速く走るために:初級編
ジャイロ操作への切り替え
今作から(厳密にいえば9から)の新要素であるタッチドライブ(以下TDと略す)。アスファルトを始めたとき、初心者の大半がこの設定でやると思われるが、例外を除き原則コースの真ん中を走るため最速ではない。例としてグリーンランドの3連S字コーナーを挙げる(使用車両→Formula e Gen 2)。ここのコーナーはインベタが最短かつ最速であるため、真ん中を走るTDとタイムを比較すると(写真で分かるように)大幅に差がついてしまう。
・TDの場合
・ジャイロ操作の場合
※個人による検証のため人によって結果が異なる場合があります
何よりもまずはジャイロ操作に切り替えることをお勧めする。ちなみにジャイロ操作の場合感度設定が大事になってくるが、まずは60%に設定し、好みに合わせて感度を上げ下げするとよい。
コースを覚える
アスファルトに関わらず、レースゲーム全般において大切なことであるが、アスファルトに収録されている全コースのコースレイアウト及びその最速ルートを覚えるようにしておこう。基本的にタイムの速い実況者は最速ルートを走るので、YouTube等動画で覚えるのが手っ取り早い。また、それを見たうえでキャリアやルームで走ってみるのもいいだろう。
ニトロの扱いに慣れる
アスファルトのニトロはフレックスニトロと呼ばれるもので、任意のタイミングで発動することが可能だが、扱いが下手だといざというときに使えないというケースがある。ここでは、ニトロを上手に扱うための方法やコツを紹介する。
I. ダートを突っ切る
最速のラインを走りたいときに、その道中がダートになっているところが、収録されているコースのあらゆるところに存在する(新しく追加されたロケーションであるシカゴでは、走る道全体がダートになっているところもある)。そのダートを突っ切るためニトロを発動するのが有効な使い方の1つである。インパクトニトロ、パーフェクトニトロ、ショックウェーブでやるのがいい。ノーマルのニトロだと減速の大きいダートを走る際に減速する可能性があるためあまりお勧めしない。
II. コーナー攻略後の加速
コーナー攻略後、速度回復のためにニトロを使うことがあるが、コーナーからの脱出の際、進行方向と車の向きが違ったままニトロを発動してしまうと2つの向きを合わせるためにニトロを消費してしまうため十分な加速が得られない(最悪の場合減速する可能性もある)。エリーゼやID.R、コルサRRターボといった、ショックウェーブを焚くとハンドルが硬くなる車で実践してみると分かりやすい(ハンドルが硬くなるため、コーナー脱出の際にショックウェーブを焚くとそのまま車の向きに進んでいく)。ドリフトでコーナーを攻略した後はまず向きを合わせてから焚くとうまく加速できる。
III. ジャンプ時の加速
前作と違い、ジャンプした時もニトロを発動することができるため、そのままニトロを使って空中で加速することができるが、ニトロ残量が無いままジャンプすると、キッカー等一度高く飛ぶジャンプ台でバレルロールや360スピンでニトロを回復するまでの間減速してしまう。そのため、予めある程度ニトロを残しておいてジャンプするとよい。ニトロ残量がほぼないときは少しドリフトを入れてためるとよい。なお、シカゴやシンガポール等で見かけるような急カーブの手前にジャンプ台がある場合はむやみに焚かず、そのまま(またはドリフト状態のまま)進入したほうが安全。