「驚かせてごめんなさい。全ては私のおじいちゃんが仕組んだことだったの。」
愛子の祖父は、黒棺団に唯一対抗できる正義の博士だったのだ。
人の心の闇に付け込み、力を得た大総統の動きを危惧し、正義の為に戦うヴァンパイジャーを結成するべく影で活動していたのだ!!
博士は溺愛する愛子に吸血ブレスレットを渡すつもりはなかったが、祖父がヴァンパイジャーの生みの親だと知った愛子は自分もヴァンパイジャーピンクとして流牙と共に戦いたいと人生で初めてのわがままを言ったのであった。
流牙「愛子…まさかお前が最後の戦士だったとはな。でも、お前みたいな優しいやつが戦いに身を置くことなんてできるのか?」
愛子「…すごく不安だけど、私がんばる!おじいちゃんの為、そして世界の平和の為に…」
自分に課せられた宿命に、決意を固める愛子…。
…しかし、公彦は気づいていた。愛子が流牙に向ける瞳に特別な感情が混じっていることに…!