デート・ダンスパーティー
ダンスパーティー
解放条件 | SR-シモン・優しい心 R-シモン・悪戯 R-シモン・暖かい雪夜 |
シモンと連絡が取れず、次第に不安になっていった。こんな時に限って恋花大学ダンスパーティーの招待を受けてしまうなんて……シモンも来るのかな? |
電話でもメールでも、全然シモンと連絡がつかない。何日も連絡が取れないので、不安と心配でいっぱいになった。
恋花大学のダンスパーティーに招待されたことを口実に、シモンに相談しようと思った。しかし、机に突っ伏し眉間にしわを寄せ寝ているシモンの姿が目に入り、私は何となく察する。色々と大変そう……ストレスも多そうだ。
私は一人でダンスパーティーにやって来た。そこでは、シモンが勝手に新しい研究をしているんじゃないかと噂されている。不確かな情報でシモンの名誉に傷を付けられたくない。勇気を振り絞り立ち上がろうとした時、シモンが現れた。すると彼は二言三言話し、自分への疑念を晴らしたのだった。
シモンはわざとナイフを落とし、テーブルの下にしゃがんで私のアンクレットを直してくれた。彼の気遣いは、しっかり私に届いた。私はダンスパーティーの雰囲気が好きになれず、シモンと一緒に遊園地に向かうことにした。小さい頃にパパが連れて来てくれたこの場所……私はシモンに、何があっても彼のことを信じると宣言した。その時のシモンは本当に魅力的で、彼の優しさに満ちた眼差しに、視線を逸らすことができなかった。